「【ヒジョーにムサクルシイ、髭面男優多数出演のボリウッドムービー!(褒めてます。)突っ込み処満載のストーリー展開だが、スローモーション、VFX、ダンステンコ盛りで172分があっと言う間です!】」デーヴァラ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【ヒジョーにムサクルシイ、髭面男優多数出演のボリウッドムービー!(褒めてます。)突っ込み処満載のストーリー展開だが、スローモーション、VFX、ダンステンコ盛りで172分があっと言う間です!】
ー いやあ、今作凄かったです!
フライヤーに”「RRR」に続くNTR.JR主演最新作!”などと書いてあるので、マア、予想はしていたが、ナント申しましょうか、序盤から髭面男優が”これでもか!”っていう位多数登場して、マア、ムサクルシイのなんのって。その髭面も、山田孝之もビックリの顔面半分髭!という人が多数で、モー大変です。
一応、ヒロインと言うべきポジションで、タンガというエキゾチック美女が登場するのだが、最初のダンスシーンは、髭面オジサンたちが画面に向かって踊るという、目がくらくらする様なトンでもダンスなのである。
私は、インド映画を結構観てきたつもりだが、ほぼ髭面オジサンたちが、軽やかに踊るシーンは記憶がない。ビックリしたなあ。
あ、ちゃんとした一糸乱れぬ美女たちのダンスシーンもあるから、ご心配なく。
ストーリー展開も、一応
ー ムンバイでは、クリケットのワールドカップを控えていた。無事に開催にこぎつけるため、厳戒態勢にあった警察本部に犯罪組織の破壊工作の情報が入る。警察のシヴァムは組織のリーダーを追って南インドへ。
“赤海”と呼ばれていた海の前の4つの村からなる集落は海上密輸団がいると言われ、シヴァムは密輸業者に成りすまして情報を得ようとする。そこで長老シンガッパから、12年前に始まる、その集落で起きた凄惨な抗争事件と、“赤海”の英雄デーヴァラの伝説を聞くことになった。ー
ってあるのだが、モー展開が粗い事粗い事。インド映画あるあるの、ストーリーぶつ切りでの画面転換などもあり、脳内フル回転で鑑賞したものである。
だが、それを補うスローモーション、VFXをこれでもか!と使ったド派手なアクションシーンの数々や、デーヴァラと宿敵バイラとのバスボイス合戦や、効果音の派手派手しさに、一気に世界観に呑み込まれるのである。
デーヴァラを演じたNTR.JRの髭面ながら、つぶらな瞳や、切れの良いダンスも良いのだなあ。
<今作、客電が上がった後に結構いたお客さん達から、”ヤッパリ、インド映画はこうでなくっちゃね!”みたいな声が聞こえて来て、皆さん満足そうでございました。
ラストの展開もナカナカにビックリな作品でもありましたよ。じゃーね!>
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