トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦のレビュー・感想・評価
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主役はクーロン城砦だ
私的香港映画史上ナンバーワンアクション映画🎬
イイ俳優達が身体を張った熱演🔥
だけど主演は時代考証され細密に再現された九龍城砦のセットそのものだと思う
建て増して重層的でコンクリートの迷路のような建物で逞しく生きる住人達の暮らしの隅々や盗電、盗水の絡み合う管管管がまるで血管のようだよ
彼女の出演料は10億円だって(笑) セット代ね😼
香港人にとってクーロン城砦は果たしてなんだったのだろうね?この作品は間違いなく、古き良き香港への思いを持つ人々へのオマージュだね
再開発は例外なく利権の塊 日本でも巨万の富と30年以上の年月をかけて作り上げた巨大な麻布台ヒルズも巷の噂では1年で人が集まらなくなって、すでに廃墟になり始めてるそう
何が人にとって幸せな環境なのか?人の金を動かしては上澄みをせしめる悪い奴等の欲深い企みにはもうウンザリじゃない?
立ち退きは正義の時代は終わったのではないか
そんなことが頭をよぎった
アクション重視の方にオススメ
九龍城砦の再現が素晴らしい
とにかく凄いカンフーアクションは一見の価値ありです。
最近のCGとこのアクションがあれば、「北斗の拳」も実写化できるのではと思いました。
アメリカ版のはお粗末過ぎて最後まで観ることができなかったので、もう一度作るならぜひ香港で。その際は第2弾として「蒼天の拳」もお願いしたいです。
AV、家電、カラオケと日本の歌謡曲、80年代は日本文化がアジアを席捲していた時代ですね。
ネオンサインで溢れた繁華街の風景。今ではそのほとんどがなくなっているそうです。
九龍城砦の再現が素晴らしいですが、今では取り壊され、香港らしい何か混沌とした猥雑さがなくなったのは寂しく思います。
衛生的で清潔になっていくことは良いことですが、地域の特色がなくなるようで。
栄養素:香港アクション
やはり定期的に香港アクションは摂取しないとダメですね!
久しぶりに見ましたが、サイコーでしたw
若者の絆も熱くいいんですが、やはり主役(と言って良いでしょう)のロン・ギュンフォン!!佇まいも渋く、往年の柔らかい「渡哲也」といった感じで、素敵でした。
日本だと誰が的役かなーと妄想するのも楽しみの一つ!
個人的には、大沢たかお、織田裕二(殺人王の哀愁を名演してくれそう)、綾野剛、岡田准一、松山ケンイチ等々かなー!
少しだけ気になったのは
・しょうがないですが政治色
・80年代の日本と現在のニヒルな皮肉
・ストーリー進行がノリだけ
・一部武術らしからぬ動き
などですか…と言っても、中国・香港映画が好きな方は問題ないと思います♪
最近見ないが、推しのマックス・チャンは元気だろうか⁈
上映館が少ないですが、是非、迫力あるアクションを映画館でご観賞ください!!!
ある意味、香港が香港であった時代の物語
香港と香港映画へのレクイエム
1980年代の香港、伏魔殿・迷宮と恐れられた九龍城を巡るアウトロー達の抗争を描く物語。
まず、薄暗く入り組んだ今はなき九龍城をここまで作り込んだ事に驚きました。これが物語の迫真性を一段と引き上げました。そして、ギャング同士の単なる争いではなく、受けた恩は返す・仲間は守ると言う義侠の筋の通し方に痺れます。カッコいい。
さらに、香港映画と言えば、カンフー映画からの伝統であるアクションが見せ場です。日本の谷垣健治さんが遂にアクション監督にまで上り詰めて構築した動きは確かにスピーディーで、観る者がのけぞるほどの迫力に満ちています。こりゃあ、人気を呼ぶはずです。でも・・と、ジイサンの僕は少し寂しく感じたのでした。
アクションシーンは、近接戦をやや寄り気味のカメラ・非常に速いカット割りでと言う世界的な潮流に乗った表現です。それが非常に巧みに出来ているとはいえ、ジイサンの僕は観ていて疲れてしまいました。もう少し引いた絵で、闘う人の流れる様な動きを見せるというカンフー・アクションは影を潜めています。香港映画の象徴であったゴールデン・ハーベストも実質的に無くなった今、そんなのは、もう古くて年寄りのノスタルジーに過ぎないのかな。
本作は、急速に中国化していく香港へのレクイエムとして制作されたのでしょうが、同時に、香港映画への挽歌にも映ったのでした。
今まで見た事が無い様なアクションシーンが多めの香港映画。 本年度ベスト!!
見応えあるアクションが満載!
家族や大切な人が殺された仇を打つ感じの殺し合いの連続。
かなり振り切った感じの格闘シーンに引き込まれっ放しだった!
香港に密入国したチャン。
ある理由で追われる身となり逃げ込んだのが九龍城砦。
まず、この九龍城砦の建物が凄い!
巨大な雑居ビルのスラム街って感じ!
後に実際にあった建物と知って驚く。
10階以上あると思うけどエレベーターなんか無いから上階に住む人は大変そう(笑)
床屋のオジサンがメッチャ強いんだけど、次第にチャンと仲良くなって行く感じが良かった。
みんな強面なんだけど心が優しく仲間思いの人達だった。
ほぼ九龍城砦の中でのアクションシーンなんだけど、建物の中が何故かスラム街なんだけど美しく見える。
個人的に美術賞を差し上げたい位に美しかった。
ラスボス的な無敵な感じな人物をどうやってやっつけるのか?
気功を操り身体に刀が刺さらない(笑)
全く先が読めなかった!
ストーリーも上手く出来ていてチャンの正体が解り驚く。
孫の代まで....って感じ。
タバコを真上に投げ、戦った後にそのタバコをキャッチして一服するシーン。
最高でした( ´∀`)
在りし日の香港映画
面白かったけど難も多い
ヒロインなど必要ない!愛より義理人情!カッコいい兄ちゃんとおっさん...
セットとアクションで観る価値ありあり
愉しんだが、惜しい。その二つの理由。
とにかくアクション。
世代のけじめは世代でつける
憎しみや負の遺産を次の世代に残さないために。そして、新世代のバカは新世代で止める落とし前!竜巻と雷、龍と雷が疾風怒濤の如く押し寄せるアクションばかりか、感情的にも満たされるこの素晴らしい伝説を目撃せよ!! 俺は香港で死ぬ…家族みんなの安全や命を守るための決死戦がときかくアツくて最高!!!
紙切れしたい!作品冒頭のチェイスシーンから息を呑み、そこからは暫く人情パートがあるから生きてくる後半終盤の胸熱展開。ルイス・クー兄貴の背中と衝撃波の拳が頼れすぎる…必殺ワンパン!"色男"信一(ソンヤッ)、初登場"坊主頭"との1stバウトから格好良すぎる!! 香港映画界の伊勢谷友介みたいにイケメンなのに役柄も最高。これからデニムジャケットにネクタイだな。サモハンの役名"大ボス"は似合いすぎ。王九(ウォンガウ)の漫画から飛び出したような高笑いのザ・悪党キャラ(坂口憲二とアルコ&ピース平子を足したような顔)。硬直!気功チートすぎて、最終的に悪魔の実をどう攻略するかみたいになっていた。無条件にアガる集合画ヤバすぎカッケー!!!!
観客にも九龍城砦に愛着を持たせる。そんな再現度高くゴミゴミと混沌としながらも魅惑的なプロダクションデザイン。殺伐とした内容にも根幹には温かみがあって、エンディングの背景画も、そうした舞台となる九龍城砦への敬意に満ちたもので生活者の様子にほっこりとした。時の流れとともに変わりゆく街並みに望郷の思いを馳せて…。
P.S. ワンピースに例えるなら白ひげ=ロンジュンフォン、エース=ソンヤッ、黒ひげ=ウォンガウ、そしてルフィ=ロッグワンというDの話だった?
ワンス・アポン・ア・タイム イン 香港
香港アクション映画の真髄を見よ!
予告を目にしなかったのですが、映画.comの紹介文に惹かれて鑑賞してきました。公開2日目の朝イチの上映回でしたが、観客が多くてびっくりしました。みなさん、おもしろい作品はちゃんとリサーチしてるんですね。
ストーリーは、とある組織の下で日銭を稼いでいた、香港への密入国者・陳洛軍が、搾取に耐えきれず、組織が扱う麻薬を盗んで九龍城砦に逃げ込み、そこで出会った人々との交流を通して束の間の安らぎを得るようになるが、チャンを匿ったことで、九龍城砦を治める龍捲風が率いる組織は、陳を狙う他組織との抗争を激化させていくというもの。
冒頭から怒涛のアクションが展開され、あれよあれよという間に作品世界に引き込まれます。全編通して、ふんだんにアクションシーンが盛り込まれており、最後まで飽きさせません。その場の環境を巧みに利用し、手近なもの瞬時に武器として扱い、素早くトリッキーな身のこなしで魅せる格闘シーンに、香港アクション映画の真髄を見る思いがします。
ストーリー的にも、密航者の陳が居場所を求めてさまよい、九龍城砦で初めて安らげる仲間と場所を得て、自身に注いでくれた優しさに応えていくという流れは、シンプルに熱いです。そして、その背景として、裏社会で地位を占めるボスたちの過去の因縁や陳の出生の秘密が明らかになっていき、物語に奥行きを与えていきます。正直言って、登場人物の名前が覚えきれず、理解が浅いところもあると思いますが、メインストーリーから脱落することはなかったです。
こんな感じで、とにかく男たちの熱い友情と強い絆を感じさせる骨太のストーリーと息をつかせぬ迫力のアクションが魅力的です。そして、これを混沌と秩序が同居した魔窟のような九龍城砦を舞台に描くのだからたまりません。九龍城砦は、その昔香港に旅行に行った際、現地ガイドから「絶対に近づくな」と言われた場所だったのですが、こんな地だとは全く知りませんでした。今は取り壊されて公園になっているようですが、本作では往時を偲ばせる再現度で、本当に見応えがあります。
というわけで、「香港アクション映画が好きなら黙って観ておけ!」と言える作品なので、お時間と興味のある方はぜひご覧ください。
主演はルイス・クーで、アクションはもちろん、佇まいからオーラまで、全てがかっこいいです。脇を固めるのは、レイモンド・ラム、テレンス・ラウ、フィリップ・ン、サモ・ハン、アーロン・クォック、リッチー・レンら。太った大ボスが終盤に見事なアクションを披露していて、演じていたのが懐かしのサモ・ハン・キンポーだとあとで知ってびっくりしました。70歳を超えているとは思えません。
新しいマスターピースの一つ
いやぁおもろかった、ぶっ飛んだ…
アクション映画の中でも功夫映画となると納得感のつよいアクションの連続、ガッチリ作り込まれた猥雑な九龍城の狭さを活かしつつ縦空間も意識した動きは目新しくてテンション上がった…後から見たらなるほどるろうに剣心のアクション監督さんなのかとより腑に落ちた
そして老齢とは老練であると、上の世代がみんな気持ちいいくらい強いのも久々に功夫映画を充実させる一つの味わいになっていたなと…
なんて思ってたらなんだあのチンピラのチート能力…功夫ってそんなんなの感はちょっと感じたけど思い切りの良さがジャンキーなスパイスになって僕は好きだった、いや強すぎだけどね?
シナリオもめちゃくちゃいい、九龍城を舞台に仁義なき戦いが発展していく流れは王道的だが助け合う擬似家族、熱い友情を形成する温かさが沁みるのなんの…見捨てないの精神がまーじで熱い
エンドロールの映像は九龍城の助け合う背景がしっかり描かれてるからこそ補完の意味合いも兼ねられてとても刺さった
アクションを求めてもよし熱さを求めてもよしの大傑作間違いなしの一本!早速今年のベスト入りしそうな予感
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