トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦のレビュー・感想・評価
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香港映画って”””分かって”””らっしゃる
九龍城塞にノスタルジックなロマンを感じること、イケオジ同士の絆や若者たちのちみどろ青春なんてみんな大好きだって事、超強い敵は派手でおしゃれで元気であるべきということ
百億万点でした
続編や番外編もあるようなので今から楽しみです
サモハンの事を知らないぐらいがちょうど良いかも、ってシーンありましたよね
戦わなそうな見た目だったので今回は戦わない役なのかなと思ってたけどしっかり強くてシビれました
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九龍城砦の現役時代はおろか、九龍城砦の存在そのものを知らなかった。
閉鎖感やビジュアルがどことなく長崎の端島味を感じるなと思ったのが第一印象。
序盤の逃走劇もベタでありながらしっかりとハラハラさせてくれる。
舞台が九龍城砦に変わり、自分の知らない時代の知らない世界に見入っていたら
透け透けの伏線からの指名手配からの抗争パレード。
中だるみゼロ・・・完璧な映画すぎるな?!!
あまりにも完璧すぎて口が開いたままアクションの激しさに口角が上がってしまう。
なんなら「おお~~」「えぐう!」って所々心の声が漏れてしまった(笑)
気功‼️
ジャッキー映画好きなのでサモ・ハン・キンポーが観れて嬉しかった😆しかも、そんなに動きはないだろうと思っていたら、バリバリアクションやっていて、それだけでもう大感激❗️
4人の男達の友情物語にもなっていて、終盤、主人公を助けにバイクで突っ込んでくるシーン❗️最高に上がった😆
気功を使うラスボスも最強の敵として見応え充分だった😊
男女平等と言われている昨今、こんな男くさくて熱い映画はなかなかないのでではないでしょうか。
何も考えずに観る映画
とにかくアクションが多彩でリアルで見ていて気持ちがいい。
テンポもいいし、みんなすごい演技力なんだと思う。
ただ、ストーリーはやや粗削り。
しかし、この映画においてはそんなのは関係なくて、
ただただ登場人物の漢のかっこいい生き様、通さなければいけない信念に共感しながら観る映画だった。
そして、、ロンギュンフォンがカッコ良すぎる。
あんなカッコいい生き方、憧れる。
気功の敵が出てきてからは、いままでの良さが失速し、一気に冷めてしまった。
それまで丁寧に心理描写や葛藤、友情、絆をリアルに描いていたのにもったいない。
あれに勝つために主人公たちも無敵超人になってしまった。
最後まで高揚したママ走り抜けたかった。
龍兄貴
香港映画が持つ特殊な生命力と混沌した
九龍城砦がアクションと掴み合い大爆発。
骨太男気の香港ノワール。
荒廃した家屋と生活感のセットが素晴らしい。
龍兄貴はイケオジでカッコ良かった。
紫煙の纏う中で『私達をわすれないでくれ』
のシーンは印象的。色々な気持ちが入ってる。
四少がある男をボコボコにして『次は俺も混ぜてくれ』
の伏線回収が最後に。
王九の闘いで竜巻で現れるとは。
一丸となって城砦を守ったんだね。
胸が熱くなった。
また視聴したい映画である。
アクションと九龍城の作り込みだけでも一見の価値あり
とにかくアクションと九龍城のリアリティがすごい!!
こういう映像的な楽しさ満載の作品は、それだけで映画館で観てよかったー!となる。
ただストーリーはあまりに人情で話が進みすぎてあまり好みじゃない。
もう少し人間関係に緊張感がある方が好き。
最後のボスを倒す所は、飲み込んだ剣がお腹から出てきたけど
その前に喉とかがズタズタになるんじゃ…?笑
どれくらい真剣に観て良いのか一瞬迷子になった。
他にもツッコミどころが色々あったけど、それを考える暇がないくらいテンポが良いし、アクション見てるだけでまぁいっかとなるくらいには面白かった!
この邦題は香港カンフー映画のリスペクト
話の筋は親世代からの因縁と終わりゆく九龍城砦、メタ的に一世を風靡した香港映画という時代そのもの終わりなど、熱くも結構重い話が全編に渡って行われてるんだが、アクションシーンが漫画的・・・悪い意味で言ってるんじゃなくて非常にアイデア満載のカンフー映画からの系譜のアクション+ドニー・イェン一派の血筋の谷垣健治アクション監督によるMMA的なアクションが混ざってる事で一作品に複数のアクション映画のアクションが混ざってるような不思議な感覚。その現実離れしてるアクションのおかげで寓話的にも観れるトンデモない作品。
かっこいい
最初、画角が今風で魚眼レンズ感あるのでちょっと不安になるが、なんのその。あっという間に引き込まれます。かっこよくて真似したくなる。/狭いビルの中で刃物も出てきてドタバタアクション、最後は屋根の上で人物集合、という『デリカテッセン』エンディング。
「最高!」の連続
SNSで話題になっていたのを知り鑑賞。
普段香港映画を観ないので、新鮮な気持ちで映画館へ。
もう「最高」の一言!
最高のアクション。
最高のキャラクター。
最高のロケーション。
最高のドラマ。
こんなにカッコよくて面白いエンタメムービーを久々に観た!
2時間越えの長めの尺にもかかわらず、無駄だな、蛇足だなと思うシーンややり取りが全然無い。
だからずーーーっと面白いし、スクリーンに集中できる。
上の世代の因縁、新しい世代の希望、そしてどれだけ時が流れようと世代が変わろうときっと変わらない大切な心。
そんな物語の核がブレることなくストーリーが進み、あの素晴らしいラストを迎えることで、最高の鑑賞体験となった。
味方も敵もみんなに個性があって一人も漏れることなく魅力的で(名前もないスキンヘッドのモブがモブじゃないくらい格好いい)、彼らの物語をずーーーっと観たい。スピンオフも作ってほしい。
信一は絶対女性人気高い(かく言う私も大好き笑)
でもそんな信一を軽々と超えるイケオジ・龍の兄貴。
どこまでも漢で格好良くて強くて面倒見が良くて、皆んなが彼を慕いついていく気持ちが痛いほど理解できる。
彼の最期、ちょっと圧倒されたよ…。
また、義理人情にあふれた九龍城砦の人々の優しさ。
自分の感覚だと、一人くらい「お前のせいで龍の兄貴が死んだ!」って言いそうなものなのに、急に現れた陳洛軍を迎え入れ世話を焼き、死ぬ気で守り、一緒に勝つか負けるかの選択肢だけを残して共に死闘を繰り広げる。
そんな彼らの絆が一貫して真っ直ぐ貫かれていたのも個人的に新鮮で気持ちが良かった。
そして、九龍城砦という舞台。
もうこれがこの映画の唯一無二の面白さを底上げしている。
あのロケーションに、セットに、背景に、世界に、ワクワクしない人なんていないですよね。
この映画で繰り広げられる親子愛や友情、住民達との義理人情溢れる関係性、怒涛の異次元アクション、少しの切なさや儚さ、それら全てがあの九龍城砦という場所だからこそ最大限に生かされている。
「もう一人の主人公」という紹介の仕方も納得。
自分が産まれる前に営まれ、そして消えた九龍城砦。
何十年経った今もなお世界中の人を惹きつけるんだなぁと、しみじみと感じる。
これだけ大絶賛していて星−0.5なのは、
序盤の女性が暴力を振るわれて殺されたくだり。
4人が密かに復讐でタコ殴りするけど、言葉は悪いが「いや殺せよ」と思ってしまった。
知り合いが殴られて重症を負ったとかであのお仕置きならまだ理解できるけど、あんな暴力振るっめ殺して死体を娘に見せて、その結果があれだけ???
そんなんで4人でいい感じに友情芽生えさせてんじゃねえ!とムカついたのも事実。
女性子供を酷い目に合わせるな、とかではなく、彼らが仲間になっていく始まりのためだけにあんな雑で不快でしかない展開を入れ込んでほしくない気持ち。
現実は無慈悲だし不平等、ご都合主義のヒーローなんてなかなかいない、ということを表したいならただそれだけ描けばいい。
そこに友情をくっつけたのが嫌だった。
でもそれ以外は全てが最高!
とにかく最高。
映画館で見るべき映画だし、私ももう一度観に行きたい。
香港にも行ってみたくなった!
素晴らしすぎる!
早くも2025年ベスト1候補になる一作。
九龍城塞のセットやその建物の構造をうまく活かした見たこともないようなアクションシーン。
加えて、主人公たち若者4人の友情と絆に加え、彼らの周りにいる大人たちの込み入った人間関係が織りなすドラマ。
あっという間の125分でした。
SNSで「香港版RRR」という表現を見たことがきっかけで鑑賞した作品なので、「短い! 短すぎる! もっと彼らを見ていたい!!」とすら思える状態。
また、この作品を単なるアクション映画以上のものにしている九龍城塞で営まれる生活者の描写でしょう。飲食店や理髪店、医療スタッフに加えて、老人や子供たちがどのような状態にあるのか、単なるスラム街ではなく、確実に人々が生活を営んでいた記録でもあります。
それは単に九龍城塞という治外法権なエリアがかつてあったことを表現しているわけではなく、今まさになくなろうとしている本作の舞台・香港と重ねてみているからこそ、心に残るのでしょう。
圧倒的な熱さを持ったエンターテインメントと、それを味わった後だけに感じられる寂寥感の余韻をかみしめられる作品です。
RRR以来のカタルシス
最高です、途中から目を開きすぎて、観終わった後は軽く目眩を感じる程、ずっとスクリーンに釘付けでした。
なぜあの状況下で生きているのか、むしろなんで生かしておいたのかとか、やたら死なずに立ち向かうとか、冷静に観るとツッコミ所はたくさんありますが、アクションとキャラ立ち、誰もが怒って悲しんで、熱くなれるストーリーの前では、あまり気になりません。
ただ一人の男を救う為、命懸けで戦い、尊敬した人の恩を返し、義を通すために戦う姿は、本当に格好いいです。
グロさはあまりありませんでした、少し血が出たり、指が飛ぶことはありましたが、それぐらいなので、気にしなくてもいい程度かなとは思います。
九龍城砦の生活感も、そこで過ごす人々も、どれも魅力的でしたし、敵役も何だかんだキャラが魅力的で、その分かなりの怒りを覚えました。
観た人同士で語り合いたい映画は久し振りです、ぜひご鑑賞頂きたい作品です。
痛い功夫
痛い功夫が戻ってきた。
なんか久しぶりに見た感がある。
そして動作指導・谷垣健治…痺れる。
今はなき九龍城が舞台のアクション映画で、昭和の任侠映画みたいなテイストがあって、たっぷりコッテリで少々くどい。九龍城を仕切る人が鶴田浩二さんみたいな事言うなぁと思いながら見てた。
身分証明書を持たない訳ありな人物でも受け入れてくれる懐の深い親分だ。
その九龍城に逃げ込んでくる主人公。
よもや自分が原因で、九龍城が無くなるとは思ってもみなかったろう。他所者なんだけど働き者で、彼が仲間を見つける過程は微笑ましかった。これまた高倉健さんなのかなぁなんて思いながら鑑賞。
明らかに違うのは無茶苦茶動いて、無茶苦茶強い。
アクションの偏差値は⭐︎5.0だ。
カメラアングルも編集も凝ってるしスピーディーで、一度アクションが始まったら激流の中に飲み込まれるような感覚。そして、1シークエンスがこれまた長い!どこまで続くんだって思うくらい、アクションの分量は多い。
で、舞台が九龍城なわけで、立体的だわ壊れまくるわで、無茶苦茶派手だった。
リアクションごとに何かにぶつかって、何かが破壊される…このリアクションがまた痛そうで。
Jチェンから始まる大陸の痛いアクションは、健在で衰えるどころか拍車がかかってる。体の使い方からカメラワークまで、唯一無二だなぁと思える。
それを統括してるのが谷垣氏。
……凄え、凄すぎるよ。
香港にもアクションコーディネーターは勿論いるし、なんなら本場で本家だと思われる。それでも谷垣氏に声がかかるってホントに凄い。
実際の九龍城に行った事はないけど、なんかいい雰囲気だったなぁ。
ハイパー・アルティメット・アクション
1980年代の香港、九龍城、密航者の若者の物語
九龍城の雰囲気、世界観が見事に映像化されている
カンフー、ワイヤーアクション、総合格闘技、柔道、チャンバラ、ガンアクション
漫画、アニメ並みの身体能力、パンチ一発で体が吹き飛び、コンクリートが砕け散る
気功で体が硬直、全身ボディアーマー、不死身の男
80年代のエネルギー
トワイライトウォリアーズみてきた。80年代の香港ノリで最高だった。黒社会青春映画。
中国武術の表現的にはドラゴンボールなんだけど技法的には本当にあるやつ使ってた。
前半の龍大哥周辺の人情話は特に良かったな。中盤から少年ジャンプ化してくる。暴力シーンは命の安さとかあの躊躇の無さっていう文化的なものが伝わってくる。黒社会、武術はかなり繋がってる。こういうとこから発生したものだから。サモハンは棍持たせるといつも首を突き刺すやり方があるけど、他の作品でもよく出てくるって事はやってた奴がいたんだと思った。
気功は笑っちゃったけど、あれ見てる時は雷か電気で倒すと思ったが違った。
青春ものとしても楽しめるので案外カンフー映画好きじゃなくても面白いと思えるかも知れない。
大陸からの密入国者を男も女もやられまくって性奴隷にされたあげく殺されて、何とか逃げきっても猿の惑星みたいな終わり方をする打蛇っていう凶悪な映画がある。
香港には桃源郷があると騙されて来た人達の話。大陸から入ってきた人達の苦労話みたいのを見るといろいろと考えさせられる。こっちはリアル路線。
ケレン
しかない!オープニングのテロップでの説明が、もうどうでも良くなる。最後は市井の人々の営みで何か違う映画の様。
しかし2時間超はちょっと飽きる。みんな達人なんだもんなぁーしかしゲス野郎が最強だったのは超意外。
バブリー♪が流れ出した時、嫌な予感がしたものの、モニカ♪でもう全て許せた。
九龍作ったの凄すぎるし日本要素がやたらあることも意外過ぎる
パンフレットを久しぶりに買うくらい良かった
ラストカットを皆でテレビを見て笑っているシーンにしたのがいい
あの配線だらけ違法建築だらけの場所で人が生活していたことに重点を置いている映画だから
香港はこれからも変わっていくんだ
というラスト4人のセリフもノスタルジーを感じさせて良かった
- 最初から荻野目洋子の代表曲の中国語バージョンのディスコで驚き
- AVがぜんぶ日本製
- カラオケの機械も日本製でマスクマンがカタコト日本語でツナゲマス的なこと言う
- マスクマン、ラストバトルの裏盆会でも、ぶっ殺す!的なカタコト日本語あり
- 田原俊彦みたいなイケメンだった、という字幕あったがマジで言ってるのか
- 信一は今どきのイケメン過ぎるだろ感あったが割と重要な役だった、序盤と終盤にスクーターアクションあったのは良かった
- 前売のプリント特典で出た十二少は、これすぐやられる脇役だろと思いきや主人公含めた友情の4人の1人でいいポジションだった、後半は刀アクションもあった
- あの最初にバスを追ってきたグラサンが最終ボスになるのは意外性があり面白かった、しかも気功で打撃ダメージ受けないという強さ、4対1でも負けないやばさ
- 龍兄貴かっこよかった あれはずるいだろ
- 続編もエピソードワンもできそうな雰囲気はあったと思ったらすでに企画進行中
- しかしあの九龍城砦のセットはマジでよく作ったと思う 全景は多分CGだろうが 相当な情熱がないとあの配線だらけ瓦礫だらけのあの空間は再現できねえよと
- 終盤かなり上下を活かしたアクションがあり良かった あの九龍城砦で戦う意味がある
- ファブルの団地アクションを思い出した やはりその土地ならではの場所は美しい
早くも2025年上半期ベストな勢い
不特定多数の人にもおすすめしやすい
邦題で損してる!まごうことなき九龍城砦決戦
10億円投じた九龍城のセットとサモハンの棒術観るだけでペイできます。
吹き替え版をだして金曜ロードショーで年に1回やりましょう。全時代な全小学生に広めるべき「硬直」
アクションも素晴らしいのだけどドラマがちゃんとあって登場人物全員キャラがたって好きになる。
三丁目の夕日感あるエモいシーンが散りばめられてるので九龍城砦が過酷な場所だということを忘れそうになる。
79年インドシナ難民の第一収容港となり20万人以上受け入れた香港、あの頃も大変だったが、雑多さゆえの個性があった。
消えゆくものを記録する。香港映画の矜持を感じました。
信一の続編では四仔の探し人エピソードが見たい。
もう一回言うけど邦題で損してる。トワイライトいる?決戦!九龍城砦でいいのでは。
あと任賢齊、びっくりしたよ。対面的女孩看過来のイメージしかなかったので。
タイトルなし(ネタバレ)
今年はもう1本も映画観ないでこれが年間ベストでいいや、という映画だった。
香港映画何本もみても漢字の人名など覚えられないが洪金寶はわかります。
最初はチャラくてすぐやられる雑魚キャラだと思ってたヤツが実は『ドラゴン太極拳』の銀魔王みたいな激強のラスボスだったのが予想外でした。
黄昏の九龍城砦
九龍城砦に逃げ込んだ天涯孤独の男が、地元の相談役に面倒を見てもらい地元愛に目覚めていく。実は男には親世代から続く因縁があり…。
友情あり師弟愛あり、アクションありのアツい作品だが、九龍城砦の生活描写も細かく描かれており、かつて存在していた愛すべき魔窟に対する深い想いを感じる。
竜巻の名を冠する男が死しても弟子たちを見守っているようなラストの演出が良かった。
あと、中国人の「気」に対する信頼度すごい。
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