「最後のお父さんの言葉に胸が詰まりました。」どうすればよかったか? たばさんの映画レビュー(感想・評価)
最後のお父さんの言葉に胸が詰まりました。
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なんとも言えない気持ちになりました。家庭のビデオで日常を追っているのですが、壊れていくお姉様。それを認めないご両親。最初に診察を受けた、医師の病気でないとの言葉だけを寄り処に医療を受けさせず、大枚をはたいて、名鑑に名前を掲載させてみたり、論文を書かせてみたりして、何とか病気ではないと思い込もうとなさる両親がもどかしく悲しかった。お母様が亡くなりようやく医療につかながり、回復の様子が見え笑顔が戻ったお姉様。何故もっと早く。と思わずにはいられませんでした。最後にお父様が、間違ってなかったとおっしゃったこと。もしそう思わなかったら自分、お母様、娘様の人生の否定になってしまうので、無理にでもこれがベストな方法だったと思い込んでおられたのかと思いました。ご自分の尊厳にかけて本当に思い込んでしまったのだと思いました。どうすればよかったのか?これでよかった、これしかなかった。とお父様は思われたのでしょう。見せていただいたものとしては、もっと早く医療につなげたらよかった。とおもいますが、本当はどうすればよかったのか、、、と考えさせられました。
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