デーヴァラのレビュー・感想・評価
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悪役もいい感じにキャラ立ちしていて盛り上がる
荒唐無稽で、一歩間違えば到底ついていけなくなるストーリーだと思うのだが、やっぱり役者たちの暑苦しさに持っていかれる。NTR Jr.はもちろんだが、敵役ポジションのサイーフ・アリー・カーンあってこそというか、猛獣VS野獣みたいな対決が盛り上がってくれるので、いろいろややこしいことは棚上げして、どこまで行くのか付いていってみようという気にさせられる。実は4つの村の話というスケール感のちぐはぐさも、忍者みたいな強奪シーンとか、やたらと雄々しいお祭り騒ぎとかでいい感じにごまかされる。のだけれど、一応最初から分かって観ていたとはいえ、最近のインド大作は「続く」で終わるパターンが多すぎるな。続いてもいいんだけど、いくらなんでも真ん中すぎでしょうというか、ちょっとは物語が一段落した満足感みたいなものを提供してほしい。そこんとこ『バーフバリ』はやっぱり上手かった。後編はまだ撮ってない?頼むから急いで!
なんやねん、この話w
赤海にまつわる伝記が語られる。
のだが…話を持ち掛けた男はとても災難だと思われる。海岸で白髪の老人からとてもとてもボリューミーな昔話を聞かされる事になる。
もし、俺が当事者なら
「爺さん、いつ終わるねん、この話!?」とツッコミを入れずにおれない状況だ。
肝心の昔話はそこそこ興味はそそられるのだけれど、現状とほぼ関係ない。
デーヴァラとその息子ヴァラの物語なのだけど、息子のヴァラが死んで話は終わる…と思いきや、デーヴァラ2のタイトルが。
「おおおいっ!まだ続くんかーーいっ!」
もう、うんざりだw
時代設定は1996年なんだけど、近代文明のカケラも感じない。当時のインドの辺境の地はこういう文化圏であったのだろうかと頭を傾げる。
主人公は英雄の血脈らしいのだけど、経済的ない困窮から密輸の片棒を担いでて…とか、色々手の込んだ設定はあるものの、どうにも句読点が唐突でたまげる。
彼が改心したのは、その密輸された武器で同胞が殺されたからなんだけど、唐突に車が爆破される。別に内乱が起こってたとかテロだとかの説明はない。
いきなり、山道で、バスの前後を走ってる車が吹き飛び、バスが強襲される。
…いや、何でそうなる?
俺、寝てたか?
そう、今作はなんか台詞回しが口説いのだ。
説明が深いというか丁寧なシークエンスが多々あり、「いや、もうええて」とボヤいてしまう。
で、まぁ、デーヴァラの村vs他の3つの村みたいになって、驚異的な武力に覚醒したデーヴァラが抑止力になったりすんだけど…お決まりのHS溢れるコッテリしたアクションが展開される。
お約束の踊りパートもある。
やっぱクセになってる。楽しんでいる俺がいる。
独特なキレがある振付で、コミカルなステップも多いのに顔はキメキメで…インド人の感性って面白いと最近は思うようになってきた。
で、デーヴァラは姿を隠すのだ。
その理由としては、なるほどとも思うんだけど、このご時世に?と疑問を抱かずにはおれない。
そこから息子であるヴァラの話にシフトする。
彼には許嫁が居て、こいつがまた嘘みたいな設定を背負ってて…超絶モテ女で、女友達から「早く落ち着いてくれないと、私達の婚期が遅れる」とか言われてしまう。で、そんな彼女はヴァラに惹かれてるっぽい。好きを肯定できない中学生みたいな状態で、ホントにこの村の恋愛事情はよく分からないし、主人公2人のハイスペックさと言ったら呆然としてしまう。
話もそうだし、設定もそうなんだけど、共感を必要とせず傍観しか出来ない事が多すぎる。
頼りなさげだったヴァラは、実は父の意思を継ぎ赤海の治安を守ってたりする。
演じ分けは見事だった。
ヴァラは幼い青年に見えるし、デーヴァラは信念に殉ずる父に見える。
ラストの水中戦とかよく出来てたなあ。
バタ足はちょっと面白かったけど、全編通して肉弾戦オンリーの構成だった。
…そのパワーの表現が尋常ではないのだけれど。
で、ヴァラは自害するの。
父の伝説を立証する為に死ぬの。
つまりは、昔話としては終わったように思うの。
ヴァラに息子は居ないし…で、その後に2のタイトルが出るの。
…何を続けるんだろうか?
それは置いといたとしても、昔話に終始して今作は終わるの。
相談者の心の叫びが聞こえてきそうなの…。
「俺の案件は全く進展してないんだが!!」
…内容としては濃い話なんだけど、どうなん?w
余談だが、インド人の特に男性は顔の見分けがつかなくて…余計な部分で混乱してた。
カロリーの高い作品でした。
デーヴァラとヴァラ‼️
「RRR」のNTR・Jr.が本領発揮のインド産エンターテインメント‼️とにかく3時間近くある本編のほとんどが歌と踊りとアクション・シーン‼️サービス精神が旺盛すぎて、てんこ盛りすぎてストーリーなんかどうでもよくなってくるし、かなりカロリー消費してしまう‼️しかも今作はPART1らしい‼️PART 2はいつなんだろう⁉️楽しみなのか、戦々恐々なのか・・・⁉️
色々問題残っている筈なのに残り時間は後僅か、で、当然のように「2」が出る
すんごい拷問かます警察が、捕まえに来たはずのアイツはドイツなのかとか、
12年前の話なら既に12年経過したことで最近じゃない?とか、
海に沈んでた白骨死体は結局いつどのタイミングのやつ?とか、
色々分からないままだけれど、
仮にこれが続編無くて終わったところでまあいいか
な気分で終わったのできっと良い映画
12年も山に潜伏して家にも帰らないとは
流石インド映画のヒーローと思っていたら
実は死んでましたのパターンは割と驚いた
父に瓜二つ(そらそう)の髭髭だけど、
ヴァラのオドオド芝居はなんか可愛いかった
そして相変わらず唐突に始まるダンスシーンは
キレッキレですごいんだけども何故か笑ってしまう
ラスト近くのダンスでヴァラのバックで踊っていたお兄ちゃんの笑顔がサイコー!
前半に登場するある人物のことをしっかり覚えていないと、、ラストのネタバレは意味不明に思えてしまうぞ
2025.4.3 字幕 MOVIX京都
2024年のインド映画(172分、PG12)
海を巡る4つの村の掟を描いたアクション映画
監督&脚本はコンターラ・シバ
物語は、1996年にクリケットの大会がインドで行われることが決まり、国の安全保障のための会議が行われるところから紡がれる
当局はダヤとヤティの兄弟海賊の情報を得るために紛争し、リーダーのシヴァム(アジャイ)は、ダニーに扮して潜入捜査をすることになった
ダニーは密輸に関わっているムルガ(ムラリ・シャルマ)に辿り着き、彼は国境付近にある村について語り出す
そして、その村の掟について詳しい人物であるシンガッパ(プラカージュ・ラージ)を訪ねるように伝えた
映画は、シンガッパが知る「デーヴァラの誓い」を再現するという流れになっていて、前半はデーヴァラ(NTR Jr)、後半のある時点からデーヴァラの息子ヴァラ(NTR Jr、少年期:Nihai/Pratyush)の物語となっていた
前後半の区切りとなるのは、盲目の娘パドマ(プリンシー・ジョージ)の結婚式のところで、そこで暗躍したバイラ(サイフ・アリ・カーン)の一味がデーヴァラに罠を仕掛けるシーンとなっていた
その後、デーヴァラは血文字を残して消えることになったのだが、その文字を書いたのは別の人物だった、という後半が待っていた
そして、その後半では成長したヴァラがバイラの息子のバシュラ(タスク・ポナッパ)たちと戦う様子が描かれていて、その強さにデーヴァラを敬愛するラヤッパ(スリカンス)の娘タンガ(ヤンヴィ・カプール、少女期:Ahana/Barfi)が描かれていく
一人二役となっているが、圧倒的に強さが滲んでいて自信家なのが父デーヴァラで、息子の方は少し優しい感じに描かれている
なので、そこまで混乱することはないのだが、見た目をほとんど同じにしているので、混乱してしまうようにも思えた
映画は、4つの村(実質的には西と北の二つの村)の争いになっていて、密輸反対派のデーヴァラと肯定派のバイラの権力闘争になっている
二世代の物語になっていて、親次世代は老けメイクだが、若者世代が一気に成長しているので別人が演じている
いわゆる若年期を演じた演者は7人いる(クレジットでKID表記が7人)なのだが、誰が誰だかわからない
名前でググってもほとんど情報がないので(同じ芸名の俳優がたくさんヒットする)ので、エンドロールに表記してくれたら良いのになあと思った
いずれにせよ、最近はインド神話をベースにしたアクションが多かったが、今回は地に足が着いた設定になっていた
デーヴァラが強すぎる秘密が後半に明かされるのかもしれないが、本作のラストではある人物に刺されて死んていることが判明する
誰が刺したのかはそこまで難しい問題ではないが、前半の映像をどれだけ覚えているのかに尽きるのかな、と思う
なぜそうなったのかは後半に委ねられるのだが、村を守るために必要なこととしてやったのか、強力な力を得るために「一子相伝」という意味合いがあるのかもしれない
デーヴァラは息子に自分の父のことを語るのだが、それが大きな伏線になっていたのかなと感じた
IMAX特典はA3ポスター!熱気に包まれた最高の170分!
IMAXにて鑑賞。
本当は「RRR」を配信で観て、NTR・Jr.の予習をしてから…と思っていたのですが、なんと!「RRR」のリバイバル上映が決定!初見を映画館で観れるなんて…!😭というわけで、予習無しで本作「DEVARA」を観てきました。
IMAXということもあり、アクションシーンは大迫力!そして顔の圧!皆さん顔が濃いので、睨まれただけで緊張感が漂い、思わず姿勢を正してしまいます。🙎グッ……結構シリアスな展開の作品でしたので、俳優陣の目力の強さが際立っていました。サイーフ・アリー・カーンは怖かったー!
NTR・Jr.初体験ですが、キレッキレのダンスに思わず笑ってしまいました(笑)もっさりした風貌からは想像できない俊敏な動きにびっくり。アクションシーンではこれでもかとかっこいい決めポーズを見せてくれます。
以下、お気に入りのシーン。
・海からトビウオの如く飛び出すデーヴァラ
・密輸船から小舟へ飛び移り、直立で着地するデーヴァラ(かっこよすぎて爆笑)
・決闘でふっ飛ばされながらも片膝ついて耐えるデーヴァラ(ヴァラだったかも)
・タンガと色気たっぷりに絡むヴァラ
・サメライド
・クライマックス、武器を両手に怒りの形相で仁王立ちヴァラ
どれも最高!
タンガ役のジャーンビー・カプール、肌がめっちゃ綺麗だった!IMAXとかで自分の肌がどう映るか気にする女優さんもいるそうな。ヴァラと絡むダンスシーンにうっとり。
本作におけるテーマの一つが「恐怖」だったかと思います。それは神に対して畏怖の念を抱くような、ある意味神話のような雰囲気すら感じさせられました。「恐怖による抑止」が正しいのかどうか…。議論を呼びそうなテーマですね。
もう一つ、犯罪行為の正当化。デーヴァラは自分の仕事が間接的に命を奪うことになると改めて気づき、足を洗う決意をします。そして始めたのが漁業。この話を観ててなんだかソマリアの海賊みたいだなぁと思ってしまいました。真面目に漁業をするより海賊やってる方が儲かるから…みたいなことだったと思いますが、現実社会への倫理的な問の投げかけのように感じました。考えすぎかな😅この辺は経済とかが深く関わってくるから難しいですね…。
そして脚本!ラストのどんでん返し!ビックリしすぎて思わず声が出ましたよ🤯ヒェー。あれ、気づけた人いる?(笑)ミスリード完璧すぎてビビる。
大興奮の約3時間!インターミッションの字が一瞬出てすぐ消えたのは一体…(笑)Part1とのことで、「WICKED」同様Part2が待ち遠しいですね!
インドダンス最高でした🤗😃
本日バイト終わりに後新宿ピカデリーにて鑑賞しました。
ここからネタバレします。
今日は映画鑑賞前に面接の内定頂き
何故か動揺してしまい上の空🫨で鑑賞してしまいました。
ウーン🧐🤔
「R R R 」の主演のN・T・ラーマ・ラオ•jrが主演していたので鑑賞してましたが
正直インドのパッションがあまり感じられずでした
アクションもダンスも良かったですが
何故にです⁈
海賊⁈から密輸した武器を奪いそのお金で村を繁栄していましたが、その武器が周り回って村の子供を殺す武器になったことを知ったデーヴァラが改心⁈して海賊から漁師や船🚢を作る造船所!?など生業に変わっていくのと
バイラ役が
真逆の海の海兵隊⁈をつくりますが
なんかパッションを感じないですよね
これは今日私の感情の問題かなあ笑笑🤣🥹😃
テーマは武器や村や家族、仲間、正義、時代にあった働き方⁈などありすぎるのもあるのかなあー😂🥹😃
今回はダンスですかね
途中のダンスは劇場でみよう見真似で踊りました
なんせ周りに人がいなかったので
それに映像がそこだけカラフルでインドの
パッションを感じてしまいました🥹🤣😃
次回作あるのかなあー!?🤔😃
この映画の関係者の皆様お疲れ様です
ありがとございました🤗😃
♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪😀😃
続編はいらない
RRRが最高だったので今回も期待したが、やや物足りなかった。
集団シンクロダンスはキレキレの動きで本当にすごく良かったが、二回しかなくて残念。
現代編のストーリーはなんかややこしくてよく分からなかった。過去編だけで良かったのでは…。
3時間近くあるので、途中でインターミッションがあるが、僕の観た映画館では休憩時間とらせてくれず、すぐに続きがはじまってしまった。水分はあまり取らない方が良いだろう。
最後のドンデン返しはストーリー的には非常に素晴らしいのだけど、正直「後付け」感はあった。デーヴァラの息子が実は「あの日」に、デーヴァラを殺してた、ってオチだと思うのだけど、それだと息子が子供だった時期に村人たちを罰してたデーヴァラは誰だったのか?という疑問が残る。
ドンデン返しが効果的に機能するためには、伏線としての謎が散りばめられていたり、「真相」を撹乱するためのミスディレクションが必要だけど、それがあまりなかった。
また、宿敵であるバイラが最終的に戦わないのも、3時間近くある映画としては消化不良だ。
デーヴァラは「あの日」以降も生きていて、息子が自分に匹敵する強さになるまで、密かに訓練していた、というストーリーにするべきだったと思う。そうすれば、例えば、「一度確かに殺したはずのデーヴァラが蘇った(デーヴァラが本当に人智を超えた存在になった)」みたいなトリッキーな展開も可能だったと思うし、デーヴァラと息子のドラマも色濃く描ける余地があったと思う。
四つの村はなぜか警察とか法律とか近代的な社会システムが一切存在しない、そこだけ世界から隔離された地域で、こういうところだと結局「力」で秩序を保つしかないんだな、ってことがよくわかる。
デーヴァラは「力」と「恐怖」で村に正義を取り戻そうとしたけど、結局、村人と村人が対立し、村人どうしで殺し合う凄惨な時代を作り出してしまった。この映画の意図とは外れて、逆説的に、「力では無く、政治的に解決すること」の重要性を感じてしまった。
村人たちが違法な密輸の手助けをすることで生計を立てていたことにデーヴァラもリーダーとして加担していたくせに、十分な話し合いもせず、いきなり一方的に方針を変えて、「俺が決めたルールを破ったら罰する」てやったら、そりゃうまくいかないだろう。力に対して力で対抗する、という抜けられない悪循環がはじまってしまう。デーヴァラは、「一番強い奴がリーダーになる」という四つの村の慣習のため、その方法しか考えられなかったのかもしれない。自分の育ってきた環境から来る思い込みから自由になるために教育って必要なんだな、って思った。
不満を先に書いたけど、この映画は十分面白い。四つの村の関係や因縁は新鮮な設定だったし、屈強な「漢」どもしか登場しなくて、腕っぷしが強くて強引な性格が正義でモテるみたいな世界観も良い意味で現代的でなくて良い。ヒロイン役が子供時代も含めて、とにかく気持ち良いくらいの「強さ」礼賛てのが今のハリウッドとか日本ではまず無いヒロイン像で面白すぎる。デーヴァラの息子が臆病で知略で窮地を乗り切るという展開にもワクワクした。
続編は現代編で展開されることになりそうだけど、もうやらなくていいんじゃないかな…。バイラとの因縁とか、一番悪い密輸のボスとの対決が残ってるとは思うのだが、個人的にはあまり興味わかない。
Boiling
NTR Jr.の最新作にサメがやってくる、こんな触れ込みで観に行かない訳がないので初日に鑑賞。
特典はポストカードでした。
んー…サメの登場頻度がとんでもなく少なく、インド映画あるあるのミュージカルパートが長すぎて中々に疲れるタイプの作品でした。
サメが登場すればテンポも軽快になると思い込んだ自分もおバカさんでしたが、やっぱヘビーでした。
全体的な流れもそこまでスピーディーではなく、全部説明口調で進めるのもかったるかったです。
NTR Jr.がは一人二役を演じており、デーヴァラとヴァラを演じているのですが、周りの人物は別に一人二役を演じているわけではないので結構こんがらがったところです。
戦闘シーンも盛り上がりそうで盛り上がらず、砂埃を起こして敵を牽制したりを何回もやるのでそこも飽きがきてしまいましたし、めっちゃ卑怯じゃんと思ってしまったのが致命的でした。
アクションが1.1倍くらいのスピードで誤魔化しているのも他のインド映画より分かりやすく映像に出ていたのも残念でした。
船上での脱走劇はワクワクしたんですが、それと同じくらい尺を使った森の中での戦闘はなんだかチープでした。
こんなこと言ったらレイチェル・ゼグラーに怒られそうですが、今作の女性陣、ヴァラの家族はともかく、ヴァラと年代が一緒の女性たちは観ていて不快度がかなり高かったです。
強い男性が好き〜とか色仕掛けしてみたりとか、不要なミュージカルパートはもう邪魔でした。
インド映画の女性って品のある方が多い印象だったので、好みの問題ではありますが好きではなかったです。
登場してきたサメが普通サイズ…!?しかもワンジャンプだけ?となってガックリいきましたが、ヴァラがヒレ掴んで敵をバッサバッサ切っていくスタイルで活躍してくれたのでまだ良かったです。
死体にされたり、移動手段にされたり、インド×サメの化学反応に期待したのですが、やや不発といったところでした。
あと水中戦、意外と盛り上がらない…。
伝統の剣で切ったら幸せが訪れるという言い伝えを信じて自分で傷つけていくところは目が痛かったです。
インドの伝統やらはそこまで分からないのであれやこれや言えませんが、そんな事せんでも…と引き気味で観たのは確かです。
タイトルがバーンと出るところは最高にカッコいいですし、NTR Jr.の一人二役での変化っぷりも良かったです。
正直、今作だけでも綺麗に終わった方だと思うので2作目を作る理由はイマイチ見出せませんが、サメが多くなることを願って2作目も待っておきます。
鑑賞日 3/28
鑑賞時間 13:30〜16:30
座席 I-2
一人二役?
RRRがとても良かったので、見に行ったが PG12とみて
若干の不安が・・・。
物語の設定に若干の無理があるうえに、殺戮シーンが中心となっていて
ちょっと残念でした。
主人公の最後のシーンもなんか腑に落ちない・・・。
踊りのシーンも祭りの場面は良かったけど、恋愛シーンは・・・。
RRRを期待しすぎていたのかもしれないけど、だれにでも
奨められるかと言えば?なので☆3かな?
あと、3時間映画なので、トイレと駐車料金には気をつけて。
3時間無料にはなるところで見たけど、追加のサービス券とか
あるのか聞いたけどないと言われ・・・。
車で行く人は気をつけてね。
血を継ぐ。
巨大組織犯罪の情報が入り…、特別捜査班シヴァムが情報を得るため“赤海”地域に潜入捜査、潜入捜査先で出会った長老シンガッパから聞く伝説の男デーヴァラの話。
投げられた指輪を海底に潜り探しに行けば、海底に縛られる多数の白骨化した死体、…その死体に纏わる過去の話を見せてく。
上映時間約180分デフォのインド映画、始まって早々の二重音声?同じ言語だけど鑑賞者に分かりやすいようにだと思うけれど、その冒頭からの二重音声の被せが気になり何か話が入ってきにくい。
これもデフォだけどラスト“実はこの人は…”な展開は毎度お決まりで分かってるし分かってはいるけどカッコイイ!インド映画の合間に入るダンスっていつもいらないって思ってたけど本作は個人的アクセントで良かったかも。
なかなか自己中なヒロインがキレイでした!
言うことを聞かないヤツは❌だ!!
とりあえず
NTR Jrとコンターラ・シヴァ監督「RRR」の大ファンだというキンタロー(あのメイクww)が登場する「デーヴァラ」のジャパンプレミアのYouTube観て下さい♪
と、勧めておきながら我慢出来ずに言っちゃうんですが、冒頭、NTR Jrが日本語でスピーチしてくれています。
貴重映像!嬉しい(^。^)
そして、キンタローが作中の見所である
「首ふりダンス」を披露するのですが、NTR Jrも途中から一緒に踊ってくるというサービスありで、会場大盛り!
私もあの場所にいたかった!
司会の方のテンションも高くて笑えます。
NTR Jrが終始笑顔で、丁寧に対応していて紳士!
キンタローのギャグで笑っている姿を見たら、本当にあのデーヴァラ?!ヴァラ?!ってなりましたw
ますますNTR Jrのファンになりました♪
本作は、これぞボリウッド!な作品ですが、最近日本で公開されているインド映画とは少し赴きが違います。
フライヤーのキャッチコピー通り
「空前絶後のノンストップ海洋バトル・エンタテイメント!」ですね!
そして、鮫をズリズリ、鮫ロデオ、
鮫映画でもありました(ちがう?w)
見所はNTR Jrが英雄"デーヴァラ"と息子
"ヴァラ"の二役を演じている所で、その演じ分けも見事でした。
加えてインド映画で外せないダンスシーンはやはり圧巻で、特に最初の「首ふりダンス」の迫力は凄まじく、字幕を追えない位ダンスに釘付けになりました。
クリケットのワールドカップを控えたインド。
そんな大切な時期に、犯罪組織によるテロが行われる可能性があるとの情報が飛び込んでくる。
インド警察は特別捜査団を結成し、テロを阻止すべく犯罪組織を捜索することに。
そして辿り着いたのは密輸団がいる"赤海"と呼ばれる村。
そこで出会った長老シンガッパから、十数年にわたり凄惨な抗争が続くその土地の伝説を聞くことになる。。
その血塗られた伝説とは?!
デーヴァラと息子ヴァラとは何者なのか?!
という事で、全編、回想。
昔々〜の昔話でした(^。^)
いつも通り内容がてんこ盛りなのですが、驚いたのが、密輸シーンとバイラの手下達が酔って寝ているデーヴァラを襲うシーン。
コンテナを登る際の軽やかな身のこなし、密輸品を水中に沈め隠しながら泳ぐ様子、手下達が海中からほふく前進でうじゃうじゃ現れるシーン。
まるで忍者!!
○○の術みたいで驚いた!
インド映画であまり見たことがない演出だったので、ワクワクしました。
インド映画に欠かせない"華"今作のヒロインも美しくて魅力的!
結婚相手はとにかく強い漢キボンヌ!
強い漢一択っす!と清々しい程のこだわりを見せてくれたタンガを演じたジャーンビー・カプールさん。
初めましてだったけど、お茶目なタンガという女性にぴったりな素敵な俳優さんでした♪
そして、前半は英雄デーヴァラ、後半は気弱な息子ヴァラを軸として構成されているので、映画2本分を観ているお得感がありました。
ラストに明かされた2人だけの秘密。
そ〜ゆう事なのね切ないわね( ; ; )
だけどコレ、ど〜終わる?って思っていたら、当たり前の様に映し出された
どどん!!「デーヴァラ2」
えーー!!続くんかい!!とびっくりさせられましたw
続くってよ。。
まぁ、そうだよね、だって伝説聞いただけだもんw
キャッハ〜↑↑なタイプでは無かったけど、やっぱりインド映画は面白い!
いつもながらのぶった斬るカット割りの清さ(爆)多用されるスローモーションのエモさ、ど迫力VFXはサービス満載で大好き!
ツボるシーンも多くて笑える!
(密輸船からボートへと、微動だにせず直立で着地した兄貴にプププw
体操なら10点満点の着地でした♪)
登場人物の心情とか関係性、デーヴァラの変化と決意とか友情とか愛情とか苦しみとか4つの村の関係とか他にもいっぱい書きたいけどキリがないのでこの辺で。。
毎回同じ事書いてる気〜する。
インド映画は長尺なので、いつもに増してまとまりのないレビューになりがちです。
そうそう!
上映前にトム様の長尺verとRRRのメイキング映画(超楽しみ♪)の予告も観れたし
ウッキウキ〜!
色々楽しみ♪
とりあえず続編待ちますかね♪
濃厚NTR jr.味
RRRで惚れて今作も観る決意を固めて、いざ映画館
良点
・父デーヴァラと息子ヴァラを一人二役でうまく演じ分けて本当に別人に錯覚した
・この錯覚が母の見舞いをありきたりな予想から遠ざけてクライマックスの衝撃につながった
・ヴァラの猫被りに正直かなり騙された、終わってみればありきたりで途中予想もしてた展開なのにほんと騙された
・上手いよ、NTR一生ついてきます
難点
・冒頭のクリケットW杯やら捜査のくだり、ほぼほぼぶっ飛ばしてエンドロールに入ったところ
・エンドロール直前の「2」の文字で察したけど、これ冒頭が本題なら序章にあたる話じゃない?
次回作に期待すること
・なんやかんやヴァラ生還
・ヴァラとイケおじ捜査官のアッつい珍道中
・恋人の妄想ダンスパートxx
・武器商人に因果応報
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