太陽がしょっぱい

劇場公開日:

解説・あらすじ

整形手術やルッキズムをテーマに、自分の容姿にコンプレックスを抱く女子高生が整形を決意したことから起こる騒動を、コミカルかつシュールに描いた青春映画。

由緒正しいお寺の娘である河合美波は、愛知県豊橋市の田舎町で育った高校2年生。友達の彼氏の話を聞いたり、暇つぶしにSNS動画を見たりしながら、のほほんと田舎生活を送っていた。そんなある時、中学校で同級生だった花怜の動画を見つける。中学時代はパッとしなかった花怜は、パッチリ二重まぶたになっており、キラキラでモテモテな女子に変身していた。長年、自分の容姿に自信を持てずにいた美波は、自分も整形したいと家族に打ち明けるが、大反対されてしまう。それでも美波は決意を固め、整形に向けて行動を起こすのだが……。

主演は、「ほなまた明日」「この日々が凪いだら」などの映画に出演してきた重松りさ。重松の自らの主演作を撮りたいという思いから企画が動き出し、重松が出演した「異動辞令は音楽隊!」の内田英治が企画・プロデュースとして参加。「BISHU 世界でいちばん優しい服」「向こうの家」の西川達郎監督がメガホンをとり、映画を完成させた。

2023年製作/86分/G/日本
配給:アークエンタテインメント
劇場公開日:2024年11月16日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0Sunny side up

2024年12月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

劣等感の励ましや慰めが的外れなために関係が破綻の危機に瀕する様は何とも痛々しいが、無闇に深刻ぶらないのがいい。
アフタートークで主演女優が「(一重メイクのせいで)眼芝居ができなかった」と仰ってたが、その無表情風味がかえって年頃娘の屈折した心情表現に貢献していたと思う。
それにしても、お寺にも普通の仏壇があるんだな…

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ひろちゃんのカレシ

4.0太陽がでてないときに考えごと、する?

2024年11月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

自分の容姿にコンプレックスを抱く女子高生が整形を決意したことから起こる騒動を、コミカルかつシュールに描いた青春映画。

自分の見た目を変えたいと思ったことは、正直ある。でも、今は変えてなくて良かったかなと思うようになりました。
出会いの入口は広がるかもだけど、結局出口は同じになるしね。

人生はタイミング(自分の決心)とたまたま(周りの状況)の積み重ね。楽しくいきましょう。

重松りささんの笑顔、素敵でした。
ちなみに私は目玉焼きにはソース派です。

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tnk_san

2.5寺の子にしてJudas Priest

2024年11月16日
Androidアプリから投稿

楽しい

単純

一重まぶたにコンプレックスを持ち、整形したくてたまらないJKの話。

1300年の歴史を持つ寺の娘で、引きこもりの兄20歳には期待できないことから、将来は住職になる婿を迎えなくてはと不安を覚えたり、メッチャかわいい友達とのちくわパン格差に劣等感を抱き…。

とりあえず、アニキに飯なんか持っていかなくて良いし、冷蔵庫には鍵つければ良いのに…なんて思いながらも、コミカルな、テイストだし、そもそもアニキはどうでも良いのかななんてw
経師屋の方がもっとストーリー上はどうでも良かったけれど。

途中までは結構面白かったし、締めも悪くはないけれど、脱兎からの流れがかなり大袈裟というか極端というか…悪ふざけもそこだけだし。
ということでぼちぼちだったかな。

まあ個人的にはルッキズムとかどうでも良いしね…(*_*)

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Bacchus