Flowのレビュー・感想・評価
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言葉は無くとも
動物が主役ということで、全てを音と映像で語る作品。のっけから低い視点のスピード感溢れる映像に度肝を抜かれた。
登場する動物たちは人語をしゃべったり、服を着たりの擬人化こそされていないものの、ストーリーの展開上、協力し合ったり物を片付けたりなど、最低限の知的行動はとる。特に片足で帆船を自由自在に操る鳥船長には笑った。
苦難と驚きに満ちた旅が、いったい何処へ行き着くのだろうと思っていたら、最後はただ成す術なく立ちすくむ幕切れ。この結末とエンドロールのあとに流れる映像、そして旅の途中で仲間のひとりが天に召される?あのエピソードをどう解釈すべきか。
いずれにしろ明確に起承転結のあるお話ではないので、難しいことは考えず、次から次へと起こるイベントにハラハラしたり、イマジネーションに満ちた美しい映像をひたすら堪能するのがこの作品の楽しみ方なのかもしれない。
動物たちは無邪気で素直 見え方はきっと人それぞれ
リアルではなく間違いなくファンタジー
でも自然と納得してしまいそうなリアル感
映像も、CGで描かれる動物たちのしぐさや演技もそういった部分に一貫したものがあるように感じられた
そうして描かれる動物たちは、一切の言葉を発さない
鳴き声は上げるし、抑揚などである程度の気持ちは伝わっているかもしれないけれど、言語的な意思疎通は出来てないと思う
だからこそ(彼ら自身はそういう風に意識さえしてないだろうけど)彼らは、行動で全てを示す
そこに小賢しさはなくて、怒るとき、攻撃するときでさえ悪意のようなものは見えず、とにかく素直で正直だ
それがなんとも言えず心地好い
言語的な説明だって当然ないし、原因を究明したり解決したりしようとすることもない
だから、想像する余地が大いにある
ここはある程度好みが分かれるところもあるかもしれない
想像力の働かせ方によっていろんな見方ができるし、その見方によって見えるものさえ違ってきてしまいそうだから、ある種の鏡みたいなものかもしれない
近しい人といっしょに、見終わったあとでそれぞれの解釈を語って答え合わせをするのが楽しそうな映画、というのはけっこう貴重な気がする
上映時間は比較的短めだけど、説明で冗長になる時間が一切存在しないので充分な満足感とともに視聴を終えることができた
あれこれ語ってはみたけど、とにかくヘビクイワシさんがカッコいいんだよなぁ……
人間とはこのようなものであった
手描き風なタッチ、美しいCG、ダイナミックなカメラワーク、新しいアニメ
ギンツ・ジルバロディス。ラトビアのアニメーターで、基本たった一人で作品を作ってきた。そして5年前にこれもたった一人で作り上げた初長編映画「Away」は、今までに見たことない質感のアニメで、セリフなく、自然を駆け抜ける疾走感とともに、新しいアニメ旋風を起こすのではと自分なりに感じていました。そして今回、2本目の長編作品として、今度は小規模ながらチームでアニメを作り上げ発表したのが本作です。
本作の舞台は、人がいなくなった(?)世界で黒猫が主人公。なぜか水が襲い大地が沈んでいく。黒猫は、逃げるために高い所へ、異種の動物たちとともにボートに乗りながら旅をする・・・てな感じです。
まず驚くべきはCGとはいえ美しい絵。キャラクターは水彩画のように、しかし植物や背景はリアルな質感を持っていて、なんとなく美しさを感じてしまう。水の動き、瞳孔の縮瞳、動物たちの個性的な動き、どれをとっても美しい。
そしてそれらを余すことなくダイナミックに映し出すカメラワークもまた見事。動物の視点から動きをとらえるような臨場感と躍動感が画面いっぱいに溢れてるんです。また本作は鳴き声しかセリフはないですが、キャラクターの動きで何がしたいのか、何を伝えようとしているのかを感じさせる画づくりが、一種のドラマを見てるようで面白い。
しかし、その中で自分が本作から強く感じたことは、
“自然の厳しさと、互助の大切さ”かと思うんです。
物語の中で、多くの動物たちが一つの船で旅をする。同席する理由は各々あるも、その過程で自然、野生で生きていくのに厳しい掟を暗示しているように感じるんです。その中で、彼らは協力して動く場面がよく見られるんですな。違う種族だが、危機的状況に対し助けようとする場面に、互助の大切さを感じずにはいられません。だが、それ以上にラストのクジラと黒猫の対峙がとても印象的でした。それは、
時に、どうにもならないことがある。と暗示しているかのような。
そこに、自然の厳しさを感じるんですが、その後のカットがまた印象的。その中でも協力して生きていくことが大切というか、自分は一人じゃないメッセージを持っているのやないかと、自分は思うています。そう考えると、本作はただただダイナミックな美しいアニメーションだけではない、
詩的で、ユーモアがあって、大事なことを思い返させてくれそうな、そんな感じがある素晴らしい作品であると思うんです。
アニメ界に間違いなく新しい力が花を咲かせた。自分はそう思うています。ギンツ・ジルバロディスに乾杯。
映画に頭まで浸かって猫と一緒に流される。
事前予告やチラシから受けた、「ラトビアのすごい監督が手がけた、動物たちが力を合わせてとんでもないことになった世界を冒険するハートフルストーリー」的な印象のまま視聴しましたが、全く別物でした。動物である彼らの冒険を自分事として共に体験させてくる。この世界そのものを自分で考えさせてくる。自分の内面と向き合わせてくる。内省的で、監督の美学というか、美しさと哲学でぶん殴ってくる、人によってはきっと面倒臭いタイプの映画と思います。
猫ちゃんかわいいねえ、辛いけど頑張ろうねえ、なんて人間様の視点から俯瞰しながら見るつもりでしたが、抗いようのない濁流に猫と一緒に押し流され、ゆっくりと深海に落ちていくそのどうしようもなさに死の恐怖を感じ、嵐の中で海原に放り出されて自分も震え、見知らぬ絶景と日差しに歓喜して、彼らが何も言わないが故に自分が彼らの気持ちを考えてしまい、自分がその場にいる感覚に完全に飲み込まれて、ただただ映画に流され続けました。
そして世界についての謎も、何も説明されないが故にずっと考えてしまいます。唐突のように感じる部分がありますが、そのせいでよりこの映画の深みが増しているように思います。
ギンツ監督の多才さはすごいものだと思いますが、彼の世界観、内面を抉ってくるような静謐さの方がすごい。とても大好きな映画になりました。
あとは蛇足。
映像ですが、大作映画のしっかり予算のかかった現実と見紛うようなリアリティのあるCGではありません。個人的に最も近いなと感じたのが、「ブレスオブザワイルド」で、見ようによっては確かに粗い部分があるし、精細ではありませんが、そんなことがどうでも良くなるくらい美しい。
音楽も、世界観に合わせた、派手さはあまりないが内省的で、サントラ単体で聞いてもエレクトロとして楽しいものです。
矛盾を感じつつも美しい世界に魅了される
今作は家族と予定が合わず一人で観に行ったんですが、「どうだった?」と改めて聞かれると言葉にするのが難しかった。物語は至ってシンプル、洪水で浸水してしまった世界は、現在進行系で沈んでいる。そこで生き続ける動物たちの営み、命がけの舟旅。
猫の鳴き声が可愛いくて感情表現が豊か。ただ、その声に胸がぎゅっと苦しくなる人もいると知って、受け取り手次第だなぁと思った。安全圏が小船しかないことにずっと不安がくすぶってるなか、動物たちのやり取りが人のように個性的でユーモアがあって楽しめた。後半の不思議なシーンの解釈にちょっと悩むところ。なんとなくこれが原因なのかしら?と思うことも。ところどころシーツが綺麗すぎたり、部屋全体も蜘蛛の巣や汚れがなかったり、魚はピチピチいわないし、黒猫や他の動物たちの毛は濡れ感とかフサフサすることもなく、筆で描いた絵の具のような質感に見えました。そんな矛盾を感じつつ日本アニメとは違った美しさに魅了される。やはり人間がいない方が世界は美しいのだろうな。新鮮な思いで楽しめました。
結局家族に説明は難しく、幻想的で美しい映像が素晴らしかったとだけにとどまる。
観る人次第
不思議なアニメ。
最近の、微細な毛の1本1本まで描写されるCGアニメとは異なり、筆で描かれる様な絵画的な動画。
「ゼルダの伝説の空気感」が近いかな。
しかし、登場する動物たちの動きはきわめてリアルで、擬人化を極力しない様にしてあるのは観ていて伝わってくる。
つまり「動物そのもの」をまずは表現したいんだな、と。
映画の中で起きていることは、我々の常識から考えて、かなり大きな災厄であるようには見える。
そしておそらくこの世界に人間は存在していた(いる)であろうことも明らかにはなっている。
一方で、この世界には我々が見たことのない巨大な生物も登場する。
これを観て「何が起きているんだ?」から始まり、観客はこれを人間社会に置き換えて何らかのメッセージを受け取ろうとする。
でも、実はこの映画の中で説明的なことはほぼされることはなく、結果として純粋に「動物たちの冒険」の物語として捉える人もいるだろう。
恥ずかしながら、私もいろんな映画を観る様になって、映画の言外に隠されたメッセージを(当然あるものとして)無理にこじつけて読み取ろうとしてしまうことがある。
象徴的に登場するいろんなパーツ。
手鏡とか。
ヒクイドリとか。
ヨットとか。
なんだか深い意味がありそうで、いや実は意味なんてものはそもそもないのかも。
そういう、ある意味「うがった」映画の見方が間違っているワケではないが、単に「スクリーン上で起きていることを楽しむ」という、映画本来の楽しみに立ち返ることも、この映画が教えてくれているのかも知れない。
ただ登場する動物たちが生き生きと活動する姿だけで、これだけ楽しめるワケだし。
もちろん、社会的・哲学的メッセージを捉えたのなら、それはそれ。
もし「描きたい何か」があったのなら私の不見識で申し訳ないんだけど、あえて作品の主旨を、受け手に委ねる作品の様に思えた。
何だコレは!
なんだコレは!!
心でしか感じる事が出来ない映画だった。
登場キャラ全員優しく知的で、愛するって気持ちしか産まれなかったぞ、ヘビクイワシとかクソ気高く、正しさと気品に溢れアホみたいにカッコよかったぞー!!
今年一番のアニメ映画かも知れない。
もちろんネコさんも魅力、ネコって、水苦手なのに自ら水に潜り狩を行い、仲間に食糧を与える心の大きさ。
カピバラの存在感、ワオキツネザルの少年感をも友好性。
レトリバーのお兄ちゃん感よ!
民族の壁など超え、ただ他者を助け今を生きる。
とても美しく愛のみが描かれてた。
あの龍だかクジラだか謎の巨大生物は神、天災として存在してたのだろう、彼らを助け、時に災害となり。
それは俺ら人間と同じなんだな。
でもそこを乗り越え、共存し、神とも同じ世界に生きる。
辿り着いたのは楽園かゴールかも不明だけど、ただタダ彼らは勇敢で誠実で、もう愛する気持ちしか残って無いよ。
癒される。
猫好きは疲れるし考察し放題だし地球大事
アニメーションの素晴らしい形!
なのに何故3.5なのか?
外国の映画賞のアニメ部門を取るには最高の形のアニメーション。
言葉がない。主人公の猫と仲間になる動物は猫がいないので、言葉での意思疎通が出来ない。それをアニメーション映画の中で言葉でない意思疎通をアニメの表現で描き(犬の場合ゴールデンレトリバーが仲間の犬達とはぐれて主人公の猫に助けを求めて受け入れられる事で仲良くなる。)、言葉なしでの動物同士の意思疎通をアニメの力で見せることで外国の映画賞も審査員の評価は良いだろうと観ていて思った。
同じ賞に日本からノミネートした作品は日本語で会話をして、字幕か翻訳で審査員は作品の優劣を判断しただろうから、文化の違いで分からない処は採点でマイナスを喰らうだろうから、きっと敵わないのは当たり前だったんだと思った。
だから、普通の日本での商業映画としてのアニメーション作品では作画の点数は満点の2.5点。それ以外は点数は以下の評価になる。セリフの無いシナリオの評価は1.0。声優の評価は出ていないので評価は0.0。日本アニメの映画賞なら3.5で敢闘賞くらいはあげますよ。
近隣4館のシネコンで1館しか上映していないのは日本での商業映画としてのパワーがないと判断されたからかと理解しています。
猫が助けを求めて鳴いてる様子が駄目な人は、観ない事をおすすめ
序盤から、押し寄せる水に困惑し溺れそうになって
独り助けを求めてニャンニャン鳴く猫の表現で、もう駄目
そして洪水というかほぼ津波な表現(しかもこっちへ向かってくる)があり
確かにこれは事前の注意が必要
公式サイトに想像を超えた冒険の始まりだったとか
なんとなくスカッと爽やかアドベンチャー的な事が書いてあるし
猫主役アニメ=子供向けみたいな感覚でおそらく観に来たらしき親子連れの
子供さんが終了後に「よくわからなかった」って言ってたが
大丈夫大人も良くわかってないよ
自然描写は素晴らしいけれど、メインの猫ビジュアルがなんか可愛くない
と思ったら洋猫は割とそんな顔だったので
和猫に慣れすぎた偏見だった
出てくる獣たちが、初っ端から自ら船に乗り込んだりして
賢すぎるんでないかと観ていたら、途中から舵を操りだしたので
これは外見獣みたいに見えるポ〇モンの物語だと思って観ていたが
遠くに見える祭壇みたいな高い高い岩が出て来た辺りでなんか不穏な空気を感じ
案の定その天辺まで登って行って、不可思議な重力逆転現象がおこって
あれ?これもしかして猫既に死んでる?と思い始めたのに
ヘビクイワシみたいな鳥のみが天に召された辺りで考えるのを止めました
動物たちの営みをほのぼのと眺める
予告を目にしなかったので、どんな作品かは知りませんでしたが、アニメ作品は好きなので、早々に鑑賞を決めていた本作。公開日は時間が取れず、2日目の朝イチで鑑賞してきました。アカデミー賞の影響か、客入りはまずまずで期待の高さがうかがえます。
ストーリーは、森にいた1匹の黒猫が、突然大洪水に見舞われ、あたり一面が水に飲み込まれ、全てが水没していく中で、たまたま流れてきたボートに逃げ込み、なんとか難を逃れるが、そこに他の動物も乗り合わせることになり、種の異なる動物たちと交流していく姿を描くというもの。
主人公の黒猫を始めとする動物たちは、もちろんCGで描かれているのですが、精細なリアル指向ではなく、かといってかわいらしい擬人化指向でもありません。どちらかというと、一昔前の3DCGのゲームキャラを思わせる、作り物感ある造形です。ただし、その動きはやけにリアルで、ちょっとした目の動き、仕草、身のこなし等、細部にわたって本物っぽさを感じます。こんなアンバランスなキャラ造形が、なんだか新鮮です。登場時こそやや違和感を覚えましたが、すぐに気にならなくなり、いつの間にか愛着さえ感じるようになりました。
そんな動物たちが、種の違いやそれぞれのもつ習性により反目しあっていたものの、降りかかるピンチの中で少しずつ交流を深めていく様子が、ほのぼのと伝わってきます。これをいっさいのセリフを排除して描いている点がすばらしいです。言葉はなくとも目の動きや表情のわずかな変化から、心情を十分に察することができます。
ただ、心情を察することができても、そこに共感できるかどうかは別問題です。それぞれの動物に感情移入できないと、淡白なストーリーに退屈さを感じるかもしれません。自分は退屈だったわけではないですが、昨夜の飲み過ぎ、寝不足、花粉症のためにイマイチ集中できず、何度も瞬間寝落ちしてしまい、なかなか作品世界に浸れませんでした。
未曾有の危機を前にして、種の異なる動物たちが、少しずつ交流して理解を深めていく姿は、現在の世界情勢と重ねて、何らかのメッセージが込められているようにも感じます。しかし、そんな深読みをせず、動物たちの姿に癒しを求めるだけの方が、気楽に楽しめるような気がします。機会があれば、しっかり覚醒している時に改めて鑑賞してみたいと思います。
言葉は通じなくとも気持ちが通じる
「万物は流れ去っていく」ことを見事に見切った素晴らしい作品です。
人間は一人も登場しない洪水に覆われた世界の話ということだけは聞いていた。これはアポカリプスでもなくディストピアでもない。ましてやトランプが主張するように化石燃料を「掘って掘って掘りまくった」人類の未来を警告する話でもない。水は時として静かに、時として荒々しく、地上に満ち、そして時としてひいてもいく。人間はマリー・セレスト号の船員たちのようにひっそり姿を消している。建物や、装飾物や、そしてボートを残して。
動物たちは残っている。野生動物もペットも。この動物たちが、主役のネコをはじめとして、一隻のボートに乗り合わせて生き残ろうとする話である。そしてこの動物たちの動きの表現が素晴らしい。多分、タイトルの「flow」が示す通り、制作者たちはアニメーション技術を用いて、ものの流れ、動きを、美しくダイナミックに表現しようとしているのだろう。水の流れ込む動き、水が流れ出し木々が再び立ち上がる動き(ここが特に素晴らしい)、船が水上を滑るように走る動き、嵐の中で揉まれる動き。そして走る動物たち、彼らの仕草。お互いの感情の動き。
動物たちの擬人化は可能な限り抑えてある(終盤の皆でロープを引くところは少しあれっと思ったが)
何かで読んだのだが、この世界で時間に抗して万物の変化を抑え込んでいるのは人間がいるからだという。確かにコンクリートで護岸することにより水の流れは変わり、アスファルトで舗装することで草花の成長は止まる。
だから、この映画は人がいなくなることによって、時間の流れと万物の動きがシンクロした世界の姿を描いているともいえる。
動物同士が喋って
ないので観ようと思ったのだが、舵取りしてるとは思わなかった。
色々な要素が在るんでしょうが、大きなモノへの畏敬が感じられる。その反面、神の死的な描写も。人間の事なんでしょうね、争いが不可避だったり、自分の姿は変えられないと知ったり。
こういうのは、何が言いたいのかより自分がどう思ったか、それで終わるのが良いと思いました。にゃーんにゃーん。
ノア?
ラトビアのアニメーション。
50名程度という、ハリウッド作品に比べたら自主映画といっても良い規模で製作されたとのこと。
また、同時期公開の「野生の島のロズ」がかなり動物たちが喋り人間も登場するのに比して、こちらは人間文明の存在は明らかなものの人間は登場せず動物たちも喋らない。
アカデミー賞長編作品賞を受賞しただけのことはあり、背景の描写などは非常に美しく、動物たちも絵画のようなテクスチャで描かれているし水などの表現も美しい。
ただ、動物たちの動きは若干ゲーム的というか背景との接点でちぐはぐなところもあった。
動物たちは喋ることなく自然な動きをするにも関わらず、その行動原理は非常に人間的で、利他的だったり利己的だったり、ある意味擬人的なのが逆に上手く飲み込めない…
そこも含めてとてもゲーム的な印象。起こる出来事もノアの箱舟っぽいしね。
この表現にもっと合うストーリーがあり得たんじゃないだろうか…
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