トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦のレビュー・感想・評価
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そこに九龍城がある
正直前評判が良すぎて期待しすぎました。
面白いんだけど、超面白い!とはならなかった。
カンフー映画って殆ど見たことないですが、正直西部劇みたいな感じでちょっと昔のイメージがあります。
それを踏まえてなのか、前世代のおじさん達はカンフーも駆使したアクションをするのに対して、次世代は殆ど使わないのも良い対比になってました。
主人公たちと同じ次世代のラスボスは露骨に使いまくってましたが、それもカンフー(昔)を打ち倒す現代アクション、なお龍兄貴とカンフーに敬意を評して締めはカンフー、という意図を勝手に読み取れたので良かったです。
ストーリー的にも香港の移り変わりを描写してる訳ですし、そんなに間違った見方はしてないと思うけどどうなんでしょう?
宣伝にもありましたが、確かにセットがしっかりしており、生活感をヒシヒシと感じる描写も凄いと思いました。
描写されすぎてちょっと行きたくもないし、ましてや住みたくはないですね…
途中から敵キャラの方が魅力的になる
序盤は三下かと思っていた敵キャラのロン毛サングラスおじさんが、実は滅茶苦茶強くて後半は彼が主役みたいな映画になる。
「酔拳」の敵キャラをヒャッハーさせた感じの悪役で見ていて楽しい。
作品としては、前半の渋いかっこよさと後半のギャップがすごい。
イップマンシリーズをもっとファンタジー寄りにしたようなアクションが楽しめる映画。
侠気、郷愁、龍兄貴!
遅ればせながら、配信で鑑賞(入城)いたしました。
兎にも角にも、龍兄貴がカッコいい!もう、構えただけでカッコいい。昭和のスターを思わせるような、貫禄と見応え。(今なかなか日本の俳優にこういうスケール感と色気ある大人の人いない)
インド沼からトワウォにいってる映画民が多いという話も、激しく納得しました。弩アクションと侠気と、血の因縁!ちょいちょい、「いや、そうはならんやろ」と思うとこもありつつ勢いと熱量で納得させられてしまう。
若い衆4人組もそれぞれ良くて(タイプが全然被らないことに感心)、素朴な洛軍の不憫さに心揺さぶられ、信一の美形っぷりは目に楽しかったです。
洛軍の吹替が小林親弘さんだったので、ゴールデンカムイの杉元のキメ台詞「オレは不死身だ!」が出るかなとちょっと期待しましたが不死身の人多すぎ強すぎで、洛軍にはセリフ回ってこなかった(途中、お姫様抱っこだったし笑)。
とはいえ目がいくのはやっぱりルイス・クー演じる龍兄貴でした。クライマックス、若い4人だけでラスボス(コイツがもう、なんていうか…w硬直!)に立ち向かうシーンでの、巻き上げる風の演出は「兄貴もここにいるぜ」な感じで胸熱…いまはもうない九龍城砦と、確かにそこにいた人々。
熱さの余韻と美しいエンディング曲に思わず目が潤み、若いのもいいけどカッコよく歳とるのすごくいいなと思わせて頂きました。
ありがとうアニキたち!!
追記・洛軍がひたすら働くシーン(下味の順番が覚えられないw)でのBGMがSnowman(日本のグループでなく)のテーマだったのがなんか不思議な感じでした、合ってたけど。
何故マイナス評価をつけるか自分でも分からない
タイトル通りです。
アクションもカッコよく、
個々のキャラクターも立っています。
ドキドキハラハラ。これぞ香港映画!
エンターテイメント!友情!師弟関係!泣ける!
劣悪な環境なはずなのに、住んでみたいと思える
九龍城が魅力的に描かれています。
住む人達の人情。
行ったことないはずなのに、
帰りたいと思えるような場所。
これだけ惹かれる所が沢山あるこの映画。
何故か腑に落ちない。
その「何かが」をまとめられません…
自分でも分からない…
マンガっぽい表現?
「少林サッカー」「カンフーハッスル」大好きです!
たまたま迷い込んできたが、旧友の息子?
そんな事は上記の魅力的な部分でいくらでも霞むはず…
あの3人は死んだって言ってなかった?
生きてたじゃん!
それもマイナス2つける理由にはならないなぁ〜
なんでなんだろう…
「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」アクション映画として...
香港人の心の玉手箱・・・九龍城砦!!
香港がイギリスから中国に返還された(1997年1月)
その5年前に香港に行きました。
ガイドの青年は、
「これが有名な東洋一のスラム街と呼ばれる九龍城です、」
と、指し示した場所は黒っぽい小高い山に狭い住宅が、
積み木のようにアトランダムに重なっていた。
今回はその内部に潜入したドッキリカメラマンの気分です。
3ヘクタールに500棟ものバラックのビルが積み重なっている。
内部には床屋も食べ物屋も、ドラッグストアも。
生活感溢れると共に、天井に黒黒した電線がぶら下がっている。
香港返還前の貧しくても自由で活気あふれる嘗ての香港を
懐かしみ、楽しむそのエネルギーに圧倒されました。
身分証を求めて悪戦苦闘していた主人公のヤン。
役所に行って探してもらったら、香港生まれの戸籍が、
ちゃんとありましたね(笑)
親は水上生活者だったらしく、懐かしい知り合いに出会ったりする。
トニー・レオン、レスリー・チャン、アンディ・ラウ、
この辺りの香港スター以降を知らないので、難しいフルネームは
誰が誰やら・・・
床屋の親父さんが大ボス?
新旧住民が争う、やばいヤクザモンも争う。
ヤンと仲間の友情とか、よく分からなかったけれど、
ともかく圧巻のラストの20分。
アクションに次ぐアクション。
《今夜は家を出るなよ》
女たち、子供たちに言い聞かせて、
ウラボシエのお祭りの賑わいを背景に・・・ここは賑やか、
城砦内部に入るとワイヤーアクションのアクロバチックな
動き。身体能力の高さに唸りました。
1993年に九龍城砦は、取り壊されたけれど、
香港民には懐かしい、楽しかった
思い出の場所。
今よりずうっと自由だったのでしょうね。
同じアジア人でもこうも違うのかと
良くも悪くもマンガみたい
予告編を観たらどうもあんまり僕の趣味ではないっぽかったんで観に行くつもりは無かったんだが、映画館であまりにも長く上映してるんで、じゃあ観てみるかと映画館に行ってきました。
うーん、やっぱりいまいち僕の趣味じゃなかったなあ。やはり世の評判より自分の直感を信じるべきだった。なんというか確かにアクション映画だし一種のカンフー映画ではあるが、どっちかっていうとバイオレンス映画の要素が強い。原作は小説とその漫画化作品らしいが、ノリとしてはヤクザ映画とかヤンキー漫画とか殺人格闘技バトル漫画なんかに近く、キャラクター設定やストーリー展開がいかにもそれ風で台詞もこてこてにクサい。どうもそういうのが趣味ではないんだよな。
またアクションシーンではワイヤー使いまくりで、ほとんど『グリーン・デスティニー』。時代劇やファンタジーやSFなら別にいいけど、現代アクションでそれをやられるとあまりにも人間技じゃなくて、あり得なさすぎる。最後の敵は気功で体が鋼鉄のように硬くなりどんな攻撃も受け付けないという、そんなんありか?な無敵キャラだったし。アクション自体は面白いっちゃ面白いんだが、どうにも違和感が強い。ま、それも漫画的表現なんだろうが。
九龍城砦内はほぼ全編セットで野外風景も多くがCGなのは仕方ないにしても、やはり作り物感が強いし、出てくるのが男ばかりで魅力的な女性が出てこないのも面白くない。正確には1人だけ若い女優が出てはきたが出番は少なく、あとはモブ的なオバサンか子供が少々だけ。ひたすら暑苦しい男たちの暑苦しい戦いが繰り広げられる。つまらなくはないんだが、やはり僕の趣味ではない映画でした。でもこういう映画が好きな人は面白いと思う。
カンフーと九龍城
やっと観ましたYO!
カンフー映画に興味ないのでスルーしようと思ってたんですが、ずーっと上映してますよね…ずーっと(笑)
1月から始まって現在6月の終わり、さすがに気になりますよ、こんだけ上映してたら(笑)
実は、もっと前に観ようと思ったことあるんだけど、すごい混んでたんで、その時は辞退しました(笑)
今回あらためて、ロングランと人気ぶりから期待して観たんだけど、予想より面白かった♪
運命の悪戯か…ドラマチックでエモーショナルな脚本、バッキバキのカンフー、みごとなアクション、再現された九龍城。
そりゃあ人気あるはずだわ、納得しました。
脚本が良かったですよね、カンフーもカッコ良くてカンフー映画にハマりそう(笑)
タランティーノが好きそうだな…と思いながら観てました。
ソニーのテレビなど日本の家電製品、吉川晃司さんの「モニカ」のカバーや「ダンシング・ヒーロー」など、バブル時代の日本を感じさせるモノも出てきます。
「モニカ」の中国語カバーは知ってたけど、カバーしたのはレスリー・チャンらしくて調べてみて驚いた、知ってました?
九龍城は、ザ・モッズが「junk yard 九龍」って曲を演ってたり、ゲーム『バイオハザード6』に九龍城らしき舞台が出てきたり、興味あったので楽しめました。
取り壊されてしまったのが残念ですね…
まだ観てない方は、ぜひ観て下さい。
もう1回観たい♪
これぞ裏社会カンフーアクション映画!という感じ
正直香港映画は初めて見るのですが、あのジャッキーチェーンなどがやっていたバトル映画とはこういうものかぁ!と思わされる作品でした。
九龍城という不法入国者たちの住まう城(城って言って良いのか?)での人々の生活がリアルで美しい。歴史に詳しくないので本当にああいった集落があったかどうかはわからないけど、昭和の雑多な商店街のような、あの雰囲気が暖かくて楽しい。
そこにやってきた主人公が城のボスたちに不法侵入者としてボコボコにされるものの、城の住民たちにちょっと優しくしてもらったりして、結果的にそのボスたちとも仲良くなって仲間になっていく過程が王道のヤンキーものっぽくてにやにやできる。
ボスの右腕のソンヤッは初登場時から「こいつ仲間になるな……」感を醸し出していて、やっぱり仲間になる。初登場時のバイク乗り回す姿がとてもいい。顔もいい。性格もいい。良いキャラでした。
マスクマンのセイジャイは最初に主人公を助けてくれたナイスガイ。顔に傷があって顔を隠してるという設定なのだけど、別に顔は化け物ではなかった。ある意味この人が一番不憫な気がする。
主人公が世話になる城のボスは病気を患っていて、余命いくばくもないのでソンヤッに後を任せようと思っている……その前にそのふかしているタバコを止めた方がいいぞ……と作中10回は思いました。
ストーリーとしては、主人公はボスの昔のライバルが彼に託した息子で、その息子はボスの親友の仇の息子だった……という超絶ドロドロ人間関係で、それがきっかけで争いが勃発し、密かに九龍城の乗っ取りを計画していた三下(にしか見えない)一味に乗っ取られるも、その一味の中で密かに成り上がろうとしたヒャッハー系に更に乗っ取られて……といった具合に目まぐるしく変わる。
そこに挟まれるワイヤーアクション多数のダイナミックアクションは莫大な予算で作られる香港映画ならではで、これは今の日本の特撮には中々出せない迫力だと思います。
個人的に、三下一味のヒャッハーがラスボス(めちゃくちゃ強い)だったのが衝撃で、気を操って鋼鉄のような固さになるとかいうドラゴンボール(無印)みたいなめちゃくちゃをやり始めて笑いました。
ラスボスがチート
最高だよ!ありがとう!
唐突に始まる九龍城砦での大乱闘。
激しく戦われる様に圧倒されながらもその舞台の九龍城砦の様相が素晴らしく、こんな過去の戦いなんてダイジェストで観とけや!って勢いにガツンと乱暴に引き寄せる始まり。
もう私の心はドキドキのバクバクですよ。
画面切り替わって今度は賭けバトルが始まるし。
その後の逃走劇、2階建のバスでバトル!
素晴らしい九龍城砦に入るとバイクでイケメンがきた!
殴る蹴る、鉄パイプにナイフ、高所からの落下に壁走を走るわめり込むわの大乱闘。
もうなんでもアリだわ。
この懐かしいカンフー映画がすでに愛おしい。
80年代の懐かしい光景、九龍城砦で生活している人々の生活感と取り巻く空気感。それを守る兄貴。
床屋のおっさんが1番強いとか設定がとんでもない。
義理と人情、友情、強い大人と強い若者。極悪人と裏切り。そしてラスボスが強ければ強いほど得られる爽快感とカタルシス。全ての熱さと激しさが私の琴線を乱打してくる。
仲間同士で争う辛さを理解した上で裏切り、復讐そんなものは次の世代には継がせない様にする兄貴が熱かった。扉を腕で塞ぐ所は泣くしかなかった。
ロッグワンを助ける為にボロボロになりながら戦う3人の友。通りにトロッコを押し出し見届けた後、また背中を向けて戦いに身を投じる。
ロッグワンも九龍城砦に居座ってそこまで経っていないのよね。死なせた女の為にお仕置きをしようと居合した4人。悪を見過ごせない正義の魂は引き合う。
揉め事は起こすなとのお達しを守ってみんな仮面をつけていたのには笑った。なんだその仮面。
4人集まると麻雀だ!そうね。楽しいよね。
1人で転々としていた彼には本当に嬉しかったのだろう。部屋をもらえて、働き、皆でテレビを見て笑ったりと。
この狭く広いこの場所は彼の初めての家で初めての家族となる。
その家族達が命懸けで守ってくれた命。
彼は再び帰ってくる。香港で産まれたと胸を張れてよかったね…
ここで傷癒えぬ3人の友が何も言わず肩を抱く…
若者達絆が熱くてまた涙が出るよ。
狼煙のように上がる凧。
自由な凧のような次世代の若者達は最後の戦いを始める。
裏盆で舞台が豪華で華やか。その隙間を縫うように戦い続ける4人。
気功ってすごいのね…と思いながら視聴。そこで飛び道具はズルい!4人対1人でもなかなかつかない決着。
落ちるロッグワンに大きく風が吹き、凧の様にふわりと飛び上がる。
長い戦いの終わり、また平和が訪れ生き生きと働き生活を始める住人達。飴を包み、靴を作り、餅をつくり、共にテレビを観る日々、家族の日常。
そんな家族を守ってきた大人達、そしてそれを正しく継ぎ守る青年達。
破裂するほど心臓をドラムするバトル、独特のお笑い、お涙ポイントも多く散々泣かされた。
バトルもファンタジーな所もあるし、あっちでもこっちでもと、とにかく強いヤツしかいないインフレ的な感じもあるけど、この作品は細けぇことはいいから観とけ!みたいな勢いと圧がすごいのでおとなしく手放しで楽しんだ。
血湧き肉躍るカンフー映画最高だなと改めて思い知らされた作品。
頭が残念なので名前が覚えられなかったよ…
アナログ描写と新技術の融合に涙
還暦前夜の僕とZ世代女子の会話
もうすぐ還暦である。ビジネススキルの育成に関わる仕事をしてきた。そして近頃、何か今までの前提がガラリと変わる予感がある。「静かな退職」現象とか、出世よりやりがいと意味だとか。Z世代と呼ばれる若者たちから、地殻変動のような価値の転換が起きているのを感じる。
日本の企業経営者や管理職にはたまったものではないだろうけれど、僕はこの変化を、おおむね好意的に受け止めている。
もちろん、危うさがないわけではない。Z世代には、自殺願望の強さや幸福への諦めといった傾向も見られる。昭和世代からすれば、暴力や公害は減り、携帯もあり、良い時代になったはずなのに——。
とはいえ、Z世代を知ることは、これからの世界を知ることだと思っている。何より楽しい。たまたまでも彼らが話しかけてくれたら、僕はできる限り一生懸命、耳を傾けて話すようにしている(話しかけるのは、今や何かのハラスメントになりそうだから…)。
そんな彼らの一人、会社の後輩の優秀で穏やかなZ世代の女子が「最近ハマった映画」として教えてくれたのが、この『トワイライト・ウォリアーズ』だった。
違和感しかない——。
80年代の返還前の香港が舞台、カンフーアクションの復活。これは、どう考えても僕たち「還暦おじさん世代」のものではないか?
実際、返還前に一度だけ訪れた香港は、猥雑で小汚く、そしてエネルギーに満ちていた。九龍のビルすれすれに着陸する飛行機は、怖かったが記憶に残っている。この映画の舞台である九龍城も、憧れながらも恐れて訪れられなかった場所だった。
だからテンションは上がった。しかし——
上野の映画館、公開から4ヶ月が経った夜の回で、観客の8割が女子、それもZ世代らしき若い子か多かった。なぜ? その謎を探りながら、映画を観始めた。
映画はヤクザ映画のような抗争と暴力の群像劇。誰が主役かも分かりにくい。理不尽に扱われた男が逃げ込んだ九龍城でもまた酷い目に遭う。Z世代が共感する要素など、どこにも見当たらない。もしかして彼らはホワイト化した現代で理不尽に憧れてるのか…。そんなわけない。
物語が進むにつれ、変化していく。
理不尽のなかでも男は九龍城の隙間でなんとか生き延び、少しずつ受け入れられていく。そこには血のつながりも利益もない。ただ一緒に生きるということの中で育まれる絆があった。
映画の中で、みんなで1つのテレビを見て笑う場面が2回出てくる。これは象徴的だと思った。コミュ力とか、チームビルディングとか、そういうものではない。ただ隣にいる人と話すわけでもなく、一つとものを見て、一緒に笑っている。それだけのことが、なぜこんなにも尊く見えるのだろう。
現代の企業社会では、「成果と効率」を前提にした共同体が支配している。親分(上司)は短期成果を背負い、リーダーの仮面を被って部下を追い立てる。対話や傾聴の試みは進んでいるが、それは同時に「しゃべる努力」を求めるもので、しんどいのだ。
それにそのテクニックを成果のために使う人は正直多い。仮面を被っているから、良き人格が育ちにくく、企業的な人格に乗っ取られてしまうのだ。
一方、この映画で描かれる共同体には、しゃべらなくてもいい、役割がなくてもいられる、ただ「一緒にいてもいい」という場がある。
それは結婚や地縁や会社からは抜け落ちた、新しい“受容の形”かもしれない。
僕はずっと、そういう共同体の不自由さから距離を取ろうとしてきたけれど、この映画には心から感動した。みんなで一つのテレビを見たいな、と、思った。
最後に——
この映画は、庵野秀明が『シン・エヴァンゲリオン』で描いた救済の形にも似ている。初期のエヴァが描いたのは「溶け合い」という退行だったが、シンでは「自立した者同士の緩やかなつながり」が描かれた。
『トワイライト・ウォリアーズ』もまた、カンフー映画の形式を借りた、“自立と受容”のユートピアの試みだ。
繰り返し観るZ世代女子たちは「こうあって欲しい世界の幻影」を見ているのかもしれない。
やっぱり何かが変わろうとしている。そんな兆しを感じた映画だった。
香港、久々に行ってみるか、。
香港映画ってこんなに面白いんだ!ってことを教えてもらいました。
九龍城砦は清朝時代から軍事要塞として始まったが英国統治後も管轄が曖昧で法が及ばない無秩序な地になり、上下に積み重なるような違法建築で増殖し5万人もの人々が暮らす独特のコミュニティが形成されていったとのことである。
映画は圧倒的なアクションシーンが満載で皆んな人間離れした動きをするし、どんなところに激突しようが死なないし、気功とやらで刃物も刺さらない超人もいるのでハラハラドキドキしながら決闘シーンを楽しめるとこがとにかく素晴らしい。だがこの物語を分厚くさせるのは登場人物たちの人間模様(皆んなカッコいい)とそこで暮らす人々の生活の息づかいの描き方がとってもいいのです。ラストシーン4人の若者がトタン屋根にたち(落ちそうなんだけど)これからの香港とこの地も変わっていくことを話すとこなんかグッときてしまいます。
アクション監督が谷垣健治で音楽が川井憲次で重要なスタッフに日本人が入ってるのが嬉しい。荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」や吉川晃司「モニカ」が流れてたが当時は空前の日本カバーブームだったかららしい。
あと、なんとソイ・チェン監督は続編と前日譚の両方を同時に進行中と言っています。前日譚は1950年代の九龍城砦の変化の過程を描き続編は九龍城砦なき後を描くとのことである。
楽しみでしかないです。
先日、香港に行ってた友人に、どんどん中国化してるじゃないか?と聞いたら「香港は香港のいいところを守り活力がある」と言っていた。
香港、久々に行ってみるか、。
サンクス!サンクス!サンクス!硬直!
登場人物みんな普通に30回は死んでると思うのだが、そんなことを考えさせないくらい目まぐるしい格闘アクション、魔窟のような九龍城の構造を活かし上下左右前後斜めへ動きまくる格闘シーンは香港カンフー映画ならではの楽しさ。マッドマックス怒りのデスロード的劇伴も盛り上がるし、サモハンはじめジジイがみんな強いのもいい。ラスボスがまさかコイツ?という驚きもあった。なお、ロン兄貴は肺病患ってるのにタバコ喫いすぎで、もう少し健康に気を遣うべき。
80年代、入ったら生きて帰れないと日本でも言われていた九龍城、阿片窟みたいな場所だと思っていたが、普通に暮らしてる人々がいた超巨大な長屋だったことに驚く。そんな九龍城はもうなく、カリーナや117クーペが走っていた香港そのものが今はまったく違う都市になってしまったのが悲しい…。
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