「カンナのいないメイドラなんて」小林さんちのメイドラゴン　さみしがりやの竜　Satoさんの映画レビュー（感想・評価）

カンナちゃんが好きなので楽しみにして観に行きました。メイドラと言えばほのぼの日常パートが肝ですが、ギャグパートというかトールの小林愛パートが少なめで今回は皆かっこいい面が満載で(それはそれで)良かったです。
お話の中心となる親子の情については、人間でも関わりの中で出来ていくものでありあって当たり前とは言い切れないなと感じています。親が子に愛情を持てなくても子が実親をもとめる感情。カンナちゃんが「さびしかったー」と泣いて、自分の気持ちを伝えることができてちょっとじんとしました。
製作としては流石の京アニで、声優はみんな上手だし心理描写も細やかで素直に楽しむことが出来ました。やっぱりアニメのキャストは声優に限る!

あと、カンナちゃんがお父さんと行ってしまったシーンでは本気で“え?!そっちの世界に戻っちゃうの?!”と思いましたがあっという間に帰って来たので良かったです。