「頭のいい中学生が脚本を書いた感じ。」ショウタイムセブン バビさんの映画レビュー(感想・評価)
頭のいい中学生が脚本を書いた感じ。
最初から最後まで「ドラマティック」に話が進みます。
爆弾を仕掛けた犯人と交渉する話なんで、サスペンス要素はばっちりです。
が。
ほぼ全場面で「ありえない」ことのオンパレード。
5回ほど笑ってしまいました。
とにかく気になってしまったのは、戦隊病とでも言えばいいのか、とにかく主な人物が会話していると他の人はそれが終わるまで何もしないんですよね。
なんとかレンジャーが自己紹介中、悪者たちがおとなしく待っているってヤツです。
主要登場人物以外はまったく意思を持たない単なる書き割になっていて、それがリアリティを完全に破壊しています。
阿部ちゃんや竜星くんが熱演すればするほどその差が開いて、悪影響になっている。
生見愛瑠って人はなんかのCMでよく見るけど、個の破壊力はすごいわ。
まあもともと壊れてるから「ぶちこわし」にはならないけど。
阿部ちゃんて役にめぐまれないなあ。
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