「プリキュアの世界観に匹敵する傑作」映画ドラえもん のび太の絵世界物語 よさくさんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0プリキュアの世界観に匹敵する傑作

2025年4月6日
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泣ける

闇の世界はどこから来るのか、それは作品を見てからのお楽しみになるが、もはやドラえもんの原作者が見たら驚愕するだろうと思うくらい衝撃的だった。逆に言うとここまで作風を広げないとダメなのかとさえ感じる。

答えはノーだ。この作品の核心は実にシンプルだと思う。子供目線に立つと片やAIの登場で世の中全てなんでも思い浮かべたことまで芸術家気分になれる。しかしそこに感動はあっても瞬時に消え去るくらい刹那的なものだ。それを自分の力で思いを入れ込むことで本当の力作になることで自分の等身大が芽生える。

オープニング、MAOの夢をかなえてドラえもんは本作の伏線なのか。大人になったのび太君がお絵描きをしている子供に語りかける、そんな姿を想像するだけ命の息吹きを感じる作品であると思う。

よさくさん
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