劇場公開日 2025年6月27日

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かたつむりのメモワールのレビュー・感想・評価

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4.0心の隙間を大好きなもので埋めようとした

2025年6月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

号泣。
皿で心の隙間を埋め続けた皿オタの私としては、身につまされるセリフが多すぎて涙が止まらなかった。
一つ、また一つと手から大事なものが落ちていくたびに空いた場所を好きな物で埋めたくなったんよね。わかるわ。
始まりから造形がとても好みで目が楽しかったのだけど、想像と全然違う物語でなんか二度美味しかった。

グレースは孤独だったかもしれないけど、必ず手を差し伸べてくれる誰かはいたし、大好きな家族との強い絆があったから優しさは忘れなかったんだろな。
ギルバートにとっても、姉の存在だけが唯一の心の拠り所だったのだろう。

可愛いキャラクターと色んな社会の問題をうまく混ぜ合わせて、一筋縄では行かない見応えのある作品になっていた。
でも本当世界観は可愛かったなー。
あのカタツムリ帽子、犬に作って被せたい笑。

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icco

4.0クレイストップモーションアニメ。細かく手作りされた造作がすごい!

2025年6月13日
Androidアプリから投稿

試写会にて

「いやぁ、これ凄い!」と、映画始まって直ぐから画面の隅々まで見入ってしまいました。

何故ならこれはクレイストップモーションアニメだから。

👉️クレイとは粘土のこと。
👉️ストップモーションアニメとは少しずつ人形とか登場するものを動かしてコマ撮りして動いているように見える様にしたアニメ。(パラパラ漫画と同じ手法)

本当に1つ1つ粘土で丁寧に作りあげられた様々なもの。部屋中に所狭しと色んな物が置いてあってそれを1つ1つ粘土で作ったかと思うと、そしてそれに1つ1つ色をつけたかと思うとその手間は気絶しそうなほど大変だったろうなと、ただただ恐れ入ってしまいました。凄い!これだけでも観る価値あります。

ただし、下ネタとか結構ブラックな内容が含まれているので大人向けです。ポスターの可愛い感じに惹かれて子供を連れて行かないで下さい。ファミリー向けではありません。

👉️製作期間8年。セットの数は200、小道具の数は7000、カットの数は13万5000にのぼる。

👉️アカデミー賞長編アニメーション賞にノミネート。

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👉️膨大な手作業によって本作を生み出したエリオット監督は、自身の作品を「クレイ(粘土)」と「バイオグラフィー(伝記)」を組み合わせた造語「クレヨグラフィー」と呼び、「私はキャラクターの内面に癖や変わった性質を加えるのが好きです」「私の物語は日常生活を反映したもので、友人や風変わりな親戚、街で出会う個性豊かな人たちなど、どこかで見覚えのあるような人物を取り上げた伝記なんです」と語っている。

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snowwhite

5.0金継ぎ

2025年3月21日
iPhoneアプリから投稿
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ブレミン

5.0じっくり見る

2025年3月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

リアルなひとではない制限された、動きのなかだから悲しみと、ファンタジーな喜びが余韻をもってせまってきます。

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mark

4.0すごい設定

2024年10月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

まずキャラ設定が普通でない。
主人公の双子は、口唇口蓋裂のような先天性異常を持っている姉と、それで姉がいじめられるたび守ってくれる弟という今作のなかでは普通のキャラ。

サブキャラがどうして?ってくらいめちゃくちゃクセがあって渋滞気味。アニメじゃなかったら収集つかなかっただろうな。
愛せる人も嫌なやつも変態もでてきて
とんでもないことがコミカルなテンポでどんどん起こる。

ストップモーションアニメを完成できるクリエイターの
一線超えた想像力を見た。

それでも最後は感涙した。素敵
なぜカタツムリだったのかを、誰もが納得できる台詞で伝えてくれる。

あとあと思い出してクスッと笑ってしまう。
見れてよかった

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ひかりすぎ