「いうほど悪くは思わなかったけど…」白雪姫 うさぎさんさんの映画レビュー(感想・評価)
いうほど悪くは思わなかったけど…
評判が悪いので見るのを止めようと思ったのですが、逆に余りの酷評の嵐に興味を持って鑑賞した。
いうほど悪いとは思わなかったのだけど…。むしろ良かったとおもっちゃたよ。
結局、自分が大切にしていることを、否定されると怒ってしまうという人間の心情の表れということだろう。
わたし自身を振り返ってみると、世界的に絶賛され、日本でもなぜか絶賛された、将軍はダメである。自分の価値観歴史観を冒涜されたようで、途中で見るのをやめてしまった。
そんなに簡単に切腹するわけないでしょう。たかが、外人の航海士風情が、大名と対等に話ができるわけないでしょう。大名が、外人に、煽られて、家来を助けるために、危険な崖を降りていくわけないでしょう。大名が、チャンバラをするわけないでしょう。そんなに簡単に村人を切り殺すことなどないでしょう。どこの馬の骨かもわからい外国人と身分ある女性が安直に恋に落ちるわけないでしょう。将軍自らが、チャンバラするわけがないでしょう…。おいおい酷すぎるでしょう。フィクションだからとはいえ、徳川家康がモデルだからね、それは許せないというのが、私自身の感情の流れなのです。絶対日本人を馬鹿にしているでしょう。
白雪姫も同じことなのだろう。
わたしは世間ほどの違和感はないし、まして怒りなどは湧いてこなかった。むしを結構いいのではと思ってしまった。
少しぐらい、肌のいろが白くないといって、そこまで文句いうかねという印象。
まぁ、それは人それぞれで、他人が物申すものではないのだろうなぁ。
蛇足だけど、アガサクリスティーの世界観の中に、黒人の貴族や医者がでてきて、白人の貴族と対等に話をしているのをみると、怒りが湧いてきます。別に黒人を下に見ているわけではないよ。世界観を台無しにされたようでいやなのだよ。
白雪姫でも同じことを感じる人がたくさんいるということだろう。
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