トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦のレビュー・感想・評価
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黄昏の挽歌
熱い!暑苦しい!
久し振りにこんなに熱いカンフー映画観たな
カンフー映画で最後まさか泣くとは思わなかったよ
☆5でも問題ない出来だとは思うんだけど…
個人的に格闘アクションて全身映した上でのワンカットの流れる殺陣のようなアクションが好きなんだけど
序盤のつかみアクションから中盤のアクションに架けて
主演の俳優がそこまで動けるタイプじゃなかったのかバストアップでめまぐるしく変わるカメラワークとカット割りで
派手な事してる風に見せるアクションが多くてそこだけがちょっとマイナス
でもクライマックスの立ち回りは全然そんな事なくて撮影中に役者のスキルが上がったのかな?
全編あのクライマックス並みの立ちまわり見せてくれたら満点だった
やっぱりオッサンが格好いい映画にハズレ無しだな
あまたのアクション映画の中でもベスト級のザ・漢の子映画
一足お先に東京国際映画祭で鑑賞。自分ルールで公開前の映画はベストに入れないのであれですが、間違いなく来年のベスト5に入る大傑作。
1980年代の香港・九龍城砦を舞台に、そこに逃げ込んだ主人公が仲間と出会い、友情や絆を育みながら、激化する抗争へと巻き込まれていくという、王道中の王道ストーリーを、最高峰の超弩級香港アクションとアツすぎる漢たちの激演で見せ付けられる、心の芯まで激らせてくれる至極の傑作。主人公を始めとする若手たちの熱いエナジーもさることながら、ルイス・クーやサモ・ハンなどレジェンド達が、身体中から滲み出る生き様のオーラが本当にカッコよすぎ。谷垣先生のアクションは相変わらずキレッキレで、香港特有の“痛さ“を存分に感じさせてくれます。アクションについては多分これ以上のものは金輪際観られないのでは無いかのレベルだと個人的には思っております。というかそれだけで観る価値は十分なのです。
そして何よりも特筆すべきなのが“九龍城砦“そのもの。徹底的に調べ上げ、作り上げた九龍城砦のなんと魅力的な事か。複雑怪奇、混沌として猥雑、ゴミから宝物まで、世界の全てをごった煮にした魔窟。そんな中で生活する活気に満ちた人々の溢れ出る空気が、この映画を唯一無二なものに昇華させている最大の要素。アクションで価値十分を言いましたが、この世界を体験できるだけでも価値は十分です。(これだけで料金2倍分の価値ですな)
まあファンタジーとリアルのバランスが今ひとつとか(気功習いたくなりました)、些細なところで?なところもありますが、古い世代から新しい世代への“継承”の物語として、そして“香港映画“という、男の子なら誰もが通った道の最高峰として必ず観るべき最高の男の子映画。
帰って来た香港任侠もの。
リッチー・レンの功夫アクションが見れたり、敵のNO2の取得技が凄過ぎたり、人が飛び過ぎたり、ちょっと変わった黒社会ものではある。その内容からかキテレツな邦題も納得。ただ紛れもなく80年代の名作「男たちの挽歌」の香りを纏っている。熱い漢たちの闘いがここにはあります。
香港アクションで泣きそうになるとは
謎の老けメイクのボスと戦ったりする、伝統的な香港アクションのフォーマット。詳しくないけれど。
登場人物がカッコいい。沢山いるが、短い会話で関係性が分かるようになっている。それぞれの、行動原理がしっかりしている。サモハンがまだ戦っている。ハリウッドみたいにとりあえず、ベッドに入ったりしない。
アクションがカッコいい。多分、カンフーのアクションの系譜なのだが、狭くて複雑な九龍城の地形を活かして面白い。複数のバトルを並列で繋いで、中だれしない。
美術が素晴らしい。あのゴチャゴチャした猥雑な九龍城の外観・内部を見事に再現している。実際には城内に入ったことはないけど、香港の街はこんな活気があったよな、インチキくさいし。
滅びゆく運命が泣ける。許されざる者とかワンスアップオンタイムインアメリカとか、戦って勝ってもどっちみちなくなる運命を上手く表現している。それでも、人の生活は続いていく。最後の数分があるかないかでだいぶ評価が変わっただろう。
邦画だって作れるでしょ、予算の問題じゃないよ
香港映画の金字塔!
素晴らしかった
濃厚な男たちの生きざまと激しいアクションが乱れうちのように描かれる。九龍城の美術が素晴らしい。間違いなく傑作でもっと興奮してもよさそうなものなのに、歳のせいかあんまり興奮も感動もない。いつかまた見たら興奮するかもしれない。
ただ主人公のキャラは薄い。敵の度を越えてめちゃくちゃ強いやつが面白い。
若い時に行こうと思えば行くことができたのだけど、行かずじまいで本当に悔いが残る。チョンキーマンションは行って泊まった。
予告の「タバコを投げてる間にぶん殴る」に騙されて
これが香港映画の現在地点ということでしょうか・・・
予告のタバコを投げてる間にぶん殴る系の外連味たっぷりなカンフーアクションてんこ盛りと思いきや、外連味どころかあまりに常識外れな大味アクションと、物理法則無視で重量感のないワイヤーアクションだらけに興醒めです。
そんなアクションがひたすらシリアスなストーリーに合うはずもなく、出る人出る人なぜか達人級のカンフーの使い手(主人公なんかどこかの難民なのに・・・)だったり、気功の使い手の理不尽な身体能力も相まって、常にモヤモヤしっぱなしでした。
本編中に指や足を欠損したと思われる人々が、エンドロール中の後日談っぽいBGVにはキレイに元に戻っていたりと、随所に作りのいい加減さも散見され、ちょっとがっかりしっぱなしでした。
まあ昔から香港映画なんてそんなもんでしょ、なのかもしれませんけどね。
そのスタントはガチorCG?!
1980年代、香港に密入国し身分証の欲しいチャンの話。
組織から金を奪ったつもりが薬を盗んでしまって追われる身となるが、…逃げ込んだ先が九龍城砦、その中にいる別組織と揉めることになるチャンだったが…。
腕っぷしは中々のチャンだけど組織の大ボス、兄貴分達は別次元の強さで見せられるけど。
80年90年代とカンフー映画を思い出せる、てかその時とさほど変わらない感じが何か嬉しくもあり。大ボス演じたサモハン…いやっデブゴンのあの蹴りは今も健在でシンプルに懐かしい~だった。
ただアクションシーンは楽しめたけど中盤中弛み感はあって少し眠くなったかも。てか気功の彼が強すぎ!
すべてが決まってる
サモハンの悪役!!いいねぇ!
着こなしとか歩き方とか、「昔のボス」感が出てる。今までだと「とぼけたイイ者」って役多かったけどね。歳取って凄みが増したのかもね。
全体的にアクションもいいと思ったんだけどね。圧倒的に画面が
暗い!!
九龍城って設定のせいなんだけどさ、冒頭部分、主人公がのちの仲間になる若者たちと出会う所でもなんかごちゃごちゃしててストーリーがすっと入ってこない感じがしてね。兄貴との出会いあたりも画面は暗くないけど、やっぱ人物相関図的な設定が少し飲み込みづらかったなあ
ストーリーそのものは大好物な感じ。80〜90年代は既に大昔、なんだよなあ。「仁義なき戦い」をみてるような「時代感」を感じたね。
ただ、ラストバトルで相手の強さが結構チートでさ、4対1なのもあってややグダグダ感もあったなあ。あとラスボスがサモハン倒すのも、まあ、わかるけどいきなりすぎというかね。ラストに向かってちょっと展開がご都合主義的になっちゃったかも。あと脇役の女性や子どもの使い方も少し中途半端だったかも。
ラストもベタと言えばベタなんだけど、ここも時代を感じさせる演出というか、まあ、ここは許せるかな?
んで、エンドロール。これが結構良かった。映像に載せたスタッフロールやBGMもね。アクションものらしくはないけど多分この映画のコンセプトが友情とか家族愛とかって言うものだったのかもね。アジア映画ならではな湿り気具合は久々でよかったなあ。
案外「暗さ」の影響大きくて★5はつけらんなかったなあ。「5」にしたくなる「4.8」と「5」にできない「4.8」ってあるんだよね。今回は後者のほう。
ということで2025年劇場鑑賞2作品目。今年は最後にこのカウント出すことにする!
猥雑で美しい九龍城塞だけでも眼福な熱い男道
立川シネマシティは20時過ぎの回だがなかなかの入り、みなさんお目が高い。開幕早々まさかのダンシングヒーローに後半のモニカ、まだまだ日本文化の流入が盛んだった80年代の香港が舞台の広東語映画(資本は大陸主体の様だが国籍は香港映画)。日本ではCGによる軍艦島の再現が話題となったが、この映画の九龍城塞の再現には及ばなかった。自分が香港で生活していたのは01年からで九龍城塞はすでに公園に変化していたが、まだ当時の香港は街のあちこちに雑然としたあんな感じが漂っていて、懐かしく感じた。空撮やかなり広角気味のCGもよくできていてどのシーンも美しい。市街では「燈火(ネオン)は消えず」ですでに現存しないことが描かれているネイザンロードのネオンも再現されている。特にラストシーンからスタッフロールの後ろに映し出される市民生活の点描がめちゃめちゃ美しい。もちろんこれらもセットやCGであり、力を入れていることの証左である。
語られる物語は世代を超える男道。サモハン、ルイスクー、リッチーレンにアーロンクウォックの懐かしい大人世代も若手世代も見せ場の鶴瓶打ち、いや釣瓶打ち。アクション監督(and字幕監修)谷垣健治の面目躍如。登場人物が超人的な強さ我慢強さを発揮するのが非現実的だが、そこすら香港映画の文脈と捉えて喜ぶべきである。
近年アクション映画の最高傑作
あー,もう、なんですかこれ!
最高過ぎました。
前情報からハードル上がりまくってたのに、そのハードルを簡単に超えてきた!
まずストーリーが良い。
少年ジャンプを実写化したような展開。
友情要素が素敵、感動しちゃったよ。
黒社会が覇権を争う九龍城砦で男たちが繰り広げる死闘を描く。
あー,もう、なんですかこれ!
最高過ぎました。
前情報からハードル上がりまくってたのに、そのハードルを簡単に超えてきた!
まずストーリーが良い。
少年ジャンプを実写化したような展開。
友情要素が素敵、感動しちゃったよ。
映画.comより抜粋↓
黒社会が覇権を争う九龍城砦で男たちが繰り広げる死闘を描く。
ストーリーの良さだけでなく、最初から最後までアクションも半端なく面白い。
スピード感あり、立体的かつダイナミックな動きで視覚的にも楽しい。
アクション始まるたびに興奮してた自分!
マイベストアクションは、実践でのジャーマン・スープレックス。痺れるわ!
※今作のアクション演出は谷垣さん、ドニー兄貴リスペクト結構入れてたと思う。
1番の見所は、ラスト付近は真骨頂アクション。
とりあえずラスボスが強すぎる。
あえて、誰とは言わないし、詳細は伏せるけど。
あの人、香港アクション史上において、下手すればNo. 1に強いのでは?
これどうやって勝つのよ…からのあの展開。メインキャラクターたちの言動、心からグッとくる。
この作品、全人類に観てほしいアクション映画です!!
P.S.
観終わった後、きっと“気功”を習いたくなるはず!笑
ここ10年の香港映画で最高の出来
すんげー楽しい!
ここ10年の香港映画で、最も心動かされました。
ルイス・クー、サモ・ハンらレジェンド世代と、若手実力派たちの織りなす、スーパーアクションと友情の物語に痺れました。
特にあの齢であれだけ動けるサモ・ハンに驚いたなぁ。
若手たちは谷垣健治アクションが冴えわたる。
また、全編を貫く川井憲次サウンドは、ある意味『イップ・マン』シリーズを意識しつつの、更なる「心」の深みを感じさせるものでした。
観応えがすごかった。
アクションとドラマとノスタルジー
最上のアクションと映像で、絡み合うドラマとちょっとしたノスタルジーを存分に味わうことができました。香港の人ならば、より滲みるような作品かと─
この作品を一言で表すなら、任侠といったところでしょうか。シンプルな構図なので、無心で作品に没入できました。
とはいえ導入部分の字幕が速すぎて、名前とか誰と誰?っという感じになってしまいましたが、映画的にはしっかりつかめなくても大丈夫だということなのでしょう。物語的には結構重要だったりするんですがねー
勧善懲悪、弱き者が強き者に、やられど、やっつけるまで試行錯誤し悪戦苦闘、そして・・・という定番の物語づくりは、さすが香港映画といったところです。
自分にはアクションが長すぎるかなー、でもそれこそがこの作品の良さでもあるので・・・お腹いっぱいっていう感じでした。アクション以外もしっかり丁寧な感じで、エンドロールなんかも最たるもので、なかなか好感を持てる作品でした。本家で大ヒットというのも頷けます。
ひげ剃りを教える
こないだ試写会に招待して頂きました🙂
以下は、私のブログからのコピペですが、ご容赦くださると幸いです😔
香港映画らしい、アクション満載の作品でした😀
チャンを演じるのはレイモンド・ラム🙂
今作のキーマンで、ボコボコにされる場面も多いですが、金を稼ぐ気持ちは本物。
また、相手を思いやる気持ちも持っており、中盤である事件が起きた時、彼はとある行動に。
身体を張ったアクションの数々、泥臭くて良かったです💪
九龍城砦のトップ ロンギュンフォンにはルイス・クー🙂
ドニー・イェンと共演した
「導火線」
では刑事役だった彼も、貫禄ある親分をやるように。
タバコを愛し、どんな時も冷静な彼ですが、チャンのある秘密を知っています。
近接格闘に関しては作中でも相当な手練れ💪
流れるような拳法で、ほぼ敵を寄せ付けません。
そしてルイス・クーが出す雰囲気は、しっかりロンという人物に馴染んでいました🫡
大ボスを演じるのはサモ・ハン🙂
九龍城砦を狙う男で、序盤でチャンと因縁が生じます。
サモ・ハンももう70過ぎなので、アクションやらないかと一瞬思いましたが、そんなことはなかったです😳
こういってはなんですが、元祖動ける肥満体として、終盤に出番がきますよ💪
他にもナイフを得意とするソイヤッ役のテレンス・ラウはアクションも華麗でハンサムでしたね🙂
大ボスの腹心ウォンガウを演じたフィリップ・ンも、挙動の小物感の割には硬気功を操る敵として、存在感を発揮🤔
サモ・ハンやジャッキーはついに70代になり、ドニーはまだ現役で頑張ってますが、ジェット・リーは甲状腺の病気をしてからアクションはほぼやらなくなりました😔
このまま香港アクションは廃れてしまうのかと思いきや、それを払拭してくれる1本です😀
香港映画ファンやアクション好きなら、きっと楽しめるはずですよ🫡
一般公開は1月17日からです🎬
香港アクションの集大成!!【95点】
夏に大ヒット中だった『九龍城寨之圍城』を香港で観てきました。これぞ '' 香港アクションの集大成 '' と言った感じで、素晴らしい完成度。ドラマパートとアクションのどちらもクオリティが高く、これでもかと楽しませてくる。
色んな香港要素を取り入れ、80年代香港を懐かしく感じることが出来るのも本作の魅力かな。役者たちの演技やアクションも凄いが、やっぱりそれらを演出している谷垣アクション監督や音楽の川井憲次といった日本人組の功績は大きいと思う。
ぜひ多くの人に観てほしい。
この映画は香港エンターテイメントの傑作。
本当におすすめ!
2024.7.14 香港 The Skyにて鑑賞
Ps.日本版タイトルとデザインは何とかならないのか…
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