レッド・ワンのレビュー・感想・評価
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スペクタクルなクリスマスにようこそ
「クリスマスを中止せざるを得ない」との字幕を観て、一瞬、心が躍ったのは私だけでしょうか。
それはともかく、サンタクロースというのは、かくも、アクティブでアクロバティックでエキサイティングであったのだろうか。「一晩で全世界にプレゼントを潜入配達するんだから、このくらいでないと」といわれても、本当に映像化してしまったら聖夜もへったくれもないw 音速を超えるトナカイさん達のなんと格好いいことか。
「北欧神話は幻想ではなく、むしろ隠されていたリアル」というのがコンセプトだったのでしょうか。サンタの国ではペンギンやら白熊なんかの動物達に加えてゴブリン・トロルといった寓話の種族も働いているあたりは、サンタの物語じゃ珍しくもないけど、我々の現実と並行させてみると、メン・イン・ブラックで観たような異世界との多様化社会のような感触を感じる。それが空想ではなく「隠されていた真実」という設定の面白さがキモの世界観なのか。だからこそ、人間社会と交わり人間様の主人公が依頼を受けて騒動を起こすストーリーが成立していると思いました。
お話の哲学は、「悪い子は許しません!」っていう敵方に対して、一方サンタは、「悔い改める心こそ清らかである」ということか。それこそがスノードロップの呪縛を解いた悔悛の力。聖夜もへったくれもないと書いたけど、その辺は神の御心に沿った教えを説かれた気がする。でもそこだけw
あとはまあ、七転八倒のアクションで意外な人物の助け船。最後にサンタ様の大活躍をご披露して、めでたしめでたし。重いテーマも鬱展開もない、サクッと痛快で「映画ってこういうのが良いんだよ」と言いたくなるポップコーン・ムービーだったと思います。うん、楽しかったです。
アップデート版サンタクロース、の護衛が頑張る雰囲気ムービー(褒め言葉)
♪クーリスーマスが今年もやーってくるー♪
そんな気分になる、少し早めのアドベント映画。全米公開は15日で、何故か一足先に日本で公開された。
あなたは子どもの頃、サンタクロースを信じてましたか?
ひとりのおっさんが一晩で全世界にプレゼントを配れるわけないじゃん。そんなリアリストだった ”元” 子どもたちに、この映画はなんと「サンタがどうやって一晩で全世界にプレゼントを配っているか」をきちんと見せてくれる。夢がある!
ちなみに私は小学校低学年までサンタを信じていたところ、その是非を巡ってクラスメイトと喧嘩になり、帰宅して親に確認したら悲しいカミングアウトを聞かされたという苦い思い出がある。
物語は準主役の凄腕ハッカー、ジャックの子ども時代から始まる。サンタを信じる友人たちに、親が納戸に隠したプレゼントを見せつけるジャック。かわいげないっすね。
彼は成長し、道徳的にいろいろどうなんだ?という感じのハッカーになり、闇バイト的にハッキングの仕事を請け負う。そして、どういうからくりかよくわからなかったが、サンタの居場所を発見してしまう。ユルい感じだけど、そこがいい。
ショッピングモールでの握手会(?)で子供と触れ合うなど、現代社会で活動するサンタのニック。そういうお仕事の人かと思いきや、彼は本物のサンタクロースだった。
彼に敵対するクリスマスの魔女・グリラは元カレのサンタ弟・クランプスと組んで、悪い子リストに載った子どもたちを全員スノードームに閉じ込めようと企む。全世界にスノードームをばら撒くには、ニックの能力とトナカイのソリが必要ということで彼らはニックを誘拐する。ニック探しに奔走する護衛のカラム。
ゾーイとのディールからカラムの捜索に連れ回されるジャックだが、信じていなかったマジカルワールドを目の当たりにし、真剣にニックを守ろうとするカラムと行動を共にするうちに少しずつ言動が変わってゆく。人を信じるなと息子に教え込むほど人間不信だった彼が、やがて闘うカラムを助け、息子や自分の素直な心と向き合うことで、スノードームの呪縛に打ち勝つ展開は王道。
終盤、ニックの目に映るジャックが子供の姿で息子と話している場面は想定外にジーンときてしまった。大人は子どもの夢を守ってあげる立場だけど、大人もみんな心のどこかに、子どもの頃のままの純粋な気持ちが残っている。
サンタクロースは子どもだけでなく、素直な気持ちを持ち続ける大人にも夢と愛情をくれる存在なのだと思えた。
ジャックにハッキングを依頼したテッドを見つけたくだりはちょっとかったるくて、別にテッドなしでグリラ一味が匿名でハッキング依頼したってことでいいじゃんと思わなくもなかった。テッドもあんまりキャラ立ちしてなかったし。ナイスバディお姉さんがたくさんいたのと、ちっちゃくなったドウェイン・ジョンソンやアナ雪オラフの親戚かと見紛う(嘘です)マッチョスノーマンを見られたのはよかったが。
キャラ立ちといえば、白熊にももうちょっと活躍してほしかった。
クライマックスで一瞬出てくるルーシー・リューのアクション! 1秒くらいしか見えなかったんですけど! もっと見たかった、もったいない。
そんなツッコミどころはあるものの、お子様から大人まで安心して気負わず見られて、クリスマスソング満載でイブまでのひとときを盛り上げてくれる、明るく楽しい雰囲気映画。細かい辻褄や人物描写の深みどうこうをこの手の作品に求めるのは筋違いというもの。
余談
① クランプスというのは、聖ニクラウスに同行する存在としてヨーロッパ中部に伝わる伝説の生物の名前だそうだ。アルペン地方では12月5日(聖ニクラウスの日の前夜)に、地域の若者がクランプスの扮装をして子どもを怖がらせながら表を練り歩き、親の言うことを聞くように、勉強するようにと諭すという。なまはげ的な風習だ。
② 赤い衣装のサンタクロースに加えて白熊キャラ(CGよくできてる)まで出てくるといよいよコカ・コーラ感が強いが(サンタの衣装が赤で定着したのはコカ・コーラの宣伝による。1920年代からポーラーベアを広告起用)……たまたまかな、多分……。
③ 最後に。サンタクロースは実在します。カナダに手紙を出したら返事をくれます。手紙を出すのが面倒という方、フィンランドのサンタは、2,200円払えば手紙をくれます。
オールドスクールを踏襲したほんのり懐かしいクリスマスコメディ
古臭いけど、古過ぎもせず、80年代から90年代前半くらいの能天気なハリウッド映画のフォーマットを踏襲したクリスマス映画。ちゃんと映画の最初に出演者やキャストのクレジットが流れ(クリス・エヴァンスの登場カット(背中だけど)にちゃんと名前がかぶる実直さ!)、ファミリー映画としてピンチもさほど深刻にならない親切設計。物語の展開も演出も、なにか突出してるわけではないが、クリスマス前にテレビ放送されては、子どもの記憶にほんのりと残っていきそうな作りになっていて、この企画としてはとても正しく、同時に親世代に懐かしさも提供してくれる。
クリス・エヴァンスの鍵をチョロまかすスキルが後半まったく生きてなかったり、最初と最後の関係性が同じというのももったいないので、ロック様がサンタを襲名する話でもいいんじゃない?とかもったいなく思ったりするところもあるが、それも許せるくらいの温度感であり、あるかどうかは知らないが続編に持ち越してくれるかもと期待しています。
マッチョはやはり強い
サンタさんがいるリアルな世界。
そんなマッチョなサンタさんなど空想のものたちが現存する世界を舞台に、繰り広げられるサンタの救出劇をパワフルに描いてる。
ただ映画を観続けてるためか80年代アメリカのクリスマスシーズンの子供向け感が抜けきらなかった様に思えた。
それともそれを意識して作ったのかもしれないが。
何か中途半端な感じがした。
アクションシーンはアントマンとの比較になるのだが、肉体派が出てる分楽しめた。
相棒が相棒なので。
S.F X'mas
久々にルーシー・リューを見かけて懐かしくもあり、リーダー役が様になっているなぁと思った。ストーリーは誘拐されたマッチョのサンタをX'masまでに探し出して用意していたプレゼントを無事に配りきれるかという、どのクリスマス映画でもあるような話。個人的にはS.Fが盛り込まれえる所に新鮮味を感じ、童心に帰るような、うわずった気持ちにもなったwサンタのネバーランドにまさかバリアが貼られていたとはw
世界観は好き
クランプスやグリラなど、サンタクロース以外の伝説をうまく世界観にとりいれている点がよかった。
ストーリーは特に印象に残るところはないが、クリスマスに「悪人が改心して善人になる物語」というのは伝統なんだろう。
こういったクリスマスに定番の物語や、「1年間良い子だったらサンタがプレゼントをくれる」というイベントは、1年間を振り返り、また、来年度に向けて気持ちを新たにする、という機能があることにきづいた。
個人的にはサンタのデザインはでっぷりとお腹が丸い体型がよかった。サンタのモデルになった聖ニコラウスは特に太った体型をしていないが、現代では太った体型として認知されている。この変化は、アーキタイプ的な何か普遍的なイメージが人類に共有されているからなんじゃないかって気がする。
日本だと「福の神」とか「オオクニヌシ」とか「大黒天」といった、大きな袋を背負い、福をもたらす神が、サンタに重ねあわされているのではないか。
サンタはアスリート!?…
恰幅な老人ではない!一晩で世界中の子供たちにプレゼント配るなら、こちらの方が現実的かもしれない。発想が面白かった。弟もいるなんて!?サンタを支えるチームがあって、国家レベルで協力しあって、全てはクリスマス一日のために動いている。改心はやっぱり大事、クリス・エヴァンスは適役だった。
クリスマスに家族で観るのにうってつけ!
Amazon Prime Videoで鑑賞(吹替)。
とても面白かった。クリスマスに家族で観るのにうってつけの映画だった。ユーモアとアクションのバランスが絶妙で楽しい。笑って、ハラハラして、最後はハッピーな気分になれる。
サンタがかなりムキムキだから「誘拐犯を返り討ちに出来たんじゃない?」とツッコミたいところだが野暮か。
MORAの設定はユニバース拡大の余地がある。他の神話や民話を題材にしたシェアード・ユニバース作に期待したい。
こういうのでいい
クリスマスの“舞台裏”を描いたコメディSF映画。
こういうテーマの作品は多く、また子供を持つうだつが上がらない中年男性が主人公、という設定も洋画では定番。若干食傷気味な切り口ではあるが、映像の迫力もあって痛快だった。
また、サンタが味方のサポートをもらいながら最後に一軒一軒家にプレゼントを届ける描写は斬新で面白かった。
七味唐辛子の容器みたいなのをふりかけ、靴下の中にプレゼントがボアっと現れる表現方法も見たことがなく、ユーモラスで素敵だった。
ドウェイン・ジョンソンのためのXmasムービー
サンタが拐われる前までの雰囲気は好きでした。
本物のサンタが商業施設で子どもたちの欲しいものを聞いてるとことか、筋トレするムキムキのサンタ、色んな部署があるELF本部とか、新しい世界観で、全く期待してなかった分意外に引き込まれた。
JKシモンズはかっくいい。
サンタが拐われるくだりから、ペタペタのCGによる、現実味のない緊張感の全くないアクションが続く。
クリスマスの新しい世界観を見せるのであればその部分ももっと丁寧に描いて欲しかった。
アクション映画にしては退屈。
→ペタペタのCGで現実味ないから緊張感もない。
コメディ映画にしては面白くない。
→一度も笑わなかった。
クリスマス映画にしては響かない。
→冒頭の世界観をもっと丁寧に突き詰めて欲しかった。
サンタの弟の屋敷の場面も長いわりに何も生み出さないし。
主役2人の化学反応もイマイチ。
アントマンになるし。
そして、ドウェイン・ジョンソンはどの映画でもドウェイン・ジョンソン。それはそれでシュワちゃんみたいでよしとしつつ、退屈なことに変わりはない。。
魔女もなんやあれ。。
残念ながら刺さらなかったです。
クリスマス伝説
実はサンタクロースが実在して超人的な能力でプレゼントを配ったり、秘密のシールドで基地が隠されていたり、仲たがいした弟がまるでパンズラビリンスのようなモンスターの大群とどんちゃん騒ぎしていたりとVFXに力が入っているなと思ったけれど『たとえ悪い人でも反省し、いい人間になる』そういうメッセージを感じた。
ドリフトの「悪い大人や子供が増えてこの仕事嫌になった・・・」と嘆いたけれど最後にサンタとプレゼントを配る合間、オマリーの子供時代を垣間見てやっぱりこの仕事っていいなと希望を持つシーンはかつて子供で働いている大人たちに送るメッセージなのかなと思った。
コメディ要素も結構あって、主人公たちを襲ってきたスノーマンの鼻が取れる「ポン!」って効果音が面白い
せっかくのドウェインジョンソン
クリスマス感があって子供も楽しめるかと思い鑑賞しました。クリスエヴァンスはあれで良いと思うのですが、ドウェインジョンソンには、爽快に敵を倒す豪快なアクションを期待しすぎていました。(ブラックアダムみたばかり)
小さくなり元の大きさに戻るくらいで対して強くないし、ビンタ対決は普通に負けるし最後までほぼ普通の人間で少し物足りなさを感じてしまいました。そんなに強いのかよくらいの設定のほうが良かったな。あと白熊がもっと活躍してたら子供も楽しめたのではないかな。ストーリーは良かったと思います。
サンタを救え
レッド・ワンとはサンタのこと、尤も赤い服で白髭を生やしたサンタさんは1931年のコカコーラのCM以来定番になったそうだから民話通りと言うわけでもありませんね。
クリスマスの準備に忙しいサンタさんがクリスマスの魔女にさらわれます、取り戻しに奮闘するのがサンタの護衛係カラム(ドウェイン・ジョンソン)とハッカーのクリス、クリスには離婚して離れ離れになった息子ディランがおり、クリスとディランの父子関係がサイドストーリー。
ロック様が出てくる以上、アクション場面は欠かせませんが、魔物や怪獣たちも漫画チック、敵役の魔女の狙いはブラック・サンタになって悪い子リストの子供たちをスノーボールに閉じ込めてお仕置きと言う「悪い子はいねが~」のなまはげもどきだから悪役と言っても怖さは薄いし、一応道理はありますね。
サンタさんのトナカイのそりも宇宙船のようで斬新なデザイン、おもちゃの車が実車に変身したりと子供たちが喜びそうなSFチックな仕掛けも満載、VFXはアメイジング・スパイダーマンのジェローム・チェンだから見ごたえ十分、子供たちばかりかおじさんが観ても面白いクリスマス・ファンタジーでした。
新たなクリスマスムービーには至れず…。
クリスマス2日前、何者かに“レッド・ワン”ことサンタクロースが誘拐され、サンタクロース護衛隊の隊長と、金次第でどんな依頼も受ける人探しの天才トラッカーが行方を追う事になるバディ・ムービー。
護衛隊隊長カラムにドウェイン・ジョンソン、天才トラッカー : ジャックにクリス・エヴァンス、サンタクロースにJ・K・シモンズと、キャスト陣もとにかく豪華で、映像的にも高額な製作費が投じられた気合いの入った一作である事が伺える。しかし、クリスマスを題材にしているにも拘らず、興行開始が11月初めと若干季節を先取りし過ぎな印象で、案の定私が鑑賞したのは近場の劇場で上映最終日の最終回、ギリギリの鑑賞となってしまった。また、『ホーム・アローン』シリーズのような新たなクリスマスムービーとなる事を目論んでいたであろう事は明白だが、日本は勿論、本国でもあまり話題にはならなかった様子。
率直な感想としては、小学生の頃の自分ならばそれなりに楽しめもしたのだろうが、現在の自分には魅力に乏しいよくあるアクション作品の一作といったところ。
また、サンタクロースをはじめ、“首なし騎士”や“ジャック・オー・ランタン”といった神話や伝説の生物が存在するファンタジー設定、それらを密かに監視・守護する政府公認の秘密機関。カラムとジャックのバディ・ムービーとしての御約束要素に、ジャックと息子との親子愛、レッド・ワンと弟クランプスの兄弟愛までプラスするという、明らかな「詰め込み過ぎ」によるあらゆる要素の希釈・散漫化が勿体なく映った。
予告編でも強調され、ポスタービジュアルにも写っている護衛隊員の喋るシロクマの活躍が全然無かったのは、ある種詐欺ではないかとすら思ってしまう。
ジャックを演じたクリス・エヴァンスの見た目が実年齢より若く見える点、息子役の子が夫婦どちらともあまりにも似ていない為、ジャックと親子に見えないという点から、親子愛描写についても「親戚の子供のためにお兄さんが頑張っている」ようにしか見えず、余計な要素に感じられてしまった。
少年時代のジャックが何故、サンタクロースを信じられない現実主義な子供になったのかの掘り下げが無かったのも残念。そもそも、親子愛の要素をプラスするのではなく、現実主義のまま大人となったジャックが、カラムと協力してレッド・ワン救出に奔走する中で、信じてこなかった夢や伝説に対する純粋な視点を取り戻し、それによってカラムも再び相手の純粋な子供時代の姿が見えるようになるという展開に終始し、バディ・ムービーとしての側面をより強固にした方が、作品としてのクオリティが一段上がったように思うのだが…。
カラムの用いる物体を大きくしたり小さくしたり出来る腕輪の設定も、カラムが小型化したりオモチャを実用レベルの大きさに変えるという単なるコメディ描写にだけ用いるのではなく、クライマックスのグラム戦含め、もっとロボットのオモチャを巨大化させて本性を現したグラムと戦ったりさせた方が面白かったはずだ。更に言えば、この腕輪を作品内でのキーアイテムとし、「純粋な心の持ち主にしか扱えない」等の設定を付与すれば、序盤ではカラムを出し抜いて悪さに使おうとして失敗したジャックが、クライマックスではカラムやレッド・ワンを救う為純粋な心を取り戻した事で彼らの窮地を救うといった激アツ展開にだって持っていけたはずだ。そうしたあらゆる要素の煮詰め不足が、鑑賞してして心底「惜しい。勿体ない!」と感じさせた。
黒幕である魔女グラムの「クランプスが作り上げた“悪い子リスト”にリストアップされた悪い子達を、サンタのエネルギーを用いて量産したスノードームに閉じ込め、コレクションとして蒐集して罰を与える」という目的もイマイチパッとしない。また、ジャックが息子の為に真っ当な父親になると改心した途端、スノードームが砕け散り封印が解かれるというガバ判定も都合が良過ぎる。そもそも、悪戯レベルの悪事でリストアップされた子から、法的な犯罪行為によってリストアップされた子まで等しく同様の罰を与えるというのは、いくら魔女が人間界とは異なる尺度を持ち合わせた存在とはいえ、少々納得が行かない。
数少ない評価点を挙げるのならば、グラム達がレッド・ワンを誘拐した場所が北極の地下であったという“灯台下暗し”展開、ラストで世界中の子供達にプレゼントを配るレッド・ワンの極秘ミッション演出だろうか。特に、ラストの展開は子供達には夢いっぱいの素晴らしいものだったと思う(ところで、日本でプレゼントを配った際に用意されていたお菓子に手を付けつつも戻した描写は何だったのだろうか?クッキーではなく煎餅だったのが気に入らなかったとかだとしたら、失礼な描写な気もするのだが)。
新たなクリスマスムービーとして金字塔を打ち立てるには、製作費ではなくアイデアをこそ投じるべき且つそのアイデアをもっと精査して煮詰める作業が必要だった作品と言えるだろう。クリスマスシーズン本番から外されたのは、(他の興行作品と食い合いになるのを避けるという目的は重々承知の上で)ある意味必然だったのかもしれない。
マッチョなサンタはあの筋肉を駆使して脱出すればいいじゃん?
ディーゼルのミニカーを車にする腕輪を最初から使えば30分で話しは終わるのに、ちんたらちんたら笑えないコントが続く生き地獄。
子ども向け映画を作る奴の頭が子ども並みの知能しかないので、もう目も当てられない。
これは、もう貰い事故だ。映画の体をなしていない。TVでやっても、最後まで見る人はいないね。
まさか泣くなんて
カバラメ〜!
子どもの頃
クリスマスの夜中に少し目が覚め
【赤い服を着た足】を見たことがある
私はもうアラフィフだけど
あれはサンタだったと勝手に信じてる
サンタ いる・いない論争は
大抵の人は一度くらいはするものだが
もしいたら“どうやって世界中の子どもたちにプレゼントを運ぶの?物理的に無理じゃない?”みたいなことを、ちょっと大人になると信じてても思ったりする
それがこんな風に映像化されて見られる日がくるなんてなぁ〜感動しちゃったなぁ
夢がある、こういう作品は細かいことをアレコレ追求せずに素直に楽しむのが良いと思う
ハッピーエンドで嬉しかったな
魔女初登場シーン若過ぎてビビったな
弟、実写版美女と野獣の野獣みたいだったな
ルーシー・リューのアクションシーン
チャーリーズエンジェルキター!!って
叫びたいほど嬉しかったな
サンタ、マッチョでウケた
つっこみどころ満載のゆるさが逆に心地いい
一日で全部の家なんかまわれる訳ねぇじゃん!
という誰もが通った定番のつっこみに1つのアンサーをだした映画でした。
SF未来的な技術を駆使したサンタの仕事を支える機関に侵入者が入り、サンタが拉致されるところから始まり、サンタのボディガードのマッチョさんが奪還に奮闘します。
マッチョさんは人間ではないらしいので、パワフルな動きを見せます。
マッチョの相棒は自覚無く、間接的にサンタ誘拐に関与してた天才ハッカー的な男。こちらは人間。
罪滅ぼし的にサンタ捜索のためマッチョさんに付いていきますが所々でマッチョに負けず劣らずの戦闘力や、防御力を見せます。
一般人ならとうにあの世行きのダメージもかき消して全然立ってます。
誘拐犯はクリスマスの魔女。
魔女はサンタの力を使って世界中の悪いことをした人間に罰を与えようとします。
サンタの代わりに人間を閉じ込めるスノードームを量産し、クリスマスに配ろうと画策します。
意気揚々とスノードームを量産しますが、生産量と生産スピードが圧倒的に足りておらず全世界の人間を閉じ込めるには間に合わなそうなペースでした。
魔女はなんやかんやあってマッチョとハッカーさんと、サンタの力によって倒されます。
ラストはサンタが世界中の子供たちにプレゼントを配るシーンがありますが、これはちょっと感動して童心にかえりました。
しかしこちらも圧倒的に置き配のペースが遅くつっこみどころ満載。
だけど、サンタの在り方に注目した設定や解釈には何故か納得しました。
流血表現はないので子どもも見やすい内容だし、安定のハッピーエンドなので家族連れにおすすめな作品でした。
ただ、作品を通じてのメッセージは大人向けだったり、近年の人の在り方への風刺というか、気づきを与えてくるなどポイントは意外にも盛り込まれていました。
個人的にはせっかくだからもう少しドンパチ派手なアクションもりもりでもいいのかなと思いましたが、クリスマス前にゆるゆると見るのにとっても良いなと感じました。
ジャック、お前は人間だぞ!?
人間なのはジャックだけ。それなのにカラムと一緒に闘うって無理じゃない?
これだけ有名なキャスト集めて、題材が、
クリスマス!サンタクロースは実在する!
というのはね。なんか寒い日本のギャグ映画みたいで、、、
でもクリスエヴァンスは見事キャプテンアメリカから脱却できててよかった!
JKシモンズは、「セッション」の印象強くてねぇ。あ、スパイダーマンシリーズにも出てたか。まあ、好きな俳優ですな。それに引き換え、ドウェインジョンソンは相変わらず、演技の幅が狭い!どの映画出てもほぼ同じキャラに見えるんだよなあ。完全悪役とか絶対無理だよね。「強面でギャグが滑る不器用なヤツ」しかできないというね。
物語に入っていくような集中力はなかったから良い意味でも悪い意味でも力を抜いて鑑賞できた!
本当は★2.5かな?2かな?って思ってたんだけど、後半親子愛に触れたりして少しファミリー愛的な展開で収めようとしてるのが、ザ定番って感じでねぇ。
しかし、これ、なんで、クリスマスシーズンに合わせて公開しなかったんだろ?一昔前なら必ずそうしてたと思うけどね。クリスマス年末戦線で人気でないとまずいとおもったのかな?
良かった点はエンドロールがうまいことオケの曲で終われたこと。出だしはどうしてもクリスマスソングしかないからね。そこからのつなぎ、ラストはちゃんとおさまってて良かったかな。
これが今年劇場鑑賞50作品目、、、しくったかなあ😅
最悪のクリスマス映画の一本‼️
これは製作者たちは新たなクリスマス映画の定番を作ろうと思ったんだろうか⁉️誘拐されたサンタを救出し、クリスマスの危機を回避しようみたいなストーリーはイイと思います‼️ところがキャラクターは白熊はイイんでしょうけど、子供が観たらトラウマになりそうなダークな悪役キャラ‼️クリスマス映画なんだから‼️アクション・シーンもなーんかゴチャゴチャしていてショボい‼️そしてメインキャラの三人‼️ドウェイン・ジョンソン、クリス・エヴァンス、ルーシー・リューの三人のポスター・ビジュアルが、とてつもないB級感が漂っていてこれまたショボい‼️今作のドウェインはオーラがまったく感じられない‼️そして極めつけはクリス・エヴァンス‼️シーンの展開毎に自分でツッコミを入れるようなホントにウザいキャラで、ドウェインとのやりとりを見てると途中で帰りたくなった‼️クリス・エヴァンスはキャップ卒業後はしょーもない役が続いていて、自分で自分を陥れているようにしか見えない‼️頑張ってください、あなたはキャプテン・アメリカなんだから‼️
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