レッド・ワンのレビュー・感想・評価
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スペクタクルなクリスマスにようこそ
「クリスマスを中止せざるを得ない」との字幕を観て、一瞬、心が躍ったのは私だけでしょうか。
それはともかく、サンタクロースというのは、かくも、アクティブでアクロバティックでエキサイティングであったのだろうか。「一晩で全世界にプレゼントを潜入配達するんだから、このくらいでないと」といわれても、本当に映像化してしまったら聖夜もへったくれもないw 音速を超えるトナカイさん達のなんと格好いいことか。
「北欧神話は幻想ではなく、むしろ隠されていたリアル」というのがコンセプトだったのでしょうか。サンタの国ではペンギンやら白熊なんかの動物達に加えてゴブリン・トロルといった寓話の種族も働いているあたりは、サンタの物語じゃ珍しくもないけど、我々の現実と並行させてみると、メン・イン・ブラックで観たような異世界との多様化社会のような感触を感じる。それが空想ではなく「隠されていた真実」という設定の面白さがキモの世界観なのか。だからこそ、人間社会と交わり人間様の主人公が依頼を受けて騒動を起こすストーリーが成立していると思いました。
お話の哲学は、「悪い子は許しません!」っていう敵方に対して、一方サンタは、「悔い改める心こそ清らかである」ということか。それこそがスノードロップの呪縛を解いた悔悛の力。聖夜もへったくれもないと書いたけど、その辺は神の御心に沿った教えを説かれた気がする。でもそこだけw
あとはまあ、七転八倒のアクションで意外な人物の助け船。最後にサンタ様の大活躍をご披露して、めでたしめでたし。重いテーマも鬱展開もない、サクッと痛快で「映画ってこういうのが良いんだよ」と言いたくなるポップコーン・ムービーだったと思います。うん、楽しかったです。
アップデート版サンタクロース、の護衛が頑張る雰囲気ムービー(褒め言葉)
♪クーリスーマスが今年もやーってくるー♪
そんな気分になる、少し早めのアドベント映画。全米公開は15日で、何故か一足先に日本で公開された。
あなたは子どもの頃、サンタクロースを信じてましたか?
ひとりのおっさんが一晩で全世界にプレゼントを配れるわけないじゃん。そんなリアリストだった ”元” 子どもたちに、この映画はなんと「サンタがどうやって一晩で全世界にプレゼントを配っているか」をきちんと見せてくれる。夢がある!
ちなみに私は小学校低学年までサンタを信じていたところ、その是非を巡ってクラスメイトと喧嘩になり、帰宅して親に確認したら悲しいカミングアウトを聞かされたという苦い思い出がある。
物語は準主役の凄腕ハッカー、ジャックの子ども時代から始まる。サンタを信じる友人たちに、親が納戸に隠したプレゼントを見せつけるジャック。かわいげないっすね。
彼は成長し、道徳的にいろいろどうなんだ?という感じのハッカーになり、闇バイト的にハッキングの仕事を請け負う。そして、どういうからくりかよくわからなかったが、サンタの居場所を発見してしまう。ユルい感じだけど、そこがいい。
ショッピングモールでの握手会(?)で子供と触れ合うなど、現代社会で活動するサンタのニック。そういうお仕事の人かと思いきや、彼は本物のサンタクロースだった。
彼に敵対するクリスマスの魔女・グリラは元カレのサンタ弟・クランプスと組んで、悪い子リストに載った子どもたちを全員スノードームに閉じ込めようと企む。全世界にスノードームをばら撒くには、ニックの能力とトナカイのソリが必要ということで彼らはニックを誘拐する。ニック探しに奔走する護衛のカラム。
ゾーイとのディールからカラムの捜索に連れ回されるジャックだが、信じていなかったマジカルワールドを目の当たりにし、真剣にニックを守ろうとするカラムと行動を共にするうちに少しずつ言動が変わってゆく。人を信じるなと息子に教え込むほど人間不信だった彼が、やがて闘うカラムを助け、息子や自分の素直な心と向き合うことで、スノードームの呪縛に打ち勝つ展開は王道。
終盤、ニックの目に映るジャックが子供の姿で息子と話している場面は想定外にジーンときてしまった。大人は子どもの夢を守ってあげる立場だけど、大人もみんな心のどこかに、子どもの頃のままの純粋な気持ちが残っている。
サンタクロースは子どもだけでなく、素直な気持ちを持ち続ける大人にも夢と愛情をくれる存在なのだと思えた。
ジャックにハッキングを依頼したテッドを見つけたくだりはちょっとかったるくて、別にテッドなしでグリラ一味が匿名でハッキング依頼したってことでいいじゃんと思わなくもなかった。テッドもあんまりキャラ立ちしてなかったし。ナイスバディお姉さんがたくさんいたのと、ちっちゃくなったドウェイン・ジョンソンやアナ雪オラフの親戚かと見紛う(嘘です)マッチョスノーマンを見られたのはよかったが。
キャラ立ちといえば、白熊にももうちょっと活躍してほしかった。
クライマックスで一瞬出てくるルーシー・リューのアクション! 1秒くらいしか見えなかったんですけど! もっと見たかった、もったいない。
そんなツッコミどころはあるものの、お子様から大人まで安心して気負わず見られて、クリスマスソング満載でイブまでのひとときを盛り上げてくれる、明るく楽しい雰囲気映画。細かい辻褄や人物描写の深みどうこうをこの手の作品に求めるのは筋違いというもの。
余談
① クランプスというのは、聖ニクラウスに同行する存在としてヨーロッパ中部に伝わる伝説の生物の名前だそうだ。アルペン地方では12月5日(聖ニクラウスの日の前夜)に、地域の若者がクランプスの扮装をして子どもを怖がらせながら表を練り歩き、親の言うことを聞くように、勉強するようにと諭すという。なまはげ的な風習だ。
② 赤い衣装のサンタクロースに加えて白熊キャラ(CGよくできてる)まで出てくるといよいよコカ・コーラ感が強いが(サンタの衣装が赤で定着したのはコカ・コーラの宣伝による。1920年代からポーラーベアを広告起用)……たまたまかな、多分……。
③ 最後に。サンタクロースは実在します。カナダに手紙を出したら返事をくれます。手紙を出すのが面倒という方、フィンランドのサンタは、2,200円払えば手紙をくれます。
期待度△観賞後の満足度◎ これは驚きの少し早いけれども嬉しいクリスマス・プレゼント。サンタクロースが本当に居れば何と素晴らしいことだろうな。特に今でも心の中に子供を宿す大人たち全てに🤗
①サンタクロースが何人もいてプレゼント配りを分担している話(だから“ワン“とか番号が付いているの)だと思っていたら、一人で全世界に一晩で配っているという設定が面白い。(どんな風に配っているのか最後に見せてくれます。)
②私の好きなクリスマスソングの一つである“The Christmas Song ("Chestnuts Roasting on an Open Fire")の歌詞の「to see if reindeer really know how to fly」の部分を現代風にアレンジして視覚化してくれるシーンも楽しい。
”They know that Santa's on his way.
He's loaded lots of toys and goodies on his sleigh
And every mother's child is gonna spy
To see if reindeer really know how to fly”
④クリス・エヴァンス扮するチャラ男のキャラクターが途中までは少々ウザく感じたが、クランプスの城で相も変わらずセコい悪さを働いていて窮地に落ちたところを機転で挽回する当たりから良くなってくる。
ただ、冒頭のちょい太り気味のマセガキがアクションもこなすイケオジになるのは最後まで違和感は払拭出来ず。
⑤神話や伝説、童話やお伽噺の世界を保つために管理・修復する国際機関があるというのも楽しい。本当にあったらもっと楽しい。
⑥最後まで世界観が統一されているのも宜しい。
サンタクロースって大変
映画によっちゃサンタクロースは1人じゃなく地域担当がいて何人かでやっていたりするけどこの映画は1人で世界中の子供にプレゼントを配る感じでした
基本は楽しい映画だったけど
戦いの時に魔女の割に魔法を使わずに物理ばかりだったり
最後に悪い事しまくって被害者がいるのにチョット改心しただけで許されたり
ビンタ合戦の時に前フリもなく弟が助けに来たりチョット雑かったかな
頑張る大人達
馬鹿ばかしい話なのだ。
なのだが、最期に涙ぐむ。
…何故だ!?
サンタクロースは実在してて、イブの夜にトナカイが引くソリに乗って全世界の子供達にプレゼントを届ける。イブの夜に消費するカロリーは43000だったかな?とにかく莫大な消費カロリーなのだとか。
そのサンタが誘拐される。
このままでは、クリスマスを執行できない。
北極にあるサンタの本拠地はおおわらわだ。
…いや、どうなんだ?この物語。
サンタ達はかなりな科学力を有してて、トナカイの引くソリは音速をも超えるし、世界中にあるオモチャを実体化させるドラえもんのアイテムのような籠手まである。現代的なサンタ実在へのアプローチが凄まじい。
でも、根底に流れてるのは理念は尊い。
大人達の存在で、世界各国の政府はサンタクロースに協力していたりするのは、子供の幻想を守りたいがためだ。子供達の情緒を育みたい大人達の存在だ。
「いい子にしてればイブの夜にサンタがプレゼントを届けにきてくれる。」
この荒唐無稽なお伽話を全力で維持している大人達の存在が描かれていく。
サンタの子供達へのスタンスにも感動してしまう。
悪い子リストもサンタが作ったものではないらしい。
その悪い子リストの子供達を懲らしめようとする魔女がこれまた恐ろしく描かれてもいる。
日本で言うとナマハゲみたいなもんだろうか。
子供達はすべからく次代を作っていく者達だ。
彼や彼女達に愛を注ぐ事は、そのまんま次代に愛を注ぐ事とも同列である。
子供達を、子供達の夢を守る事は、次代の豊かさにも繋がる…のだろう。
だから、ドリフトを筆頭に大人達は一生懸命だ。
そんな大いなる愛情をこの作品から嗅ぎ取ったのかもしれない。
親子のエピソードも微笑ましくて、父親の献身には胸を打たれるものがある。子供を救う為なら躊躇なく未知の世界にも飛び込むのだ。
何も出来ないかもしれないけれど、お前を1人にはしないと飛び込むのだ。
当初のドリフトの現代への憂いとか、サンタの子供達へのリスペクトだとか、魔女の悪い子を切り捨てるやり方だとか、再三でてくる「何を選択するか」って逸話とか、終わってみたら実に重層なメッセージを含む作品で、結果いい話だった。
子供達の情緒を育む為にサンタはクリスマスイブに備える。この世界線ではクリスマスの意義はそこにあるような気がしてる。
考えてみれば世知辛い世の中だ。
ただその情緒を育む為に大人達にはやらなければならない任務がある。
あのサンタでさえ、弟に言われる。
「働け」と。
そうね。
…そこらへんは現実を突きつけられるのねw
まぁでも、こんな馬鹿ばかしい話だけれど、クリスマスのお伽話だけれど、それらに懸命に取り組む大人達はなんだか微笑ましいよね。
その目線の先には、子供達の笑顔があると思えば尚の事だよなぁ。
鑑賞動機:完全にバカ映画路線だけど、ロックさんならきちんと仕上げてくるはず10割
IMAX鑑賞。クリスマス前に上映終了してしまいそうだけど、それなりに楽しんだ。
25×4×2=で200kgってマッチョすぎるよシモンズサンタ。悪人顔もサンタコスを纏えば好々爺に見えなくもないのは不思議だね、マッチョだけど。ミセスクロースかわいい。ガルシアはもうちょっとモフモフ見たかったモフ。そして安定のロックさん。ジャックとカラムの凸凹コンビが少しずつ変わっていくのも、見かけの派手さだけではないポイントか。
ただ全体的にちょっとずつ物足りないというか、もっと面白くなってもいいように思った。クリスマスやサンタ関連ネタが大量に投入されているようだけど、元ネタあるのか、独自設定なのかわからなくて面白がりきれないというか。ツッコミどころは…まあいいか。
サンタクロースはいます!!!
サンタは絶対にいるし、
一晩で三億うんkcalを消耗して世界中の子供にプレゼント配ってるんだ!
絶対に!
まじで!
という圧。
いや、まぁ、絶対いるんだけどね。
なにせわたくしはロック様が大画面で見れたら何でもいいので、⭐︎4.5付けさせていただきましたが、映画自体は会話シーンも何だか長く、ちょっとテンポ悪くねぇかという印象。
だが、これだけやればサンタはいないなんて絶対に言わせないという心意気なのがとてもよい。親に代わりに届けてもらおうだなんてのもない。マッチョなサンタが各家に届けているのだ。
神話保護局や、悪い子リストなど(正式名称忘れた)の設定もいい。
最後の子供2人のシーンで思わず涙ちょろりしてしまった。報われるわ〜
一足早めのクリスマス
面白かった。
ストーリー自体はかなりシンプルで王道だが、クリスマスという題材を生かすためにおもちゃを活用した戦闘シーンやかなりクズな主人公の改心もうまく取り込んでいて良作。
個人的に印象に残った点は敵側も決して悪党的考えではなく、世界の悪い子達(大人込み)を捉えておくためという別視点の正義としてかかれている点だと思える。
やり方は超過激派でところどころ悪党発言もあったが後に改心してサンタ陣営になってもおかしく無さそうな印象だった。
興行的にうまくいったら続編とか出るかもしれないしその時はピンチに駆けつける味方として来て欲しいかも。
ちょっと微妙かと感じた点は予想以上にドンパチやるシーンが少なめだったところ。
スノーマンとの戦いも正直地味だなと思うしラストバトルも結構駆け足で終わった感があり、中盤の心情シーンとかを減らしてそっちに回してもよかったと思う。
あとシロクマがもっと活躍するかと思ったのにほぼ出てこなかったのは残念。
主人公達が最後にサンタのソリに乗ってプレゼントを配るところは正直昔サンタクロースのプレゼントを貰った記憶を思い出してすこしうるっと来たし、子供と見ると気まずくなるような下ネタ等もないため家族連れで視聴しても楽しく見れると思う。
迫力を楽しむために是非劇場で鑑賞をオススメする。
クリスマス映画に新たな1ページ
一昨年、バイオレント・ナイトというマーベル作品でレッド・ガーディアンを演じたデヴィッド・ハーバーが出演した作品がありました。
こちらの作品は私的に非常に大当たりで、クリスマスに観たいと思える作品が増えたなと思っていました。
しかし、バイオレント・ナイトは万人にオススメしづらい作品であり、残念に思っていました。
ですが、今回公開されたこちらのレッド・ワンはクリスマスの娯楽作品としては万人にオススメできる作品となっているように思います!
主演のドウェイン・ジョンソンをはじめ、クリス・エヴァンスなど豪華な配役で固められた本作は、観ていて飽きない作品でした。
また、親という立場になって本作を観たときに非常に身に沁みるセリフもあり、感慨深いものがありました。
若干の暴力的描写(パンチや張り手など)はありますが、血液などの描写はほとんどありませんので、クリスマス映画として子どもと観に行って見るのはいかがでしょうか?
話自体はシンプルで良いです
なんかマーベル系っぽい?なーと思ったけど違うのかしら?
全然詳しくないけど、結構シンプルな話で且つ(テンプレ的でもあるのでしょうけど)凝った画面作りで、こういうのもいいんじゃないかと思いました。半端な話の切り方でもないし、変に続編を匂わせたりしないしね(重要)。
倒す、とか、やっつける(ころす)ではなく、封じ込めるってところも、日本人の私にとっては好感が持てます。
まぁ、スノーボールがどうみても数億個どころじゃなく少なすぎじゃね?とか、弟さんの心変わり?とか何なん?とかちょっとよくわかんなところはありましたけど。そんな細けぇこたぁいいんだよ!がそこそこ通じる作品だと思います。
細かいことを言えば、プレゼントを配り始めるのって、小さい島とかは除いて普通に考えて日本やニュージーランドからだよね??と思いきや別にそんな描写はなく、ほぼ北米の景色のみ留まっていたのがちょっと物足りなかったかな。北米が世界の全てのような価値観の人の多い人向けの米国映画なのでしょうから、それでいいのかもしれませんけども。
お気楽な気分で臨んでほしい一本です。
すべての決断はチャンス
公開がひと月ばかり早くないかい、『あわてんぼうのサンタクロース』かよ。
とはいえクリスマス映画は割と好き。
冒頭、子供の話からいきなり30年後、ジャックが怪しい動きをして、サンタがモールのイベント出て裏側見せて…
なんだかちょっと前置きが長い気が。
アクションやりたいんだろうけど、ジャックとカラムの合流までもまどろっこしい。
そのせいか肝心の救出作戦が駆け足気味で、スノーマンとかの敵は一回使い切りばかり。
途中クランプスのとこへは何しに行ったんだっけとよく分からなくなった。
白熊のみならずゾーイも闘うし、クランプスまで参戦しちゃうから、カラムの活躍が目茶苦茶薄い。
ジャックもトレーサー的な能力は活かされないし。
敵側の13人の息子は一人もキャラ立ちせず、魔女にも魅力や怖さを感じず。
そんで最後はサンタが吹っ飛ばして終わらせちゃうんだから興醒めです。
ジャックの息子も演奏会ブッチしてそのままかい。
期待したコメディ要素もほとんどなく、キャラも持て余し気味。
オモチャを実体化できるカラムの装備は面白かったが、便利すぎるためか大したことに使わない。
巨大ロボ出すくらいハチャメチャやってほしかったな。
締めの雰囲気はよかったが、あの方法とペースで一日で配り切るのは無理だろ。
デュラハンだなんだも出す必要を感じないし、サンタ周りは過剰に他種族(しかも架空)。
もっとシンプルにつくれないもんだろうか。
ビンタに怯えるカラムの表情はかわいかった。
もっと盛り上げてほしかった…
ドウェインジョンソンさんとクリスエヴァンスさん、そしてジュマンジの監督、ジェイクカスダン監督の最新作ということで期待してましたが、観てみると面白い所もあるけど微妙だった所もある感じでした。
まず良い所はトナカイとかガルシアの映像が綺麗だった所と主役の二人も勿論カッコいいですが、他のキャストの方々もとても素晴らしかった所‼︎
あとジャックと子供との仲直りのシーンは良かったです‼︎
微妙だった所はアクションシーンが盛り上がりに欠ける所。最初のサンタを追いかける所は面白かったけど、他の所は「盛り上がる‼︎」と思ってもすぐに終わってしまって残念…
そして結構会話シーンが多くて途中、若干眠くなりました…
ラストバトルももっと盛り上げて欲しかったです。
自分はもっとカラムとジャックのバディアクションが観たかったです。
中盤で信頼関係を築いている描写があるので二人の信頼関係が伝わるようなアクションが観たかった
個人的にはジャックも武器を持って一緒に戦って欲しかったかな〜
あと自分は最初、おもちゃを巨大に出来る機能もあると思ってラストバトルで
おもちゃ屋で買ったトランプとかボードゲームを巨大化してザロック様の筋肉で巨大サイコロを転がして敵を倒したり、トランプを盾にするのもちょっと期待してました
とても楽しい
できれば12月に入ってから、吹き替えで子どもと一緒に見たかった。11月に字幕で一人で見るが、とても楽しい。サンタが神業的にプレゼントを配る描写があり子どもの夢を壊さない。うちは小1の娘がまだサンタの存在を疑っていないので、とてもいい。ただちょっと鬼婆とサンタの弟が怖すぎるかもしれない。
Genius
アメコミ的に言うとブラック・アダムとキャプテン・アメリカの俳優がコラボしているとかいう超豪華なのに宣伝があまりされてないのが不思議だった今作ですが、中身を開けてみるとこれはこれは傑作で…。
こういうクリスマス映画が見たかったんですよーと心温まる、めっちゃテンションの上がるド級の娯楽作に仕上がっていて超良かったです。
世界で唯一のサンタが誘拐されてしまい、取り戻しにいくためにボディーカードと誘拐の原因を作ってしまったハッカーと共に世界を駆け巡るといった感じのあらすじです。
初っ端からサクサクとモノを盗んでいく最強ハッカーのジャックが震源地予想のソフトを利用してどこかの位置を特定してーまでの流れはガッツリと犯罪してるんですが軽快さと周りのトラブル模様も相まって面白く観れるのが不思議でした。
ドリフトの忠実なボディーガードっぷりが今までのロック様とはまた違う印象を与えてくれてこれまた最高でした。
なぜあんな屈強な男にYouTuberは喧嘩を売っていくのか謎でしたが、威圧で蹴散らしていく姿は流石でした。
凸凹コンビで駆け回って行く中で互いの心境を少しずつ語り合ったり、それぞれの長所を活かした活躍をしたりとどのシーンにおいても隙のないものに仕上がっていてファンタジーな道中も面白かったです。
小さくなったり大きくなったりしたり、アントマンの能力の波動版でおもちゃを実体化したりとワクワクするものを詰め込んでくれていました。
DCとMCUの間接的なコラボもあったりで思わずニヤリ。
敵も中々に凶悪ですが、これまで出会ってきた人々や登場人物の成長込みで立ち向かって行く構図は王道ながら手に汗握る展開満載でど迫力の映像込みで大盛り上がりでした。
サンタの配達シーンをここまでダイナミックに描いた作品って観たことなかったですし、世界中の家を1軒1軒回るとなったらそりゃとんでもないスピードでパルクールしながらワイヤーで吊るされながら駆け巡って行くシーンがめちゃくちゃアクションしていてワクワクさせられました。
しっかりとクッキーを食べていくし、アスリートみたく水分補給しながら次の目的地を確認したり、電球が壊れたらすぐさまサポートしにいってくれたりとチームとしての団結力も素晴らしかったです。
朝焼けを見ながらクリスマスっていいもんだって感じでエンドロールへ向かうのもこれまた最高でした。
おもちゃを用いてのアクションはもっとあっても良かったなーとは思いましたが、ガッツリ笑えて、少しほろっとくるクリスマス映画でしたので満足度高めです。
ロック様がいるのでそりゃーぶん殴ったり口が悪かったりはしますが、小さいお子さんと観ても楽しめる1本じゃないかなーと思います。ヒットしてくれー!
鑑賞日 11/8
鑑賞時間 21:10〜23:25
座席 H-24
クリスマス・シーズンにピッタリな、ウェルメイドなファミリー・ムービー
これまで、サンタクロースを描いた映画は数多くあったが、その警護隊長を主人公にしているところが斬新で、その「着想の妙」に唸らされた。
謹厳実直な警護隊長と、荒んだ生活を送っていたハッカーが、協力してサンタの行方を捜すという、バテ・ムービーとしても見応えがある。
手掛かりを頼りに世界中を駆け回る追跡劇には、スパイ映画のような面白さがあるし、ドゥエイン・ジョンソンならではの派手なアクションも楽しめる。
敵の魔女にしても、単純な「悪の化身」ではなく、「悪い子を懲らしめる」ために正義を暴走させているという役どころで、むしろ共感や同情の余地さえ感じられる。
ダメ人間だったハッカーが、警護隊長を見捨てずにその場にとどまり、一緒に戦うという「選択」を通じて、真っ当な人間に生まれ変わり、疎遠だった息子との絆を取り戻していくという過程や、サンタとその弟が、魔女との戦いを通じて関係を修復する様子には、予定調和とは言え、やはり胸が熱くなった。
さらに、人間不信から職を辞そうとしていた警護隊長が、ハッカーの中に子供の頃の純真な心を見い出し、人間に対する信頼を取り戻すことによって、警護隊長を続けて行こうと思い直すくだりには、そうなるとは分かっていても、思わず感動してしまった。
大人も子供も楽しめて、観た後に、少し優しい気持ちになれる、クリスマス・シーズンにピッタリのファミリー・ムービーとして、とてもよくできていると思った。
演者は良い
序盤のテンポで突っ切ってたらな。途中ウトウトしてしまった。銃撃戦が見れるのかと思ってたらそうでもなくファンタジーだった。サンタさんプレゼント届ける手際が鮮やかで笑う
全世界の「悪い子」に配ればよくないか
サンタクロース、いますけど何か?
とぐいぐい見せつけるのに笑う。
ショッピングモールに普通に来て、良い子達のお願いを聞く。時間が来たら有能な警備隊長に守られて護衛付きの車で普通のVIPのように去る。
今どきのサンタさんの環境は、めっちゃハイテク。
空軍基地から最新鋭(多分)小型宇宙ソリ(オープントップ!)に乗り込んで、でっかいトナカイさんたちに引かれ、空軍に先導されて出かけるんだ、ハイパー航法もできちゃうし、プレゼント配送所は分業化システム化されてて、サンタさんの奥さんが仕切ってるし。サンタさんは数百年生きてるけど鍛錬を怠らないマッチョだし、警備隊長のカラムは強くて心優しいマッチョだし。サンタファミリー、特殊部隊なのか!?
クリーチャー(童話や伝説の生き物たち?)がわんさか出て、一瞬スターウォーズのスピンオフだったかと思った。
サンタが誘拐され、装甲車とカラムのチェイスシーンはスピードと迫力があってワクワクするが、元ひねくれ少年、賞金稼ぎハッカーのジャックと手を組んでサンタの救出に出てからがなんだか面白くない。ジャックの腕を見せるシーンは最初の気象局に忍び込んだところだけで後は全然それらしき見せ場がないし。睡魔に襲われ、気がついたら寝落ちしていたことたびたび。
クリスマスソングがいっぱいで、クリスマスの雰囲気は良かった。
閉じ込められても心から反省して良い子になると誓えば壊れるドームなら、むしろ全世界の悪い子に配ればよいのにと思いました。
僕はハリウッド映画に付き物の「親子の再生」には結構うんざりしてるんだが、今回はソレがとても良かった。また、サンタさんがプレゼントを届ける仕組みや謎が分かる。
◆ジャック(クリス·エバンスさん)には息子が1人いて、現在は別れたパートナーと一緒に住んでいる。息子はパパに、も少し自分を気に掛けてほしいのだが、今夜のバイオリンの発表会にも結局来てくれなそうで浮かない顔をしている。
ジャックは、「息子は新しいパパと幸せになった方がイイ」みたいなことを言ってたが、ソレはただの言い訳で、ホントは只めんどくさいだけだ。
僕は「ああ、例によってハリウッドお決まりの家族の再生か、それが本筋の物語の裏で進行するのね。ハイハイ、セットで付き物のでしたね、そうですか、分かりました。まあソレはどうでもイイや」と思った。
いつも映画の最後に家族や親子が抱き合ってる場面を見ても特に感動もせず、「あっそう、良かったですね、だいたいハグの習慣とかねえし」とか思って見てるだけだった。
だが今回は、ジャックと息子が終盤に楽しそうに話してる場面がとても良いと思った。いつもは全く印象に残らない親子の再生場面が、本筋のアクションと同じくらい印象に残った。
この場面でカラムの引退理由の「見えなくなった」が「見えるようになる」。さて、この時カラムが見たのは大人のジャックの子供心なのか、それともジャックの子供時代の姿なのか? などと思った。
それと、コレが見えることが、どのようにサンタの護衛隊長の仕事に関わるのかは不明である。ふむ。
ところで中盤にジャックと息子が落ち合うのだが、どうしてそうなったかの細かい経緯が思い出せない (^^)
◆サンタさんはクリスマスにプレゼントを届けて回るのだが、まさかそれが組織的な巨大プロジェクトとして行われていたとは驚きである。
慈善団体なのだから、住んでる場所とかイロイロ秘密にしなくてもイイのではと思っていたが、今回のようにサンタの誘拐にも備えなくてはいけないから秘密なのだろう。警備体制も厳重だ。
スパイ組織みたくサンタもコードネームだ。このコードネーム「レッド ワン」のワンには、唯一無二の意味が込められているのだと思う。この一大プロジェクトの主役がサンタでなくてはならない理由として、なんかサンタにしか出来ない能力を誰かが述べていたが忘れた (^^)
今回の映画では、サンタが狭い煙突を通り抜けたり、煙突がない家に入る方法が描かれる。
最初、何でサンタが筋トレするのかと思ったが、プレゼントを配りまくる場面を見て納得した。アスリート並みの体力がないと勤まらないハードワークなのだ。100キロのバーベル上げた後、重りを追加してた。
また、子供たちが望むプレゼントを、どうやってサンタが知ることが出来るのかという秘密も解き明かされる。
長年の疑問が氷解してかなりスッキリしたが、ソリが空中を高速で飛び回れる仕組みや方法については謎のままである。超極秘事項なのであろう。
面白いと思ったのが、サンタが、ある家の屋根に降り立った時、イルミネーションの電球を踏みつぶしてしまった後の場面だ。まあ細かいミスは仕方ないのかなと思っていたら、なんとサンタの仕事を近くで見守っていて、電球交換部隊がちゃんとフォローするのだ。もう、サポート体制もバッチシで驚きである。
クリスマスにサンタさんがプレゼントを子供達に届けるのは、全世界にまたがる一大イベントである。だからソレが出来なくなるようなら緊急事態なので、各国の政府に事前通告しなくてはいけないらしい。キリスト教国だけかもしれない。
各国の政府にはサンタさんのクリスマスプレゼントのお届けの事業スキームが周知されているのだろう。
あと、トナカイが かなりデッカイ ( ゚0 ゚)
豪華共演に負けない面白さ。
ドウェイン・ジョンソン、クリス・エバンス、ルーシー・リュー、JK・シモンズと豪華共演に惹かれて鑑賞。
内容は誘拐されたサンタを救う為にカラムとジャックの凸凹コンビが奮闘していく中で分かり合って互いの悩みを解決してハッピーエンドというベタだけどわかりやすくて上映中ずっと楽しく見れた。
アクションシーンは主要キャラ全員にちゃんと見せ場が有ってカラムが特殊装備を使って豪快に戦う一方、ジャックはその辺にある物を駆使して手際よく戦うといった書き分けもされていて、局長の華麗なバトンアクションは圧巻。
役者のメイクにCGやセットも安っぽさは無く、特にスノーマンは見た目の割になんか可愛かった。
悪役のグリラも変身前は美人で変身後の化け物形態が束になっても叶わないほどに滅茶苦茶強いのが良かったな。
一番の見所はジャックがワンダーウーマンと言うシーンでMCUでキャップを演じていただけに二度目では劇場で笑いが起こったな。
豪快俳優の共演が目を引くけどそれに見合う面白さも十分有って残酷描写も無いからお勧め。後吹き替えは全員プロの声優だから安心。
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