劇場公開日 2025年3月20日

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「Kōkiが女神???」女神降臨 Before 高校デビュー編 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5Kōkiが女神???

2025年3月21日
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鑑賞方法:映画館

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単純

2部作の前編。
ブサ○クといじめられ不登校になり引きこもってホラーばかり観てた女子高生の谷川麗奈は、ネット動画を観てメイクのテクニックを学び、誰もが振り向く女神へと変身した。知り合いが誰も居ない高校に転校し普通の学校生活を送るはずだったが、趣味のホラーショップにすっぴんで行ってしまい、偶然、同級生の神田俊と出会い、学校で気付かれたため、何でも言うことをきくとメイクの口止めを頼み、俊と主従関係となってしまった。そして、俊に想いを寄せてる女子から妬まれ、さらに俊とかつてバンドを組んでた御曹司の五十嵐悠にも興味を持たれてしまい・・・さてどうなる、という話。

韓国のコミックが原作で、韓国でテレビドラマ化され、それの日本版リメイクらしいが、その韓国版は未鑑賞。
どこまで原作に忠実なのかはわからないが、色々とストーリーが雑だし主演はミスキャストに感じた。
メイクで容姿に自信を持つというのは良いことだと思うけど、園芸用のスプリンクラーの水を浴びたくらいでメイクが落ちてオドオドし、自信を無くして逃げ出すなんて何なんだ?バスケで汗かいた時もそうだったが、もし体育の授業で水泳が有ったらどうするつもりだったのだろう?修学旅行で風呂にも入らないつもり?
学校の成績はほとんどビリなのに3年になる時に転校出来るか?そして、頭悪くて運動も苦手そうな子に興味を持つ男子が居るのも不思議。
学年トップの頭脳を持つ俊や父親が有名企業を経営してる御曹司で歌もギターも上手い悠が麗奈のどこに魅力を感じたのかわかるようにして欲しかった。麗奈に魅力が感じられず、女神には全然見えなかった。
麗奈役のKōkiだが、鼻の穴が大きくて気になり、メイクしてても美人とも思わないし、O脚でガニ股?歩き方や走り方が美しくない。細くて背が高くスタイルだけは良いが主役としては役不足に感じた。親の七光りで話題作りなんだろうが、もっと美人で適役の女優はいくらでも居そうな気がするが。
俊役の渡邊圭祐はイケメンとは思うが、30過ぎて高校生役??もう少し若い俳優はいなかったの?後編で30歳くらいまでやるのかな?
悠役の綱啓永は歌やギターも良かった。
菅井友香など、麗奈の敵役はもっと憎らしいくらい悪女にならないと作品に深みが出ない。
ホラーショップ店長役の佐藤二朗はつまらないギャグを飛ばさなかったから今回は悪くなかった。
kucciの主題歌・ときめき、はアップテンポで良かった。
これ前編らしいからたぶん後編も観ると思うけど、本作の前に観た白雪姫に続いて主役のキャスティングに不満が残った。

りあの
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