Flowのレビュー・感想・評価
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鑑賞動機:にゃーん10割
まずは祝アカデミー賞受賞! Blenderでここまでできるのか。グラデーションの部分は流石にちょっと画質が荒いものの、それを補って余りある表現だと思う。セリフなしで鳴き声と環境音のみにした英断に拍手。リアリズムの範疇でつけられている(身体全体での)表情の加減が素晴らしい。写し方や視点の移動、カットの割らなさ加減好き。
犬のアホアホぶりに和む。
カピバラのマイペースぶりに和む。
鳥のデレツン?ぶりに和む。
サルの鏡に和む。
にゃーん、優勝。
猫ちゃんRPG
台詞がないからこそ感じる動物の世界
セリフが無い、だからこそ余白が生まれ、様々な問題を考えさせられる作品。
圧巻の映像美、でも…
ラトビアの長編アニメーション。ディズニーやジブリのような制作費はかけられなくても、これだけのクォリティが表現できたことに驚嘆します。
洪水に襲われ人類不在となった世界。生き残った動物達の過酷なサバイバルを、黒猫の目線で描く手法も斬新で、何より動物の仕草がいちいち可愛い!あー猫ってこういう行動取るよね、のオンパレード。
ただストーリーが進むにつれ、仲間になった動物達の行動に違和感を覚えることに。
取った魚を譲ってあげる場面はまだしも、ヘビクイワシが船の舵取りをするのはどうなの?船に取り残されたカピバラを救出する際の行動も、ヒューマニズムが過ぎませんか?新参のわんこたちが通りかかった兎を追いかけた結果、救助放棄した行動の方がよほど納得しましたよ…だって動物だし。
せっかくセリフの無い、映像美溢れる世界なのに妙に人間的なモラルが入り込むことで、感情のスタンスをどこに置けばいいか困惑してしまいました。
ラトビアを応援するで賞‼️❓
幻想的な絵本のような物語 物欲の人間を考えさせられました
物語と関係ないですが
上映中にも関わらず、近くの席のヤンキー初老おばちゃん2人組のコソコソ話し声や終わることのない過度な感嘆リアクションが本当に邪魔でした(T_T)
上映中の過度なリアクションやヒソヒソ話は周りに迷惑と本当に理解して欲しい(T_T)
やはりいつも通り、レイトショーで人が少ない時に行った方が良かったです。
本編はダークな雰囲気も少しあるのかな?たビクビクしながら観ていましたが、人類の死体等は出てこず
可愛らしい動物達が繰り広げる冒険は絵本のようで、楽しかったです♪
特にゴールデンレトリバーやカピバラさんが可愛すぎました
キツネザルは、物を捨てられない自分と重なり、自分の醜態を客観的に観ているような複雑な気持ちになりました。
色々と謎も多かったので、これから調べていきたいと思います
グッズも色々欲しかったですが、TOHOシネマズ販売してませんでした。
【年度末時短レビュー】 風景 特に水の色の美しさ が全て
アカデミー 長編アニメ 受賞
ラトビア 低予算
尺が短くて何より
周辺の映画館が上映して無いのに 映画館側が 読み違えて❓❓超満員🈵 小ぶりの器
回数少ない
皆んな 心理は同じだな
アカデミーは観たいけど 長尺 難解は 勘弁して
とにかく 風景画像が綺麗 麗しい 最高😀 デカい画面向き
ただ カピパラとか犬🐕とか一部動物は 粗いとこあり
ストーリーは誰でもわかる 是非劇場で・・・
俺の描いてたイメージどおり のお話❓ 是非劇場で
水の💦絵の綺麗な映画です。
まあ あまり『狭い気持ち 小さな器』の人は相性あると思う。
🈶有料パンフは 初日の金曜日夜に🌉確保
して 本日朝☀️来たら『売り切れて』た。まさに 神がかり的な 売れ行き
まあ 監督インタビュー長いけど 全体としては 読みやすい普通のパンフですよ。
めくっただけだけどもね。
人事異動で大忙し。映画観る暇はあっても 有料パンフ読む暇無し
あっ❗️ホームページHPは 動画含め全て 事前に繰り返し見てます。
いかんなぁ 3行で行こうと思ったのに 行が増えていく。
こういうのを 冗長 と言います。
大団円か 試練か 悲劇か その他か 映画館で観てのお楽しみ❗️
皆んなも アカデミー 85 分 で味わってみないか❓あと エンドロールの後に一画面あります。
まあ 映画館も商売 プロpro だから 敢えての 『小ぶりで満員🈵演出』戦術かもな❓
仕事とはそういうこと。
想像力の無限の拡張!観る瞑想!
普段、映画を一元的に何も想像せずに観てるな〜、と実感。
この映画は、セリフもなく、答えを説明してくれないので、『この場面にはどんな意味があるんだ??』とか、終始自分で想像するしか無い。
しかし自分が普段観るようなハリウッドの娯楽映画では、台詞や画で見方を示してくれるが、想像力が入る余地など更々無くなってしまう。
本作の”想像”体験は、稀有なものとして心に深く刻まれる。
この映画には人間が出ず、動物しか出てこない。
個性的な主要キャラ、
レトリーバーもワオキツネザルもカピバラも鳥も、主役の黒猫も、人間のような仕草をするが、ディズニー映画のように喋ったりはしない。
モデリングのクオリティは、近年のハリウッド映画(それこそアバター2)と比べたら雲泥の差。
しかし、説明しない・描き切ら(れ)ないことでこんなに想像力を掻き立てられる映画が出来上がる!
特に動物達の動きとカメラワークは丁寧で、全くノイズにならなかったし、セリフのないこの映画では効果的に演出だと思う。
冒頭、黒猫が犬に追われるシーンからの洪水シーン
は圧巻。
動物より雄弁なのは情景。特に水の表現。
水面の下に見える白い花の美しいこと。
カメラが殆ど固定されず、画面の奥へ行くシーンが多いから、映画というよりオープンワールドのゲームのようにも見える。
劇中何度も水面と鏡を見るシーンがある。
世界は広がってるが、自分の中も同じように広がってる。自分を見つめろ(瞑想)、ということなのか?
しかし最後で鏡が壊れる。
自分でなく外を見ろ、とも受け取れるが、鯨クリーチャーが死んだら、皆で水面をじっと見つめてエンドになってしまう。
世界と自分も両方見つめろ、と捉えてしまったが、正直それも野暮な解釈な気もする(テーマ主義的、一元的な解釈をさせないよ、という作り手からのメッセージ?)。
正直アバター2の何倍も想像力を掻き立てられる稀有な映画。
答えがないことを楽しむ、稀有な映画体験。
黙示録な映像詩‼️
字幕上映あるかどうか心配してたんですが、心配ご無用‼️セリフは全くナシ‼️というか人間が話す言葉はナシ‼️というか人間の登場も全くナシ‼️あるのは動物たちの鳴き声のみ‼️これは万国共通ですもんね‼️大洪水により陸地が次々に水没していく中、一匹の猫がおんぼろ船で脱出。乗り合わせたカピバラ、猿、犬らの動物たちと共に、数々の危機を乗り越えていく・・・‼️世界崩壊、黙示録みたいな世界観なんですけど、やはりスペクタクル・アクションの描写が意外に迫力があります‼️大洪水により迫りくる激流から猫をはじめ、様々な動物たちが逃げ惑うシーンのスピード感‼️たどり着いた、わずかな足場が水嵩が増して徐々に無くなっていく恐怖感‼️船から激流に落ちた猫が鳥に捕まり、大空を滑空した後、船に振り落とされる飛行シーン‼️洪水の水がいきなり引き始め、樹木や陸地が次々に姿を表す一大スペクタクル‼️そして水が引き、船が木に引っかかり、落下の危険の中、次々に動物たちが脱出する手に汗握るシーン‼️アニメーションの特性を活かした躍動感溢れるシーンの数々でした‼️そしてアニメーションによる映像がこれまた素晴らしいです‼️製作に5年の歳月をかけただけあって、手描きかCGか分からないんですが、特に背景描写は実写と見間違うくらい美しかった‼️そして内容に伴い、水の描写が多いのですが、波の描写、水中の描写はアニメーションでは難しいと思うのですが、見事な出来栄えでした‼️特に、揺らいだ猫の顔が映し出される水面の描写や、水滴とともに猫の体が浮かび上がる幻想的なシーンなどの美しさは、まさしく映像詩‼️タルコフスキー監督の作品を思い出しました‼️そして人間が一切登場せず、動物たちによるサイレント映画のような作風も、映像詩に拍車をかけてると思います‼️ただ作品のテーマとしては、大洪水による危機を船で必死にサバイバルする動物たちの友情物語‼️ラスト、様々な困難を力を合わせて乗り切った猫、カピバラ、猿、犬の4ショットに胸がアツくなりました‼️
猫が何回も水に落ちるのに、まったく濡れているように見えない。 猫を...
猫が何回も水に落ちるのに、まったく濡れているように見えない。
猫を飼った人ならわかると思うが、一回ブルっとしたぐらいで乾かんて。
ここで引っかかって、結構序盤から映画に入り込めなくなってしまった。
そこからの長いこと長いこと。いや、この内容で、この上映時間は長すぎるだろ。
襲い来る睡魔と闘いながら何とか最後まで鑑賞したが、結局何が言いたいのか、さっぱりわからず。
癒し系3Dゲームの配信を延々と見せられているようで、時間を無駄にしたという以上の感想が湧かない。
最初は可愛いかった猫の鳴き声も、だんだんうざくなってくる始末。
予告編および、本編の序盤まではワクワクしていただけに、本当に残念だった。
圧倒的な映像美と音楽
今年度の米国アカデミー長編アニメーション賞受賞作品ということで観に行ってきました。
圧倒的な映像美と雄大な音楽。主人公の黒猫他、登場する動物達のリアルな動き、CGなんだろうけれど、迫ってくる水の迫力、木や葉っぱの動きは凄かった。
人間の文化は残っているけれど、人は全く出てこない。どんどん水位が上昇するために、登場する動物たちは人間の文明の遺物(帆船や遺跡)等を使って生き延びていく。
主人公の黒猫がカピバラさんが乗ってきた船に救われて、犬やキツネザル、白い大きな鳥などが次々に仲間に加わっていく....
って感じなんだけど、正直、ストーリーが全く面白くない。
何故水位が何千メートルも上昇したのか、ラストで唐突に水が一気に無くなるのか、理由がわからないから緊迫感も出ない。
映像は主人公の黒猫を俯瞰で追い続けており、登場するキャラクターの動きが本物の動物らし過ぎて、仲間同士のやり取りも動物同士のやり取りそのもので(ものすごくリアル)感情移入が全くできない。
圧倒的な映像美も長時間観ていると飽きてくる。途中眠くなってきました。
後、CGがリアルすぎて、登場する動物たちがある程度デフォルメされているからアニメーションなんだろうけれど、動物にリアル感を出したら実写版と変わらなくなるんじゃないかなんて思ってしまい、アニメーションっていったい何だろうかと改めて考えさせられる作品でした。(事実、リアルなライオンのCGは実写版ライオンキングと呼ばれてますしね。)
かわいい
黒猫ちゃんが可愛い🩷
舞台は自然災害か何かで人類が居なくなった世界なのでしょうか?
大自然がとても綺麗な森の中を散策する1匹の黒猫ちゃん🐈⬛
黒猫ちゃんの飼い主だったと思われる人間の家のお気に入りの場所の陽の光が入るベッドの上で寛ぐ姿は猫好きな私には可愛くて堪らない♡
台詞なんてなくても猫の鳴き声、表情だけで気持ちがよく分かります
謎の大津波が襲い大洪水の世界に巻き込まれる黒猫ちゃんがどうなるのかドキドキしました。
ファンタジー映画だと何か奇跡が起きるのでしょうけど流れてきた船に飛び乗るとカピバラ?元々チラシの絵でカピバラがいるのは分かっていたけど出会うシーンに何故か笑ってしまいました。
またカピバラの表情も可愛くて良かった。
その後、犬、猿、鳥も仲間になるが『桃太郎か?』と何処の国でもお決まりの動物なんだなぁと子供染みたことを思い笑ってしまった。
カピバラと犬の鼻チューはホッコリしたけどファンタジー映画ではないので言葉の通じない動物たちは最初は(特に猫)警戒心あるけど生き抜くために力を合わせて助け合い、協力して苦難を乗り越える人類へのメッセージ映画です。
私が好きなシーンは猫と鳥との関係性。
怪我を負ってまで仲間から守った鳥に猫はやがて心を開きく。船から飛び去った鳥の後を追って高い岩を登る。鳥だけが星空の渦に吸い込まれて消えいく神秘的なシーンでは恐らく天に召されたのだろうと思うと涙が出ました。
最も感動したのはラストシーン。
ヒレの形が特徴的だけど多分クジラだと思うそのクジラが水が引いた大地に打ち上げられた瀕死の状態に。かつて命を助けられた猫は喉を鳴らして寄りそう。そしてラスト猫、カピバラ、猿、犬は水を眺めるシーンに胸が熱くなるほど感動しました。
オープニングでも1匹で水を眺めてるシーンがあったけどラストは仲間と共に…これからのことを考えると涙が止まらなかったです
台詞が無いので各々の気持ちなんて分からないけど動物達の表情や仕草でまるで会話が聞こえてくるようだし物語の解釈を自由に想像できる楽しさがとても良い作品です
さすがに文部科学省選定作品だけあり、この作品を観てそれぞれの感想が読めそうです
猫目線で楽しめる新感覚アニメーション
大洪水の世界を漂流する一匹の猫と仲間たちのラトビア発アニメーション映画。セリフが全くない猫目線の作品で、圧倒的な映像と音楽で動物たちの友情を交えながら観客を魅了する素晴らしい作品。ラトビア初のアカデミー賞受賞も納得の出来栄えです。
2025-42
美しさ、不安感
とにかく映像の美しさがすごかったです。
植物、水没した建物、水、自然のきれいさが本物のようでした。
そんなリアルな映像美なのに動物はイラストぽくて違和感があったけど、それはあえてそうしているのかなと思いました。
セリフが全然ないという私には初めての作品。
動物がディズニーのように話さなく鳴き声だけ、でも動作や表情で気持ちは伝わってきたように思います。
猫と犬がよくする行動は可愛くて、特にワオキツネザルは可愛すぎました。
冒頭、人間はどこへ?って思って水の届かない場所に逃げたのかと思ったけど、それならペットも連れて行くはずだからいなくなったのでしょう。
どんどん水かさが増えていく様子に、地球の未来がどうなっていくのかという事を考えさせられ、ラストシーンに不安な気持ちになりました。
自然の美しさとこれからの地球に不安感、観終わってこの2つが心に残りました。
初めての感覚。セリフがないって新鮮。
【FLOW】アカデミー長編アニメーション受賞作
・・・全くセリフのない、動物たちの鳴き声のみ。
無声映画に近い感覚で、初めは戸惑いましたが、慣れると心地よく… 風の音、木々のざわめき、水しぶき… 自然の音や風景が鮮やかに引き立ち、かえって良かったかも、なんて。
そしてとにかく黒猫が可愛くてたまりません。カピバラさんも、萌え萌えでした(笑)
大洪水に見舞われた森からの冒険は、まるでノアの方舟。仲間も増えて、ハプニングの連続。
さぁ、最後はどう終わるのかな…と期待しましたが、最後まで人間が全く出てこないのが良かったですし、あの白い鳥はきっと天に召されたのだと思うと、あの包まれた光はなんて神々しいのかと深く感じ入り、画面が消えると不思議と涙が滲みました。
とっても不思議な感覚。
今までにない感覚。
テーマはきっと、地球讃歌、動物讃歌。
素晴らしいアニメだと思いました。
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