「舵取」Flow Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
舵取
背を高く丸めて威嚇する猫、懐っこい犬の行動、キッとするキツネザル、カピパラは寝る。鷲の争いはなんとも痛々しく烈しい。擬人化から遠ざかるアニメーション。人間は居なくなった。一種の洪水伝、神話のようなストーリーテリング。想像力を掻き立てる。投影するのは人の姿。
群れをなし虚栄と共にいる猿ども、移ろいやすい犬ども、マイペースのカピパラ、孤高のワシの選択。最後は異なる姿を認める動物たち。
鯨の目はどう生きよと私たちに伝えるのか。
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