劇場公開日 2025年8月29日

海辺へ行く道のレビュー・感想・評価

全55件中、21~40件目を表示

3.0芸術は爆発だ!

2025年9月5日
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アートのことはよく分からないけど、少年たちを見ていたら、渡しもアートに触れてみたくなった。

素晴らしいロケーションの中、私も筆を走らせてみたい……と。

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yoccy

4.5何もない日常の中に、とてつもない成長・変化が秘めている少年時代

2025年9月5日
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鑑賞方法:映画館

純粋に子どもらしい生活を送る少年たちに、ちょっと変わった大人たちの存在によって、
子どもの持っている「可塑性」とも言えるような力が露わになって、心地いい2時間でした
学校は出てくるものの、授業勉強の場面はなく、クラブ活動や放課後の子ども同士や家庭でのおしゃべりであったり、また好きなことに専念して創作する場面であったり、勉強以外の場面で子どもが成長していく過程が流れていきます  そういった時期に出会った大人や友人、趣味によって得られた力が、子どもを大人に向けて創り上げていく、そんな様でしょうか  登場する大人たちは、学校・家族の「いつもの大人」ではなく、外部からきた「怪しい大人」であることがストーリーになっています  みなさんがおっしゃる通り豪華な顔ぶれではありますが、主人公は子どもで、遠いロケ地なのにもったいないと思ってしまいます  唐田さんも明るかったし、剛力さんも俳優としての印象を残してくれました  ポスターにはなくエンドロールには名前のあった河井青葉さんや宇野祥平さんも、大事なところで存在をみせていました  駒井漣さんの名前も嬉しかったです  あれほど「怪しい大人」に出会うことは実際にはないにしても、「芸術」という個人によって捉え方に幅があり、親にとっては「勉強とは捉えない不要なもの」が、少年時代の子どもたちにいい形で投影されているのが、快く思いました(9月4日 イオンシネマ和歌山 にて鑑賞)

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chikuhou

2.5世間体とか誰一人考えていない町

2025年9月4日
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鑑賞方法:映画館

難しい

幸せ

癒される

評判が良かったので急遽観ることに決めました。
いや〜これは分からん!
ラスト近くなっても、観終わっても何の話なのかさっぱりわかりませんでした。

でも…
皆さんがレビューに書かれているとおり、劇場を後にする心の内は不思議と軽やかなのです。

主人公の中学生男子の澄み切った瞳が印象的で
そういえば登場人物は眼力(めぢから)のある人が多かったようなと思い
インテアリアやファッションが美しかったなぁという気分が思い出され
そして何よりも青い海が爽やかで…

変な人たちオンパレードの大人たちをを主人公の少年が冷静な視線で見つめる。
観られている大人たちの誰一人として人様の視線や世間体など微塵も気にせずゴーイングマイウェイ。
これが鑑賞後に湧き上がってきた爽やかさの理由かもしれないと
世間体にがんじがらめになっている自分を振り返ってしまいました。

なんか素敵な映画です。

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さとうきび

3.5ルックは素晴らしい。が、惜しい。

2025年9月4日
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鑑賞方法:映画館

監督はやりきったんじゃなかろうか。芸術の町を舞台に芸術と戯れる日常を芸術で打ち返すという作品。原作は知らないけど、日本を舞台にした絵本というかコミックというかファンタジーというかメルヘンというか、瀬戸内(たぶん)の地形と風景、そして衣装、美術、子供たちをスタンダード画面に、しかもかなりのグレードで残した。本当に絵として見どころいっぱいという感じ。時折沖田修一監督の傑作過ぎる傑作『さかなのこ』もチラつくが、あれに比べ…… というか一緒にしてはいけない。これは、アート、だから。

とはいえ、140分をこの散文タイプの映画でやるのは独創的過ぎたのかも。これが90分程度のものならもっと評価はされるのかもしれない。退屈するとかは実はあまりないのだけど、その分あがりはゆるくはなっている。3話構成になっているので1話ずつ見てるのならともかくまとめて見ているので120分を過ぎたあたりでつらくなる。ずーっとフラットなので。しかもかなり独創的ではあるのでボーッとみてるわけにはいかない。ましてやリアリティのない話でお話の縦線があまりないのでもう少し短くしたほうがよかったはず。クオリティは高いのでその辺が残念かな、と。

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ONI

3.0全体的に不思議な映画のように感じた。余白が多い映画すぎてどういった...

2025年9月3日
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全体的に不思議な映画のように感じた。余白が多い映画すぎてどういった意図なのかが分からなくて自分にはそこまではまらなかった

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ニッシー

0.5何故に4:3?

2025年9月3日
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鑑賞方法:映画館

高評価の方もいらっしゃる様なので腐す事はしませんが、私の口には合わなかった様です。

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みのまる

1.5楽しむんじゃなくて、ちゃんと楽しませてほしい

2025年9月3日
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こうゆうのを垂れ流すようにダラダラ見せられると困ってしまう。
エピソード話はちゃんと積み重なってくれないと短編でいいのではと思ってしまう。
何も起承転結を求めてるのではなくて、群像劇としてのキャラクター付けをしっかりしてくれないと平板になるのは自明のことだ。
主要の少年たちを魅力的に描き分けれていないし、麻生久美子や坂井真紀など全然活かしきれていない。
唐田えりかが少年が恋するように魅力的に見えないなんて致命的だ。
私はこうゆうのを楽しんでみせるほど、心は広くないようだ。

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ケージ

5.0カナリア笛

2025年9月3日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

なんか味わい深い作品。中学生の成長と想像力と葛藤を小気味良く表現している。優しさとユーモラスなアットホームコメディ!

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DnaH

4.0ポジティブな空気とユーモアが好きだった

2025年9月2日
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鑑賞方法:映画館

原作である三好銀さんの漫画「海辺へ行く道」シリーズは未読。監督が横浜聡子さん、そして唐田えりかさんが出演されるとなれば観ないという選択肢はない。

アーティスト移住支援に力を入れる瀬戸内海の海辺の町。そこで暮らす人々やそこに来たアーティスト(?)たちが織りなす群像劇。

ポジティブな空気とユーモアで上質な人間讃歌となった。

群像劇とはいえメインは美術部員の中学生・奏介(原田琥之佑くん)。彼の無垢な芸術家魂が心地よくていい気分に浸った。

唐田えりかさんがもっと見たかったけど。

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エロくそチキン2

4.0監督も観客も自称アーティスト

2025年9月2日
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鑑賞方法:映画館

9月のファーストデー1本目。

偉そうな目線でレビューを書いても、撮った者と撮らなかった者の間にはとてつもなく深くて埋めらない永遠の溝がある。

そういう意味ではアートへの向き合い方における大人の狡さと子供の純粋さの対比がとても興味深かったし、何より自分の面白いだけを信じて作品作りに没頭する先輩に横浜聡子監督の姿を投影してみたり。

とにかく役者さんが豪華なのに、結局美術部と新聞部と演劇部の子供たちが一番印象的なのも良いし、誰でも何でも好きに表現したら良いんだよ、みたいな視点から自分も何かに囚われてるなと気付かされるなど。アーティストレジデンスの光と影みたいなのにさりげなく切り込んでるのも興味深い。東かがわ国際芸術祭の一件とかね。

にしても2025年は本当に良作揃いで映画館に行くのが楽しみで仕方ない。

ちなみにシアターを間違えて席まで行って戻る時に真っ暗で何も見えない最前列の柵に思いっきりぶつかりすっ転んでベレー帽を飛ばして見つけられず観客の皆さんや劇場スタッフさんにご迷惑をおかけてしまいごめんなさい。(無事戻りました)

それではハバナイスムービー!

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きーろ

4.0アートに溢れるのどかな海辺の人たち

2025年9月2日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

カワイイ

瀬戸内海の海辺の町で暮らしていた中学の美術部員・南奏介。この町はアーティスト移住支援を行っていて、色々なアーティストたちが往来していた。その町にやってきた美男美女の包丁販売のカップル、家を紹介する不動産屋、波止場で食べ物屋を開くおばさん、料理が趣味の彫刻家、貸した金を回収に来た金融関係の女、などなど。奏介たちは、夏休みになり、演劇部に依頼された絵を描いたり、新聞部の取材を手伝ったりと、忙しい日々を送っていた。そんな中、奏介に浮世絵を渡し、その絵の人魚製作の依頼が入った。さてどうなる、という話。

アートの島というイメージで、香川の直島かなぁ、と思ってみてたが、ロケ地は小豆島だったのかなぁ。
登場人物がみんな面白い。
主人公の奏介の美的センスはバツグンだし、演じた原田琥之佑は存在感あった。同級生役の山﨑七海は気が強そうだけど可愛かった。奏介のお母さん役の麻生久美子は居るだけで面白かった。話せないおばあさんを喜ばせようとおじいさんの覆面を作った奏介の先輩テルオ役の蒼井旬もイケメンで良かった。その妹役の新津ちせはちょっと冷たいメガネ女子をさりげなく演じててそれも良かった。
包丁販売の男女、高良健吾と唐田えりかは2人とも観てて面白かったし、波止場で食べ物屋開いてた坂井真紀もなんだか楽しそうだった。不動産屋の剛力彩芽は彫刻家の村上淳に騙されてた?恋ボケ?なのも良かった。貸金回収業の菅原小春は目力があった。
音楽の無い無言の盆踊り、笑った。
芸術とは何だろうと考えさせられる面もあり、誰かが言ってたが、芸術家は全て自称で有るべき、はなるほどと思えた。
登場人物みんな個性があって、存在感が有り、騙された人も含めてみんな楽しそうだった。
面白かった。

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りあの

4.0コンセプチャルボーイズ!?

2025年9月1日
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 リアリティレベルが漫画すぎるとか、思ってたほどハートフルなだけでもないストーリーとか、オムニバスにしても構成が緩すぎるとか言いたいことは色々あれど、地方の中高生が現代アートを嗜んでいる!という異常設定を押し通しただけで、この映画は成功している。ロケーションも抜群によく、この背景に色んなアート作品を置いて見せるだけで、実に目に楽しい。

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sugsyu

2.5コレに

2025年9月1日
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楽しい

単純

原作が在るってのに驚き。芸術家集団コミュニティだとこんな感じ?一夏の・・って感じも無かった。ストーリーが無くこの尺だとキツい。
唐田さん、剛力さんの元気美が際立った。

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トミー

3.0なんか、いろいろスミマセン(と、謝っている風を装う)

2025年9月1日
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さて、今週は「劇場鑑賞するorしない」をかなり悩んだ作品が2つあり、その1つが本作。(もう1つは配信待ちすることに)理由はいずれも「監督への信頼度があまり高くない」点にあり、未見だった同監督(達)の過去作も配信サービスで追いかけた上で本作の劇場鑑賞を決定。横浜聡子監督の長編映画は『almost people』(共同監督の一人)以外一通り観ました(内、『俳優 亀岡拓次』のみ劇場鑑賞)が、強いメッセジー性を感じるものの共感はおろか理解も追いつかないものもあって、正直あまり良さが解らない監督という印象。(ボロクソに言ってスミマセン)恐らく、一番評価が高いであろう『いとみち』も、主人公を演じた駒井蓮さんのパフォーマンスがあればこそで、ストーリーや展開には強引さも感じます。とは言え、作品を重ねるごとに着実に洗練されてきてもいて、まだ切って捨てるには時期尚早かな、と思ったのが決め手で踏み切った次第です。(上から目線でスミマセン)
舞台は“「アーティスト移住支援」をうたう、とある海辺の街”。地元民とテンポラリーに訪れてくる人たちが絡みつつ、それぞれの視点で描かれる群像劇。ただし、作品を通して軸になるような出来事はなく、全体として緩く繋がるエピソード集のような物語です。そして、“大人たち”のキャストはなかなかに贅沢な布陣ですが、やはりメーンである“子供たち”のシーンこそが本作の見どころだと思います。横浜監督の演出自体も“子供たち”に対しての方がより自然に感じ、ハマっているような気がします。或いは、観ている側も若手に対しての方が(俳優に対する)先入観が少ない分、横浜監督のユニークな世界観に違和感を感じにくいだけかもしれませんが。。
夏休みと言う独特で特別な時間感覚、海水浴場でも漁港でもない海辺というシチュエーション、地元独自のルールで執り行われる祭り、そして天性の才能を感じさせるアート作品等々、作品としての世界観は一見の価値あり。ただ、ストーリーとしてはかなり緩いため、配信サービスなど集中できない環境で観ると途中で飽きる可能性も否めません。また、景色の良さを含め、作品の雰囲気を最大限に感じるためにはやはり劇場がベター。ただ、惜しむらくはやはりイマイチ弱い脚本かな。或いは、群像劇があまり得意でないのか?まぁ、原作未読でその作品性を知らないで言っているわけですが、あくまで一つの映像作品として評価すると「今一歩」。私個人として他者へ勧めるような作品ではないので、それでも興味があれば自己判断で。
横浜聡子監督、、次作はどうしようか。。微妙な立ち位置はまた少しネガティブに振れた感がある、そんな現状です。(好き放題言ってスミマセン)

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TWDera

4.0とっ散らかし方も横浜聡子

2025年9月1日
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笑える

楽しい

癒される

 「ジャーマン+雨」や「ウルトラミラクルラブストーリー」といった初期の横浜聡子作品を思い起こさせるような一品。彼女は自らの売りのポイントをきちんとわきまえていて、大きく外れるような作品は撮らない。

 本作はとある島(小豆島でロケ)の町おこしの「芸術」と「芸術家の短期移住」を軸としている。しかし揃いも揃って本当に売れている芸術家であるのかはわからない。みんな一癖ある紛い物っぽい者ばかりだ。そんな「芸術家」たちと、もしかしたら本当に大物になるかもしれない高校生との交流の中で成長していく中学生(主人公・奏介)の姿を描いている。そこに島のさまざまな人たちの交流も挟まって群像劇的な要素も見える。もしかしたら原作漫画は群像劇なのかもしれない(読んでいない)。ただそれだけの映画で、いつもの横浜作品らしく特に大きな事件は起こらない。何か重要と思われるファクトも描かれるが、それを最後までとっ散らかったまま意図的に放置してしまう。ぶっちゃけ言うと大人の登場人物の大半はいらないんじゃね?ともなってしまう。
 左様に初めて横浜監督の映画を見る人にとっては何のことかさっぱりわからない内容と思われる。おまけに男性でいえば深田晃司監督の初期作に近い会話劇をBGMとするような手法が取られていて「何をどう言ったか」に重きを置いていない。ここは会話を通じての人物間の関係性を見るべきだと思う。代表的なのはテルオの妹・加奈(新津ちせ=あの新海誠の実の娘)である。
 そうやって最初の高良・唐田のチャプターの中盤には「ああ、この映画は頭で見ちゃだめだ」とこちらも心得る。以後、ただ心地よく感じるまま最後まで。雨のシーンは皆無。青空ばかりで退屈な4:3の画面。海と空。でも上映時間140分を長く感じることはなかった。

 結論を言えば床に空けた大穴(の絵)のように、本作はあちこちに回収されることのない伏線が満載である。それを「ダメ」と断じるか「まぇええやないか」と感受性のみで語ってしまうかで評価は決定的に割れると思う。悲しいかなダメ大人の僕は後者だ。横浜ワールドをとことん楽しみたい向きには初期作品以来の絶好のお勧め作品。それ以外はむしろ見なくてもいいと言ってしまうくらいの客を選ぶ映画と言えると思う。
 あと、オトナに「極悪女王」のメインキャストが多いw。特にクラッシュ(自粛www

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ひぐまさん

4.0詐欺師多くない?

2025年9月1日
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2025年劇場鑑賞238本目。
エンドロール後映像無し。
(だったような・・・うっかり1週間レビュー書くの忘れてて自信なし)

芸術家大歓迎と掲げている海辺の田舎町の美術部の男子中学生を中心に描かれますが、とにかくこの映画、詐欺師が多すぎる。こんな人口の少ない町にこんなに詐欺師がいるのかと。芸術と詐欺は切っても切れないという痛烈な皮肉なんでしょうか。話自体は退屈せずに観られたものの、最後らへんはまたかよ、もういいよという感じでした。

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ガゾーサ

3.5夏休みの日記のような日々

2025年9月1日
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夏の終わりに過ぎた日を振り返ってみたような映画。
アートの蓑を纏うゲスなオトナと、一方で
誰にも価値を求めず自らの創作を楽しむこども、
生き方や作法がアートのような大人やコミュニティ。
小さな衝突や出会いが次なる出来事を生み出す。
おおらかで清々しくてキラキラしてて頼もしくなる物語たち。
8月31日、夏休み最後の日に
あー宿題終わってないやんて思いながら
寄り道して観てしまったような作品でした🎶

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つかに

3.5この映画そのものがアートじゃない?

2025年8月31日
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鑑賞方法:映画館

コロナが終わり、アートで観光客を呼び込もうとするある島。
のびのびとした環境で地元の中学の美術部の子供たちは
「アートは誰の為にやっているわけではない。やりたいからやってるだけ」
と、純粋な気持ちで作品作りをしている。

一方、大人たちは醜い。
芸術家に貸した借金の取立て屋、妻にDVをしている夫、実践販売ですぐに切れなくなる包丁を売りつける詐欺師、新聞部の生徒が偶然撮影した福祉施設のパワハラ動画を取り上げてしまう先生。
借金取りから逃げ身を隠してる芸術家。

しかし そんな事を気にするまでもなく、子供たちは作品を自由に作り続ける。映画でも大人たちには批判も擁護もない。
ただ誰かが未熟でも、それを受け入れようとする気持ちが大切だ。

何かをしようとする人に批判をしたり、こうあるべきだと指摘するほど愚かな事はない。
人間はみんな「自称アーティスト」なのだ。

とても人間臭い。
魅力的な島でした。

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山田良雄

4.5変な映画(褒めてる)だけどリアルかもA strange movie (and I mean that as a compliment), but maybe real.

2025年8月31日
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笑える

驚く

癒される

出ている大人は変な人が多いけど、
実はデフォルメされているだけで
リアルかもしれないと感じた。

絵を描く、
造形するなど
芸術全般に長けている
男子中学生が主人公。

彼に関わる大人の方が
みんな変。
でも、実際の社会にいる大人も
実はあんな感じだよなあ
と思って見ていた。

大人は
みんな分かっているような顔して、
実はその理解力は
大して成長していない
っていうのがバレてしまう映画。

一夏の出来事しては面白い。

Most of the adults in it are odd, but I felt they might just be exaggerated versions of reality.

The protagonist is a junior high school boy talented in drawing, sculpting, and the arts in general.

The adults around him are all strange.
But watching it, I thought: in real society, adults are actually kind of like that too.

Adults all act as if they understand everything,
but this movie exposes how their level of understanding hasn’t really matured much at all.

As a story about one summer, it’s quite interesting.

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新米エヴァンゲリスト

4.5丁寧と雑の絶妙なバランス

2025年8月31日
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明確なストーリーは特になく、創作活動の好きな少年たちを軸に、大人たちがゴチャゴチャやってる。
麻生久美子さん以外は、変な大人しか出てこない。といっても息子にさん付けだから、変といえば変。

アートな島だから直島かと思ってたけど、小豆島なのですね。
穏やかな気候の場所だから、芸術家に向いているのかな?撮影時期もあるだろうけど、とてもロケーションが綺麗。
海や空の青が綺麗な島で、いろいろな経験をしながら、創作活動をする奏介が活き活きとしていて、なんだか微笑ましい。
「忙しそうだね」「ヒマだからね」ってセリフがすごく好き。
後輩や演出の子など、身長が低い男の子のシャツがブカブカなのがリアルで良い。中学生男子はある日突然デカくなるからね。

静か踊りやら野獣やら、シュールな場面も多いから好みは分かれそう。

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コビトカバ