「クレイストップモーションアニメ。細かく手作りされた造作がすごい!」かたつむりのメモワール snowwhiteさんの映画レビュー(感想・評価)
クレイストップモーションアニメ。細かく手作りされた造作がすごい!
試写会にて
「いやぁ、これ凄い!」と、映画始まって直ぐから画面の隅々まで見入ってしまいました。
何故ならこれはクレイストップモーションアニメだから。
👉️クレイとは粘土のこと。
👉️ストップモーションアニメとは少しずつ人形とか登場するものを動かしてコマ撮りして動いているように見える様にしたアニメ。(パラパラ漫画と同じ手法)
本当に1つ1つ粘土で丁寧に作りあげられた様々なもの。部屋中に所狭しと色んな物が置いてあってそれを1つ1つ粘土で作ったかと思うと、そしてそれに1つ1つ色をつけたかと思うとその手間は気絶しそうなほど大変だったろうなと、ただただ恐れ入ってしまいました。凄い!これだけでも観る価値あります。
ただし、下ネタとか結構ブラックな内容が含まれているので大人向けです。ポスターの可愛い感じに惹かれて子供を連れて行かないで下さい。ファミリー向けではありません。
👉️製作期間8年。セットの数は200、小道具の数は7000、カットの数は13万5000にのぼる。
👉️アカデミー賞長編アニメーション賞にノミネート。
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👉️膨大な手作業によって本作を生み出したエリオット監督は、自身の作品を「クレイ(粘土)」と「バイオグラフィー(伝記)」を組み合わせた造語「クレヨグラフィー」と呼び、「私はキャラクターの内面に癖や変わった性質を加えるのが好きです」「私の物語は日常生活を反映したもので、友人や風変わりな親戚、街で出会う個性豊かな人たちなど、どこかで見覚えのあるような人物を取り上げた伝記なんです」と語っている。
