「ハラハラするより、イライラが多いかな。謝罪より自分がドキドキしたいだけ。」ショウタイムセブン The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
ハラハラするより、イライラが多いかな。謝罪より自分がドキドキしたいだけ。
最強寒波野郎、雪と共に去りぬ!
メッチャ晴れ間で陽が差して、出かけたら直ぐさま雨。
ガ~ん、なんコレこの天気。まぁいいスリップしなきゃこっちのもん。
と言うわけで、雪でも雨でも 今日も劇場入りです。
今日は「ショウタイムセブン」を観ましたよ。
元ネタは韓国映画『テロ, ライブ』をベースにオリジナル脚色展開。
監督・脚本:渡辺一貴氏
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折本眞之輔(元キャスタ):阿部寛さん
安積征哉(現キャスタ):竜星涼さん
東海林剛史(プロデュ-サ):吉田鋼太郎さん
結城千晴(新人アナ):生見愛瑠さん
伊東さくら(現場報道記者):井川遥さん
繁藤寛二(犯人):錦戸亮さん
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折本のカッタ-シャツの襟に血が付着してて
如何にも(犯行)報道現場が生々しいものを魅せてはいますが・・・
何でしょうね。火力発電所爆破!ココだけは本当に起きてて。
脅しじゃ無いよと言わせてますね。そこは良いのですが、
犯人の最終目的が明確にあって 折本に対して
真実を引き出すだけなら他にも方法がありそう。そう思います。
発電所建設の大事故死と政府とTV局の黒い繋がり、
新薬開発に絡む薬事報道と贈収賄。
此れ等に関わると思われる”ショウタイムセブン”のメインキャスタだった折本自身。
公安テロ対策の動きが情け無いほどダメに感じる点。
犯人⇒しゃべり過ぎな点、かつ交渉下手な点。
現場⇒テロ交渉が生で報道されてる点。(あり得ないかな)
放送局スタジオ内へ爆発物の持ち込み及びセットがそう簡単にできるのかの点。
急に出てきた”恩師”登場の何故と自首の促しが異様な点。
何より 韓国映画オリジナルの方がスペクタクルで面白いじゃないかの点。
ハラハラ感より イライラ感が勝って行き
最後は自分がドキドキしたかったと言う・・・何じゃソレ。
世論に意見求めて結果操作して責任回避するんじゃないよと思うがね。
謝罪が全く浮いてて、その点があぁやっぱりこの人達(報道局)としか思えない。
終盤、展開案が出尽くしたのか、場面に空白の間が生じてるなと思った。
流れのツメが甘い証拠と感じましたヨ。
俳優陣の皆さんの活躍振りは良かったと思います。
阿部さんの極限的頑張りが どれだけ受け入れられるかでしょうか。
ご興味ある方は
劇場へ!!