デーヴァラのレビュー・感想・評価
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赤海の英雄
IMAXで観たいけど時間が合わず、どうしようか考えてたら、IMAX版だとカットされてるダンスシーンが通常版だと観れるとの事で、通常版で鑑賞。
IMAX版の方が削られてるのって、逆ですよね普通(笑)
その分なにか増えてるんでしょうか?
いつもIMAX版を観てから通常版を観ると画質がボヤけてるようにショボく感じるので不安だったけど、画質は充分に綺麗で問題なかった。
あとは画角の違いあるのかな?IMAX版はIMAXカメラで撮ったIMAX画角なんでしょうか?アナウンスしてほしい。
映画の方はインド映画らしいインド映画で、スケールが大きくダイナミックで派手、アクションもバッキバキ、そして圧巻のダンスシーン!!
脚本もインド映画らしく、ラストは驚愕。
続編が出るのでは?
3時間近くあるけど、そこまで長く感じなかった。
後半は少ーしダレを感じたけど面白かった。
IMAX版も観たい。
迷ったら観て下さい。
【ヒジョーにムサクルシイ、髭面男優多数出演のボリウッドムービー!(褒めてます。)突っ込み処満載のストーリー展開だが、スローモーション、VFX、ダンステンコ盛りで172分があっと言う間です!】
ー いやあ、今作凄かったです!
フライヤーに”「RRR」に続くNTR.JR主演最新作!”などと書いてあるので、マア、予想はしていたが、ナント申しましょうか、序盤から髭面男優が”これでもか!”っていう位多数登場して、マア、ムサクルシイのなんのって。その髭面も、山田孝之もビックリの顔面半分髭!という人が多数で、モー大変です。
一応、ヒロインと言うべきポジションで、タンガというエキゾチック美女が登場するのだが、最初のダンスシーンは、髭面オジサンたちが画面に向かって踊るという、目がくらくらする様なトンでもダンスなのである。
私は、インド映画を結構観てきたつもりだが、ほぼ髭面オジサンたちが、軽やかに踊るシーンは記憶がない。ビックリしたなあ。
あ、ちゃんとした一糸乱れぬ美女たちのダンスシーンもあるから、ご心配なく。
ストーリー展開も、一応
ー ムンバイでは、クリケットのワールドカップを控えていた。無事に開催にこぎつけるため、厳戒態勢にあった警察本部に犯罪組織の破壊工作の情報が入る。警察のシヴァムは組織のリーダーを追って南インドへ。
“赤海”と呼ばれていた海の前の4つの村からなる集落は海上密輸団がいると言われ、シヴァムは密輸業者に成りすまして情報を得ようとする。そこで長老シンガッパから、12年前に始まる、その集落で起きた凄惨な抗争事件と、“赤海”の英雄デーヴァラの伝説を聞くことになった。ー
ってあるのだが、モー展開が粗い事粗い事。インド映画あるあるの、ストーリーぶつ切りでの画面転換などもあり、脳内フル回転で鑑賞したものである。
だが、それを補うスローモーション、VFXをこれでもか!と使ったド派手なアクションシーンの数々や、デーヴァラと宿敵バイラとのバスボイス合戦や、効果音の派手派手しさに、一気に世界観に呑み込まれるのである。
デーヴァラを演じたNTR.JRの髭面ながら、つぶらな瞳や、切れの良いダンスも良いのだなあ。
<今作、客電が上がった後に結構いたお客さん達から、”ヤッパリ、インド映画はこうでなくっちゃね!”みたいな声が聞こえて来て、皆さん満足そうでございました。
ラストの展開もナカナカにビックリな作品でもありましたよ。じゃーね!>
インド的忍者アクション
「RRR」でおなじみのNTRJr.主演、海洋バトルアクション「デーヴァラ」。なぜか勝手に「NTRがサメと闘う映画」と思っていたのだが、サメとは闘わなかった。
それはともかく、歌あり、ダンスあり、常識を覆すアクションありの大満足3時間を確約する、まさに民の求めるインド映画である。
主人公・デーヴァラは海の戦士の村に生まれ、先祖は侵略者たちを文字通り瀬戸際で退け続けた誇り高い戦闘集団。だが、時代の移り変わりを受けてデーヴァラたちの時代では見向きもされず、むしろ犯罪組織に海路からの密輸に利用される集団に成り下がっていた。
それが、あるテロ事件をきっかけにデーヴァラは自分たちの行いを改めるべきだと考え、他の村の戦士と対立し、4つの村の新たな掟を体現する存在となる…。
というのが本作のあらまし。村の戦士たちが協力して密輸を行うシーンはスパイ映画のような緊迫感だし、4つの村を代表する仲間たち・特にバイラとのバディ感が良い。
特殊技能を持ち、先祖に誇りを持ち、闘うことに価値を見いだしてはいるものの、現実では自分たちの活路を見いだせないデーヴァラの複雑な心境も描かれる。
密輸をやめることを決意し、沖に出ることを禁じたデーヴァラを排除する為、結婚式の夜に海岸でデーヴァラに襲いかかるシーンは、仲間との亀裂が決定的になるシーンでもある。
本来は仲間で家族だったはずなのに、デーヴァラが容赦なさすぎるのが気になるところではあるが、この海岸の戦闘シーンは光も構図も素晴らしく、絵画的な美しさもあって最高だった。
奇襲の為に海岸に潜んでいたバイラ配下の戦士たち約50人(もっといたように見えるけど)、砂に埋まったり、海藻に擬態したり、泥の中から現れたり、岩と同化していたりして、それがウジャウジャと蠢くだけでも圧巻の迫力。
その時思ったのだ。これ、忍者の物語だなぁって。
擬態した戦闘員が飛び出すシーンからインスピレーションをもらったのは確かだが、その他にも共通する部分がある。
戦国時代は活躍の機会があったけど、世の中の争いごとが新たなフェーズに移行して、昔ほど重宝されなくなった忍者だって肩身の狭い思いをしたり、忍者であることをやめて領民の暮らしに馴染もうとしたり、山賊になったりしたのかなって。
で、そこが大体インターミッション。
後半はデーヴァラの息子ヴァラ(NTRJr.の一人二役)が中心に移って、デーヴァラの息子とは思えないヘタレなヴァラと村の恋愛事情、村を縛る恐怖と化したデーヴァラを倒そうとするバイラの執念なんかが入り混じって進行する。
そこで「それは気づかなかった〜!」な展開が来るのだが、それは観てのお楽しみである。
インド映画あるあるなのだが、主人公が伝説の男過ぎて、彼を語るには到底映画一本では足りない。
というわけで、最後に思いっきりデカデカと「デーヴァラ2」の文字が現れる。
最近のインド映画は2部構成(もしくは3部)やシリーズ前提の作品が増えたような気がするけど、日本でガンガン公開するようになったのは最近のことだから、元々そういうもんなのかちょっと判断がつかない。
「しびれる〜!!」っていうほど面白かったとは言わないが、ダンスのキレキレ度も素晴らしく、「デーヴァラ2」は間違いなく劇場に観に行くだろうな、と確信したよ。
濃厚NTR jr.味
RRRで惚れて今作も観る決意を固めて、いざ映画館
良点
・父デーヴァラと息子ヴァラを一人二役でうまく演じ分けて本当に別人に錯覚した
・この錯覚が母の見舞いをありきたりな予想から遠ざけてクライマックスの衝撃につながった
・ヴァラの猫被りに正直かなり騙された、終わってみればありきたりで途中予想もしてた展開なのにほんと騙された
・上手いよ、NTR一生ついてきます
難点
・冒頭のクリケットW杯やら捜査のくだり、ほぼほぼぶっ飛ばしてエンドロールに入ったところ
・エンドロール直前の「2」の文字で察したけど、これ冒頭が本題なら序章にあたる話じゃない?
次回作に期待すること
・なんやかんやヴァラ生還
・ヴァラとイケおじ捜査官のアッつい珍道中
・恋人の妄想ダンスパートxx
・武器商人に因果応報
ジャパンプレミア&プラチナルーム
「RRR」のNTR Jr.最新作。
ジャパンプレミア招待頂きまして
それだけでもありがたいのに
プラチナルームでの3ショットまで!
(XなどのSNS見てね)
めっちゃ良い方でしたー!!
あー映画アナライザーやってて良かった(^ω^)
プレミアはファンの方も購入できたので
ファンの方たくさん\(´ω`)/
そして驚いたのは
ファンの方95%が女性だった事!!
「RRR」が男気激熱だったので意外!
楽しい時間でした!
で、本編!
「RRR」に比べると
思いっきりボリウッドムービーです。
日本人の思う“信じる事”
インドの方の思う“信じる事”
この違いを楽しむ作品です。
アクションとして
サスペンスとして
人間ドラマとして
それを残酷に
それを感動に
そしてラストの衝撃
「RRR」とはまた別の面白さなので
「RRR」的!とは思わせない方がいいです。
でも、本当に良作ボリウッド!
面白かったです!
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