「似せれば似せるほど・・・。」名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN やまちょうさんの映画レビュー(感想・評価)
似せれば似せるほど・・・。
ボブディランの半生を、ミュージックシーン満載で映画化!
ティモシーシャラメが演じるボブディランが、下手したら本人より歌唱力ある感じで歌い(笑)、そしてギターを弾くもんだからちょっと度肝を抜かれました。若き日のボブディランそのものです。なんちゃって感がまるで無いのです!他の出演するスター達も、再現度が高い・・・というよりも、演奏が本格的で皆、楽曲として素晴らしくて心躍りました。
本場アメリカ60年代フォークソングは、70年代ごろに流行った日本のそれとはちょっと違って政治的メッセージ強め、ゆえにそのファンの同調圧力も凄まじくて、ちょっと枠からハズレただけでぶん殴られちゃったりもするボブディランが哀れでしたよ。
自由に生き、ひたすら好きな音楽を追求したいボブディランと、彼を自身のテリトリーに取り込みたくても出来ずに苦悩する周囲の人々との葛藤っていうんですか・・・そんな感じのストーリーでした。
映画として凄く再現度が高かったけど、ボブディランは似せれば似せるほど遠くに離れていくような唯一無二の存在だな・・・なんて、彼のファンでもないのに偉そうなことを言ってみました(笑)。
音楽ファンはぜひ、ご鑑賞ください。
では。
歌唱力❗️なるほど 🧐 確かに あの声質 歌声 私も高校生の頃 その渋さ わからず 引きました。
いいねありがとうございました😊 80年代貸しレコード世代にはハイレベルでした。失礼します❗️
🔺え、そうなんですか!
「似せれば似せるほど・・・」、本物のディランは映像でも写真でも知らないのでよくわかりませんが、おっしゃる意味はわかる気がとってもします、同感です!
共感ありがとうございます。
アカデミー賞はかすらず気の毒でしたが、ディランらしさで除外したの?と考えると納得ですかね。ミックジャガーがプレゼンターで出て来て、ディランに言及していたのが凄かったですね。