秒速5センチメートルのレビュー・感想・評価
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これはかわいい
素敵な俳優陣でした。
まず白山乃愛ちゃんですね。前からかわいい子でしたが、少し大人になって磨きがかかってきました。これからずっと大活躍してくれそう。まだ13歳か。素晴らしい。ちょっと大人版の配役違ったかなと思う、、演技が悪いとかではなく雰囲気違いすぎるというか、、同一人物感があんまりなくて。
森七菜は相変わらず青春きらめき系の役はハマりますね。あの真っ直ぐなかわいらしさはいつ見ても素敵。
そして、久しぶりの宮崎あおい、、これがまたかわいすぎる。。色褪せないってか年取らない?というぐらいの抜群の笑顔です。また活躍してほしいなーと思わせる素敵な存在感でした。
と女性のことばっか書きましたが、映像が綺麗で、ストーリーもなんか自分の過去の恋愛とか思い出して思いを馳せてしまったりして、没入できました。
アニメはアニメで、実写は実写でそれぞれに同じだけど別のものとして大...
アニメはアニメで、実写は実写でそれぞれに同じだけど別のものとして大好きな作品。
何回も観たアニメは毎回重い気持ちで観終わったけど。同じ終わり方でも実写は前向きな気持ちに感じさせてくれる終わり方でよかった。
コスモナウトだけ質感が少し違う感じがして佳苗の秘めた感じの切なさが表現されていなくて私って可哀想感が表に出過ぎな感じがした。
アニメですごく切なく感じた、明里が引っ越しを告げた時の貴樹とのやり取りが少しあっさりし過ぎてたような……
松村北斗さんと吉岡秀隆さんはお二人とも声と雰囲気がとても素敵で大好きな俳優さんなので、プラネタリウムでのシーンは特によかった。
米津玄師も悪くないけど主題歌はやっぱりOne more time, One more chanceがしっくりくるな~
わが国のエンタメ産業
ラストシーンに希望を感じました
立ち止まったり振り返ったりを少し肯定的に思える作品
意外な人物へ涙が出た
苦しさも悲しさもあった余韻が長く続く作品
刺さった棘に抉られる人もいれば、いつの間にかスッと助けている人もいる
2025.10.11 イオンシネマ久御山
2025年の日本映画(121分、G)
原作は新海誠監督の同名アニメーション映画
小学校の時の初恋を引き摺っている青年を描いたラブロマンス映画
監督は奥山由之
脚本は鈴木史子
物語は、成人パートの貴樹(松村北斗、高校時代:青木柚、小学生時代:上田悠斗)が、雪の中に咲く桜の木に向かう様子が描かれて始まる
そして、物語はその少し前の貴樹の日常が描かれていく
システムエンジニアとして働く貴樹は、周りとの距離を取りながら仕事をしていたが、同じように距離を取りがちな同僚・理紗(木竜麻生)と関係を持っていた
だが、貴樹は仕事を優先し、2人で会う時間も別々のことをしていることが多かった
そんな彼は、小学校時代を転校の繰り返しで過ごし、東京の小学校時代に転校生・明里(白山乃愛、成人期:高畑充希)と出会っていた
転校で不安だった明里を貴樹は助け、2人だけの時間を重ねていく
だが、明里の転校が決まり、2人は日記帳を使って文通を始めることになった
その後、その関係はゆっくりと続くものの、今度は貴樹が種子島に引っ越すことになってしまう
もう会えないと思った2人は、明里の住む街で会うことを約束するのである
物語は、その場所で地球滅亡の日に再会するという約束を思い出す貴樹が描かれ、その恋愛がいまだに彼を縛っている様子を描いていく
明里もまた、実家に戻った時に約束のことを思い出すのだが、彼女はただ思い出しているだけで、行くかどうかを迷うということもなかった
それは、別れたあの日に、明里の方だけに終止符が打たれていて、貴樹の方だけがずっと燻り続けていたからだった
ある種、明里の中で完結してしまった恋愛は、彼女のメッセージが届くことなく終わってしまっていた
そのために貴樹は彼女の気持ちを知ることもできなかったし、キスまでしたのに終わるとは思わなかったのだろう
だが、明里にとっては、そのキスが恋愛の終止符として機能し、それ以上はお互いを苦しめると感じていた
それは、これまでの転校生活の中で刻まれた体験というものがあって、貴樹よりも明里の方が多くの別れをしてきたからのように思えた
貴樹は3度の恋愛を経験することになるのだが、そのどれもが「女性側の完結で終わる」という共通点があった
明里との恋愛は引き摺る原因になっているが、その後の花苗(森七菜)との恋愛は彼女の一方的な好意と悟りによって終わりを告げている
理紗との関係も彼女が悟ることで終止符が打たれるのだが、打たれたピリオドは驚くほどに鋭利で未練も残さないところが凄い
これは男性目線による女性の恋愛脳の切り替えの残酷さを描いているのだが、実際の女性がここまで切り替えが早くて残酷なのかはわからない
巷で言われる「上書き保存と名前をつけて保存」という比喩にも似たものがあるが、ここまでざっくりと切り捨てられると、それはそれで爽快なような気もする
結局のところ、ズルズルとはっきりしないまま続くことに意味はなくて、ワンチャンだと思えることは全て幻想だったりする
なので、これぐらいバッサリと切っていく方が人生は充実していくのだが、それがわかっていてもできないのが男というものなのかもしれません
いずれにせよ、約15年ほどひとつの恋愛に縛られていたことになるのだが、明里からの手紙が途絶えて、どれぐらいで貴樹の中で「過去」になったのだろうか
高校時代には恋愛には興味がなくて、遠い世界のことを考えているのだが、そこに行き着いた理由というものはわからない
おそらくだが、明里との時間が消えたことで、本当に世界の終わりを望んでいたかもしれないし、終わりを告げてくれる惑星を待ち望んでしまったのかもしれない
それぐらいのこじれがあっても不思議ではないので、そこらへんも含めて刺さった棘が抜けない人が多いのかな、と思った
空を見上げたくなる映画
あっさり塩味風味
…実写版
どうなんだろうと思いつつ…
主人公貴樹の静かなイメージは
松村北斗さんに合っていたと思います
特にその中でも小学校時代の
貴樹と明里の二人が群を抜いてよかった
明るくて会話も弾んで楽しそう
…キラキラ輝いていた
転校して別れた後も大きな桜の木の下で
再会するシーンは感動でした
舞い落ちる桜の花びら秒速5センチメートル
出会いと別れの季節に咲くサクラ
そして季節外れの雪…
原作のアニメをそのまま忠実に
描かれそこにオリジナルを入れた
ところは上手く繋いでいて
よかったと思います
…音楽は
感動するかしないかを決定づける
一因なのでもう少し考えて欲しかった
ファンタジーの世界をリアルな世界に
変えて描くのは難な所もあるとおもった
見た人がそれぞれの登場人物に共感し古傷を刺激されるのではないかと思...
油断は禁物です(褒め言葉)
しっとりと心に染み込んで来て、観終わった後もかなり引きずる秀作
新海誠さんのオリジナルは未見で観ましたが全く問題なかったです、雰囲気が良くて、映像も綺麗で素晴らしく、すごく惹き込まれ、とても良い作品でした
1990〜2000年代初頭の話だから、皆が持ってるのがガラケーだったり、街中の風景に新宿ALTAのウルトラビジョンのニュースが映っていたりと、懐かしいレトロな雰囲気がすごくよかった
ストーリーはとってもビターで切ない話、特に中学時代の貴樹と明里のくだりが最高に好きです、中でも栃木に会いに行く一連のくだりがスゴい・・・たまらなく胸が締め付けられました
またその2人を演じる演者さんが最高にイイ!個人的には明里を演じた白山乃愛さんがメチャクチャ可愛いくて、本作の中でダントツの存在感、素晴らしかったです
主人公・貴樹を演じた松村北斗さん、明里を演じた高畑充希さん、両名ともいつも通りの安定感、静かな演技がすごく合っていて適役だったと思います
そして脇を固める宮﨑あおいさんがすごくいい感じだし、森七菜さんも役が完璧に合っていてメッチャクチャ可愛い!、気持ちを伝えられなくて泣けて泣けて・・・という演技が見ていて本当に切なくなりました、『国宝』といい、とても好感の持てるいい役者さんになったと思います
気になった点が2つ
1つ目が主人公・貴樹のキャラクター、冒頭の方で出てくるコミュ障っぽい描き方やしばらく会社休んでたみたいな背景描写は一体何だったんだろう、特に説明が無くストーリーに効いてくるわけではなく、何のための設定か?でした
2つ目はちょっと靄がかかった様なエッジの緩んだ映像、露出過多な光の使い方、フィルム撮影を意識した様なザラついた映像(調べたらフィルム撮影ではないですね)と全般的に散りばめられた意図的な映像へのこだわりを感じはするけど、それが逆効果の意味で所々気になっちゃいました
“隕石”と言えば『君の名は』(2016)の新海誠監督
“プラネタリウム”と言えば『夜明けのすべて』(2024)の主演、松村北斗さん
なんか本作との共通項がいろいろありました
最後に、歌も素晴らしく良かった
山崎まさよしさんの「One more time, One more chance」
そして、米津玄師さんの「1991」
両方、ずっと頭に残る名曲
本当にいい作品を観たなと素直に思える秀作でした
秒速で散ってゆく切ない恋、喪失感がたまらない!
新海誠の代表作の一つ実写版「秒速5センチメートル」を
今日は早速観ましたよ!
彼のアニメ作品は、今タイトル作以降に”言の葉の庭”、”君の名は。”と続きます。
どれも観てますがやはり今作は心にグッとくるものがありますね。
実写版ですが、アニメ作と比べると 展開順序が異なります。
アニメで描かれていない部分も多くあり、私的には頷く所もあればちょっと違うかなと感ずるところもありました。
アニメ展開と同じところはやっぱり良かったです。一番は特にコスモナウトにあたる種子島編ですね。夕方校舎での待ち伏せや、バイクで二人走る所、お店の前でジュ-ス飲んだり。澄田花苗:役(森七菜さん)の表情といい、片思いに散ってゆく涙。ここはとっても表情良かったかなと感じましたね。
2番が、JRが本気で全面協力したでしょうと思われる雪の岩舟駅編ですね。
篠原明里:役(幼少期:白山乃愛さん)がとても可愛くて表情も良かったです。
そして彼 遠野貴樹:役(幼少期:上田悠斗さん)が鹿児島へ引っ越す前に彼女に会いに行くところ。駅舎の戸を開けたらそこに彼女が待ってて。
ここですよね、秒速の心温まる思いを感じ取れる場面は。
でもこの後の桜の木まで行くのは ちょっとね違うかな。実際ならすっごく暗いし寒いし。雪も深いでしょう。
イイ感じにしたいとは思うのですが メッチャ 樹へのライティングが有り得ないかな。でもまぁいいか、抱擁する所があるしね ・・・と言う事で。
二人の影の重なり、そしてグッと抱きしめる所。中学生同志が何を深夜にしてるねんって親御さん心配の声もそっちのけでww。 純愛そのもの感じます。
3番が水野理紗:役(木竜麻生さん)との別れ。この恋は最初から始まってはいない・・・。
「1000回にわたるメールのやり取りをしたとしても、心は1センチほどしか近づけなかった」この名セリフは言って欲しかったけどね、惜しい。
同時に遠野 (松村北斗さん)と篠原 明里(高畑充希さん)の遠くに置き去りにしていたお互いの思いが馳せる恋。この恋はもう一度 互いに振り返る・・・。ここね 相手を懐かしく思い返す恋となってて、時遅く過ぎ去って行く想いとなって表れてます。 山崎まさよしさんの歌が上手く盛り上げてますね。
そして 秒速の真骨頂名場面。踏切で最後に二人すれ違ってゆく サクラの花びらと一緒に散ってゆく恋ですよ。
流れがアニメと異なる感じも有ったので想いが変わっちゃうかなと心配したけど、最後は グッと喪失感が来てたまらない!!
とっても良かったです。
初見の方には厳しいかもなので
アニメ作は観といた方がいいでしょう。
劇場内 カップルばっかりで大賑わい!
(これ別れる話なんだけどナ)
興味ある方は 是非劇場へ どうぞ!
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