名もなき者 A COMPLETE UNKNOWNのレビュー・感想・評価
全384件中、281~300件目を表示
⭐︎4.1 / 5.0
3月1日(土) @映画館
名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN
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これは凄い!シャラメが凄い!劇中の8割程が歌だしw音楽映画でこの完成度は未見のレベル!でもストーリーがな〜🙄惜しい
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どんな気持ちだい?
ディランは自身の生い立ちについてはデタラメばかりだと何かで読んだ記憶が有ります。そのためか、彼のルーツは全く分かりません。(笑)
あの頃のディランはスルメ曲が多いと思っています。日本人なので歌詞は訳詞以上の奥深い部分ほぼ理解出来ていませんが、映画に出てきたあのシーンでのあの曲、感服いたしました。悲しきベイブは観ていて心が痛くなりました。
まだまだ健在なディラン御大、ネバーエンディングツアーやブートレグシリーズのように、映画も続編が次々と製作されるのを楽しみにしてます♪
私も自分に正直に
続くレジェンド・ミュージシャンの伝記映画。
今後もマイケル・ジャクソンやビートルズ(メンバー一人一人を一本ずつ計4本同時製作するという…!)が“公演”を待機する中、本作で半生と歌声を披露したのは、ボブ・ディラン。
…と言っても、名前は勿論聞いた事はあるし、映画繋がりで『ワンダー・ボーイズ』でアカデミー主題歌賞を受賞した事、ミュージシャンとして初めてノーベル文学賞を受賞した事も知っているが…、それくらい。
音楽史に名を刻むシンガーソングライター。あのジョン・レノンも心酔…と言うか、同世代なのに驚き。
半世紀以上も第一線で活躍。数々の名曲を世に出したが、代表曲やどんなミュージシャンだったかも知らないレベル。毎度毎度の事ながら、私ゃ音楽には疎く…。
そんな音楽に疎い者でも見れるのか?…と、鑑賞前一抹の不安。
鑑賞の理由は言うまでもない。
昨年末アメリカで公開されるや、スマッシュヒット。元々注目作だったが、一気に支持を上げ、アカデミー賞で大健闘の8部門ノミネート。
目下、主演男優賞が有力。ボブ・ディランを演じるのは、今旬のティモシー・シャラメ。
彼の成りきりパフォーマンスが前々から話題を呼んでいたが、評判違わずの大絶賛。人気も実力もキャリアも超絶好調のティモシーに、新たな代表作とオスカーが…? 間もなく発表!
つまりはボブ・ディラン云々より、オスカーノミネート作(地元の映画館で上映される本年度のオスカーノミネート作は本作と『ウィキッド』だけ)やティモシーの名演を見ておこうと。
鑑賞の動機は『ボヘミアン・ラプソディ』や『エルヴィス』と対して変わりない。
主演俳優の音楽パフォーマンス。
ラミ・マレックやオースティン・バトラーの憑依レベルの熱演やパフォーマンスも見事だったが、ティモシーはちょっと違う。
彼の持ち味である繊細な表現や内面演技で体現。
歌もギターも吹き替えナシ。劇中40曲も披露…!
憑依というより一体化した名演は、陶酔させられるほど。
いつも新たな魅力を見せてくれるティモシー・シャラメに感嘆の声しかない。
若きボブ・ディランに影響を与えるシンガーに扮したエドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロらも極上アンサンブルと見事なパフォーマンス。
幅広いジャンルを手掛ける現ハリウッドきっての職人監督、ジェームズ・マンゴールド。思えば新鋭だった彼が一躍飛躍したのもミュージシャン伝記映画『ウォーク・ザ・ライン』だった。
ボブ・ディランの長い音楽人生を振り返るのではなく、まだ無名だった若き頃にフォーカス。1960年代、ほとんど裸一貫でNYにやって来て、憧れのミュージシャンたちや様々な音楽との出会い、荒波のような時代と向き合い、気鋭のミュージシャンとして成功していく傍ら、自身のスタイルに葛藤…。ボブ・ディランにとっても最も重要シーンと言われる若き日の5年間。
音楽映画というより地に足付いた人間ドラマ。
ならば音楽に疎くともボブ・ディランをよく知らなくとも、無名の若者のサクセス・ストーリーとして見れると思ったら…。
臨場感あるライヴシーンは多々織り込まれているが、話自体は淡々と進む。
監督やティモシーやボブ・ディランそのもののスタイルには合っているのだろうが…、『ボヘミアン・ラプソディ』や『エルヴィス』と比べると長く、少々退屈に感じてしまった。
結局の所、何を見せたかったのかも今一つ分からなかった。
フォークシンガーとして人気になるが、決め付けられたスタイルに悩む。当時、不良の音楽と言われていたロック。触発され、1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルで、フォークを望む観客を裏切り、ロックを披露…というファンの間では伝説級のエピソード。
これがクライマックスでもあるが、カタルシスにも欠けた。
後にノーベル賞を受賞するからもっと崇高な人物かと思いきや、二股したり、反逆児だったり。
リアルな面に迫ったのは悪くないんだけど…。
アカデミー賞ノミネート、ティモシー人気、見た人からもすこぶる高評価。
が、正直、私には合わなかったかな…。絶賛レビューの中で言いづらいが…。
映画としても『ボヘミアン・ラプソディ』や『エルヴィス』の方が好みで、ミュージシャンとしてもクィーンやエルヴィス・プレスリーの方が聞き惹かれるものがあり、そもそもただ私がボブ・ディランの事をほとんど知らず、ピンと来なかっただけかもしれない。
ファンの方々には大変申し訳ないが。これが私の正直な感想です。
天才は裏切る、天才の孤独
俺は聴きたい、 奴らの絨毯に泥を塗ってこい
音楽好きなら一見(一聴?)の価値あり
風に吹かれて~LIKE A ROLLING STONE
好き嫌いは別として音楽好きならボブ・ディランの映画なら観ておかないと思い、公開2日目に早速鑑賞。
ニューヨークへ訪れてから成功しエレキに変わっていくところまでの60年前の興味深いエピソード。
全体的な構成が簡単で分かりやすく見やすいので、気負いせずリラックスして見れたのがポイントで、意外とこれが2時間を超えてくると結構大事。
デビュー当時とブレイクし変化していく表情の変化が使い分けていて、リアルなボブ・ディランがそこに居そうな良い演技のティモシー・シャラメ。そしてさらに良かったのが、暫くヒットした感じがなかったエドワード・ノートン。大人らしい渋めの演技だったり、感情むき出しになったりと助演男優賞ノミネート納得の存在感。
エル・ファニングも支え続ける女性の辛さと自分の存在価値を清々しく演じていて印象◎。
時は1965年、ブリティッシュ・インヴェイジョンがアメリカに押し寄せているのが伺え、表現者としての新しい挑戦に苦悩しているボブ・ディランをわかりやすく作り上げられている秀作だった。
そこにディランがいる
マイクは誰なの?
ロック好きとしては必見の映画だと思います。
ディランは聞いてたけど、あらためてこんなにたくさん名曲を書いていたのだなと感心しました。
ストーリーについては、ボヘミアンラプソディ同様脚色演出はあるのでしょうけれど、非凡なフォーク歌手からロックンローラーとして殻を破っていく様が描かれています。
ストーリーはそれが全てです。
ボヘミアンの時みたいに史実と違うとかの野暮な批判はやめましょう。映画なんですから、観て面白いようにしないとね。
ディランがジョンレノンやジミヘンドリクスなど多くのミュージシャンに神格化された理由は、例えばピーターポールアンドマリーや、それこそピートシーガーのような健全、真っ白な音楽性でなく、ロバートジョンソンにも負けないブルースの様なスタンダード性を持つ楽曲の数々と、その歌詞とロックな佇まいだったと思います。
ソニーテリーとブラウニーマギーとの共演シーンや、「ブラインドウィリーマクテル」の名前や、ブッカホワイトのfixing to dieが初レコーディングシーンに採用されていたり(そもそもそのデビュー作はブルースだらけなのです)、ブルース歌手との演奏シーンがあるように、ディランの本質はウディガスリーを基礎としていますが、レッドベリーや黒人のブルース、そしてリトルリチャードやチャックベリーのロックンロールがあることに気づかせてくれます。
フォークという枠にとどまれなかった姿を見事に描いています。原作のタイトルが「ディラン、エレキに行く!」ですからね。
反社会、不良なディランは当時の若者にはエルビス並みの人気を獲得して当然です。そう言えば、エルビスの映画も黒人音楽が多く取り上げられてました。
そして、ギター一本で自分の気持ちを歌って音楽になるのだというスタイル、特に「フリーホイーリング」は、音楽をさして知らない勘違いした日本の若者達に影響を与え、日本にもフォークブームを引き起こします。まあ、そのほとんどは私は嫌いなのですけども。音楽的な深みが全く無いのが日本のフォークなので。
だって、ご覧のように、ディランはブルースやジャズや、ロックンロールやカントリーを良く知ってます。
さて、私はポールバターフィールドブルースバンドのマイクブルームフィールドのギタープレイ目当てで「追憶のハイウェイ61」でディランを聴いた人間なのですが、
「マイクを呼べ」とか、「マイクのギターは最高だ」と言うセリフが聞けるのに、マイクブルームフィールド役の俳優さんはセリフすらなく、全く注目されません。(笑)
誰なの?
「ボブにギターを教えてやろうと思った」とマイクはインタビューで言ってたぐらいなのに…
アルクーパーでも、弾いたことのないオルガンの前に座って見事な演奏をしたエピソードは描かれているのだから、ディランが共演を望んだマイクもあともう少し存在感出してくれても良かったのになー。
フォークにとどまった人たちは、今は過去の思い出になりましたが、ディランは今なお現役です。
あと、ギターの音の取り方が上手い!アコースティックギター全編いい音で鳴ってます。
映画としての出来はいいので、そんなマイクへの個人的な趣味のため、星半分減とさせていただきます。
孤独なロック詩人
息をするように音楽が生まれていく
俳優の役として、実在の人物でさらにミュージシャンを演ずると言うことがどれほど難しいことか素人が想像できる範疇を超えてきたシャラメの演技にまずは大喝采。
5年半の年月をギター、ハープ、歌に費やしたといえど
誰もが聞いたことのあるあの声で歌うというのは感服。
ジョーン役のモニカもそれまで歌も楽器も未経験だったとは実際のジョーンの歌声は知識不足で知らないのですが
映画のジョーンの声はとても美しいです。
ボブがウッディガスリーに会いにヒッチハイクで上京するところから物語は始まるが、それ以降5年ほどの自伝的映画の中で彼の生い立ちや家族についてほぼ語られることはなく、ただただ、出会った人や時代から影響を受けて
息をする様に音楽と詩を生み出していく。
朝起きてすぐにギターを掴むところや、女性の部屋を訪れてコトの後にすぐに作詞を始める姿
そして、ライブの曲目も事前に考えたくないと言う姿
『今』を生きてるボブには
フォークもロックも伝統も関係なくなんの型も必要ない。
ただ進み続ける彼が時に立ち止まって
ウッディやシルビーに会いに行く姿は
過去を語らないボブが家族に会いに行くようにも見えた。
欲を言えば、ボヘミアンラプソディのように
名曲が生まれる瞬間をもっとじっくりと観たかった。
ライクアローリングストーンのオルガンの音はあんな風に唐突にいれられたのか!
と言うところは見ものだった。
ボブの爪が汚いところが映画を観て気になったが
パンフレットによると、事前にボブの事を綿密に調べたメイクさんのあえての演出だったそうで感服。
ガロ…学生街の喫茶店の歌詞に…
敢えての"完全に不明"
若き日のボブ・ディランの音楽的進化を描いた伝記映画。キューバ危機や公民権運動、ケネディ暗殺といった激動の60年代。ディランの天才的歌詞と重なって時代の空気感に圧倒される。
映画の中のディランは田舎から出たてにして天才オーラ全開。大御所にも物怖じしない。ファンにブーイングされても全くブレない。
内面や感情はあえて排除し、タイトルどおり"完全に不明"な人物として描かれている。彼が理想とするカリスマとしての自分なのか。
ティモシー・シャラメはミステリアスな魅力でディラン像を体現。吹替え無しの歌唱演奏は鳥肌モノ。
いつも煙草をくわえたクールな佇まい(あの時代だから許される。現代ならスマホ?そんなのヤダ)。
三白眼気味の眼差し。鍛えていないカラダもセクシー(フォークシンガーが体を鍛えているイメージないから役作り?)。
あんな人いたら女子は殆ど好きになると思う。
フェスの途中で帰った彼女を波止場まで一応追っかけて行ったけど、追っかけたフリ、振られたフリ。
女性に執着がないのかないフリなのか、やっぱり"完全に不明"。
全編に流れる音楽は心地良く、ディランをよく知らない人の入門書としては秀作。
あとシャラメの入門書としても。2人のそれぞれの作品をもっと知りたくなった。
個人的にはもう少し彼の出目や作詞方法、本当の人物像を描いてほしかった(本人が現役だし、タイトルと逸れちゃうからダメか‥)ので星4つで。
知らなくても大丈夫だった。
「ボブ・ディラン」名前は聞いたことあるけどよく知りませんでした。
細身で上目遣いの甘いマスク...これは女性心をくすぐるタイプ♪初期の長渕剛もこんな感じだったよねーはにかんだ顔が可愛かったー...
「風に吹かれて」は聞いたことがありました。歌詞(日本語訳)は初めて知りましたがさらに感動。
あの時代の歌には社会的メッセージが含まれてるものが多かったのかな?ボブは自由に歌ってるだけだしこれからも自由に歌いたいと思ってるから勝手に色をつけたり強制して欲しくないとラストのフェスでぶちかましていたのはカッコ良かった。いっぱい物が飛んできてたけどボブには当たらなかったww
ボブ・ディランちゃんと聞いてみようと思いました。
あと最後のフェスで数人がハンマー振り下ろしながら歌っている労働ソング?気になってしまったww
本人か!
早速待ちきれず、映画館に観に行きましたが、何しろティモシーシャラメのボブディランのなりきり度がハンパないです。
自分はビートルズファンからの流れなので本人の映像を
たくさん見ている訳ではないですが殆ど本物に感じました。ボブディランのかっこよさと魅力を見事に再現しているのではないでしょうか。音楽もティモシー本人が歌と
演奏しちゃってるのが凄い!めちゃくちゃ聴き入ってしまいました。いやー音楽っていいなぁ。天才って世界のみんなにとってかけがえのない贈り物なんだなって、
改めて思いました。そして今感じている事は
今の若い世代の人達がネガティブな理由でなく、賞賛を持って迎えられ、皆に希望を与える様な形でポジティブに、寛容に世界を良くしていけるといいなって思いました。
映画の間ずっと気持ちよく、楽しんで物語に浸りました。
ありがとう!いいもの見せてもらいました。
気になっている人はすぐ観に行く事をお勧めします。
タイトルなし(ネタバレ)
ドルビーシネマにて鑑賞
大体においてキンクスの曲が使われてる映画は良い映画が多いのだけど、この映画ももちろん色々素晴らしく今年のベスト候補なのですが、やはり問題点はユダからの"Play it fuckin' loud"からの"Like A Rolling Stone"のくだりで、実際はイギリスのロイヤル・アルバート・ホール、とブートでは有名だったけど本当はマンチェスターであった出来事なんですが、もちろんそれをアメリカのフォークフェスであったことにした方が映画としてはわかりやすくなって正解というのは分かるんですけどやはり違和感を感じてしまいますね。因みにイギリスでの演奏はバックがザ・バンドで凄まじいですので一度は聞いてみて欲しいのですが、その辺こだわってるのは心が狭いのかもしれませんが、他のことなら細けえことはいいんだよの精神になれますが、ディランのこの件はそうもいかんという思いで厳しく減点させていただきました。
aura
自分の生きてきた人生の中で何人かこう言う人物に出くわす 勿論そんなものを纏った人間にも差違はあるし、レベルの差もあろう 若い頃は嫉妬と羨望で、そして歳を取れば隠された重圧に対する同情と、一種『ざまぁ!』感も否めない
まぁ、永遠に理解出来ないのは人間同士とて同じ こういう偉人と同年代を生きているということで、感慨に耽るとしようw
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