Flowのレビュー・感想・評価
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うーんなんだかな
鑑賞前はやたらとキレイなCGが〜って前評判を聞いている程度でいました
本編見るとキレイだが予想よりはって印象、後からパンフで知りましたが総制作費が6億円くらいとの事、お値段の割にって事ね
コレはCG押しされなければもっと気にせず見れたのにと後悔、同じ値段で見れるのに大手のCGと比べると物足りなくはなる
内容としては人間がいなくなった終末世界を種の違う動物達が船旅をするんですが…
動物らしさが描かれてはいるがある場面では極端に理性的になったり突然動物っぽくなったりと動物として見せたいのかキャラクターとして見せたいのかフラフラ
終始この動物としての部分と物語の登場人物としての役割の部分が定まらないせいでモヤモヤさせられる
しかし主人公のネコだけは鳥の後を追うシーン以外は基本的にネコ
人間がいなくなったより、主人公のネコ以外の人間が全て動物に変化した世界か、動物っぽい別の生き物達で良かったんじゃない?謎のゴジラっぽいクジラもいたんだし
切ない
新感覚のアニメーション世界に引き込まれる
ジブリともディズニーとも違うアニメーションのテイストで、見始めてすぐに、これまでにない新しい感覚に陥った。
臨場感のあるカメラワークと動物たちのリアルな動き、躍動感、そして自然の効果音まで含めて本当に美しい。
風景映像は一見すると実写と紛う映像…だが、いや確かにそれはアニメーションの映像だ。アニメにも実写にも見える絶妙な映像表現がまた独自の世界観を作っている。
動物たちのやりとりにセリフはない。
しかし見ているうちにすぐ彼らの気持ちがわかるようになる。
下手な人間ドラマを見ているよりもよっぽど伝わってくるものがあって、始まって10分で感情移入していた。正直セリフのない作品でここまで心動かされることになるとは思わなかった。
大洪水に見舞われた世界で主役の猫ちゃんと動物たちの友情と冒険作品。
ポスターの主役の猫ちゃんがとても可愛いので、このビジュアルが好きならばそれだけでも85分間堪能できるかも。
ラトビア発のアニメーション作品。
ギンツ・ジルバロディス監督の長編デビュー作『Away』も是非見てみたいと思った。
猫には安全なお家でぬくぬく暮らしていてほしい…
台詞なしの長編アニメーション映画はおそらく初めての経験。
毛並みはザラッとしているのに、
動物たちが生き生きとしていること…。
猫を飼っている人にとっては、
リアリティのある仕草が盛りだくさん。
(きっと犬を飼っている人にとってもそうでしょう。ゴールデンレトリバーかわいい。)
なかなか没入感のある映像で良かったのですが、
洪水が何度も繰り返されていることや、人間が滅亡したことをにおわせる描写に、死の影がちらつきます。
猫さんが水に落ちるたびハラハラ。
鳥さんは天に召されてしまったが、猫は友だちの元に戻ることにする。
猫の成長や変化を描いているんでしょうかね。
猫、そのままでいいから、安全にのびのびして長生きしてほしいなあ。
最後、鹿が走ってて、クジラが生きてたってことは、また水が来たってことなのかな。
なんだか胸が痛くなるお話です。
映画館で
「前作と同様いい」
潮汐力異常
ギンツ・ジルバロディスの前作 Away は、ただただ画の美しさ、画面の中の風景の壮大さに見惚れる、とにかく美しい映画でした。
でもでもでも。
ストーリーの方は全く記憶に残っておらず、メッセージ性には乏しかったと言う記憶しか無くてですね。この作品も同じでした。
また、ワンコ軍団が途中で消えちゃう時間帯がなかったっけ?編集の都合でしょうか?要するに整合性の緩さですね。こう言うところとか、みんな細かいから、私含めてw
兎にも角にも。
美しさはピカイチです。コレは劇場で観なきゃ!と言う一本でした。
ちなみに。
アン・リー監督の、ライフ・オブ・パイは、その圧倒的な映像美だけで無く、幻想的なストーリーも魅力的でした。なんてのと対比すると、ギンツ・ジルバロディスそのものが、子供向き、いや子供と言うと言い過ぎかも知れませんが、思考を引き出すタイプの作家と言うより、絵描きさんタイプ、なのかも知れない、って思いました。
いずれにしても。
綺麗だった。
とっても。
綺麗で、どこか悲しい映画でした
映像が綺麗で、セリフがないせいか没入しており、気がついたらエンドロールでした。猫や犬が可愛いすぎて、幸せでいて欲しいっていう、飼い主みたいな感情が芽生えてしまい、イベントごとにハラハラしながら見ていました。観終わって、ワクワクもあったけど、切ないとか悲しいという思いが強く残りました。
猫好きさんは無条件で楽しめる。。。らしい
いきものたちの黙示録
何がすごいか。
セリフなし。
擬人化なし。
これはネイチャードキュメンタリー?
否、スケールの大きなスペクタクルドラマの醍醐味!
大洪水がおこり、陸地は海に沈んだ
生き残った黒猫、犬、鳥、猿、カピバラが
一艘のヨット、旅の道連れ。
あらゆる波乱、困難のなか、ぶつかり、よりそいながら、したたかに生存していく。
動物はいまこの一瞬を生きるために生きている。
人間は、いまを生きること以外に余計なことを考える。
明日明後日を憂うから、それが不安、掠奪、戦争になる。
見ているあいだは、ハラハラドキドキ。終わって、安堵、そして、なぜか涙が。
祈りが込められた作品。
シナリオも練り上げられて、
圧巻のカメラワーク、音響、
驚異の視聴覚体験。
とにかくすごかった。
かつてアニメーションはこのような温かいものだったかも。
まるで監督一人で全てを製作したかのような作家性の強いアニメーション作品。
実際はスタッフは50人以下、制作費は350万ユーロ(約5.5億円)だが、オープンソースのソフトを使っての劇的な低予算らしい。
先日見たディズニーの「白雪姫」のエンドロールでの小さい町の住民名簿の一覧かと思えるほどの大量のスタッフの羅列とは格段の差だ。
動物たちは過度に擬人化されず、かといって弱肉強食の殺伐したリアリズムでもなく、見ていて、何とか早くご飯をの、声が出そうになった。
動物たちのキャラクターが愛らしい。
カピバラ好き!
ゴジラのCGも数人の若い人たちで作り上げたという。
発信が、巨大な資本なしでこのクオリティを伴って出来てしまう。
天才(だけ)には素晴らしい時代だ。
ストーリーは他愛もないものだが、懐かしくアニメーションとはこういうものであったなぁと安らいでしまった。
唯一無二
これが2回目の鑑賞。
1回目はあまりの映像美に目を奪われていまい、内容が飛んでしまってました。
改めて猫好きの友を誘って、片道40㎞くらいの中間市まで小旅行。
まるで絵画のような背景に圧倒されながらも、今度は内容をじっくりと鑑賞。
言葉もナレーションも無いのに、動物たちの表情だけで何を考えているのか理解できるってすごい!カメラワークも("・∀・)イイ!!カット割りが最小限なのも個人的に好み。
オープニングとエンディングがまるで韻を踏んでいるかのような構図も最高。
この作品をたったの5.5億円で作ったことが奇跡のよう・・・。
観終わった後、猫好きの友と感想を話し合ったけど、人それぞれの考え方が出来る内容なので、考察のし甲斐があってずーっと二人で話してました。ちなみに相手は外国籍で、
「Fantastic!」と何度も言ってました。
私は、他の映画と比較するのが嫌いです。ランキングする必要もないと思ってます(興行収入は数字が出るから仕方ないけど)。何かさ、ジブリとかディズニーとかと比較する輩が結構いるけど、そりゃ製作費が50億円や1億$使えたらすごい映像が出来て当然(最近のディズニーは金かかっててもつまんないけど)。あくまで1作品として観るのが映画だと思うなぁ。
閑話休題
とにかく、誰が何と言おうと私にとって「Flow」は唯一無二の作品です。
絶賛されるほどでは…
期待は超えていないけど
勝手に想像して勝手に楽しむ、動物はアイテムですか?
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