劇場公開日 2025年10月10日

秒速5センチメートルのレビュー・感想・評価

全556件中、261~280件目を表示

2.5期待し過ぎたかもしれない

2025年10月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

実写化は不安もありつつ期待が大きかった作品ですが、観終わってみると期待した程ではなく、しかし、観たことを後悔するほど悪くもない、というのが率直な感想です。

アニメ版にオリジナル要素やエピソードを加えて映画の世界観を拡げよう、さらに深掘りしようというという意図はわかるものの、それらがこの映画の深みには繋がっていたとは思えず……。
過剰なオリジナルエピソードの追加と少々説明的な台詞の多さによって、原作の魅力である繊細な余白が消されてしまっていた。

映像は美しかったものの、どこかすべて作り物のようで……。
アニメ版の情景描写を意識したカメラワークや演出をしようという思いは伝わった。しかし、アニメ版の美しさを再現しようとし過ぎて、そこに本当に存在していると思わせるような役者の感情や体温などが消えてしまい、綺麗なアニメーションを観せられているようだった。

主題歌『1991』や挿入歌は良かったものの、挿入歌は山崎まさよしにBUMP、レディオヘッド、ジュディマリなど、少々渋滞気味に感じた。

役者陣はなかなか良く、特に子役2人と森七菜さんの演技はとても良かった。だからこそ、過剰なエピソードの追加や演出などへの不満が残る作品でした。個人的にはサブスクで十分かな……と。

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まりお

5.0秒速5センチメートルの世界に浸る

2025年10月13日
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癒される

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何者

2.5いつも「リア充爆発しろ」と思って生きている人間には地獄の内容

2025年10月13日
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原作アニメは未見。

「子供の頃に好きだった相手のことが忘れられず、大人になって会いに行く」という話で、去年公開の『パスト ライブス 再会』を連想。
「男の方は過去を引きずって恋愛がうまくいかない」ところや「男女で相手への思い入れに差がある」ところも似ている。

『パスト ライブス 再会』は、現実的で大人のビターな展開に胸をグサグサやられながらも、最終的には人間の深淵を描いており、個人的に大傑作の恋愛映画だと思っている。

一方、本作は、岩井俊二映画風の幻想的な映像で純愛を描いているように見えるが、その内容はあまりに都合の良い妄想のように感じられ、違和感を覚えることが多かった。

前半で描かれるのは、主人公・貴樹のモテモテ人生。
小学生(+中学生)、高校生、社会人と3つの時代が描かれるが、貴樹自身は恋愛に積極的ではないにもかかわらず、常に彼に恋をしている女性がいる状況。

社会人になった時の貴樹は、コミュ障で職場で孤立しており、その時点では貴樹に共感。
しかし、実は職場の美人とこっそり付き合っていることがわかり、共感から一転、裏切られた気分になった。

高校生の時、貴樹は煙草を女性教師に見つかっても簡単に見逃してもらっている。
その少し前の場面では、女性教師が校内を歩く貴樹を遠くから眺めるシーンがあるため、「この女性教師、貴樹に恋愛感情があったから、煙草に目を瞑ったのでは?」と思わざるを得なかった。

ちなみに、この女性教師が、自分が内容を覚えていない映画を他人に勧めているのには、一映画ファンとして酷いと思った。
また、社会人になった異性の元生徒と街でばったり出会い、そのまま飲みに行くのも珍しいと感じたが、さらにその飲みの場に、元生徒とは無関係な職場の人間を連れて行こうとするデリカシーのなさも理解不能だった。

そんなわけで、前半はひたすらイケメンのモテモテエピソードを見せられるという拷問。
常日頃から「リア充爆発しろ」と思って生きている人間には地獄のような時間だった。
地球に隕石が衝突するバージョンを希望。

中盤、中学生の貴樹が栃木の明里に会いに行く場面。
幻想的で感動的な場面になっており、劇場からすすり泣く声も聞こえてきた。
しかし、深夜に中学1年生の女子が親の許可を取らずに外出している状況を、親の気持ちを考えると、肯定的に描いていることにモヤモヤした。

本作では、明里が小学校の時に引っ越した後も貴樹と明里は手紙でのやり取りはしており、大人になってそのやり取りがなくなっているということは、どこかのタイミングで途絶えたということになる。
この映画の場合は、明里が貴樹へ手紙を送らなくなったと推測できる。
そのような事態になったら、「相手が自分と距離を取りたがっているから、もう彼女のことは諦めよう」と考えるのが普通だと思うのだが、それを考えず明里に会いに行こうとする貴樹に対して過度な執着心(ストーカー気質)を感じた。

本作の主演は松村北斗で、個人的には『夜明けのすべて』の印象が強い。
どちらの作品も天文学が関わっており、終盤にプラネタリウムが出てくるのも共通している。
偶然ではなく、本作の制作者が『夜明けのすべて』を観て松村北斗の起用を決めたのではないかと勝手に推測。

終盤、今までクールな振る舞いだった貴樹が、職場のプラネタリウムの館長に突然、恋愛トークを始め、号泣しながら想いを吐露。
ここで貴樹が語ることは、自分にはストーカーの言い訳にしか聞こえず、少し気持ち悪さを感じた。
観客はそれまでの貴樹を見てきたから彼の感情の爆発についていけるが、館長は優しく対応はしていたが、内心は精神を病んでいる人にしか見えなかったのではないだろうか。

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おきらく

4.5これはちゃんと秒速5センチメートル!

2025年10月13日
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まず、自分はリアルタイムで原作の秒速5センチメートルを観てそこで新海誠にハマったという経緯があります。
この映画を観て思ったのは原作に+αを足して映画にしてあるのだが原作の世界観を壊さずに物語として変な感じにはなっていない。
映画の画としてもしっかり原作アニメを完全再現されている場面が多く原作好きも納得出来た。
☆0.5減らしたのは、どうしてもアニメでしか感じられない気持ちがあった事。実写化では表現しきれないところがあった。何?と説明は出来ないのですが…
あとは貴樹は原作より初恋ひきずる痛いヤツ感が強すぎた。
色々書いたけど大好きな映画だと思います。

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となりのトロトロ

4.5どうしょうもない自分になってしまったので

2025年10月13日
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カツラギ

4.0繊細な人が作った繊細な作品

2025年10月13日
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泣ける

知的

癒される

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ゾイ

5.0素晴らしい映画体験

2025年10月13日
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知的

幸せ

原作アニメ映画のシーンを踏襲しつつ、補う部分もあり、実写化の意味を感じられる作品です。アニメの美しい風景描写を凌駕しうる、美しい映像も見どころです。
主演の松村北斗の繊細な芝居や、森七菜の恋する高校生の瑞々しさを感じる芝居がとても印象的でした。
一見の価値ありです。私はもう何回か観に行こうと思っています。

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Sarah

3.5約束の距離感

2025年10月13日
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くり

5.0告白できるチャンスは一度だけ

2025年10月13日
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新海作品は未見。しかし「月とキャベツ」は見返したうえで観賞。今、あの曲が劇中で流れるなら、ナツメロで終わらせないためにも月とキャベツを観ることをお勧めします。人生に本番の延期というお試しはなく、するかしないか、私たちは前に進むしかありません。

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定点カメラ

4.0昔が懐かしい

2025年10月13日
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良かった
何も考えず昔に戻った感じ
そして今 一生懸命頑張って
暮らしていこうと思った

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ふらふら

2.0期待しすぎたかな

2025年10月13日
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ぽぽたん

3.0アニメ版の映画化は難しいですね

2025年10月13日
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悲しい

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カイザー・ソゼ

2.5そのスピードで

2025年10月13日
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カワイイ

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uz

4.0踏切の名シーン

2025年10月13日
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まさとんぷ

4.5いやあ、良かった。 結構ハードル上げて行ったけど良かった。 思いや...

2025年10月13日
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悲しい

いやあ、良かった。
結構ハードル上げて行ったけど良かった。
思いや感想はなかなか言語に置き換えられなけれど
今この形で再会できて良かったと思える作品だった。
ゆったりとした時間があるときに観て
ゆったりとした余韻で時間を使いたい
とても良い時間だった。

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とりから

4.0HAPPYEND?

2025年10月13日
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新海誠監督のアニメは観たことがない。
期待していた方向には進まなかったがそれがいいのかもしれない。
松村北斗の貴樹、高畑充希の明里はピッタリに感じた。というか、出演俳優、子役も含めて本当にあるような会話で、間で、雰囲気で、奥山由之監督の演出、また、脚本の鈴木史子さんが素晴らしかったのではないだろうか。つくづく感じた。

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Kunihiro.Tanaka

4.5片思いってこんなにも美しいのね

2025年10月13日
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難しい

貴樹は最後になんて書いたんでしょうかね。

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莉央茶ソ

3.0紙飛行機がずいぶん遠くまで飛んでいた。

Mさん
2025年10月13日
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CGではなく、業務用大型扇風機を使って、試行錯誤しながらの撮影であれば、とても嬉しい。
昔、不純異性交遊という言葉があったが、中学1年生が日を跨(また)いで始発まで二人きりで過ごしたらいかんだろうと思ってしまった。アニメの時にはそんなことはつゆとも気にしなかったので、そう思わせる時点で、実写化の失敗ではないかと思った。

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M

4.5見に行ってよかった・・・。

2025年10月13日
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泣ける

実写版が公開されたと聞いて、昨日アニメを見ました。(正直このときは、「アニメを見たら実写版は見なくても良いかな・・・と思って見始めました。)アニメ版は、やはり良かった。どう感想を書いてよいのかわからない感じの良さがあった・・・。と同時に拭いきれないモヤモヤ感も残り、のたうち回ることに・・・。これは実写を見ないわけには行かないと思い、急遽今日見に行ってきました。

結果、見に行って良かった。アニメを見て、僕と同じようにモヤモヤ感を抱いて、悶え苦しむ感じになった方には、ぜひ見に行くことをおすすめしたいです。

実写映画では、貴樹や明里の考えや心情を推測したり理解したりできるような描写や設定があって、心のモヤモヤ感がもう少しだけ安定した位置に落ち着く感じがしました。

主演の松村さんや、他の役者さんたちはもちろんですが、幼少期を演じた子役の方々の演技がとても素敵でした。自然でそれでいて何かこう、引き込まれるというか、夢の中というか、幻想的な感じがして、列車のシーンのあたりで自然に涙が溢れてしまいました。

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またろう

3.0オッサンには難しい。

2025年10月13日
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驚く

ドキドキ

何事にも達観しているように見えるアラサー男の孤独と虚空と過去と生き方と。。。

アニメ未鑑賞で臨んだが、泣きどころががいまいち分からずフワフワした物語のまま終わってしまった。それなりに入り込んで見てはいた。途中の出会えそうで出会えないまだるっこしさは充分楽しんだ。ただ現在の二人演技がイマイチ。というか綺麗な景色や情景を男の内面や気持の表現としてサポートしてる感じで表情や演技には入り込めなかった。小中学生や高校生の演技のほうが凄く入り込んで見れた。
その辺が泣けなかった理由かな?
森七菜はいつまでたっても高校生役が素晴らしい♪見ててドキドキする♪白山乃愛もいい♪

アニメ見たくなった。
とても面白かったです。

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chitto
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