アンデッド 愛しき者の不在のレビュー・感想・評価
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怖いと思えない人の想像力の欠落
さてバレンタインデーである🎁
巷のカップルはお互いの気持ちを確かめ合う絶好の機会になってるんだろうがマ王、孤独なのは周知の通りだ😑
そりゃ大昔はモテた頃もあったよ💦
でも最近のマ王なんてよく見りゃタダのオッサンなワケさ😫
しかも近年の義理チョコなんてホントに寂しい😢
LINEでGODIVAの2000円商品券が届いた😶
んでマ王はイオンのGODIVAで2160円のチョコ&クッキーセットを購入💰
自腹で160円出す義理チョコという惨劇を御見舞いされた👊
改めて言わせてもらうが昔はモテたのよ、昔はね······
そんなこんなの憎々しいバレンタインに和歌山では一ヶ月遅れの「アンデッド 愛しき者の不在」が公開されました✨
今年初の映画館鑑賞でもあるしバレンタインの悔し涙を鑑賞で誤魔化そうと企んだ次第だった🤣
とまぁ内容は邦画の「黄泉がえり」と似たもんだと予想しての鑑賞だったのでマ王、泣く気満々だったんだが予想に反して泣ける要素があまり無く、かと言ってホラーのようにビビる要素も薄い映画だったのは意外だった😳
ていうかこの映画、冷静に考えるとかなり怖い映画なのよ😬
ネタバレではないがゾンビ映画です✋
でも定番のゾンビ映画ではない🌀
グチャグチャのゾンビが群れを成して人間を襲い噛まれた人間もまたゾンビと化して街はパニックに陥る、映画ではありません🙃
静か過ぎるゾンビ映画なの、コレ😐
幼い息子、妻、愛した老女、これらを取り巻く人々の各々のストーリーが交差せず同時に進行していく。
当然、蘇ったのは愛する人間なんだけど皆、違った反応を示す。
ただし、蘇ったのではなく相手はゾンビなので(映画では)ゆっくりと(上映時間98分シッカリ掛けて)破滅に向かっていく。
正直、ゾンビ映画慣れしてる方々にはキツい映画だと思われる。
R指定でもなければPG12でもない、どの年齢層でも観てよいGだ。
ほぼ出血シーンは無いと言ってもいいし、ウギャーとかヒィーとかなる場面すら無い。
映画は淡々と三者の結末だけを描写していくだけだ。
感想としては、悲しみを極限まで濃くする事により観る側を逆に恐怖や不安にさせる構成だと感じた。
ゾンビはフィクション🥸
確かに虚構で括ってしまうと本作は終始つまらない⤵️
けど映画からは観客へ常に問い掛けてくる😮
貴方ならどうする?と······
マ王的にはゾンビを使ったお涙頂戴映画なんだと勘違いしてた節もあり良い意味で裏切られた映画だったので高評価になりましたが、ゾンビLOVE且つ血みどろムービーを期待してる方は映画館でズッコケます😂
ホラー苦手でも大丈夫な内容ですがお子様向けとは言い難い哲学的な映画なので、映画初心者とか難しい系はダメって人はオンデマンドで無料待ちしてもイイと思います😅
映画館での鑑賞オススメ度★★☆☆☆
ゾンビ映画の本来の形度★★★★★
マ王泣きそびれて不満度★★★☆☆←内容は良かったので
ゾンビ映画の良作
静かな中に悲しみが溢れている
全部裏切る
Omg
ゾンビ3Dを超えて自分の中のゾンビ映画ワースト更新
2025年劇場鑑賞27本目。
エンドロール後映像無し。
なんかゾンビものっぽいくらいの感じで観に行ったのですが、冒頭北欧のなんか雰囲気ある感じで、ひと気が全然ないのでもしかしたらもうだいぶ人類が減っているディストピア状態かと思ったらそうでもなく、あ、今襲われるのか?何も起きない あ、今?違う あっこの人がゾンビに生きながらなっちゃうのか?雰囲気出しただけかい 今度こそ?いやなんもおきんのかい!と肩透かしを数十分くらい続け、もしかしたらこのまま匂わせて何も起きない画期的な作品なのか?と思ったらなんかやんわり死体が生き返りまして。
別に人を襲うでもなく、かといって生きてた記憶があるわけでもなく。
日本には「いま、会いにゆきます」とか「黄泉がえり」とか、死者が生き返る事で起きる悲哀や感動をしっかり描いた傑作が何本もあるわけじゃないですか。こんな中途半端に描かれても何にも感じませんよ。
ちょっと乱暴な言い方をすれば昏睡状態を生きているかどうか、という話だと思うんです。植物状態と言われている状態でも反応できるのは自分が実際に日常的に体験していたのでまた話は違うのですが。
で、そこを描きたいのかと思ったら最後雑に終わりまして。そもそも3家族しか出てこないので、この生き返る現象が世界的に起きてパニックになっている感じはなく、ジョージ・ロメロのゾンビ映画の、下手したら最初の数秒のテロップで済ます話を2時間かけてやっている、スケールの小さい退屈なゾンビ映画でした。ゾンビ3Dもひどかったんですが、あっちはひどすぎてツッコむ楽しさはありましたからね。
70~75点ぐらい。ゾンビを悲哀的に描いてます。
おじいさんはどこまで水を汲みにいった?
独特な世界観とテーマにより、
新たなレイティングが必要な作品かもしれない。
単に年齢制限で判断するのではなく、
PG12、R15+、R18+のような明確な基準では測りきれない、
観客に与える感情的な衝撃や心理的な影響が非常に大きいからだ。
この作品には、
生涯ベストの映画として心に残ると感じる人もいれば、
その衝撃的な内容から二度と見ることはないだろうと決める人もいるだろう。
非常に分かれるタイプの映画であり、
深い意味や美しさを感じ取ることができる一方で、
その過激さや重苦しさに耐えられない人も少なくないだろう。
映画の内容としては、
感情や人間関係の複雑さ、
喪失と向き合う姿勢を描いており、
その深層に迫る力強さがある。
しかし、視覚的な表現やテーマの暗さがかなり強く、
観る人を選ぶ作品であるのは確かだ。
そうした側面をどう伝えるべきか、
単純な年齢制限以上の配慮が必要だと感じる。
最後に、
どうでもいいことだが、
おじいさんは、
どこまで水を汲みに行ったんだろう。
ちょっと前の吸血鬼物だけど小野不由美の「屍鬼」思い出した。
二度目の死別は辛すぎるだろう
死んだ人が突然蘇る。目を開け、心臓も動いているし、ぎこちないが手足を動かせもする。だが、語りかけても言葉は返ってこない。死による肉体の腐敗もそのままだ。はたしてそれは自分が愛した人といえるのか。死者とも生者ともつかない存在を前に、何ができるのか。
容易には答えが見つからないそんな問いが、淡々と静かに、じんわりと突きつけられる映画ですね。とにかく台詞が少ない上、説明的な表現も少ない。加えて映像の色味も、ダークというより薄暗い。映画というより、映像による散文詩、みたいな…。ホラー映画を期待すると肩透かしかも(私ももう少しくっきりしたホラー色を期待してたクチだけど)。
ただ、怖いな、と思ったのは、愛しい人との死別という悲劇を一度味わっている人々がこの「蘇り」によって二度目の、さらに悲劇的で酷い別れを味わわなくてはならなくなったこと。相手にはすでに人格も意思も無いので、生者が自らの手と意思で決断しない限り、本当の別れは訪れない。登場する三組の家族・カップルの選択には、己に置き換えて想像せざるを得ない切実さがある。
観る人を選ぶわけではなく、観る気分やタイミングを選ぶ作品かもしれないと思う。退屈、とか、よくわからないといった感想にも頷けるけど、今の私にはそこそこ響いた。台詞が少ない映画は、音楽や背景音、言葉では無い声の印象が強く残るなぁ、と改めて感じられた点でも、映画館で観て良かったと思った。
生者と死者の境界は…。
大切な人を亡くした人たちが、蘇った故人と向き合う話。
ある日突然車の車のセキュリティアラームが鳴り響き、異音がなって街中停電という超常現象が発生し巻き起こるストーリー。
幼い息子を亡くした母親と祖父、恋人を亡くした婦人、妻を亡くした夫とその子供たちという3つの話し言ったり来たりしながらみせて行く。
超常現象が起きる前のドラマも長く、起きてからもなかなか核心に触れないまま3つの話しを行ったり来たり…とりあえずアンデッドほいわゆるゾンビ的なものでは無くて、喋りもしなけれリアクションも薄い半死人的なもの?とか思っていたら、ほんのり攻撃的な一面も?
大切な人を失った人に追い打ちをかけるようなドラマで、物分かりの良い登場人物たちの機微を観る作品という感じなんだけれど、ちょっとテンポが悪過ぎたし、あまり響く感じもなかった。
そしてだれもいなくなる、のか?
火葬は正義。
モブも含めて20人も登場人物がいない小規模な映画。
派手なシーンはほとんどなく、大きな音のするシーンも数えるほどじゃないか。
多くの時間帯で画面は静謐で端正。
車の種類からしたら舞台は現代だけどスマホは出てこない。舞台が日本だったら不自然すぎてノイズになりすぎたのでは。そう言うファンタジックな世界なのかも知れない。
死んだはずの人が蘇る。
目に見えて凶暴なわけではないので病院で徹底的に調べられてるのはちょっと面白い。その診断結果が「何でかわからない」なのはちょっとズルい。
失われた物を取り戻したいと願う気持ち。
それが部分的にしか戻ってこなかった時の気持ち。
0か100かではない。閾値の問題。
肉体は無傷でも意識が失われているのは明らかに嫌だ。意識明朗で五体不満足はそれよりも遥かに良い。
主演の女性が「わたしは最悪」の彼女だったとはパンフ読むまでわからなかった。
気になったシーン。
4人家族の娘が裸バイクの彼氏と出かけた先。
やたら柱の多い水場で鳩に餌をやっているところ。
あれは何の場所なんだろう?橋の下?印象に残る画。
彼は自分の母親が死んでいること、彼女の母親が異常な状態にあること、それをジョークにする程度には人非人的でありながら鳩にはわざわざ餌をやるんだ、と言う歪みがあるんだな。
ヒュッテにやってきたリビングデッドに祖父が殺されるシーンは唐突に感じた。結局ゾンビなんかい!人を襲うんかい!とも思った。
静かな静かな怪異譚
説明的なものを省いた、ひたすら静かな怪異譚。
残された人にとってみれば、大切な人が蘇ってくることは単純に嬉しい。
けれど、
蘇った人の状態は様々で、事故に遭い生々しい傷が残る姿。
埋葬されているうちに腐敗が進み、蠅がたかる変わり果てた姿を見せつけられる…
意志疎通のできない、ただただ存在するだけの故人に対する人間の反応を描いたゾンビ映画。
故人と再会できた喜びが、次第に愛も情も伝わらないもどかしさに変わっていく…
故人に執着し続けた者や、改めて死を受け入れた者たちを描いている。
土葬ならではの表現もあり、改めて日本は火葬文化になって良かったとしみじみ
説明不足が助長で退屈と判断する人と、〈死〉について哲学的な問いを見つけ出す人に分かれそうな作品。
喪失感だけが突き刺さる一本でした。
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