勇敢な市民のレビュー・感想・評価
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そのまま日本社会にも当てはまることばかり
イジメ、非正規雇用、忖度する管理職、保身だけを考える教師と生徒…… などと挙げていくとそのまま日本社会にも当てはまることばかり。同じ儒教国で社会構造が類似しているのは仕方あるまい。
そのまま日本のマンガのストーリーになってもおかしくないなぁ、と思いながら観ていたら、原作が韓国の漫画だった……。
マイヒーロー
イジメに対抗する弱い立場の強い人々を描いた映画です。SNSや録画機能が入るともの凄く複雑化しますよね。
立場格差の問題は社会問題化して芸能界で毎月くらいの頻度で誰かが葬られています。
あくまでもコメディ
ボクシングでは、踵落としとか、ドロップキックは反則です。
ボクシングジムを経営するお父さんに、ボクシングを習ったおにゃのこが、臨時教師で雇われた学校で、逮捕されないのが不思議なくらい横暴な奴を懲らしめるお話し。
いや、このイジメの主犯格が憎たらしい事この上ない。本上まなみがエッセイで、憎たらしい登場人物がいたら、画面の向こうに行って殴りたくなる。と、エッセイでを書いていたのを思い出しました。マジで憎たらしいんだよ?このイジメの主犯格はさー?
本上まなみは今は何をしているのでしょうか。故中島らもが、やたら本上まなみを推していたけど、「 本上の虫干し」ってタイトルの本で、今、思い起こすとあまり大した事書いてなかったと思う。全く、エッセイの内容を覚えていないもんなぁ。
近所の本屋とか、スターバックスに勤めていそうな、消えてしまった松本人志が好みそうな、癒し系お姉さんだったのに。
小池栄子みたいにやり過ぎ演技で評価されたり、ドクターXが当たらなかったら、代表作が明石家マンション物語だけに、なりかねなかった米倉涼子みたいに作品に恵まれてなかったもんなぁ。
tokyo.soraとか、群青の夜の羽毛布の監督に役者人生を終わらせられたようなもんだな?tokyo.soraは、映画のラストで主演女優が、路上を笑いながら走って、ブラジャーを晒して走るというシーンしか覚えていないし、
群青の〜は、ただただ辛気臭いだけの映画だったしな?やっぱ、ハマり役に恵まれないと、綺麗なだけじゃ駄目なんだねぇ。
あれ?本上まなみの思い出話になっているぞ?いかん、いかん。
イジメを受けている生徒は、唯一の肉親のお婆ちゃんにまで嫌がらせをするのだ。こんなに、悪い奴って、そういないと思う。韓国映画の脚本家すげーよ!
主人公の女教師は、猫の仮面を被って、イジメの主犯格を襲撃するも、正体がバレてしまい、学園祭でのリングでいじめっ子と対決。キック、投げ技、関節技で、いじめっ子を嬲り564。
最後らへんで、何故かドロップキックを決めるのだが、ドロップキックって、相手が蹴ろうとして、直線で向かってくるから、右から左に受け流す🎵で、キックは回避できるのだよ?
この辺は、リアルな格闘技でなく、エンタメに特化した演出だったNE!!みんな、突っ込んじゃいけないYO!?
そー、そー、書き忘れたけど、いじめっ子と女教師の対戦は、最初は猫の仮面を被った、性別不明の猫仮面との対決だったのが、
よく分かんない理由で、猫仮面を脱いだ女教師が素顔を晒して戦うのだが、タイガーマスク2世で、タイガーマスクを脱いだ主人公とアーマン・ハッサンの最終決戦を彷彿させる熱い展開だったのだが、例えが全く伝わりませんね。ごめんなさい、50代以上にしか分からない例えですね。これが、俺の限界だ!
映画の宣伝ポスターが、センス無さすぎなので、かなり損をしていると思う。謎の仮面を被った女教師が悪を成敗するという話しとは、到底思えない絵面なんだよなぁー。タイトルも「 勇敢な市民」 って、何だよ?センス無さすぎー!
仮面を被った謎の人物が大暴れするジャンルの映画が好きならお勧めです。ガンダムとか、月光仮面とか、ライダーマンとか、...あ、やっぱ、俺、昭和の例えしかできねーやw
猫かぶり。
元プロボクサーで数々の格闘技をマスターしてることを隠し、か弱い女教師を演じ「猫をかぶる」非正規教師・ソ・シミンの話。
校内イジメ、暴力はないと知られる優秀校だが、その裏で校内を仕切る生徒スガン…、親の力で、先生、生徒、警察も手を出せず…。
イジメの標的になってるジニョンを助けようと「猫マスクをかぶり」ソ・シミンのお仕置きが始まる。
てかここまでする!?と思うくらい酷いイジメ方をする悪ガキリーダーのスガンを懲らしめようと動き出そうとするけど動けないもどかしさに…、シミン、観てるこっちもモヤモヤとなるけど、街中で肩ぶつかった男に因縁ふっかけられ最初は耐えからのカカト落としにスッキリと!
正規教師になる為にはと、自分の正体がバレないように猫マスクをかぶりスガンとバトルへとなっていくんだけど面白い。
ラストの校内バトル前にジニョンと猫マスクがハグするんだけど、そのハグの感覚で猫マスクの正体を察したシーンはちょっとグッときたね。ラストのスガンへ決めたカカト落としスッキリした!続編あるなら希望!
漫画原作らしい韓国映画
足を真上に上げてからのかかと落としが素晴らしい
ソ・シミンは非正規雇用の教師として、高校に赴任したが、そこは警察や弁護士の両親を持つ男子生徒ハン・スガンの暴力に支配されていた。正規雇用を望むシミンはトラブルを避けようと見て見ぬふりをするが、いじめの標的となった生徒とその祖母にまで暴力を振るう実態を知り、懲らしめる事にした。シミンは元ボクシング王者で、他の格闘技もマスターした最強のファイターだった。猫のマスクで正体を隠したシミンと学園の支配者スガンの戦いはどうなる、という話。
ソ・シミン役のシン・ヘソンのアクションがとにかく素晴らしい。180度開脚からのかかと落としのようなキック、なかなか出来る人居ないと思う。2度くらいやったのかな?あのシーンだけでも見応えあった。笑ってる時は美人だし、違うシーンじゃブ○にも見える不思議な女優だった。
スガンの陰湿なイジメも相当酷かったし、スガンのバ○母も強烈だった。やっぱり悪い奴はあのくらい悪じゃないと。
また違う高校に行く?そしてそこにも???
続編有りそうなラストで期待。
面白かった。
安定の面白さだが、もう一歩
韓国のスポーツ系コメディ映画をいくつか見てきたが、本作も安定の面白さはある。しかし、あと一歩という感じ。そもそも国内チャンピオンになれなかった(八百長だが)のに、現役を離れていたのに(トレーニングはしていたが)いきなり実戦で、しかもあの服装とマスクで戦えるとは思えない。その辺りはフィクションだからありなのだろうが。
この設定はごくせんのエンクミと同じだから、映画よりシリーズドラマにしたら、いろいろと話が盛り込めて、もっと面白かったかもしれない。ラストはタイガーマスクの最終回のようだったが(古い!)もっとスッキリ感が欲しかった。
猫パーンチ!
コメディ爽快という視点
深い見ごたえを感じたくて見るには浅い内容だが、何も考えずフラッと見に行った私からしたらとてもスカッとした映画だった。
強い教師がいじめの主犯確を打ちのめすというなんとも王道ストーリーだが、シンヘソンの媚売りの憎めないキャラからの裏の顔がなんとも男勝りでかっこよすぎた。
そして一番すごかったのがかかと落としの開脚!あんなに脚が上がるのがすごい...
結果は予想ついていた通りではあるが、すっきりして後味よし!ぜひ次の学校で正規採用されてほしいな笑
韓国ドラマはとことん悪役を悪どくするのでおもいっきりムカつけるのが爽快感を底上げしてくれるからやはりやみつき。
不完全燃焼
よかった
主人公がつよくてかわいい。しかしマスクを被って暴れるまでのストレスがたまる場面が長い。いじめっ子は本当にひどくて、特におばあちゃんのキンバを踏みつけにするなど最悪だ。主人公が全くの無敵ではなく、攻撃をけっこう食らってダメージを負う。オリンピック候補になるほどの実力ならもっと強そうなものだが、いじめっ子が強すぎるのかな。
イジメは無くならない‼️おかげでいくらでも続編が作れそうです‼️
セレブの息子スガンの暴力に支配された韓国の高校。そこに赴任した非正規雇用の教員ソ・シミンは、元ボクシング王者で様々な格闘技をマスターした最強のファイターだった・・・‼️スガンの校内での教師や生徒への振る舞い、イジメの内容が度を過ぎていて、ちょっとリアリティに欠けるのですが、そこに目をつぶれば、シミンがスガンを徹底的に叩きのめすカタルシス・ムービーとして痛快な出来映えですね‼️マブリーの「犯罪都市」シリーズと同じで、韓国映画界はこのジャンルの映画作りがヒジョーに上手い‼️主役のシン・ヘソンは身体能力もヒジョーに高く、絶世の美女でもないその容姿、その眼力が格闘技の達人としてリアリティがある‼️そんな彼女がイジメられっ子を抱きしめるシーンはホントにステキです‼️私はこの作品を観て、校内暴力に毅然と立ち向かった「暴力教室」のグレン・フォードを思い出しました‼️
韓流らしいテンポの良さが🍐
アクションではあるがコメディでは断じてない。
痛快な話であればと思って来たのだけれど、イジメる側の描写が悪辣過ぎてひく。
さすがの韓国クオリティ。
アクションコメディと紹介されてはいるが、イジメの描写が残酷で、笑えるような精神状態ではなかった。
世直しではないけれど、学園を牛耳る悪童を叩きのめす覆面教師の話なのだ。
このコンセプトに韓国得意の格差社会なんてものが注入され…イジメる側には社会的な後ろ盾もあってほぼほぼ無敵な状態。対する教師は非正規教師で、正規になる為に日々の苦渋に耐えている。しかも雇用の権限までイジメの首謀者がもつ。
モンスターペアレント的な継母も、どうやら子供の信頼が欲しいみたいで言いなりっぽい。どうやらこの継母は学園の政治にも口を出せる権力のある立場の人間みたいだ。
いわゆる、韓国鉄板の市民を迫害する権力者の構図が出来あがる。
この体制の元に物語は展開していくのだけれど…もうありえないくらいの暴君ぶりなのだ。
教師も無職になるわけにはいかずで、生活を人質にされてるような状態。暴君の取巻きは太鼓持ちしかおらずで、裸の王様なんだろうなって事は窺える。
学校全体が絶対服従な事になってる。
そんな中で行われるイジメには嫌悪感しか湧いて来ないし、その描写はまぁ残酷だ。
悪魔の所業って言葉はピッタリだと思う。
実際、人でなしなキャラだし、殺して有罪になったら法律の方を疑うレベルだ。
で、それに対する女教師なんだけど…コイツの体は鋼鉄かなんかなのかと思う。武術とか格闘技の有段者ではあるのだが、すっごい華奢なのだ。
…正直、アクションの構成が良くない。
この華奢なヒーローは相手の攻撃を受けるのだ。赤い彗星も言ってた「当たらなければどうという事はない」コレでいいと思うんだけど、殴られるは蹴られるは、掴まれるはぶん投げられるは…相当なダメージのあるアクションが繰り広げられる。
分かるよ。劣勢から反撃するとこの爽快感とか、ピンチを凌ぐきんちょうとか。でもさ、最後のリングの上だけでいいと思うのだ。窮地に立たされるのは。
腕を刺されもするわけだから。
じゃないと、あまりに絵空事で…。
その対極にあるイジメのシーンがホントに強烈で、度を超えているというか、エンタメの域を超えてるというか…生き地獄なのだ。
ホント、役者含め監督などなど最高の仕事をしたと思う。悍ましかったし、恐怖だったし、憎悪を抱く程に引いたし!
もうエンタメとして茶化しちゃいけないレベル!
アクション自体は良かったのよ。
臨場感を損なわない不規則に揺れるアングルとかさ。HSで挿し込まれる表情のアップとかさ、編集もスピーディーだし…ただアクションの主旨に疑問が残る。
けど、そんな事も動ける俳優がいるからこそだ。海外の俳優はちゃんと殴るしちゃんと蹴る。闘いの臨場感が損なわれる事がなくホント敬服してしまう。
存外、社会派な面もあって、イジメの首謀者が繰り返す「面白いから」って言う理由が覆らなかっりするのは、痛烈なメッセージにもとれる。
表層だけ取り繕って反省しましたなんて事で幕を引ける訳がないだろうと。イジメる側の本質が変わる訳ないんだから、この問題自体にもっと真剣に取り組めと。そんなメッセージを感じる。
教師や生徒の描写にも辛辣な皮肉を感じる。
リングを取り囲み盛り上がる観客達が哀れでしょうがない。「傍観者もイジメる側に加担してる」って台詞があったけど、それどころの騒ぎじゃない。
こいつら何も考えてないなと思う。
…考えすぎなのかもしれないけれど。
ただ、イジメる側の首謀者の事情はほぼ語られ事はないのだけれど、この決闘が刑事事件にならなかったり、継母を蔑むように見る眼差しだったり、全く登場しない父親だったり…コイツはコイツでのっぴきならない苛立ちを抱えてんだろうなと思えたのは、コレを演じた役者の才覚だと思う。いい俳優だ。
エンタメの中に地雷を埋め込んだような作品で、いいバランスなのか、悪いバランスなのか判断がつかない。
こういう作風を見て思うのが、当事者達はどんな事を思うのだろうかって事だ。
イジメる側は自戒し反省したりするのだろうか?
イジメられる側は一時でもスッとしたり、粒子程の希望を抱いたりするのだろうか?
状況が好転する事を願ってやまない。
「面白いから」そんな理由で他人を追い詰める輩どもは、人間ではないと思う。
どんな思考回路を持ってるのか想像もつかない。
数年前、韓国で学生の頃にイジメられたと告発し、有名人が弾劾され失脚するNEWSが数件あったと思う。
あん時に「今更…」と思いはしたが、本作のような事が起こっているのであれば、当然の報いだと言わずにおれない。
そして、映画館を出て肌寒い空気の中、平穏を享受する人々をみて妙な居心地の悪さを感じてた。
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