劇場公開日 2025年10月10日

秒速5センチメートルのレビュー・感想・評価

全787件中、361~380件目を表示

5.0男なんて本質は女々しいもんです

2025年10月17日
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鑑賞方法:映画館

NHK夜ドラ「いつか、無重力の宙で」木竜麻生が第22話のラストシーンで泣きながら焼きそばを食べる姿に心を打たれていた。このドラマはかつて高校の天文部だった30歳の女友達たちが人工衛星を作り宇宙を目指す物語。そして、この映画「秒速5センチメートル」は宇宙に興味を持っていたことがきっかけで心が通いあった幼き頃の恋をずーっと引きずっているもうすぐ30歳になる松村北斗が主人公で、奇しくも今の彼女を木竜麻生(彼女は電車に乗れない「夜明けのすべて」で松村北斗と同じ病のようだ)が演じていた。「一緒にいて楽(らく)だけど楽しくはない」という2人の関係性だったのでうまくは行かなかったが、、。
山崎まさよしの「One more time One more chance」は名曲だが、そもそも男の本質なんてこの曲の歌詞のように女々しいものである。なので松村北斗は時を経て約束の地である雪の栃木に向かう。そもそも女性の方が「昔のこと」を引きずらないので高畑充希は約束の地には向かわないし、松村北斗がいるプラネタリウムにもう行くことはないだろう。森七菜も高校生の頃の失恋などはいい思い出のひとつにしていくのだろう(それにしても彼女の役は輝いていた。今年は「フロントライン」や「国宝」にも出演。助演女優賞候補いけると思う)。
映画の画像はデジタル撮影した素材を16mmフィルムに焼き直す手法で作られたとのこと。最初は画質悪いなぁとか思ったが1991年から2009年の雰囲気を醸し出すうえには効果的であり、観ているうちにだんだん美しい映画だったなぁ、と思えてきました。
プラネタリウムの館長を演じた吉岡秀隆が人は生きてる間に5万語の言葉に出会うけれど、その中で一言何か残すとしたら何をを選ぶ?と問いかける。今、答えは出ないが生きているうちに自分の残す言葉を見つけておいておこうと思った、。

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アベちゃん

3.5原作アニメには触れずの鑑賞。 別れと出会いの必然性。繋がりを軸に、...

2025年10月17日
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原作アニメには触れずの鑑賞。

別れと出会いの必然性。繋がりを軸に、そっと肩を抱きしめてくれるような優しい作品。少しだけ、くるりのワンダーフォーゲルの歌詞が脳裏をかすめた。

ただ、作品全体のテンポの悪さは気になった···

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こち

3.5素晴らしい出来ながら、大人パートの追加要素に感じる蛇足感

2025年10月17日
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鑑賞方法:映画館

原作アニメは視聴済み。ものすごく好き、というわけではないですが、心に残っている作品です。
本作について、キャスティングや映像、演出などについては申し分ない作品だと思っています。主演の松村北斗さんに加え、森七菜さんや白山乃愛さんはとても印象的でした。
実写化するにあたって、大人パートから過去を振り返る構成にしたのもある程度納得はできます。

ただし、追加要素については、原作の持つ大きな余白部分に懇切丁寧に模範回答をされたような印象があり、見る側の解釈の幅を受け付けないものになっています。特に大人パートで追加された、貴樹と明里の度重なるニアミスやあまりにも都合がよすぎるプラレタリウムの出来事+館長の役回りは、正直興ざめしています。

原作はあまり多くを語らずにズバッと終わることで、エグさや歪さも備えた鈍器で断ち切られるような感触が醍醐味でした。しかし、本作では印象的なエンディングより前にクライマックスともいえる出来事を挿入し、その後に丁寧な種明かしもしてくれる状態になっており、終わり方はダラダラとした印象。万人にとって誤読をしにくい構成にはなっていますが、逆に言うとウェブメイドすぎて、深くは心に刺さらない作品になってしまったと思います。

結果的に、原作のよさを再認識させる、そんな実写化作品という印象がぬぐえません。
原作を知らずにこちらを先に見ればよかったのかもしれませんね。

P.S. レビューを投稿した後、読み返して気づきましたが、原作を川村元気的手法で薄めて見やすくしてるだけの作品なんですね。映像や演出は好きなだけに、安易な物語の作り方は非常に残念です。

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よして

4.0歌の使い方が良い

2025年10月17日
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高校時代が中途半端だった。

最後、凄くスッキリした気はしました。
切なく優しい世界でした。

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上市

5.0原作とは違うけれど…

2025年10月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

驚く

原作を死ぬほど見た原作厨ですが、これはこれでアリな展開だと思いました。
圧倒的な映像美、凄まじい演技力さらにアニメ最後で描ききれなかった主人公の心情が詳細に描かれていて傑作でした。

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たらこ

4.5さすが

2025年10月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

奥山由之監督なら間違い!そう思わせてくれる作品 それに加えて松村北斗さん子役さんキャストもみんな素晴らしかった✨ 映像美、音、音楽、タイトルが出るところまでも本当に素敵でした 普段使わないけどこれはエモいで表す事ができちゃう!実写化では成功の部類では

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さくら

5.0綺麗な映画!!

2025年10月17日
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泣ける

悲しい

知的

・新海誠さんの映像にも負けない綺麗な映像です。
・松村北斗、かっこいいですね、演技も素晴らしいです。
・白山のあさん、かわいいですね、はまりそうです。
・人生は長いようで短く、短いようで長い、自分が期待した通りに人生は進まない、それでも少しずつしっかり成長していく、一瞬一瞬を大切に生きたいですね。

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ノリスケ

4.0惜しい!

2025年10月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

癒される

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ひろ

5.0映画に潜んでいるメタファー

2025年10月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

癒される

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Motion

4.0一期一会

2025年10月17日
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泣ける

癒される

カワイイ

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ひぐらし2(ひぐらしから引継ぎ)

3.0なんかモヤモヤ

2025年10月17日
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灼熱のアッザム・リーダー

4.5逆に、アニメ版の感性と情緒の突出を証明してしまった実写版、、、

2025年10月17日
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新海誠アニメ版「秒速5センチメートル」への敬意と愛情に満ちていました、、、実写ながらに再現されているところ、、、実写版「加工された現実」とアニメ版「加工された想念」の違いが興味深かったです。
しかし、新海誠の感性や情緒が、、実写版のせいで逆に余りにも突出して素晴らしい!!ということを証明してもいました!!!

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シネマ大好き

3.5期待度△鑑賞後の満足度○ 原作アニメほどは感動しなかったけれども、2時間の映画にする為の脚色に付け足し感がなく世界観を壊していないので安心した。松村北斗の上手さにも驚いた(喉仏の大きさにも驚いたが)

2025年10月16日
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モーさん

2.0実写にする必要性が感じられない

2025年10月16日
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怖い

主人公に全く感情移入出来ず、原作アニメもあまり好きではないですが、唯一、映像の美しさは素晴らしかったのに、実写になったらそれすら無い
アニメ原作の補足としてみるべき作品?
ちなみにあまり好きではないと言いつつ見たのは、私の周囲にこの作品が好きな男性が多いからです、視点を変えてみれば良さがわかるかと思いましたが…?

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tsuu

3.5モヤモヤ残る

2025年10月16日
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悲しい

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れおたま

4.0嫉妬心に火が付く作品

2025年10月16日
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鑑賞方法:映画館

2007年に公開された新海誠監督のアニメ作品の実写版でした。アニメの方は観ていないので比較できないのですが、アニメ版の主題歌には山崎まさよしの「One more time, One more chance」が使われていたということで、なるほど本作でも重要な劇中歌として使われていた訳ですな。

お話の方ですが、松村北斗扮する主人公・遠野貴樹の小学校時代から高校時代、そして社会人になった現在と過去のシーンを横断する”ラブ”ストーリーでした。というか、本質からいきなり外れた話をするなら、少年時代から大人になるまでずっと可愛い女の子に恋い慕われている上、高校時代の美人教師(宮﨑あおい)からも気に掛けられるなんて、全く羨ましい限りだぜ。色男ってのは本人がどう思うかなんてことは関係なく、周りの女性が放っておかないものなんだなと、作中のキャラクターに嫉妬したあたくしでした。

でも興味深かったのは、貴樹の恋愛に対するスタンスが、小学生時代を頂点に、年を経るごとに右肩下がりしていること。親の転勤の都合で小学校時代に仲が良かった明里(高畑充希)と別れたのがトラウマになったのか、それとも若くして何かを悟ってしまったのか?ただ社会人になった現在も、理沙(木竜麻生)と付き合っていたので、決して恋愛をしないと決めている訳ではないようで、だからこそ理沙につれなくする貴樹には腹が立つんだよなあ。

そしてSEとして働いていた会社を辞め、上司(岡部たかし)に紹介されたプラネタリウムの運営会社で働くことになった貴樹。結局すれ違いになったものの、明里の痕跡を見たことでかつての記憶が蘇った貴樹に去来したものは、小学生時代に置いてきた他者に対する関心だったのか?結局明里とはすれ違いのままエンディングを迎えたものの、理沙に謝罪することで再生された貴樹の未来には、きっと幸があるのでしょう。というか、本作で最も感情移入出来たキャラクターが理沙だったので、彼女にも幸があって欲しいです。

以上、終始色男に対する積年の嫉妬心を抱えたまま観た作品でしたが、それを差し引いてみると、成就しない恋愛が続く展開が実に味わい深いものではありました。
また俳優陣も、「夜明けのすべて」や「ファーストキス 1ST KISS」で好演した松村北斗が、本作でもいい演技を魅せてくれました。明里役の高畑充希も同様に上手かったですが、2人の小学校時代の子役も非常に上手く、しかも松村や高畑っぽい雰囲気を醸し出しており、その点も評価できるところでした。

そんな訳で、本作の評価は★3.8とします。

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鶏

5.0誰しも

2025年10月16日
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泣ける

幸せ

アニメ版を観たときは正直よく分からなくて…「本当にこれを実写化するの?大丈夫かな」と少し心配していました。けれど、実際に観てみるとその不安はすぐに消えました。映像の美しさと登場人物たちの繊細な感情が丁寧に描かれていて、気づけば物語に引き込まれていました。

誰しも、過去にいろいろな出来事を抱えながら今を生きていると思います。観ながら、自分の中で特別だった出来事や、大切にしていた気持ちを自然と思い出してしまいました。

貴樹のように中学生の頃の思いをいつまでも引きずることは、現実的には少ないかもしれません。でも男女の感じ方の違いや、時間の流れの中で変わっていく気持ちの対比がとても興味深く、共感できる部分もありました。

観終わったあと、静かに心が動くような作品でした。

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mm24

4.0人間味

2025年10月16日
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アニメが好きで観に行きました。
アニメに負けない実写としての良さが出ていて、
特に人間味が凄くあってとても良かった。
実写だからこそ伝わるものがあるなと感じた。

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まつ

4.5映像が美しかったです

2025年10月16日
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はまこ

4.0良いリメイク

2025年10月16日
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泣ける

癒される

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yu