「サンタクロースの話で泣ける!」レッド・ワン 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
サンタクロースの話で泣ける!
レッド・ワンというタイトルの意味が後で判ったのですが、世界に一人しかいないサンタクロースのことを指していました(笑)。映画が始まると、何やらサンタクロースが嘘だということを親戚の子供達にバラす嫌な子供が出てきます。その子があっという間に大人になって、ハッカーになります(とにかく生活態度が悪くてなんでこんな男がと思います)。しかし、この男がこの映画の展開の中で、ドウェイン・ジョンソンの振る舞いやサンタクロースの奮闘を垣間見ているうちに、ワンランク上の善人になっていきます。その男の子供も愛らしい良い子になって行く姿が尊くて素敵でした。それにしても、全く予想していなかったおとぎの国のような展開が始まると、だんだんと感情が高揚して行き、クリスマス感満載になって行きました。頭の中をジョンレノンのクリスマスの楽曲が溢れるような錯覚に襲われました。ドウェイン・ジョンソンを好きなメスのトナカイたち(めちゃくちゃ可愛い)が引っ張るそりが滑空する姿を見ていると、もう夢の世界のようでした。そしてクライマックスでは、魔女(悪い子供を罰したいボス)との戦いに破れることがなかったサンタクロースを中心に、地球上の子供達のところにプレゼントを届けるためにマッハで世界を回る姿についホロリとしてしまいました。世界の子どもたちが笑顔でクリスマスを迎えられたことに清らかな喜びが爆発するようでした。
追記 クリスマスプレゼントは大衆文化として定着(小学校低学年ぐらいまでは私もサンタクロースはいると思っていました笑)
ン10年も前ですが子供達に綺麗な心でサンタクロースを信じて欲しかったのですがある程度大きくなったらクリスマスのプレゼントより正月の神にお年玉上乗せして欲しいと言われてちょっと悲しくなりました( ; ; )
対費用効果悪そうなドーム大量生産するより、魔女自身がオリジナルの姿で髪振り乱して「わるいごいねがぁ~」って叫びながら悪いごの家々回ったほうが効果ありそうな気がしました