タイムカット

内容はハロウィンキラーと同じ。
ただハロウィンキラーがコメディに振っている感じなのに対してこちらはちょっとシリアス。ホラー版バックトゥザフューチャー。

スプラッターとかのガチガチのホラーよりもストーリー性重視なせいか
ライトな割には結構面白い。

タイムスリップと連続殺人とかチープで使い回し感はあるんだけれど、
主人公の立場が結構重かった。アクションシーンとかスプラッターシーンはほぼ無いけど
そういう背負っている部分が割と共感してみれたと思う。
ただ90分と言うこともありだいぶライトな感じだけどね。

最近はスプラッター映画がひたすら過激に描写になっていてストーリーを軽んじているので
面白みを全然感じないなあと思っているせいか、今作やハロウィンキラー、ファイナルカット、ハッピーデスデイなどコメディホラーの方がよっぽど面白いと感じている。

　設定はよくあるタイムリープ物なので特に目新しさは無い。90分と短くテンポ良し。脳を空にして見るタイムリープとしては観れるレベルで中盤までは面白い。

　犯人の正体は意外で予想できなかった。ただ、終盤の犯人判明〜エンディングまでの下りが雑すぎ。犯人クイーン殺しても少年クイーンの方が生きてるの謎。
　そして最後は主人公が2003年で暮らすとか言い出してビックリだわ。いくら未来家庭での居づらさを感じてるとはいえ、そんな簡単に未来での暮らし捨てられるかね？切り替え早すぎる。最後「今を大切に今を生きよう」みたいなメッセージあったけど、全然今を大切にしてないじゃん笑
　散々パラドックスうんぬん言ってたけど色々大丈夫なんか...。最後の投げやりで一気に終わらせた感がある。

　主人公かサマーどちらか犠牲にして一方が生き残る展開だったら感動できたし、好みの作品になったんだけどなぁ。

2024年から2003年にタイムスリップした女子高生が、20年前に殺人鬼に殺された姉を救うために奮闘するSFホラー。 姉を救えば、自分は存在できなくなる状況だが、どんな結末が用意されるのかと期待したら、なんと！ 「親殺しのパラドックス」はどうなったんだ？という疑問が残ったSF怪作だな。

個人的に、 アインシュタインの相対性理論は 机上の空論で実現不可能だと思っています。 タイムマシンが登場する作品が好きです。 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』も好きだし ホラー映画も好きです。 今作は、 2024年から2003年の世界に行く というストーリーで、 連続殺人事件が関係していて サスペンス要素が強く、 楽しめました。 ホラー要素は ほぼありませんでした。 カメラワークや俳優について、 特筆事項が見当たらないのが残念です。 結局ルーシーの選択に賛成します。 メッセージ性もある作品です。