「特等席で堪能、そして何より楽」パリ・オペラ座「白鳥の湖」IMAX 流離いのオオハシさんの映画レビュー(感想・評価)
特等席で堪能、そして何より楽
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ここがポイント、という部分をアップで見せてくれるので、双眼鏡要らずで見逃しもなく、楽!
ダンサーの表情や、色合いやデザインが素晴らしく美しい衣装も細部まで堪能。
王子役のポール・マルクの踊りの滑らかさ、ロットバルト役のパブロ・レガサのダイナミズム、オデット/オディール役のパク・セウンの叙情性と技術、白鳥のコール・ド・バレエ、などどれも大画面で、舞台では見ることのできないアングルで確認することができて楽しい。
王妃のマイムや表情をしっかり見ることができたのも収穫。
このバージョンでのロットバルトは怪しさと妖しさ全開で格好良い。王子とのやり取りではエリザベートのトートを彷彿とさせる。
そもそも白鳥の湖の音楽自体が最高なので音聴いているだけで幸せになれる。
値段少々高かったがそれに十分見合う内容だった。
ただ終始咳の音が響いてたのが気になり減点。
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