「良かったところを思い出すのに苦労」=LOVE 7th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT THE MOVIE ケビンさんの映画レビュー(感想・評価)
良かったところを思い出すのに苦労
Screen Xで鑑賞
内容として、これは監督とセンスが合わないことを痛感した。
韓国人と日本人のセンスの違いなのか、個人的な合わなさなのか。
前作のイコラブ武道館ライブ映画より裏側などの映像がない分、映画作品として物足りなさを感じる。同じオ・ユンドン監督でも、aespaやIUのはそれほどひどいとは感じなかったけど、今回は、うーん。
気になった点
・客席写しすぎ(別にファンの姿を観たいわけでない)
入場前とアンコールは理解できる、ただ曲中はステージ上のメンバーやステージ演出が見たい。この手法aespaやIUのライブ映画でも少し感じたけど、これらはメンバーのインタビュー等もあったので、気にならなかった面はある。
・ピンボケショットは採用せず編集で落として欲しかった。
アリーナ通路からの映像、ピンボケになるのは撮影時は仕方ないけど、それを編集段階で作品に入れることの意味が分からない
・カット割が早すぎて、観ていて落ち着かない(盛り上がらない)。
歌割りやリズムなどで合わせて変わっていくなら、小気味よくも感じるけど、メンバーが部分的に切れてるようなシーンをザッピングのように入れてる印象
・ScreenXの良さを活用出来てない。
視界が広がるのではなく、マルチアングルという使い方で、それはそれで良いけど似たアングルで2面使うとか謎すぎる。それだったら、別メンバーやステージの上手下手などで、スクリーンを分けて欲しかった。上手く
スクリーン割り当てしてるなぁというシーンもあった(青春サブリミナルのいかりんぐのハモリ等)が、いかんせん長続きしない、そういうシーンは多くない。
ライブDVDや Blu-rayが発売されるなら、それで十分な作品。ライブ映画って誰得なんだろうか。
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