女神降臨 Before 高校デビュー編のレビュー・感想・評価
全10件を表示
タイトルなし(ネタバレ)
原作は知らなく、予てから観たいと言っていた娘と鑑賞。
内容としてはよくある陰キャ女子がイケメン男子と知り合い、三角関係の様なコミカルな展開で話が進む。
途中、問題が発生するシーンなどに突っ込みを入れつつ、最後は謎になっていたことが色々と判明し、お互い頑張ろうと終幕。あれ、ストーカー女や虐め女子の天罰は?
後編には更なる問題があることを匂わせつつ、続きを観たいと思わせる内容になっている。
きゅんきゅん!!!♡
韓国原作のドラマを観てみたかったけどU-NEXTに入ろうか数年悩んでいる間にこの映画が作られていました!!
ということでみにいったんだけど。
まず最初ホラーから始まって、ホラー大の苦手だから心臓ドクドクしてた笑
れいなちゃんは笑ってるのに私は笑えないし怖くて最初顔を引きつるという事件発生。
一応ホラーも入ってますって教えてほしかったなー
ちょうどこの作品の前に流れる広告がもうそろ夏ってのもあってホラー多いからそれと重なって何が起こってるのかわからないくらいプチパニック起こした笑笑笑
それは置いといて。笑
れいなちゃんが合いすぎてる!!!
キムタクの娘さんって聞いていたから、芝居とか喋り方がキムタクっぽいのかなぁと思っていたんだけれど、すごいヲタクな喋り方していて、この子ぴったりのキャスティングなのでは?!と思って最初から見入った。
ヲタクも自信に満ち溢れる瞬間もこの作品の主役って感じで韓国っぽい発言もちらほら入っていて良かった!!
(この子フォロワー多い〜みたいな会話がフォロワー主義とか顔面主義な韓国な感じがした!←すみません。偏見です)
そして途中で出てきた神田俊。実はしゅんくん目当てでいきました。しゅんくんは最初から氷の王子突き通しておりましたね〜。
でもね。私は五十嵐悠にやられた〜〜!!!心奪われたゾー!!!!
まじでえぐいほど刺さりまくってめっちゃキザな台詞も愛おしくかっこよく見えてきて、これは恋だ(推し活開始だ)
って思ってしまった。
歌声にも惹かれた。助けてくれたんだなっていう。それを表に出さない感じとか、れいなちゃんと話すとき毎回耳赤い所とか全部が可愛くて、こんな人が周りにいてくれたらなぁなんて映画を観ながら考えてしまった笑笑
この題名のきゅんも全部五十嵐さんです‼️
五十嵐悠大優勝過ぎました‼‼
ストーリーは、韓国の方をみていないからしっかり沿って進んでいるかもわからないんだけど、みてて面白かったかなぁ〜。
でも他の人が書いているように、後半は長く感じた。
なんだろうね。完全にしゅんくんが好きってなってるからかも。二人に翻弄される主人公を見れると思っていたから「あ、完全に一人に絞って振っちゃうんだ…」みたいになってしまった。
あと前半もう少し生まれ変わるところ欲しかったかも。
メイクアップってそんなすぐにできるものじゃないし、自信もつのはやすぎー!!ってなったから笑
↑尺の問題だろうなぁって(泣)だから韓国はドラマなのかなぁって(泣)
とりあえず、二部作ってのもあるから、after編も観に行こうと思ってはいるんだけど、予告が、れいなちゃんの正体バラされる要素入ってそうで少しみるのが怖くなった笑
逃走中みたいなバレるっていうのをみるのが昔から苦手だから……
でもみにいく!!!予定!!!
そして、韓国原作の方もこれを気に観てみようかなぁ〜
人は見た目が100パーセント 次女は見た目が99%木村拓哉
2025年映画館鑑賞33作品目
4月3日(木)シネマ・リオーネ古川
レイトショー1400円
監督は『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』『女神降臨 After プロポーズ編』の星野和成
脚本は『女神降臨 After プロポーズ編』の鈴木すみれ
星野氏はどちらかといえばTVドラマの演出家で『チームバチスタ』シリーズや『イチケイのカラス』など
鈴木すみれ氏は2018年に中学2年生にして『ココア』でヤングシナリオ大賞を獲得した若手
スクリーンデビューは『牛首村』のKōki,
今回はラブコメ
悪くない
むしろ良い
かつてないほどハッスルしている
大好物
前半は良かったが後半はテンポが悪い
長く感じた
編集が悪いのか脚本が悪いのか何が悪いのかよくわかない
二部作だが次も映画館で観る予定
レビュー数が異常に少ない
おそらくアンチ木村拓哉とアンチ工藤静香とアンチKōki,のレビューが徹底的に削除されたに違いない
削除してなきゃ300人くらいのレビューが読めるはずだ
配役
すっぴんがブツブツのためか虐められ引きこもり気味だったが高校デビューをきっかけにメイクで綺麗になった谷川麗奈にKōki,
王子の異名を持つ高校トップクラスのモテ男で麗奈のクラスメート。麗奈同様ホラー好き。幼い時から両親が離婚し父はアメリカ暮らしで母の脳出血のためヤングケアラーの神田俊に渡邊圭祐
歌手を夢見てかつては神田らとバンドを組んでいたがあることがきっかけで辞めている。家は金持ち。麗奈のクラスメートの五十嵐悠に綱啓永
女王の異名を持つ俊の幼なじみ。俊に好意を抱いているが全く相手にされない。俊と親密な麗奈に嫉妬し意地悪をする川嶋愛美に菅井友香
麗奈の親友の真島望に美山加恋
麗奈の親友の隈原藍里に深尾あむ
麗奈のバイト先の先輩で悠の妹の五十嵐りんに瀬名くれあ
「リエトグループ」の会長。悠とりんの父の五十嵐総一郎の大和田伸也
アメリカに在住している俊の父の神田隆雄に津田健次郎
自宅で脳出血のため倒れ寝たきり生活になってしまった俊の母の神田沙織に片岡礼子
麗奈の姉の谷川麗美に丸山礼
麗奈の弟の谷川麗央に大倉空人
麗奈の母の谷川真奈に石野真子
麗奈の父の谷川寿史に宮崎吐夢
俊と悠の同級生で元バンドメンバーの葉山楓に宮世琉弥
麗奈が心酔するカリスマメイクアップアーティストのセレーナに鈴木えみ
麗奈が行きつけにしているホラーレンタルショップ「Devil Pie」の店主の依田茂通に佐藤二朗
学園祭のバンドメンバーに秋元ルナ
学園祭バンドメンバーにくらげ
学園祭のバンドメンバーに萌
麗奈がバイトで働いているカフェの店長にうらじぬの
麗奈の中学時代のいじめっ子の小野寺朋美に糸瀬七葉
麗奈の中学時代のいじめっ子に白鳥碧空
クラスメイトの吹野に樋之津琳太郎
担任の先生に竹内芳織
OFF
ギャップのある主人公が魅力的で、OFFの時にアレを演れるkokiさんにちょいと驚く。
ただ…そこまでの高低差があるかと言えばそうでもない。太い眉毛のせいかしら?それとも化粧のせいかしら、女神はそこそこ野暮ったい。
オーラと言うか、只者ではない感は抜群なんだけど。異次元のスタイルって訳ではないんだけど、とても美しい骨格をしてるような気がする。
遺伝も勿論あるんだけど、なんだか努力で勝ち得たものも多いような気がしてて、立ち姿の美しさったら異次元の完成度で、自分で言ってて気持ち悪いんだけど、とても端正な立ち姿だった。
モデルさんだからと言ってしまえば簡単なんだけど、アレを手に入れるまでに、どれ程の修正と修練を経てきたのだろうと思うと頭が下がる。
それにつけても展開が唐突で…わざとらしい台詞や取ってつけたようなシーンが羅列され、総じて脚本も編集もなんだかイケてない。
絶妙な不快感というか、気持ち悪さを感じつつ最後のエンドロールで得心がいった。
どうやら韓国の漫画が原作っぽい。
道理で…。
コッテコテなわけだ。
とりわけ、いじめっ子達の描写は再現度も高いような気もする。そりゃ御曹司とか出てくるわけで…この原作が連載してるであろう日本の雑誌を想像してもピンとこないわけだ。
文化的にすっごいズレを孕みながら、照明とかアングルとかは韓国を模倣してるかのようで…演出側がそれらを落とし込めてないような感じだった。
どうやら続編もあるらしく…日テレの深夜枠のドラマなのかしら?その後のストーリーもちょっと紹介されてた。まさか映画で続編をやるような事にはならないと思うけど、パンチは弱いしどうにも薄味だ。
2時間集中して観るよりは、流し見するくらいが丁度良さそう。
素顔に近いkokiさんはお父さんに良く似てたなぁ。彼女の置かれてる環境は日本でも屈指なセレブ層ではあって、浮世離れした芸能界とも地続きでもある。なのだが、彼女はしっかりと育てられたし育ったんだなぁと、そんな印象を受けた。
お芝居にもキャラにも真っ向から向き合ってる感じがして好感度大だった。
彼女をちゃんと育てられる人達に出会ってほしいものである。
【"成りたい自分になる事を諦めない!”今作は苛められていた女子高生がメイク技術を覚え、イケメン男子二人に好かれる話である。けれど、彼女が魅力的なのは心が優しいからじゃないかなあと思った作品でもある。】
ー 今作のフライヤーが、ムッチャ恥ずかしい感じだったのと、先週は観たい映画がテンコ盛りだったので、会社帰りに鑑賞。
そしたら、春休みだからだろうか、女子高生が沢山いたよ。
お休みの日に、恋愛映画を観るのは良いよね。-
◆感想
・主演女優さんは、初めて観た方で誰だろうと思いながら鑑賞。帰宅後に家人に言ったら、呆れた顔で”キムラタクヤさんと、クドウシズカさんの娘さんですよ!”と言われてビックリ!そういえば、どこか面影があるような・・。DNAって凄いなあ。
ここで、”アンタそんな事も知らなかったのかい!”と言われそうだが、私はTVを見ないので、知らないもんは知らないのである。けれども、主演女優さんは頑張っていたのだから、それで良いじゃないか、と思ったな。
ご両親が有名人だから、尚更大変なのかもしれないけれども、私はそれでもチャレンジするこの主演女優さんの姿勢は素晴らしいと思うな。
・御曹司君が、執拗に谷川さんを苛める女子二人に対し、”お前らみたいなのと、連絡交換してもメリット無い”とバシッというシーンはスカッとしたなあ。分かってるねえ、君。
人間の品は、美醜ではなく、心の優しさと素直さから生まれるのですよ。
・学校一頭が良い氷の王子くんが、スッピンの谷川さんと、ホラー映画ビデオ屋で出会った時も、彼は顔色一つ変えずに普通に話すし(素っ気ないけど)、学校の席が隣だけど、その事をクラスメイトにも言わないのである。分かってるねえ、君も。
その後、彼が谷川さんに言った言葉が良いね。
”お前はポジティブだ。” 男は最初は女性の表面的な美しさに惹かれるが、直ぐに内面を見る生き物なんですよ。”美人は三日で飽きる”と言うでしょう?
そして、彼は意地悪な女子高生たちが、学園祭の時にスプリンクラーを作動させて、谷川さんをスッピンにしても、制服で彼女の顔を隠して上げるし、場を落ち着かせるために、御曹司君は、禁じていた歌をステージで歌い、彼女の危機を救ってあげるのである。
・そして、氷の王子くんが良く学校を休んだり、笑顔を見せない理由も明らかになるシーン。谷川さんは、氷の王子くんに招かれた家で、寝たきりのお母さん(片岡礼子)の爪に、マニキュアを塗って上げるのである。嬉しそうなお母さんの顔。
・あ、もう一つこの作品で驚いたのは、佐藤二朗さんが普通の良い人で出演していた事かな。何処か、身体の具合でも悪いのであろうか・・。クスクス。
■あと、随所で説明されるメイクの話は面白かったし、興味深かったな。その人の皮膚の色で、着る服の色彩を変えると良いとかね。今は男でも普通に、メイクするもんね。
<今作は前編という事もあり、氷の王子くんと、御曹司君とバンドを組んでいたもう一人のイケメン高校男子の謎や、氷の王子くんがアメリカに住むお母さんと離婚していた裕福な父親の所に行ってしまったり、イキナリ3年後に舞台は移り御曹司君が谷川さんの事を恋人と言ったり、サー、どうなる!って感じなんだけど、後編はもっと盛り上がりそうだなあ。じゃーね。>
目指す自分をシッカリ持っていて良かったと思う。続くAfter プロポーズ編に期待
春ウララ~ (*^。^*)
先日BBQイベントに参加だったのよね。
この花粉と黄砂が舞う中、焼き肉なのよね。
ドヤサ~ (;^ω^) (´-ω-`)
映画ハマってる人・・・たまにはアウトドアしてはどう。
身も心も気分スッキリで また映画鑑賞出来そうだよ。
そんな流れで、「女神降臨 Before 高校デビュー編」見ましたよ。
原作:yaongyi (女神降臨)韓国発WEBマンガ
谷川麗奈(主演):役 Kokiさん
ココまで書くと もう評価が荒れ狂うのが想像できてて。
漫画実写化と韓流と有名タレント2世の活躍が気に入らない人達によって
コキ下ろし食らうという 鑑賞前の評価ハンデが・・・
わたしゃ一切そんな事は気にしませんよ。
映画を正当に観る目が腐るだけなんでね。
まずチラシ評ですが、2カットあった様な。”女神降臨”の文字入れが若干ウザく感じますかね。文字が大きく入ってるのは反感食らいそう。
その文字の中に彼女の姿ですからね。
宣伝部の方 勝負に大きく出たねぇと感じました。
それはちょっと置いといて。
映画の方、全く内容展開は期待してませんでしたが、
素直に予想外に良かったと思います。
韓国作らしい感情のディテールをとても感じました。
自己が恥ずかしいという思いと、それを何とか克服する力。
シッカリと自分がしたい事へ向き合ってる姿。
彼氏(神田俊)の前に自分を偽りなく見せている点、また彼も彼女へ素で接しており、お互いの興味が共通していく所は 何ら疑う点は無く 素敵な表現で有ったと感じます。
また病の彼の母へ そっとネイルをしてあげる場面は良かったですね。
メイクアップに興味を得て自分自身を変えて行く~
ブレてない所がとてもイイ感じでしょうか。
逆に五十嵐悠の方が、若干気取ってる痛い奴かな。
でも スプリンクラ-水地獄で谷川の化粧バレた時、ピンチを反らす為にステ-ジで歌う声が予想外にカッコイイ。
二人共 誰かの為に何かをするって点では 好印象ポイントですね。
今作 前編で、続く3年後の展開話
後編(After プロポーズ編 2025年5月1日公開)へ続くとなります。
キムタクさんそっくりな彼女(当たり前じゃんw)
それをハンデと取るかアドバンテージととるか。
これからの活躍に期待。
ご興味ある方は
劇場へどうぞ!
偏見を助長する最低作品
招待視聴
ニキビがあるとブサイク?
人として劣ってる?
外見にコンプレックスを持ち、いじめられたくない一心でメイクという武器を身に付け女神に変身するが、ある日転校してきたイケメンにすっぴんがバレて絶体絶命のピンチに・・・。 というストーリーだが
久々に途中で退館。
女子が綺麗になりたいって気持ちはわかるが、だからと言ってニキビがあってブサイクな子は、スッピンになってもダメっていう事?
そんな事無いでしょう。
似たような設定のドラマで上白石萌音・玉森裕太主演の「オー!マイボス!恋は別冊で」というドラマがあったが、ドラマの方は自分に自信が持てず本人は地味と思ってコンプレックス抱いている女の子が、ダメ出しされまくるものの頑張って自信をつけていく、という成長が微笑ましかったけど、わざわざメイクでニキビ顔を作り、あえてブサイクメイクをした主人公を卑下する様な描き方に違和感しか感じない。
(プリティウーマンもサクセスお姫様ストーリーだが、容姿の問題をテーマにはしていない)
正直、容姿で優劣を比較するのは不愉快な気持ちしか無かったので途中退館。
女の子達が涙ぐましいほど可愛くなりたいと思っている気持ちはわかるが、ニキビなんて治したくても治らない子だっている訳だし、だからってそういうコンプレックスを持った女の子を、ただ容姿だけで可愛くないなんて決めつけているのはいかがなものかと思ってしまう。漫画の世界だけで誇張するのは表現の自由があるからありかもしれないけど、正直映画としては偏見がある作品としか言いようが無い。
スッピンだろうがブサイクだろうが、素敵な女の子は世の中に沢山居ると思うのは私だけ?
ただ、容姿が原因でイジメがあるというのも残念ながら事実かもしれない、メイクで少しでも可愛いくなって、少しでも自信をつける事ができればそれはそれでありだし、自分は「可愛くない」なんて思ってるあなたの事を「かわいい!」って思ってる人は、あなたが思っている以上にいると思いますよ。
ゼッタイ
素顔のままで。
ニキビヅラと冴えない雰囲気から学校でイジメられ…、高2のとき不登校の引きこもりになる谷川麗奈の話。
生まれ変わろうとメイク動画で勉強をし、転校先の高校で女神と変身を遂げた麗奈だが、子供の頃から好きなホラー、その好きなホラー商品を扱うショップに“スッピン”で行った夜…、その次の日学校へ行けば同クラスの王子と呼ばれる神田俊に、前日ショップで会ったスッピン女性と麗奈は同一人物と見抜かれ…。
化粧を覚え生まれ変わり、自宅に帰れば通常モードと素の自分へと戻るなか、転校前のイジメの主犯と再会、学祭でのイジメ主犯と女王の企みでのスプリンクラー、そのスプリンクラーから出る水を浴びスッピン丸出し。
集まる視線にとっさにブレザーでかばう俊と、歌わないと決めた悠の歌のフォロー、あとで何で歌った?と聞く麗奈だけど…察してあげてと脳内ツッコミ。
化粧で綺麗に見せるよりも、あの可愛いKōkiさんを化粧で醜くに見せる技術の方が凄いと思った。
麗奈演じたKōkiさん、木村ファミリーのYOUTUBEショート動画は結構毎日観てるかも!
そんな彼女を初めて観たのは牛首村、その頃から思うのは本作のストーリー感想よりも先に出てくるのが冒頭の黒淵メガネといい、ハッと驚く、楽しんでる顔がお父さんにそっくりすぎ!
これと言った特異点のないラブコメだが、ある程度の経済力がないと無理な対策
2025.3.21 イオンシネマ久御山
2025年の日本映画(102分、G)
原作はyaongyi著作のウェブ漫画『TOUCH/タッチ』
いじめられていた女子高生がメイクの力で新しい人生を取り戻す様子を描いた青春映画
監督は星野和成
脚本は鈴木すみれ
物語の舞台は、都内某所
前の学校でいじめられていた谷川麗奈(Koko,)は、大好きなホラー作品に埋もれた引きこもり生活をしていた
そんな折、メイクアップの動画を見た麗奈は、見よう見まねで自分に化粧を施していった
SNSなどで評価の高い化粧品を買い漁る日々が続き、ようやく念願のメイクができるようになった
麗奈の父・寿史(宮崎吐夢)、母・真奈(石野真子)は唖然とするものの、姉・麗美(丸山礼)は「すぐにバレる」と言い、弟の麗央(大空空人)は無関心を装っていた
ある日のこと、行きつけのホラーショップにて性格の悪そうな男(のちに編入先のクラスメイト・神田俊と判明、演:渡邊圭祐)と鉢合わせてしまう
念願の新作を先に取られて悔しい思いをしていたが、彼女を癒すものは他にもたくさんあった
物語は、麗奈が私立聖東高校に編入し、そこで「女神」と呼ばれる展開を迎えるところから動き出す
クラスメイトの望帆(美山加恋)と藍里(深尾あむ)は麗奈に興味を示し、満更でもない生活が始まった
だが、そのクラスにはホラーショップの男・俊がいて、彼は麗奈の素顔を知っていた
そこで、誰にも言わないと言う約束で「1年間何でも言うことを聞く」と言う主従関係が生まれてしまうのである
映画は、俊は「王子」と呼ばれるイケメンの天才で、彼はかつて「御曹司」と呼ばれている五十嵐悠(綱啓永)とバンド活動をしていた
その話題は学校ではタブーとなっていて、悠は俊のせいでメンバーの楓(宮世琉弥)が死んだと思い込んでいた
その顛末に関しては後半で明かされるようだが、その誤解に関しては本作で和解がなされていると言う不思議な構成になっていた
映画は、ありがちな青春映画に「メイクでなりたい自分になれる」と言うメッセージが込められている
それ以外の展開はいつものご都合主義で、性格の悪いライバルが敵視したりする割には大したいざこざはなかったりする
俊と悠は共に麗奈のことが好きなのだが、あの水ぶっかけシーンで麗奈が困る理由を知っているのは俊だけだと思う
それでも、好きな女を協力して守ると言う謎のシンパシーがあって、そこらへんの尺の都合なのかもしれない
なりたい自分にメイクでなる、と言うのに恋愛が必要なのかはわからないが、メイクをすることによって容姿コンプレックスが軽減されるのは良いことだと思う
もっとも、ルッキズムの時代において、ここまであからさまな容姿虐待があるのかは謎で、それ以上に何らかの要因がないとあそこまでのいじめには至らない気がする
ともかくは、舞台設定としての「新しい高校で新しいスタートを切る」と言うことと、「その高校のことを知らない」と言う設定が必要なので編入と言う形を取ったのだと思う
ぶっちゃけ、中高一貫の私立に高校から入ったでもOKだし、そもそもあれだけの化粧品を集められる経済力(親父がすごいのか)あたりを考えると、与えられた環境が違いすぎるようにも思えた
いずれにせよ、前後編の作品なのであまり評価しづらいが、予告編の感じだと「高校卒業後」の6年間を描くことになると思うので、高校編の終わりがこれで良いのかは何とも言えない
ウェブドラマなどでじっくりとやった方が良いタイプの作品なので、後半も駆け足になるのは否めないのだろう
メイクに関しては人それぞれで、それが自信になるのなら良いと思う
それでも、最終的には明かせない自分というものが生まれてしまうので、原型がわからないようなメイクだと、その後の人生が全てハッピーになるとは限らないように思えた
全10件を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。