「悔しくて、涙なしには観られない。」ノー・アザー・ランド 故郷は他にない お茶と同情さんの映画レビュー(感想・評価)
悔しくて、涙なしには観られない。
パレスチナ人の家が破壊されるすぐ向こうで、入植したイスラエルの家族が笑いながら見ている。
軍の訓練所を造るという名目で、重機が家を壊し、イスラエルの家が建てられていく。それでも抗議の声を上げ続けるパレスチナの人々の勇気。ジャーナリストである息子が軍兵士に殴る蹴るの暴力を受ける中、身を挺して助けようとする父親の激怒に胸が張り裂ける。ただただ悔しく、涙なしには観られない作品だった。
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