トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦のレビュー・感想・評価
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信一(ソンヤ)!
いやいやいやいや、妖怪ファンタジーだなんて誰も言ってなかったよ??気功って極めるとそんなに凄いの??マジで無敵ぢゃん!習おうかな、気功……
気功が得意なパーリーサイコパスはさておき、それ以外の登場人物がみんなアツい!激アツ!暑苦しい暑さではなく、人としての熱さ。義理人情の厚さ。黒社会に居たことなんてもちろん無いけど、この『アツさ』は何も黒社会だけの話ぢゃない。
ちょっとだけ昔の“誰もが周りにお節介してくれてた”時代。日本にもあったそんな時代。今はあまり感じることがなくなってしまった感覚。(←残念)
無法地帯と思われていた九龍城砦だけど、“兄貴”達のおかげでちゃんと秩序は保たれていた。みんなのためのルールはあった。むしろルールが無いのは九龍外の輩。
ストーリーとしての目新しさは無いけれど、最近なかなかな目にすることが無くなった男気溢れる兄貴達や上世代に忠義を尽くしながら次世代は自分たちが担うんだという意気込みを感じる若い衆。アツさがいいね!
サモ・ハンのアクション
かつての東映任侠映画に・・・
タバコ吸いすぎw
久々のカンフー映画。ジャッキー映画を最後に劇場で見たのは、いつだったろう、多分、酔拳2だったか。その後、何作ものカンフー映画が作られたであろうが、飽きて離れてしまっていた。前評判の良い今作、予告編からも傑作の雰囲気が感じられ、ワクワクしながら劇場へ。思い起こすのはプロジェクトA、男たちの挽歌の「あのカタルシス」だ。
果たして…、面白くなくはないって感じだった。若干、ラスト前で時間が気になることもあった。評判通り、多分、九龍城の造形はリアルなんだろう。とんでもキャラや技もありつつ、興ざめしないアクションのバランス、シリアスなストーリーは良かったと思う。親分にはカリスマを感じたし。穴があるとすれば、親分と主人公の関係性、保護する動機が分かりづらくはあったが、親分と敵刺客が…だから…なんだろう。それくらいで、つまらなくは決してないのだが、中の上のカンフー映画を見たって感じ。当時味わった「あのカタルシス」を、余韻を、感じることはできなかったなぁ。星3.8。
日本人アクション監督は誇らしい。
クーロンズモンキー
わ!!香港アクションだー!
て思ったらアクション監督は日本人で、かつての香港アクション映画に他国が喜んで協力してんだね。
聞けば現在の香港じゃ、スタント役者も減ってるらしい。
でも皆んな大好き愛してるじゃん香港カンフー映画。
今こそジャッキーやM rBOOで育った世代が集結協力だ。
本作見事にスクリーンへ心吸い込まれる様な息するのも忘れてしまうサイコーのアクションバトル。だってパンチ一発に人間が横に一回転しながらブロック塀を貫通にぶっ飛ばされんだぞw
タバコピンにサラッと敵ブッ飛ばし二本指でキャッチとかメチャクチャカッコええやん!
シナリオも、古き香港カンフー映画より練り上げられてたり本気度が時代にアップデートですよ。
ても本作、ド派手バトルアクションと舞台セット見る映画なんだよな。
今はもう無いけど皆んな知ってる九龍城、プレステのクーロンズゲートやゴルゴで見た事有るぞ、今作あれセットでしょ?よくアレ作って再現したな、世界観見るだけでチケット料金以上の価値が有るスゲー映画!
チケット売り場の横にTシャツ売ってた、かつてのジャッキー、ドランクモンキー、カンニングモンキーのポスター絵彷彿させるコミカルなポスターカラー絵なのがサイコーだったよ!
サモハンカッコいいー!!
香港アクション映画の王道
期待通りの快作
途中まではすごく良かったんだけどなー、ラスボスの理不尽さ
良いところ
九龍城砦の雑然さが実に印象的
古い香港拳法物のような地味で派手な戦闘
熱い友情
?なところ
硬気功が便利すぎる、というか胡散臭い
麻薬ビジネスを否定してたけど、それで内需はともかく経済として継続できるんか
やっぱり男の友情と香港ノワールは熱いね。昨今の作品は銃器がメインだったけどこの作品のように拳法とかの体術メインは泥臭くてさらに熱い。とはいえこの手の作品は攻撃力以上に防御力や耐久力が人間離れしすぎてて、特にラスボスはもう何というかつまらん。頼れる味方と魅力的な敵がいい作品の条件だけど、いかんせんラスボスはそれのどれにでも該当しない時間稼ぎにしか見えなかったなあ。惜しい。
どこまで作り込んでるかわからないけど、窓から窓に移動したり建物内をバイクで走り回ったりと雑然と無計画に作り上げた建物を再現してるのは力も金もはいってるな。実際のところ同じようなところしか出てきてないが、少なくともビル一軒くらいの広さは作り込んである。嘘がないかどうかはわからないけど、嘘を感じないつくりではあった。
映画の日とはいえ、マイナーで割と公開から時間の経っている今作が、ほぼ満席であった。いい作品がちゃんと多くの人に観られるのはいいことだ。でもランキングや興収はあれよりも下なんだろうなあ。納得いかない。
アクションは素晴らしいが少し飽きた
アクションもキャラも最高でした
いやもうこれはSWORD地区の無名街じゃん!と、ときどきHiGH&LOWだいすき脳になりつつ、なにが起こっているのかよくわからないくらいに疾走するとんでもない骨太アクションとそれぞれの濃いキャラクターをめちゃくちゃ楽しみました。
(さすがにあの気功は嘘だろ?とおもうけども、そのチートさもふくめて最高でした)
最初、ああこれ登場人物おおくて名前おぼえられないかも・・・とおもったのですが、ともかくキャラもストーリーもとてもわかりやすいので、あっという間に名前おぼえて入りこめた。
過去の因縁、世代交代、権力争い、過酷な幼少期、反発からの熱い友情、仲間だいすき、復讐、不治の病、不遇だが健気なこども、など、それこそHiGH&LOWとかインド映画にも共通する要素で、文字列をみているとちょっと胸やけしそうになるけど、アクション映画にうまくおとしこむと本当にすばらしいエンタメになるなあ!ああおもしろかった!
内容も建物もとっ散らかった
いや〜〜〜〜めちゃくちゃ凄かった……濃い、とにかく濃い。ひっさびさ...
いや〜〜〜〜めちゃくちゃ凄かった……濃い、とにかく濃い。ひっさびさのバチバチヒリヒリ濃厚アクション作品だった〜〜〜〜〜!!!!!最早観る栄養剤 笑
アクション・友情・人情・ロマン・復讐・裏切り・任侠・兄弟、とにかく要素てんこ盛りの全盛りカロリー増し増し作品だった…観た後ちょっと放心しちゃった。展開もジェットコースターみたいでほんと息つく暇無かった。孤独な青年が裏切られ、助けられ、居場所や仲間達を見つけようやく幸せを掴んだと思ったら全部無くしてこれ以上やめたげてぇ…!!!!ってドン底展開から義兄弟達とやっとの復讐を遂げるストーリーに手に汗握りながら観入ってしまった。アクションとにかく凄いし何より龍兄貴がカッコ良すぎる。九龍城砦のみんながめちゃくちゃ良いキャラすぎるし敵キャラがしっかり強いのも見応えあった。ラスボスはいささか強すぎる感あったけど…笑
そしてこれなんと全三部作らしい…マジですか?????今後の展開が見逃せなさすぎる。
力を持った時、どのように振る舞うかHow One Acts When They Have Power
NHKのあさイチで三谷幸喜さんがゲストの時
映画紹介のコーナーで、
紹介されて知る。
その影響か、客席はほぼ満席。
肉体的に強い、
闘いにも強い、
総合格闘技に出たら、
みんな優勝するんじゃないか的な
男達の物語。
その持った力をどう使うかの対比を
興味深く観た。
その力に知性とか哲学が無ければ、
ただの乱暴者であり荒くれ者で
ただただ迷惑でしかない。
逆に、その力に
知性や哲学、優しさがあれば、
市井の弱いものを守る砦となり武器となる。
その対比はこれでもかと
わかりやすく描かれていた。
自分の能力の器を越えた力を手に入れると
普通の人は狂うし、
その力を行使したくなる。
登場人物の一人は、
自らの器の大きさを見誤り、
力の使い方を間違えて狂った。
しかし、その実、小心者で、
自らの力に溺れ、
身を滅ぼす。
それは過去にも起こっていて、
物語の静かな通奏低音になっている。
今や大人から子供まで
自らの器を超えた力を手に入れる事ができて
指先一つで、人の人生を
完膚なきまでに壊す事ができる。
でもその力はやがて自分に返って来るのだ。
観終わった後、そんなことを考えた。
I first learned about this movie when Koki Mitani was a guest on NHK’s Asaichi. It was introduced in the movie recommendation segment, and perhaps because of that, the theater was nearly full.
The story revolves around men who are physically strong, skilled in combat, and would likely win any mixed martial arts tournament.
I watched with great interest how the film contrasted the ways in which these men wielded their power.
If one possesses strength without intelligence or philosophy, they are nothing more than a brute, a reckless troublemaker who brings only chaos.
On the other hand, if that strength is accompanied by intelligence, philosophy, and kindness, it becomes a shield to protect the weak and a weapon for justice.
This contrast was depicted in an incredibly clear and striking manner.
When an ordinary person gains power beyond their capacity, they tend to lose themselves and become eager to exercise it.
One of the characters in the film misjudged the size of his own capacity, abused his power, and descended into madness. Yet deep down, he was nothing but a coward, drowning in his own strength, which ultimately led to his downfall.
The same thing had happened in the past, serving as a quiet yet persistent undertone throughout the story.
Today, people of all ages have access to power beyond their own capacity. With just a flick of a finger, they can utterly destroy another person’s life.
But in the end, that power will always come back to them.
As I left the theater, that thought lingered in my mind.
黄昏の香港を背負いつつ、しかし映画とアクションに対するエネルギーがあふれ出ている一作
噂に聞いた九龍城砦ってどんなところかと思いながら観始めたんだけど、バラックが積み重なった迷宮のような構造と毛細血管のように壁面をはい回るおびただしい電線、雑然というか混沌を極めているのにそこに生きる人々の生活がちゃんと成り立っている状況、などなどに冒頭から圧倒されました!
本作が香港アクション映画の最高峰の一つであることは疑う余地もありませんが、同時にスラム街を表現した美術面でもトップレベルの作品であるとも言えそう。電線マニアでなくとも、この描写には思わず見入ってしまうでしょう。
そしてこの圧倒的な九龍城砦が単なる背景にとどまる訳はもちろんなく、谷垣健治アクション監督による香港のアクションスタントを知り尽くした演出は、垂直構造と狭隘な閉所という空間的特徴を存分に活かし切り、見たこともないようなアクションを現出させました。
主人公チャンを演じたレイモンド・ラム、彼を庇護するロンを演じたルイス・クーらをはじめ、若手ベテラン問わず俳優たちが息もつかせないような集団アクションを見せれば、サモ・ハンもまた堂々とした悪役っぷりを見せつけるだけでなく、ブルース・リー直伝のアクションを長丁場で披露するという香港アクションのまさしくてんこ盛り。
ハリウッド大作映画と比較にならない低予算であるにも関わらず、リッチとしかいいようのないアクション映画を作り上げたソイ・チェン監督の手腕は見事です。
大興奮・大満足の作品なんだけど、ネオンサインを模したタイトルデザイン、争奪の対象なのにすでに消滅が運命づけられている九龍城砦自体の佇まいなど、やはりどことなく黄昏の様相を漂わせているところがあります。だが感傷に浸ることなく、たぎるエネルギーを爆発させることで香港映画人としての存在を強く主張するあたり、香港の中国返還直後に香港映画の底力を見せつけた『インターナル・アフェア』(2002)の制作経緯と本作が妙に重なり合って見えるのでした。
本作を楽しんだ方には、サモ・ハンら香港映画のアクションスタントを背負ってきた映画人の人生とその功績、そして香港映画界の現状について描いたドキュメンタリー作品、『カンフースタントマン 龍虎武師』(2021)の鑑賞をぜひお勧めしたいところ。本作が一層味わい深くなること間違いなしです!
面白いけど
アクション映画最高峰
採点4.8
監督はソイ・チェン、アクション監督に谷垣健、音楽が川井憲次と、この時点ですごい興味を惹かれていました。
まず制作に10億近く使ったという九龍城砦が圧巻。
今まで映画などで見た九龍城砦のどれよりもリアルで(直接見たことないけど)その要塞感に圧倒されます。
城内も外観もとにかく作り込みが半端で無いんですね。
キャストも豪華で主演のルイス・クーをはじめアーロン・クォックやリッチー・レンにサモハンまで。
そして一際輝いていたのがルイス・クー、役所もあってとにかく格好良い.んですよ。しかも強い。
そういえば同監督「ドラゴンマッハ 」にも出てましたね。
何より怒涛のアクションがとにかくすごい。
いわゆる「カンフーアクション」に拘らず自由に広げていて、それがまた見応えがあるんです。
もちろんちゃんとカンフーも使っており、このごっちゃになった感じが実に九龍城砦っぽい。
アクションは九龍城砦の上下左右窮屈な空間を見事に使っていて、ここら辺にも谷垣健ならではのテイストを感じました。
ラストの戦いなんかは観ていて手に力が入るほどでしたよ。
ストーリーは王道ながらも胸にくるものがありましたし、これは観に行けて良かった。
今現在のアクション映画最高峰と言って良いでしょう。最高でした。
鑑賞動機:評判10割
超絶アクションに驚愕する一方で、そこはかとなく過去の香港/九龍、への郷愁も漂う。セットで作ったというけど、その力の入れどころは正解なのか。遠景でも中からでも雀牌でもそのカオス振りが見てとれる。
役者さんはサモハンくらいしか知らないのだけど、キャラ立ちがすごくて、主人公、イケメン、HK(違います)、菅田将暉7掛けの4人組の日常シーンもちょっとほっこりしてしまう。子役の子もいい。
幹部やボスが強いのは、ここでは力が全てだからなのかもしれない。
全269件中、141~160件目を表示
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