「良かった」名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN ツネさんの映画レビュー(感想・評価)
良かった
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・追憶のハイウェイ61の録音で冒頭のオルガンが突発的な理由で入ってたことに驚いた。ギタリストのあの人はずっとオルガンだったんだろうか。ラストも良かった。フォークがアメリカにとって凄く根付いたものなんだと思った。
・冒頭とラストの声の出なくなった歌手のフレーズが印象に残ったのに、思い出せない。ありがとう。さようならみたいな別れの感じだったと思う。とても寂しい気持ちになった。
・ボブディランの才能が凄すぎて、抱えてる苦悩も自分とはかけ離れて感じられて、あまりピンと来なかった。ボブディランではなくて、全然売れないし、才能のないフォーク歌手でラストの一曲だけ響いた人が少しいたみたいな話だったら自分に近い気がするなぁとか想像していた。
・ボブディランが傍若無人に振る舞っていて落ち着いた人って勝手に思ってたのが間違ってたのがわかってよかった。
・あれだけの才能があるからこその孤独というのがあるのだろうけど、無能の孤独は金もないし僻みばかりでそこから抜け出す事からが始まりだみたいなマイナスのループの悲惨のみで、その先にいて恵まれてるのになぁとか思ってしまった。今の自分だからそう見えると思いたい。
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