「意外性は無いがその分安定感は抜群。」レッド・ワン アルさんの映画レビュー(感想・評価)
意外性は無いがその分安定感は抜群。
ストーリーの大筋は既視感満載だが、豪華キャストで十分に楽しめる。だいぶ見慣れてきたダメ男役のクリス・エヴァンスと、お約束の様な役柄のロック様のコンビ。
サンタクロースの世界観にファンタジーを加えて、DCやMARVELの様な味付け。2時間とかなり長めの尺だが、変な中弛みも無くテンポ良く進む脚本、起承転結が明確でわかりやすいのも良い。
サンタクロースを現代風かつ近未来的に演出して、本作を観た子供達の夢も壊さない様にしっかりと配慮されているのも素晴らしい。
全世界の子供にプレゼントを一人で配るなんて無理、という当たり前の疑問もちゃんとラストに見せてくれて、子供に納得させてくれるのも嬉しい。
良い子と悪い子。では悪い子はどうする?というサンタクロース側の大人の極論。最後は呆気ないバトルではあったが、見せ場はここではないので良し。キーナン・シプカが怖可愛い。
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