「何故、クリスマスはめでたいのか」レッド・ワン こうたさんの映画レビュー(感想・評価)
何故、クリスマスはめでたいのか
なんとも狐につままれたようなフワフワした作品である。
企画からクランクインまで急ピッチであったであろうストーリー。
よくわからない人達がよくわからない目的のため頑張っている。
結局どういう素性の人なのかよくわからないクリス・エヴァンス。
辞めたい仕事をどうしてそんなに頑張れるのかよくわからないドウェイン・ジョンソン。
アジア人の感覚からいうと美しいのか大したことないのかよくわからないルーシー・リュー。
ギャグはどの世代に焦点を合わせたらよいのかよくわかっていない製作陣。
こういった題材の作品に対する「子供騙し」の一言を封じさせるには、大人がどこまで真剣に遊んでいるかだと思います。
サンタをアスリート化させてるあたりは、大人達が本気で遊んでいる感じがあって良かった。
いつサンタを忘れたのか、それが悪いことなのか、未だにサンタを信じていたらそれこそあれじゃないのか、よくわからないまま、みんな大人になるのだ。
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