トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦のレビュー・感想・評価
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途中から敵キャラの方が魅力的になる
序盤は三下かと思っていた敵キャラのロン毛サングラスおじさんが、実は滅茶苦茶強くて後半は彼が主役みたいな映画になる。
「酔拳」の敵キャラをヒャッハーさせた感じの悪役で見ていて楽しい。
作品としては、前半の渋いかっこよさと後半のギャップがすごい。
イップマンシリーズをもっとファンタジー寄りにしたようなアクションが楽しめる映画。
何故マイナス評価をつけるか自分でも分からない
タイトル通りです。
アクションもカッコよく、
個々のキャラクターも立っています。
ドキドキハラハラ。これぞ香港映画!
エンターテイメント!友情!師弟関係!泣ける!
劣悪な環境なはずなのに、住んでみたいと思える
九龍城が魅力的に描かれています。
住む人達の人情。
行ったことないはずなのに、
帰りたいと思えるような場所。
これだけ惹かれる所が沢山あるこの映画。
何故か腑に落ちない。
その「何かが」をまとめられません…
自分でも分からない…
マンガっぽい表現?
「少林サッカー」「カンフーハッスル」大好きです!
たまたま迷い込んできたが、旧友の息子?
そんな事は上記の魅力的な部分でいくらでも霞むはず…
あの3人は死んだって言ってなかった?
生きてたじゃん!
それもマイナス2つける理由にはならないなぁ〜
なんでなんだろう…
これぞ裏社会カンフーアクション映画!という感じ
正直香港映画は初めて見るのですが、あのジャッキーチェーンなどがやっていたバトル映画とはこういうものかぁ!と思わされる作品でした。
九龍城という不法入国者たちの住まう城(城って言って良いのか?)での人々の生活がリアルで美しい。歴史に詳しくないので本当にああいった集落があったかどうかはわからないけど、昭和の雑多な商店街のような、あの雰囲気が暖かくて楽しい。
そこにやってきた主人公が城のボスたちに不法侵入者としてボコボコにされるものの、城の住民たちにちょっと優しくしてもらったりして、結果的にそのボスたちとも仲良くなって仲間になっていく過程が王道のヤンキーものっぽくてにやにやできる。
ボスの右腕のソンヤッは初登場時から「こいつ仲間になるな……」感を醸し出していて、やっぱり仲間になる。初登場時のバイク乗り回す姿がとてもいい。顔もいい。性格もいい。良いキャラでした。
マスクマンのセイジャイは最初に主人公を助けてくれたナイスガイ。顔に傷があって顔を隠してるという設定なのだけど、別に顔は化け物ではなかった。ある意味この人が一番不憫な気がする。
主人公が世話になる城のボスは病気を患っていて、余命いくばくもないのでソンヤッに後を任せようと思っている……その前にそのふかしているタバコを止めた方がいいぞ……と作中10回は思いました。
ストーリーとしては、主人公はボスの昔のライバルが彼に託した息子で、その息子はボスの親友の仇の息子だった……という超絶ドロドロ人間関係で、それがきっかけで争いが勃発し、密かに九龍城の乗っ取りを計画していた三下(にしか見えない)一味に乗っ取られるも、その一味の中で密かに成り上がろうとしたヒャッハー系に更に乗っ取られて……といった具合に目まぐるしく変わる。
そこに挟まれるワイヤーアクション多数のダイナミックアクションは莫大な予算で作られる香港映画ならではで、これは今の日本の特撮には中々出せない迫力だと思います。
個人的に、三下一味のヒャッハーがラスボス(めちゃくちゃ強い)だったのが衝撃で、気を操って鋼鉄のような固さになるとかいうドラゴンボール(無印)みたいなめちゃくちゃをやり始めて笑いました。
最高だよ!ありがとう!
唐突に始まる九龍城砦での大乱闘。
激しく戦われる様に圧倒されながらもその舞台の九龍城砦の様相が素晴らしく、こんな過去の戦いなんてダイジェストで観とけや!って勢いにガツンと乱暴に引き寄せる始まり。
もう私の心はドキドキのバクバクですよ。
画面切り替わって今度は賭けバトルが始まるし。
その後の逃走劇、2階建のバスでバトル!
素晴らしい九龍城砦に入るとバイクでイケメンがきた!
殴る蹴る、鉄パイプにナイフ、高所からの落下に壁走を走るわめり込むわの大乱闘。
もうなんでもアリだわ。
この懐かしいカンフー映画がすでに愛おしい。
80年代の懐かしい光景、九龍城砦で生活している人々の生活感と取り巻く空気感。それを守る兄貴。
床屋のおっさんが1番強いとか設定がとんでもない。
義理と人情、友情、強い大人と強い若者。極悪人と裏切り。そしてラスボスが強ければ強いほど得られる爽快感とカタルシス。全ての熱さと激しさが私の琴線を乱打してくる。
仲間同士で争う辛さを理解した上で裏切り、復讐そんなものは次の世代には継がせない様にする兄貴が熱かった。扉を腕で塞ぐ所は泣くしかなかった。
ロッグワンを助ける為にボロボロになりながら戦う3人の友。通りにトロッコを押し出し見届けた後、また背中を向けて戦いに身を投じる。
ロッグワンも九龍城砦に居座ってそこまで経っていないのよね。死なせた女の為にお仕置きをしようと居合した4人。悪を見過ごせない正義の魂は引き合う。
揉め事は起こすなとのお達しを守ってみんな仮面をつけていたのには笑った。なんだその仮面。
4人集まると麻雀だ!そうね。楽しいよね。
1人で転々としていた彼には本当に嬉しかったのだろう。部屋をもらえて、働き、皆でテレビを見て笑ったりと。
この狭く広いこの場所は彼の初めての家で初めての家族となる。
その家族達が命懸けで守ってくれた命。
彼は再び帰ってくる。香港で産まれたと胸を張れてよかったね…
ここで傷癒えぬ3人の友が何も言わず肩を抱く…
若者達絆が熱くてまた涙が出るよ。
狼煙のように上がる凧。
自由な凧のような次世代の若者達は最後の戦いを始める。
裏盆で舞台が豪華で華やか。その隙間を縫うように戦い続ける4人。
気功ってすごいのね…と思いながら視聴。そこで飛び道具はズルい!4人対1人でもなかなかつかない決着。
落ちるロッグワンに大きく風が吹き、凧の様にふわりと飛び上がる。
長い戦いの終わり、また平和が訪れ生き生きと働き生活を始める住人達。飴を包み、靴を作り、餅をつくり、共にテレビを観る日々、家族の日常。
そんな家族を守ってきた大人達、そしてそれを正しく継ぎ守る青年達。
破裂するほど心臓をドラムするバトル、独特のお笑い、お涙ポイントも多く散々泣かされた。
バトルもファンタジーな所もあるし、あっちでもこっちでもと、とにかく強いヤツしかいないインフレ的な感じもあるけど、この作品は細けぇことはいいから観とけ!みたいな勢いと圧がすごいのでおとなしく手放しで楽しんだ。
血湧き肉躍るカンフー映画最高だなと改めて思い知らされた作品。
頭が残念なので名前が覚えられなかったよ…
男くさいが…
ひと昔の香港を彷彿させる男くさい物語。
けどどうしようもなくこの男たちに心を揺さぶられる。
命まで取られず解放された友などしっくりこない点はあるのだけど、それまでに育み鷲掴みにされた心の叫びがラストのバトルにおいて炸裂する爽快感がたまらない。
「きゅうりゅう」ではなく「くーろん」ですよね⁉️
80年代の香港を舞台に、黒社会の陰謀渦巻く九龍城砦で繰り広げられるバトル・アクション‼️組織に追われる4人の主人公たち、対する組織は我らがサモ・ハンをボスとする九龍城砦乗っ取りを企む組織‼️香港映画だけに友情、復讐、仇討ちといった泣ける要素‼️銃器類は極力登場せず、素手や刃物類で延々と続く肉弾戦‼️加えてサモ・ハンの部下が、気功による「硬直」を使い、不死身になったりして、ここまでくるとモンスター物でもあるし、ファンタジーに近いですね‼️登場人物も特別カッコ良くはないのですが、個性的なキャラばかりで、とにかくアクションがスゴい‼️80年代のジャッキー映画で育った私としては思い入れのあるジャンルなので、最後まで飽きずに楽しめました‼️エンドロールでは「NG集」ではなく「削除シーン集」があります‼️
こんなにもエモいとは
通常スクリーンで鑑賞(吹替)。
想像以上の面白さだ。息吐く暇も無いアクションの乱れ打ちに手に汗握り見入ってしまった。さすが谷垣健治氏!
いずれ失われると分かっていても、大切なものを守るために命をかけて全力で戦う男たちの姿がとんでもなく熱い。
エモい、エモいよ。こんなに心に沁み入るカンフー映画初めて観たよ。そう叫びたくなるくらい最高の余韻に浸った。
何か香港ノスタルジー。と言うかワンス・アポン・ア・タイムもの。
120分あるんですよ。普通の映画の尺として十分な長さ。と言うか。香港カンフーは100分を超えちゃダメな世界じゃないですか。通常の中国映画も、金をかけた大作以外は短尺。何でこの尺?の謎は、最後の数分で合点が行きました。
政治的に大変な事になってる香港。中国共産党支配前の、と言っても、ついこの前の事だけど。要するに、タイトル通りのワンス・アポン・ア・タイムもの。長くなるよねw
ノワールとしての冷徹よりも、昭和下町的アットホーム感が勝る九龍城です。いつの間にか友情が芽生えますが、愛恋とは無縁で男闘呼組を通します。敵はモンスターです。無茶苦茶モンスターでサノス感あります。途中、敵対関係が複雑化し、どー落とし前付けるん???って不安になりますが、この気功モンスターが決定的ヒールになって、観客の憎悪を持ってってくれるので、大ラスバトルはシンプルに胸熱w
面白かったし楽しめたのでいいんですが。
欲云うと。
このシンプル胸熱物語、100分にはならん?
少年マンガの世界観!
身寄りの無い孤独な主人公は、カオスな無法地帯のスラム街(城)で3人の仲間を得ます。
そして、彼は、この無法地帯を静かに守る師匠と出会います。
師匠は、何故か彼を暖かく見守ります。
なんと彼は、かつて師匠が泣く泣く倒した友の忘れ形見だったのです!
やがて、師匠は、年老いたかつてのライバル達から城と住民を守る戦いに臨みます。
師匠は、病を隠して若者達を庇って戦い、倒れます!
4人の若き男達は、バラバラになり・・・そして再び結集し、運(竜巻)を味方につけ、仲間の力を結集して不死身のラスボスをついに仕留めるのです!!
なにコレ!少年マンガです!!少年マンガの世界を実写化しております!!!
カンフーアクションが続きますが、血しぶきが飛んだり首が飛んだりということはなく、そんなにグロくないです!このあたりの撮影・演出も少年マンガを意識しているように思うのです。
そして、何と言っても、九龍城砦であります!
なにこのリアルな生活感は!こんな違法建築の迷路のようなエリアが実在していたなんて!
正直に言おう。
アクションより、九龍城砦の方に目を奪われました。このカオスかつノスタルジックかつ生活感プンプンな感じが堪りません。絶対不衛生で危険なんだけど、入ってみたい!
カンフーアクションは、こういう、戦いにくい場所、狭くてゴチャゴチャした場所でやるからこそ、面白いんですよねえ。色々モノを壊す際の音や映像も入れられるし、どこから敵が出てくるかわからない緊張感、迫力も出て良し。大金をはたいて作り込んだセットが活きていました。
そしてサモ・ハン・キンポー!懐かしい・・・本人がアクションしていたわけではないと思うけど、全盛期を彷彿とさせる存在感。子供の頃観ていたアクション映画を思い出しました。
なんだか童心に返って懐かしさを感じた映画でした(そんな映画なのか??)。
九龍城砦で暮らす人々の生活が描かれているところがとても良かった。床屋のロン兄貴(ルイス・クー)が渋くてカッコイイ。
九龍城砦には裏社会に関わる人間しかいないと思っていた。
だけど、天心の店、床屋、駄菓子屋、診療所があって、子供がタコ揚げしたりしてて、裏社会の仕事には直接関わりのない人も住んでいた事を知った。
裏社会の人も、そうでない人も、ここに生きる人達の生活を描いてるとこが面白い。
カンフーアクション抜きでも、ココを舞台にした人々の営みの物語は面白そうだ。
チャンが床屋のオヤジを人質にしたとき、このオヤジが動じたふうもなく平然としている。
さすがは九龍城砦の床屋のオヤジ、肝がすわっている。
きっと九龍城砦ではこんな騒ぎは日常茶飯事で、このぐらいじゃアタフタしないんだと思って感心してたら、チャンがまたたく間にスッ飛ばされたのでビックリした。
スッ飛ばされた本人は、もっと驚いたろう (*゜ロ゜)
何とコイツが伝説の殺し屋ロン・ギュンフォン(ルイス・クー)だった。
またこのイケおじが、やたら渋くてカッコ良すぎて最高だった。
非常に面白く観ました!
(完全ネタバレなので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
(レビューが遅れました、スミマセン‥)
今更、今作の映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』を面白く観ました!
物語は往年のアウトロー映画にある、両親から死別した孤独な主人公と、それを助ける親代わりの人物という王道の構成ながら、狭い空間が連結された九龍城砦の舞台と、そこで繰り広げられる現代的ながら生身の対人のアクションが、作品を凝縮さある面白さに仕上げていたと思われました。
そして、主人公の陳洛軍(チャン・ロッグワン/レイモンド・ラムさん)の憂いのある目が宿った演技と、理髪店主で九龍城砦を統治している龍捲風(ロンギュンフォン/ルイス・クーさん)の存在感が、特に素晴らしかったと思われました。
狭いのに上下含めてどこまでも連なる九龍城砦の中で、どうやって撮影したんだろうとの連続するアクションの分厚さも、圧巻だったと思われます。
噂に違わない作品だったと、最後まで面白く観ました。
2025 21
この人強いな
え?この人もめちゃ強いやん
待って、兄貴強!!かっこよ!!
いや、お前も強いんかーい!!(そりゃ一筋縄でいかない気はしたけど🤣)
一人だけ違う方向の強さなんですけど!!しかもラスボスなんかい!!絶対にかませ犬かと思ってたのに笑
やっと見れて多幸感と高揚感がすごい🙌
チェンさんの、自分の居場所を見つける旅
オープニングの中華企業のロゴ羅列に不安を覚えましたが、出っ張り看板だらけのネイザンロードやサンキストの段ボールに、古き良き時代の香港を見て安心。
とってもわかりやすい悪の巣窟にしか見えない九龍城砦は、盛りすぎじゃ?と思いつつも、この盛りがこの映画には丁度良いとだんだんと気づく。
初っ端の床屋での、タバコ投げて落ちるまでの瞬間に主人公やられちゃうアクションなんかもう笑える驚きで、あ、そうきたか!と、ここでようやく心の準備が整う感じ。
アクションは、ダブルデッカーでジャッキーを思い出させてくれつつ、インド映画よろしくだいぶ派手に振り切ってます。そして木や段ボールや布を駆使したジャッキーより(どうしても比べてしまう)、コンクリ、ガラス、鉄とテクスチャー的にもハードに。普段アクション映画をあまり観ないので、久々の大画面でのドンパチにアドレナリンが上がりまくりました。
それでいてドラマもしっかり描かれている。
黒社会の、信頼と裏切りの交錯。家族同然の隣人同士の助け合い。
龍さんが劇中で言っていたように、居場所ってのは場所そのものではなくてどこにいても結局、人なんだなと。
そして、だいたいどの映画でも皆、自分の居場所探してるなと気づき、ぶっ飛んだ映画に見えつつ案外普遍的な人間性の話なのだと理解しました。
同じ香港映画という線に並べると、あの名作インファナル・アフェアと比べるとやや雑だったりわざとらしい演出が気になるも、エンターテイメントとしてはすごく良くできた、そして香港映画を渇望していた往年のファンには、十分すぎるほどでした。
(考えようによっては、ここまでが中国の策略とも…いや、純粋に、面白かった!で終わりたいと思います)
アクションMAX!ずっとMAX!
事前情報なしで初めて香港映画を映画館で見たが、面白かった!最初は邦画でも洋画でもない「香港」な雰囲気に馴染めるかちょっと心配したが、主役級がみんなジャッキー・チェンみたいなめちゃくちゃかっこいいアクションしてて、兄貴分もみんな強くて、敵役も謎の功夫で激強くて、ひたすらみんなで格闘バトル!みたいな映画。その中に友情あり、仁義あり、それを往年の九龍城砦のカオスな雰囲気が包み込んだ独特の世界が味わえる。変にロマンスとかの要素を入れず、ひたすら男たちのバトル!というのも潔くて良かった。
リアルな生活感とファンタジーな敵
九龍城砦で暮らす人々の生活をリアルに描いていてよかったです。おかげで、登場人物に感情移入して観ることができてました
一方で、敵の硬直気功はあまりにファンタジーでちょっと笑ってしまいました。自分が学生じゃなくてよかったです。学生だったら次の日からしばらく「硬直気功!」とか言って無茶してたと思うので
むしろモンスターパニック
映像とアクションに極振りした映画。
脚本は、深めようと欲張った結果、あちこちで設定の衝突や情報の不足、ご都合が発生しているのでかなりいまいち。
結局、龍兄貴世代の話をしたかったのか新世代の活躍を見せたかったのか、話が流れておらず見せたいものが所々迷子になっている印象。
これなら商品性的に完全に割りきった『英雄-HERO-』ぐらいのが好み。
話の内容に対して物語に絡んでくる登場人物がやたらと多かった印象で、前述の「見せたいもの」の拡散傾向もあり、制作のコントロールが効いていない印象を受けた。
虎兄貴と、龍兄貴の側近の二刀流坊主は不要なキャラで、魔法じみた術で滅茶苦茶強いラスボスも格としては流れでそうなっただけの小物だ。
最強の龍兄貴を退場させないといけない課題も、「病で全盛期の力が出せないから敗退」というのはフラストレーションの溜まる構造で、脚本作りとしてはかなり古い。
案外、企画の根底には「九龍城で、第五人格」みたいなのがあったのかもしれない。
キラー1人vsサバイバー4人、というような。
それぐらいラスボスが人間離れして強すぎるので、見ていたら変な笑いが出てくるのはいいところ。
香港映画のいいとこ取り
(カンフー映画+香港ノワール)×九龍城砦=
これで、面白い映画を作れないほうが難しい。
めちゃくちゃ面白かった!
深いことは考えないで良い、かっこいい!とだけ思っておけば良い映画。最高です。
登場人物も個性的で、みんなかっこよかったです。
また、その個性的な男達の熱い友情が、丁寧に描かれていたのも良かったです。しかも、定型的な昔の男同士の友情の描き方で。そこが、ノスタルジーな感じを凄く出してて、エモいってこういうことや〜!と、ちょっとテンション上がりました。
個人的に、四仔がお気に入り。ちょっと変態仮面みたいなマスク(パンツではない)してるし、喋らないし、怖いやつ?って思ったら、めちゃくちゃ良い奴やった。完全にギャップ萌え。
途中で、昔は田原俊彦似のイケメンって言われたのに、マスク取ったら全然方向性の違うイケメンやったのも面白かった。
あとは、王九も良かった!
気功ずるすぎやん笑!
男臭くてカオスな世界観がお好みなら是非
今は無き香港の九龍城砦を舞台としたバイオレンスアクションモノ。登場人物が皆やたらと耐久力が高く、ちょっとやそっとの打撃、武器を使った殴打でも立ち上がってくる。特にラスボスの耐久力は気功とかそんなレベルの説明じゃ鼻で笑われる。なんせ刃物が通らん。
基本的に狭い・暗い・汚い九龍城砦内でほとんどの時間が過ぎるので、色々分かりづらいのはやむなし。これと言ったヒロインも出てこず、ひたすら私怨や友情、過去のしがらみ等によって男達がジタバタ駆け回る作品。まぁ汗臭いったら無いw
でも、アクションシーンはこれでもかと力入れてるし、クドいほどに見応えはある。2時間中1時間半はバトルシーンなのではないかというほどの内容。
香港に流入していたその時代の日本文化が所々に出てくるので、その時代を知ってる人はきっとニヤニヤしながら見られるでしょう。
全66件中、1~20件目を表示