劇場公開日 2025年3月20日

「ディズニーアニメの名作の実写化ミュージカル」白雪姫 bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ディズニーアニメの名作の実写化ミュージカル

2025年3月20日
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鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

『白雪姫』と言えば、ディズニーが『グリム童話』を元にして、1937年に初めて長編アニメーションとして製作されたファンタジー映画。誰もが一度は、その映画を観たり、童話で読んだりしたことのある作品だろうし、美しく優しき姫が、王国を乗っ取ったヴィランの女王を倒して、王国を取り戻すという勧善懲悪なストーリー。それを、ディズニーが誇る最先端のCGとミュージカルを融合させて、実写映画した本作。

優しさと愛情に包まれた王国の国王の娘として生まれた白雪姫。しかし、その幸せは長く続かず、王女である母が病に倒れた後、継母として女王の座に就いたのは、邪悪な心で魔法の鏡を操る女王。その女王に国王も殺されてしまい、美しさと力による支配を求める女王は、嫉妬心から、美しく清らかな心を持つ白雪姫を、王国から追放してしまう。白雪姫は、追われた森の奥で、7人の小人と元の国王に忠誠を誓う一人の青年と出会う。そして、毒リンゴからの、白馬の騎士のキスへと繋がってた行く件は、ご承知の通り。

ほぼほぼ自分の知っているアニメに忠実な展開で、特に大きなサプライズも無く物語は進んだ。その中でも、ディズニー作品らしい背景の美しさや動物や装飾品の細部に至るディテールの高さは流石。観ている者が、ディズニー・ランドのアトラクションを、実際に楽しんでいるような感覚の作品となっていた。特に、7人小人が働く坑道のトロッコは、『センター・オブ・ジ・アース』か『インディー・ジョーンズ』のアトラクションを想起した。

主演の白雪姫は、巨匠・スピルバーグに見いだされ『ウエスト・サイド・ストーリー』でも主役を演じたレイチェル・ゼグラーが務めている。歌も演技も定評のある若手として、益々楽しみな女優さんだ。そして、本作の一番の目玉は、悪の女王に『ワンダー・ウーマン』のガル・ギャドットが務め、いつもの正義の味方から、意地悪なヴィラン役を務めているのが面白い。歌もなかなか上手であることを、初めて知った。

小人の1人『おこりんぼ』の顔がトミー・リー・ジョーンズに見えたのは僕だけだろうか…(笑)とりあえず、春休みに向けて、小さい子供から大人まで楽しめるディズニー作品であることは確かだ。

bunmei21
bunmei21さんのコメント
2025年4月20日

月光仮面さん(^^)このサイトの小人の出演者には、名前がなかったけど、実際に出演していたんですかね。?

bunmei21
月光仮面さんのコメント
2025年4月20日

トミー・リー・ジョーンズ出てましたね。私もそう思いました。彼をモチーフにしたかと思ってました。

月光仮面