トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦のレビュー・感想・評価
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龍捲風がかっこ良過ぎてすごい良かった。
九龍城砦…あのゴチャゴチャした感じがすごいかっこいいですよね。
と思って見に行きました。
ポスター見て、なんか明るそう。とも思って。
入りで、移民の話があって、そうだよね。移民政策って大事だよね。って思いながら見てたら主人公すごい強い。
黒社会の人達から逃げ切って九龍城砦に入れたと思ったらそこでも追いかけられて手に汗握る。
でも、九龍城砦の人、話を聞いて内側に迎え入れてくれて。
龍捲風ってリーダーの強さと優しさと懐の深さを感じる。
ご飯食べさせてくれるのは熱いんよ。
眠れるのは九龍城砦の人達だからって龍兄貴は言うけど、その筆頭があんたなんだよ…!
となる。(いや見てる側がね。主人公も絶対そう思ってたとは思いますけど)
かっこよくて、強くて、憂いがあって。
人扱いしてくれて。
そこから離れられるわけ無くない?
秋兄貴だってさ、ずっと龍は自分の悲しみに寄り添ってくれてたと思ってたのに…!
って思ったから、検討とか何もしないで脳直で暴走しちゃったんと違うの。
仇討ち相手の息子への執着より、龍は俺の味方だと思ってたのに…!って怒りの方がウエイトデカかったんちゃうの。
そこにあるクソデカ感情に共感しちゃってアーッだよね。
龍にとって、理髪店でやってくのて、凄い大事にしてた日常や未来だったわけじゃん。
それを譲り渡したかった主人公に去れって言うのが、すんごい。
しかも主人公を逃す為に死んじゃうし。
この緩やかに自殺しようとしてるように見える人を救ってあげられなかったのかな。
九龍城砦での生活がそれだったのかな。
もっとなにかあったんじゃないかな、とか。
でも龍捲風が九龍城砦の生活を望んでたんだもん、とか。
龍兄貴がいなくなってしまってかなしい。
最後の4人がさみしい。
こんなにさみしいのに悲劇じゃないのがかなしい。
感情がとっちらかりました。
九龍城砦、どこもかしこも良かったです。写真集欲しい。
真の主人公は九龍城塞
土曜日の昼間、劇場ほぼ満席。
誰かと思えば、サモ・ハンではないですか!
こういう役も意外と似合うんだなあ、観客全員がやられてしまえ!と願う憎たらしい敵役がハマっていました。
アクションに次ぐアクションでお腹いっぱい。手を変え品を変えよくぞここまで!
話が単純なのでストーリーの理解に意識をそらすことなく、アクションに集中できます。
ラスボスは気功で超合金化するので、どうやったら殺せるんだろう、そうだ、ビニール袋被せて窒息死だ!と思ったらさすがにそんなしょぼいことではありませんでした
九龍城塞の再現度が凄い。
そして、九龍城塞の中の、厳しいが温かい人間関係にほっとする。
小さい女の子のいるシンママを殺した男にお仕置きするために偶然集まった4人が友情で結ばれるのが微笑ましい。瀕死のロッグワンを守って我が身を省みず戦う3人、一人を助けるために複数が死ぬ展開は好きじゃないのでどうか助かってほしいと願っていました。
チャン・ロッグワンはどこであんな格闘技術を磨いたんだろう?
ロン・ギュンフォンのルイス・クーは、役より大分若そう。江守徹とマツケンに似ています。
兄貴世代の面々が昔懐かしい香港映画ありがちな風貌なのに対して、弟分世代の若者はみんなタイプの違うイケメンで、往年の香港映画ファン以外にも抜かり無くアピールしたよう。
(私は個人的に四仔が良いです)
ダンシング・ヒーローにモニカ、田原俊彦みたいなハンサム、って、香港の悪童たちは日本モノが好きだったのか。ちょっと嬉しかったです。
4人が九龍城塞から香港を見渡しているラストシーンを見た時、この映画の真の主人公は,九龍城塞そのものなのだと思いました。
それにしてもタイトル、なんとかならなかったのでしょうか。
アクションの嵐
ストーリーの9割がアクション?というくらいアクション満載です。でも、最後の敵は強すぎでしょう?何かで強化している訳でもなく、気功だけであそこまで強くなれる?という感じです。九龍城のセットは凄いですね。
香港映画のNEXTステージは、男子の憧れ特盛ハッピーセット!
80年代香港、九龍城砦(日本ではクーロン城として知られる)を舞台に繰り広げられる、漢達の熱い闘い!!かつての香港映画に敬意を表しつつ、拘り抜かれたセットとCG、ワイヤーアクションといった現代ならではのアプローチも加えられた、正に香港映画NEXTステージ!!
日本円にして10億円という製作費を投じた九龍城砦のセットの作り込み具合が素晴らしい。
また、日本からもアクション監督には『るろうに剣心』シリーズの谷垣健治氏、音楽には日本のサントラ界の大御所である川井憲次氏が参加している。
本作の特徴を端的に表すと、「どうせ男の子って、こういうの好きなんでしょ?」というありとあらゆる要素を兼ね備えた、“男子の憧れ特盛ハッピーセット”! !こんなん面白いに決まってる!!
個人的にオールタイムベスト級の大傑作ッ!!間違いなく、今1番観るべきアクション映画!!
「まるで少年漫画みたいな激アツさ!」と思っていたら、何と原作はコミック&小説というから納得だ。友情・努力・勝利と、某少年漫画雑誌顔負けの激アツな展開と魅力的なキャラクターの数々に痺れる。
舞台となる80年代から更に遡ること30年前、かつて九龍城砦の覇権を巡り、黒社会の人間達による苛烈な抗争が続いていた。中でも最大勢力となっていたのは、「殺人王」の異名を持つ鎌使い 陳占(チャン・ジム)を擁する雷震東(ロイ・ジャンドン)の派閥だった。しかし、雷震東と陳占は、龍捲風(ロン・ギュンフォン)の前に敗れ去る。九龍城砦を巡る抗争は、龍捲風が頂点に立つ事で幕を閉じた。
時は80年代香港。天涯孤独の身として密入国した陳洛軍(チャン・ロッグワン)は、偽身分証を手に入れる為、黒社会の一派閥、大兄貴(大ボス)の主催する賭け試合に参加し勝利する。腕を買われた洛軍は、大兄貴から組に入るよう誘われるが、黒社会との関わりを持ちたくない洛軍はこれを拒否。後日、仕返しとばかりに大兄貴は洛軍に不出来な偽身分証を渡し、社会勉強とばかりに諦めて立ち去るよう命じる。怒った洛軍は、すかさず大兄貴の金袋を盗み逃亡。大兄貴の側近 王九(ウォンガウ)らの追手を免れ、九龍城砦に逃げ込む。
しかし、洛軍が盗んだ金袋の中身は、札束ではなく麻薬だった。仕方なく麻薬を換金しようとするも、島荒らしと勘違いされた洛軍は九龍城砦のNo.2 信一(ソンヤッ)達に追われてしまう。逃げ切る為、理髪店に入り店の主人を人質に取ろうとする。しかし、洛軍はその主人から反撃を受けノックアウトされてしまう。実は、その理髪店の主人こそが、九龍城砦のボスである龍捲風だったのだ。
やがて、九龍城砦で金を稼ぐ事にした洛軍は、信一をはじめ、顔の傷を隠す為マスクを被った医者の四仔(セイジャイ)や、廟街を縄張りとする虎兄貴(タイガー)の手下である十二少(サップイー)といった面々と交流を深めてゆく。しかし、洛軍の出生の秘密が暴かれる時、再び九龍城砦に抗争の幕が上がろうとしていたーー。
本作最大の魅力は、なんと言っても個性豊かで魅力的なキャラクターの数々だろう。
・天涯孤独の身で腕っぷしだけを頼りに香港にやって来て、九龍城砦に居場所を見出し成長して行く洛軍は、まさに少年漫画の主人公。
・九龍城砦のNo.2にして、端正な顔立ちのナイフ使いである信一は、洛軍の良き友であると同時に頼れる兄貴のよう。城砦内をバイクで疾走する姿も印象的。
・巨漢のマスク男というだけでもインパクト十分なのに、更に日本をはじめとした各国のAVを収集する医者の四仔は、コミカルかつ頼もしい存在。作中で「顔に傷を負う前は、田原俊彦似の色男だった」と語られ、クライマックスで遂にマスクを外して登場する彼の素顔が、傷がある事でむしろ色気の増したハンサムワイルドなのはお約束。
・本来なら違うシマの人間ながら、龍兄貴への恩から九龍城砦に入り浸る十二少は、オシャレに夢中な日本刀使い。常に髪型を気にしてセットしているが、内には義理堅い漢気を宿している。
・御年73歳(撮影当時は72歳?)ながら、若者に負けじとアクションに挑む香港映画界の大スター サモ・ハン演じる大兄貴は、葉巻を吹かせたいかにもな悪党。しかし、演じるサモ・ハン自身のキャラクターあってか、何処か憎めない。また、漫画が好きらしく、作中でも度々漫画を読んでいる(あれって、もしかして『北斗の拳』?)。
・大兄貴の側近で気功術の達人 王九は、長髪にサングラス、癖のある笑い方をするサイコ味と胡散臭さのある不適なキャラクター。気功術を用い、印を結んで「硬直」と唱える事で、刃物すら通さなくなる鉄壁の肉体に変化する強キャラ設定は、小中学生男子が観たら間違いなく翌日学校でマネをするだろう。
・九龍城砦のボスにして、人々の良き相談役で理解者。自身の身体は着実に病に蝕まれながらも、尚も最強としての実力を誇る龍捲風(いや、作中のようにこれからは龍兄貴と呼ばせていただく!)の圧倒的な存在感!
これだけ魅力的なキャラクターが揃っており、尚且つ、皆が皆ちゃんと強いのだ。
本作を鑑賞すれば、貴方もきっと“推し”を見つけられる事だろう。
私の推しは、勿論 龍兄貴!ハンデを背負いつつ尚も最強として君臨する圧倒的強者感。洛軍の出生の秘密を知る者として、彼の命を狙う義兄弟の秋兄貴との間で葛藤する姿。洛軍達を逃す為、自らが犠牲になるシーンは、思わず心の中で「龍兄貴ーー!!」と叫んでしまった。演じるルイス・クーは既にかなりのベテラン俳優なのだそうだが、私は本作で初めて彼の存在を知った。最高のキャラクターを演じていただき、ありがとうございますッ!!
脚本の魅力も素晴らしい。基本的には、ヤクザ者同士のシマ巡りの抗争話だが、随所にコミカルさや伏線も散りばめられ、シリアスになり過ぎない絶妙な塩梅を保っている。
特に、四仔が日本のAVに精通している為に日本語の説明書が読める・話せるというギャグを、クライマックスでの王九戦で「ぶっ殺すぞ! このヤロウ!」と言わせる。
4人が交流を深めるキッカケとなった、母親を殺された幼い少女の敵討ちの際の“ボロキレ”にするやり方を、王九に気功術を使用させない為に再び用いるといった、コメディな使い方からシリアスな使い方へという要素の回し方が上手かった。
クライマックスで九龍城砦から吹き上がる竜巻は、凧揚げの件もあって「亡き龍兄貴が起こしているのでは?」と考えると胸アツだ。また、洛軍が最後に放つコークスクリュー・パンチが、龍兄貴と同じ相手を回転させて吹っ飛ばすトルネード・コークスクリューなのが激アツ!!
アクションシーンの迫力は言わずもがな。今回は特に、舞台を九龍城砦という閉鎖空間にした事で、限られた空間内でのアクションの数々が非常に魅力的だった。
そんな九龍城砦のセットの作り込み具合は、まるで過去に戻って現地ロケしてきたかの如き圧倒的なリアルさ。エンドクレジットで映される城砦内の人々の生活描写に、これ以上ない説得力を持たせている。湿気や油で汚れた薄暗い通路、壁の落書きや破れたポスター、そこで生活するエキストラの演技は、まるでドキュメンタリー映画。また、作中度々城砦内のあちこちから生活音がするという、細部にまで徹底して拘り抜いた描写もお見事。
本作だけでも一本の映画として纏まっており、抜群の完成度を誇っているが、既に三部作としての続編2作が動いているそう。次回作では過去の九龍城砦での抗争が、最終作では洛軍達の最終決戦が描かれるという『ゴッドファーザー』方式(笑)
そんなの、期待せずにはいられない!!
RRR以来の熱いアクション映画!硬直!硬直!
エライものを見た!こんな異常な熱量のアクション映画を観たのはRRR以来!
この映画の特徴。
もはや主役と言っていい”九龍城砦”をドラマにもアクションにも緩急つけて十二分に生かしてる点!
ベタな展開だけど、このノスタルジックな九龍城砦で、住人仲間との交流が結構丁寧に描かれたらグッときてしまうのが人情ってもの。
第二幕のドラマパートが結構長くてベタな展開。
それでもしみじみ見てしまうのは、
汚くてリアリティ増し増しの九龍城砦で、住人や仲間との交流が丁寧に描かれてるから。
そして日常が崩壊する第二幕クライマックスは瞬きする間もない怒涛のバトルの連続!
九龍城砦を縦横無尽に走りまくる。
からのラストの第三幕のリベンジマッチ!
城の構造を生かし、階層を跨いで動きまくる!
舞台は同じでも見せ方を変えて観客を飽きさせない。
第二幕は横!第三幕は縦!
ただ、アクションシーンも勿体ない点がいくつか。
メイキングで、アクション経験のある役者が少なかったと言ってたが、ちょっと早回しが多すぎてノイズになる(早回さなくても充分画になりそうなんだけどなー)。
主人公、カンフー使わないのかい!とか。
舞台とアクションもいいけど、欠かせないのは魅力的な演者陣!
とにかく龍兄貴がとんでもなくカッコいい。
冒頭の、タバコをバシーってキャッチするシーンが決まりすぎてる!
信一、サモハン、硬直!、その他主要人物のキャラが立ちまくってる!
特に硬直!の無敵っぷりとしぶとさは異常!(ケープフィアーのデニーロ級)
気功習いたくなった!
変わらないものがここにはある!
変わらないものは確かにここにある。これから香港は変わっていく。でも変わらないものもある。
今の香港にもうネオンは無い。
冒頭から見事にタイムスリップさせてくれた。もう観ることの出来ないネオン、九龍城砦…住人の生活感、香港スピリットがここには溢れている。
正直、プロジェクトVで、ジャッキーチェンが「キャプテンチャイナはキャプテンアメリカより強い!」なんてセリフを言う映画を観ただいぶ前に、もう香港映画は終わったんだなと思ってしまった。
しかし息も絶え絶えに生き残っていた魂が燃え上がってこんな形で古き良き香港アクション映画を蘇らせてくれた。感謝しかない!
拍手喝采するしかない。
勝つ時も負ける時も一緒だ!
というセリフに込められた友情にも胸アツだ。
麻雀4兄弟の友情いいなー。
マーブルチョコ仮面もウケた。
サモ・ハン・キンポー70歳、素晴らしい活躍でした。
頭を空っぽにして観られる単純なストーリーだから俳優たちそれぞれのアクションを存分に楽しめる。
アクション監督と音楽は日本人が担当していることもあり、日本人が観たかったアクション、80年代の曲も散りばめられていて大変ワクワクできました。花まる!
FEVER
近くで上映してる劇場が無くて一度はスルーしようかと思っていたけれど、評判の高さやアクション満載らしいという情報片手に遠征して鑑賞。
めちゃめちゃアクションしてた〜。
技と技のぶつかり合いに高低差を活かしまくる激しいアクションに魅了されっぱなしでした。
身分証を求め彷徨っていた坊主のチャンが九龍城砦で出会った人々と共に復讐をしていくというノワールとも取れるし、義理人情の世界とも取れる濃密な物語の構造で、人物関係はちょいややこしかったですが、主要キャラが徐々に合流していく感じや、兄貴分との関係性だったりと手と手を取り合ってという感じが熱く描かれているので最高です。
ストーリーもアクションに偏りすぎないよう、チャンが迷い込んだ九龍城砦に溶け込んでいく様子だったり、兄貴や仲間達と信頼を深めていく様子もサクサクっと描いてくれるので、頼もしい仲間だなぁとなりますし、お爺がキレッキレのカッコ良さを放つ作品は改めて惚れるわぁとなりました。
タバコは吸わないけれど吸いたくなる作品ってやっぱ魅力的です。
アクションが本当に素晴らしく、蹴り殴りの破壊力がこちらにまで伝わってきますし、九龍城砦内を飛び回るようなパルクールも展開されますし、銃やナイフの扱いもスタイリッシュでどこを切り取っても見応え抜群でした。
狭い場所でのバトルが本当に一挙手一投足が素早く、目で追えないくらいノンストップでやってくれますし、的確にダメージを負ったらキツイ箇所を狙うってのも上手いなと思いました。
やる役やられ役をどちらもこなしているので、倒す時の迫力は凄まじいですし、やられる時のド派手さも盛り上がりに拍車をかけていました。
多人数バトルもあれば、タイマン勝負もあり、1対複数のリベンジマッチもあったりと場所問わずバトルが展開されるのでバイキング状態でした。
4人最初の共同作業の四肢を紐で繋いで地面に叩きつけまくる構図はシュールなのに破壊力があって面白かったです。
九龍城砦に再び乗り込んでいくところのロックな感じが本当にたまらなく、バイクで乗り込むわ、単身で突っ込むわ、空からやってくるわ、潜んで仕留めるわで四者四様の登場の仕方にテンションぶち上げでした。
ラスボスが尋常じゃない攻撃力と尋常じゃない耐久力を持っており、その上ツインスナイプで襲ってくるわ、跳躍力飛んでもないわ、複数人相手でも全く怯まないわ、ダメ押しに気功使いこなすわでチートすぎて、絶対強いであろう4人を捩じ伏せる絶望感は凄まじく、多分マーベルとかの世界にぶち込んでも余裕でやっていけるくらい強かったです。
そんな強敵に絆と根性で立ち向かう4人がこれまた熱いですし、火事場の馬鹿力とはこのことだと言わんばかりの力の入りように思わず身を乗り出しながら観ていました。
不思議な形で伏線回収してくるところもGOODです。
ラストシーンもこれまたカッコ良く、街を見下ろす4人がタバコを吹かしながらエンドロールへという痺れる終わり方だったのも良かったです。
無駄な要素を省きまくって、アクションを軸にしつつ九龍城砦を舞台のドラマをやってのけるというのも映画として完璧だったと思います。
まだまだ続編の予定があるみたいですし、このアクションを大スクリーンで堪能できて本当よかったです。
香港アクションの独自性と強さを再認識させられる1本でした。
鑑賞日 1/20
鑑賞時間 18:40〜20:55
座席 K-10
九龍城砦をもっと知りたくなりました
九龍城砦
詳しくはないですが、実際にあんな感じだったのでしょうか
再現率はどのくらいか分かりませんが、あんなところが存在していたなんてにわかには信じられないです
ちょいちょい日本が入ってきてそれがまた入り込みやすかったように思います
オープニングで荻野目洋子のダンシングヒーロー
カラオケで吉川晃司のモニカ
アダルトビデオっぽいもので人探ししてたのは日本物のビデオが積み重なってて
最後ロッグ·ワンと仲間4人で闘う時にも四孔(セイジャイ)?だっけ?「ぶっ殺すぞ!」って聞き取りにくかったけど日本語でしたよね?
日本をこき下ろしてない感じが好印象でほっこり(๑´꒳`๑)
私はカンフーアクションが大好きなので
ずっと興奮しっぱなしでした
あんな狭い空間でよく戦えるな〜
いやいやありえないでしょ〜なんてシーンもいっぱい
気功であんなに体が硬直して拳も剣も歯が立たないなんて嘘でしょ嘘でしょ〜どうやって倒すのよ〜笑笑笑
いや でも大好きなんですよ〜
面白かったです〜
最後の 九龍城砦での平和なカットがジーンときてしまいました
やっぱり サモ・ハン・キンポーが出てると
なんか嬉しくなっちゃうんですよね〜( *¯ ꒳¯*)
ラスボスの気功の達人、高見沢俊彦のバトルは必見!
ラスボスの高見沢俊彦こと、タカミーは気功使いなので刃物で切っても物理的に切れないのだ!
タカミーのアクションシーンは、両手両足を紐で縛られて、カランバという映画で両腕をジープで繋いで、両腕を引きちぎるシーンのように
※ 注 50才以上にしか分からないが、カランバというタイトルの似非スナッフフィルムがあって、その映画で両腕をジープに引っ張られた男の腕が千切れるシーンが有名でした。当然、フェイクね?
四方から、男どもに手足を引っ張られて、上から下に叩きつけるという拷問を受けても死なない。
↑ このシーン、トムがジェリーにやられる拷問みたいで笑えます。
ナイフで斬りまくっても死なない。
じゃあ、どうやったら、56せるの?
そうだ!身体の外が切れないなら、内部から破壊すれば、いいんじゃーなぁーい?
↑ 波田陽区の物真似で。
内部を破壊するには...、そうだ!京都に行こう!じゃなくて、口に刃物を突っ込んで56そう!!
気功使いタカミーは、死んだのさー!夢を見ながら、死んだのさー!
やっと、タカミーを564た、男達は、九龍城の屋上からポーズをとってキメっ!!
おしまい!
さて、今回は最後に余談だ。
みんなー、気功って大道芸知ってるー?喉元に刃のついた棒で、刃を押し当てて、びよーんと棒が曲がるけど、喉元は切れないとか、
普通にパンチしているだけなのに、スト2みたく人が布団が吹っ飛んだみたいに吹っ飛ぶヤツー?
この気功パンチの不思議な所は、気功の師匠が弟子にパンチを放つ時だけ吹っ飛んで、一般ピープルが気功パンチを受けると吹っ飛ばないんだー?
何で、僕は吹っ飛ばないんスか?
って、聞くと
大丈夫!慣れてきたら、吹っ飛べます!
って、言われるんだー?
プロレスで、ロープに振られると、プロレスラーは跳ね返ってくるけど、一般ピープルはそこに留まるじゃーん?
あ、プオタは別ね?あの人達は、違う星の人だもの、お箸の国の人だもの。
あとねー、子供服を気合いを入れながら、ぱっつんぱっつんの状態で着て、ドヤ顔する技もあるんだけどねー?
それ、何の意味があるの?
と、思うんだけどさー?
ウエスタン・ラリアットは効くだろうけど、馬場チョップ以外のチョップ攻撃と同じく、
その攻撃、効いてなくなーい?ケンタッキーにしなーい?
って、思わず言っちゃうよねー?
何で、こんなに、disりながら語っているのだ?と思うかもしれないけどさー?
今回、谷垣健治アクション監督、手を抜いているよねー?
大体さ、普通にパンチしただけで、2メーターくらい人は吹っ飛びますかー?飛ばないよねー?スト2じゃねーんだからさー?
アクションもさー?ワイヤーで吹っ飛ぶシーンばかりでさー?
香港アクション映画は、SPL 狼よ、静かに死ね という、名作があるのに、そっから退化してどーすんの?と、思うワケ?矢沢、このアクション、OKしない!!
てな訳で、ラストの高見沢俊彦こと、タカミーのトムとジェリーみたいなシーン以外は、見どころ無いからねー?
本当のアクションを見たかったら、配信で
「 SPL 狼よ、静かに死ね 」
を見るんだぞい。
泣かないぞ、泣かないぞェは鈴木蘭々歌唱、筒美京平作曲だぞェ。
まちがいなく
面白い!!
2年ぶりに似たような興奮をした
かっこいいおじさんが拳をかわす
任侠モノ
疑似家族の熱き結びつき
サモハンキンポーも出ちゃう
しかも格好いい
観ている人も温度が高く暑い暑いと言っていた
この冬に熱き物語を是非体験してほしい
よく考えると、親世代は王道?のカンフーで勝負していたが
弟世代は銃と剣を使いまわして時代を感じさせるつくりで良い
ちなみに完売されていたパンフレット再版されましたので
今がおすすめです
※2回目の鑑賞※人生ベスト5に入る‼︎今年度のランキングベスト5にも絶対入る‼︎
アクションが一個一個めちゃくちゃカッコイイ‼︎
ストーリーも中盤でそうだったのか‼︎
といった展開もあって良かったです‼︎
ラストバトルは仲間との絆も感じられて、良かったし、ラストはなんだか泣きそうにってしまいました。
アクション特にラストは目が離せません‼︎
九龍城砦の映像もとても綺麗でした‼︎
2回目の感想
怒涛のアクション、絆、前半のフリの回収、キャラクター、ストーリー。
全てが最高でした。2回目観た時の方が個人的にさらに楽しめました‼︎3回目も観たい‼︎
アクションシーンが本当に最高‼︎
キャラクターの絆も感じられてさらに楽しめます‼︎
何回も言いますが、最高の作品です‼︎
何回でも観たいです‼︎
あまたのアクション映画の中でもベスト級のザ・漢の子映画
一足お先に東京国際映画祭で鑑賞。自分ルールで公開前の映画はベストに入れないのであれですが、間違いなく来年のベスト5に入る大傑作。
1980年代の香港・九龍城砦を舞台に、そこに逃げ込んだ主人公が仲間と出会い、友情や絆を育みながら、激化する抗争へと巻き込まれていくという、王道中の王道ストーリーを、最高峰の超弩級香港アクションとアツすぎる漢たちの激演で見せ付けられる、心の芯まで激らせてくれる至極の傑作。主人公を始めとする若手たちの熱いエナジーもさることながら、ルイス・クーやサモ・ハンなどレジェンド達が、身体中から滲み出る生き様のオーラが本当にカッコよすぎ。谷垣先生のアクションは相変わらずキレッキレで、香港特有の“痛さ“を存分に感じさせてくれます。アクションについては多分これ以上のものは金輪際観られないのでは無いかのレベルだと個人的には思っております。というかそれだけで観る価値は十分なのです。
そして何よりも特筆すべきなのが“九龍城砦“そのもの。徹底的に調べ上げ、作り上げた九龍城砦のなんと魅力的な事か。複雑怪奇、混沌として猥雑、ゴミから宝物まで、世界の全てをごった煮にした魔窟。そんな中で生活する活気に満ちた人々の溢れ出る空気が、この映画を唯一無二なものに昇華させている最大の要素。アクションで価値十分を言いましたが、この世界を体験できるだけでも価値は十分です。(これだけで料金2倍分の価値ですな)
まあファンタジーとリアルのバランスが今ひとつとか(気功習いたくなりました)、些細なところで?なところもありますが、古い世代から新しい世代への“継承”の物語として、そして“香港映画“という、男の子なら誰もが通った道の最高峰として必ず観るべき最高の男の子映画。
帰って来た香港任侠もの。
リッチー・レンの功夫アクションが見れたり、敵のNO2の取得技が凄過ぎたり、人が飛び過ぎたり、ちょっと変わった黒社会ものではある。その内容からかキテレツな邦題も納得。ただ紛れもなく80年代の名作「男たちの挽歌」の香りを纏っている。熱い漢たちの闘いがここにはあります。
素晴らしかった
濃厚な男たちの生きざまと激しいアクションが乱れうちのように描かれる。九龍城の美術が素晴らしい。間違いなく傑作でもっと興奮してもよさそうなものなのに、歳のせいかあんまり興奮も感動もない。いつかまた見たら興奮するかもしれない。
ただ主人公のキャラは薄い。敵の度を越えてめちゃくちゃ強いやつが面白い。
若い時に行こうと思えば行くことができたのだけど、行かずじまいで本当に悔いが残る。チョンキーマンションは行って泊まった。
そのスタントはガチorCG?!
1980年代、香港に密入国し身分証の欲しいチャンの話。
組織から金を奪ったつもりが薬を盗んでしまって追われる身となるが、…逃げ込んだ先が九龍城砦、その中にいる別組織と揉めることになるチャンだったが…。
腕っぷしは中々のチャンだけど組織の大ボス、兄貴分達は別次元の強さで見せられるけど。
80年90年代とカンフー映画を思い出せる、てかその時とさほど変わらない感じが何か嬉しくもあり。大ボス演じたサモハン…いやっデブゴンのあの蹴りは今も健在でシンプルに懐かしい~だった。
ただアクションシーンは楽しめたけど中盤中弛み感はあって少し眠くなったかも。てか気功の彼が強すぎ!
サモハンの悪役!!いいねぇ!
着こなしとか歩き方とか、「昔のボス」感が出てる。今までだと「とぼけたイイ者」って役多かったけどね。歳取って凄みが増したのかもね。
全体的にアクションもいいと思ったんだけどね。圧倒的に画面が
暗い!!
九龍城って設定のせいなんだけどさ、冒頭部分、主人公がのちの仲間になる若者たちと出会う所でもなんかごちゃごちゃしててストーリーがすっと入ってこない感じがしてね。兄貴との出会いあたりも画面は暗くないけど、やっぱ人物相関図的な設定が少し飲み込みづらかったなあ
ストーリーそのものは大好物な感じ。80〜90年代は既に大昔、なんだよなあ。「仁義なき戦い」をみてるような「時代感」を感じたね。
ただ、ラストバトルで相手の強さが結構チートでさ、4対1なのもあってややグダグダ感もあったなあ。あとラスボスがサモハン倒すのも、まあ、わかるけどいきなりすぎというかね。ラストに向かってちょっと展開がご都合主義的になっちゃったかも。あと脇役の女性や子どもの使い方も少し中途半端だったかも。
ラストもベタと言えばベタなんだけど、ここも時代を感じさせる演出というか、まあ、ここは許せるかな?
んで、エンドロール。これが結構良かった。映像に載せたスタッフロールやBGMもね。アクションものらしくはないけど多分この映画のコンセプトが友情とか家族愛とかって言うものだったのかもね。アジア映画ならではな湿り気具合は久々でよかったなあ。
案外「暗さ」の影響大きくて★5はつけらんなかったなあ。「5」にしたくなる「4.8」と「5」にできない「4.8」ってあるんだよね。今回は後者のほう。
ということで2025年劇場鑑賞2作品目。今年は最後にこのカウント出すことにする!
猥雑で美しい九龍城塞だけでも眼福な熱い男道
立川シネマシティは20時過ぎの回だがなかなかの入り、みなさんお目が高い。開幕早々まさかのダンシングヒーローに後半のモニカ、まだまだ日本文化の流入が盛んだった80年代の香港が舞台の広東語映画(資本は大陸主体の様だが国籍は香港映画)。日本ではCGによる軍艦島の再現が話題となったが、この映画の九龍城塞の再現には及ばなかった。自分が香港で生活していたのは01年からで九龍城塞はすでに公園に変化していたが、まだ当時の香港は街のあちこちに雑然としたあんな感じが漂っていて、懐かしく感じた。空撮やかなり広角気味のCGもよくできていてどのシーンも美しい。市街では「燈火(ネオン)は消えず」ですでに現存しないことが描かれているネイザンロードのネオンも再現されている。特にラストシーンからスタッフロールの後ろに映し出される市民生活の点描がめちゃめちゃ美しい。もちろんこれらもセットやCGであり、力を入れていることの証左である。
語られる物語は世代を超える男道。サモハン、ルイスクー、リッチーレンにアーロンクウォックの懐かしい大人世代も若手世代も見せ場の鶴瓶打ち、いや釣瓶打ち。アクション監督(and字幕監修)谷垣健治の面目躍如。登場人物が超人的な強さ我慢強さを発揮するのが非現実的だが、そこすら香港映画の文脈と捉えて喜ぶべきである。
ひげ剃りを教える
こないだ試写会に招待して頂きました🙂
以下は、私のブログからのコピペですが、ご容赦くださると幸いです😔
香港映画らしい、アクション満載の作品でした😀
チャンを演じるのはレイモンド・ラム🙂
今作のキーマンで、ボコボコにされる場面も多いですが、金を稼ぐ気持ちは本物。
また、相手を思いやる気持ちも持っており、中盤である事件が起きた時、彼はとある行動に。
身体を張ったアクションの数々、泥臭くて良かったです💪
九龍城砦のトップ ロンギュンフォンにはルイス・クー🙂
ドニー・イェンと共演した
「導火線」
では刑事役だった彼も、貫禄ある親分をやるように。
タバコを愛し、どんな時も冷静な彼ですが、チャンのある秘密を知っています。
近接格闘に関しては作中でも相当な手練れ💪
流れるような拳法で、ほぼ敵を寄せ付けません。
そしてルイス・クーが出す雰囲気は、しっかりロンという人物に馴染んでいました🫡
大ボスを演じるのはサモ・ハン🙂
九龍城砦を狙う男で、序盤でチャンと因縁が生じます。
サモ・ハンももう70過ぎなので、アクションやらないかと一瞬思いましたが、そんなことはなかったです😳
こういってはなんですが、元祖動ける肥満体として、終盤に出番がきますよ💪
他にもナイフを得意とするソイヤッ役のテレンス・ラウはアクションも華麗でハンサムでしたね🙂
大ボスの腹心ウォンガウを演じたフィリップ・ンも、挙動の小物感の割には硬気功を操る敵として、存在感を発揮🤔
サモ・ハンやジャッキーはついに70代になり、ドニーはまだ現役で頑張ってますが、ジェット・リーは甲状腺の病気をしてからアクションはほぼやらなくなりました😔
このまま香港アクションは廃れてしまうのかと思いきや、それを払拭してくれる1本です😀
香港映画ファンやアクション好きなら、きっと楽しめるはずですよ🫡
一般公開は1月17日からです🎬
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