「ナウシカじゃなくてペジテの兵士」あるいは、ユートピア Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ナウシカじゃなくてペジテの兵士
2024年王蟲の様な生物が襲来し人々が避難する中、ホテルに留まった12人の話。
自衛隊の救助で全員が逃げたかと思ったが、なぜかホテルに残った支配人と自衛官を含む12.人の人達が、シェルター代わりになったホテルで暮らし始めるストーリー。
始まって早々2026年に場面が移り、ワンエピソードだけみせて、また2024年に戻ってという、ちょっと捻った展開の中、それぞれの経歴や残った理由やそこからの変化をみせていくけれど、シチュエーションの変化があまりないし、大きな機微の波もないしで、一つ一つエピソードは悪くないけれど非常に長く感じる。
終盤の誕生日の展開からは、舞台劇でもみているかの様な感じだし、翌日は準備の段階で明らかにそれを意識した構図だけれど、そのタイトルからの連想だけで、内容は全然関係ないというね…。
話しとしては嫌いな感じじゃないけれど、面白みも深みも足りなかったかな。
それにしても頻繁に足音が鳴っていたけれど、ぐるぐる同じところ回っていたんですかね…。
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