痴人の愛のレビュー・感想・評価
全3件を表示
恥人の哀
原作も、過去の映像化も何も知らずの鑑賞。
「作者の都合で人物を動かしてはいけない」「この流れで家には行かない」「積み上げた人物描写が後半で台無し」…
劇中で言及されたことがそのまま当てはまる内容だった。
主人公はじめシナリオ講座の面々やナオミのキャラクターは、話の中で無理なく紹介される。
譲治とナオミの馴れ初めは強引だが、まぁいい。
しかし、ここで描かれたことが後半に活きることはほぼなく、元妻やら娘やらの存在は途中忘れてた。
薄い根拠で胸ぐら掴んだり、「愛を証明しろ」と言われてクスリ飲んだり、後半の主人公は本当に支離滅裂。
ナオミが芝居をやっている様子はまったくなく、サークルクラッシャーの話が語られるのみ。
主人公たちとの対比になるわけでもない浜田くんと島村さんの話は必要かな。
女性に翻弄される男というよくある話だが、情愛と創作の苦悩とどちらを描きたいのか判然としなかった。
主役の方は、正直表情も台詞回しも動作も全部下手。(「おさ“がわ”せしました」でOK出ちゃうのか…)
ただし、それが主人公の情けなさやみっともなさを強調して味わいが出てたので作品としてはアリ。
奈月セナさんは着痩せするのか、脱いだらとんでもない身体で眼福至極。
しかし、ラストは良かったが序盤の濡れ場は無駄に長いだけで寝そうになってしまった。
吉岡さん出てこないなぁと思ったらそこかい!笑
主演の方に演技を寄せてて面白かった。
急な歌と、実話でもないのに最後にその後が紹介されたのはなんだったんだろ。
とりわけ脚本が良かった
ようやく名古屋で上映。シネマスコーレに感謝。
脚本が良かった。監督他との共同作業の賜、とはいえ、それにしても脚本が良かった。
自分ならここをこうする、などの想いを想起させることも含めて強めの筋立てがよかった。
演者はみなとても良かった。誰かをどう、というきりがないので、みなとてもよかった。
教室のみんながはきはき発言するのは気になったけど。
音楽もさすがだった。ロンドンデリーの歌は説明が要らない。
音響は若干気になった。特に、歩いている場所による足音の違いを作ってくれると良かった。
主人公の男が作る料理がもうちょっと「名前のない献立」なら完璧だったと思う。
勝手に書き散らしてすみません。とても良い映画です。もう一回見に行くかもしれません。
ところで下で選ぶ「印象」、もうちょっとちゃんとできないか?
お色気モデルが露出度の高いランジェリー姿でウロウロされては原稿なんか書いてらんない😄
若者に混じりシナリオ講座に通うオジサンの譲治(大西信満)。演劇人御用達のバー(ママは芳本美代子🤩みっちょん)でアルバイトの劇団女優のナオミ(奈月セナ)と出会い半同棲の仲になる。
講座の講師役は村田雄浩。クラスメートの若者役は紅一点の土居志央梨(控えめ)に佐藤峻輔、柴山葉平ら。譲治の別れた妻役に中島ひろ子。
おとなしめの映画プロデューサー役で川瀬陽太。隠し玉は吉岡睦雄。
シナリオライターを目指す若者グループの中には医師の家系に生まれて四浪の末、親の脛齧りのまま映画界への憧れだけで講座に通うプレイボーイ(佐藤峻輔)がいる。講師から映画痴人の愛での脚本家デビューのビッグチャンスを貰うが難航し、忙しくてナオミをかまう余裕がない(自炊して食べさせてあげてるし)。ヒマを持て余したナオミはグループの若者に手を出す。
譲治の苦悩(?)を思うと、不器用な自分も同じ道をたどったなとか、あの時も同じシチュエーションだったなぁとか思い出す😎
年がら年中お色気モデルが露出度の高いランジェリー姿でウロウロされては原稿なんか書いてらんない。手も足も出ない。うん、キャタピラーだ。お馬さんごっこなんかしてらんないね💢
グループのみんなはなんだかんだでシアワセになるエンディングでほっこり。譲治だけ忘れられないナオミの写真とともに海底に沈。
🎵ナオミ、ナオミ、ナオミ、ナオミ
カンバックトゥーミー🎵
奈月セナ様のアレの最中のシアワセそうなイキ顔が素晴らしい作品。
相当好きなんだと思いますよ。
その道の達人なんでしょう。
グッジョブ🤩
とにかく逸材(業界のホープ)なのは間違いないです。
全3件を表示