劇場公開日 2025年4月25日

今日の空が一番好き、とまだ言えない僕はのレビュー・感想・評価

全196件中、21~40件目を表示

4.0伊東さんの喋りっぱなしの場面は凄く良かった

2025年5月30日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

カワイイ

「ナミビアの砂漠」を観てもあまりピンと来なかったので、河合優実さんの出ているこの映画は避けていたけれど、予定の合間に時間があったので観てきました。

そういう訳で、全然期待をしていなかったのですがけ、結果として目茶苦茶に良い映画でした。事前情報なしで観たのも幸いしました。

とにかく主役の萩原利久さんが良いです。
また河合さんも良かった。こういう感情を内面に一枚抑えた役の方が、この人の演技は生きると思う。「愛なのに」での素晴らしい演技を思い出しました。

主要人物の伊東蒼さん、黒崎煌代さんも良い。特に伊東さんの喋りっぱなしの長回しの場面は凄く良かった。

古田新太さん、安齊肇さんも良い味出していた。
映画館を出て、直ぐにもう一度観たくなりました。

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ねこたま

3.0まあまあ

2025年5月29日
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鑑賞方法:映画館

全体的な評価だとあんまり面白くはなかった。
大九明子監督の映画は初めて観たが関わってる作品として、安達祐実さんの「捨ててよ、安達さん」がとても素晴らしかったので残念な気持ちが強かった。
しかし、登場人物の考え方だったり好きな人への想いだったりは素晴らしかった。
TikTokにも上がってるからネタバレにはならないと思うが、さっちゃんの告白シーンはとても良かったし、悲しかった。自分もそうだから共感できたが、さっちゃんは自分に自信がなく好きな人に自分のことを知ってもらいたいとか自分のことを自分がいない時にも考えてもらいたいとか、とても切なかった。

最後のネタバレ的なところは驚きだったけど、そこからエンディングまでは退屈だったな。

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わナンバー

5.0毎日楽しい?

2025年5月29日
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鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

驚く

いや、とても面白かった。今も昔もコミュ障は存在していて、主人公の彼のように、上手く生きられないもどかしさを抱えながら日々過ごしているのだろう。無理に馴染もうとすると疲れるし、自分が削り取られる感覚に苛まれる。学生時代ってどのような仮面をつけて生きるのか試行錯誤する時期、ともいえるのかもしれない。

そんな中でも、ほんのささやかなものでも、心通わせることのできる人間と出会え過ごせたら、それだけで世界の景色は変わる。皆んなに好かれたり、皆とよい関係でいる必要なんてなくて。自分が存在を許される他者があれば、人は生きやすくなるのだな。

人を「アレ」すること、本当にふいに訪れて育っていく。「アレ」するから人生が彩られていく。「このき」な誰かを思って、軽やかな心持ちになり、時に苦しみ、色んな感情が寄せては返し、心は豊かなものに、人間として大切なものが形成されていく。さっちゃんの独白(告白)、長台詞がすごく心に響いた。静かに温めていたもの、大切にしていたものを、手放したくない、でも離れていってしまうその感覚。心がギュッとなる。許されるなら抱きしめて頭を撫でてあげたくなる、そんな感覚になった人も少なくないんじゃないかな。伊東蒼、めちゃめちゃ良かった。

そして、河合優実演じる花の二面性。その態様が真実なのかフェイクなのか、最後の最後まで釘付けだった。脚本・演出がいいのはもちろんだが、これは確かに役者として頭ひとつ抜けているんだろうと感じさせられた。

今日の空が一番好き、そう言える日があっただろうか。そして、一日一日を大切なもの、尊いものとして過ごしていけているだろうか。人の人生は巻き戻しのできない、かけがえのない日々の積み重ね。上手く言えなくても、伝えるべきことは伝えて、大切な人と共に過ごしていければ。

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Nori

4.0青春恋愛映画の秀作

2025年5月28日
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鑑賞方法:映画館

ずっとスルーしていたが、レヴューの評価が良いので、鑑賞。
なるほど、青春時代の恋の、ときめき、とまどい、落胆などの感情がうまく表現されていた。特に、伊東蒼が告白するシーンが圧巻で、こちらの胸まで熱くなった。
セレンデピティとは言いながら、都合よすぎる偶然は、いただけなかったが。

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ファランドル

4.5青春・恋愛だけではなかった

2025年5月25日
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鑑賞方法:映画館

ポスターの印象を大きく裏切る、重いが心地いい作品だった
ロケ地に最も近い大阪梅田の劇場には、ロケ地マップが飾られ、また関大は大阪では規模も大きい大学なので、観客の多くは現役の学生・卒業生の印象
大学生の持つ不安、勉強もそうだけど、人間とのつきあい方、家族に対する思い、友だち作り、恋愛へのあこがれ、そしてバイトなどの新たな人間関係、自分が通り抜けてて来た時代だけに、出てくる一人ひとりの学生のキャラクターに共感した  不器用さと積極性、そんな自分への嫌悪や葛藤も懐かしく思えた   メインの3人の俳優さんの演技に唸りました
(5月24日 テアトル梅田にて鑑賞)

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chikuhou

3.5常にジャルジャル福徳の顔が浮かんで、台詞回し等しんどかった

2025年5月25日
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鑑賞方法:映画館

常にジャルジャル福徳の顔が浮かんで、台詞回し等しんどかった

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あすきち

4.5明日の空が良くなりますように

2025年5月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

青春映画でもあり、人間の感情の揺れが存分に組み込まれていた作品でした。

自意識過剰な小西、お団子頭で自分の心を見せない桜田。小西の銭湯のバイト仲間のさっちゃん。
青春の1ページの抒情詩としてストーリーは進行するも、大人でもあり得る、胸に刺さるシーンが随所にありました。

同じ様な価値観の小西と桜田。
偶然の様な運命の出会い。
2人の距離は次第に近くなるものの、突然起こった出来事。桜田とすれ違う小西は多分、青春特有の妄想を描いたのだろうと思う。
桜田の突然の態度の豹変を想像するのは、不器用な性格故のもの。そうだと思いたい。

さっちゃんの小西への告白は、好きなのに振り向いてはくれない。仲が良いのに気持ちは届かない。儚さのなかで揺れ動く心情を見事に表現してました。誰しも経験がある、どうにもならないけどかなわない。儚さとその心情に胸を打つ。
そしてその告白は、今日の空より明日の空への希望を持った、さっちゃんの今までの自分へのケジメと、明日の希望への勇気の一歩だろう。

俳優陣は萩原利久、河合優実、伊藤蒼
素晴らしいお芝居でした。
連休前に観る事が出来ず、一度はもういいかなぁと思った作品。
もう一度、鑑賞が巡ってきたのは巡り合わせだったかもしれません。
明日の空が良くなりますように。

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makoto

3.5作られた感…。

2025年5月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

知的

雰囲気は学生、青春映画。でも、鼻につくところ満載。この監督さんも自分で脚本書かないほうが良いタイプだね。いろんな描写の強引さが冷静に判断できてない。こういうのはプロデューサー指摘しないといけないんだけど…。いちいち冷める。多分、役者さんも現場で分かってるレベルだと思うけどな。
雰囲気だけ味わいたいならオススメします。

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indiana

4.0ジャルジャルのコントと同じだよね…

2025年5月22日
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鑑賞方法:映画館

ジャルジャルのコントと基本的に同じ構造になっている。

早とちり、思いこみ、優しくて、繊細で、ちょっとめんどくさくて、ちょっと臆病、ちょっとずれてる、そんな人びとが織りなす笑いがジャルジャルのコント。

やっぱり、自分の目と耳で、ちゃんと確認しなきゃダメだよね。

花が小西を馬鹿にしたように言う場面は、ただの小西の想像に過ぎないよね。

肝心なところを、憶測や想像で埋めてしまうから、今回のような悲劇?いやいや喜劇になってしまうのだよ。

さっちゃんも、花も、小西も、堰をきったようにしゃべるしゃべる。超長台詞。くどくさえ感じてしまったし、違和感がどうしても拭えなかった。

貯めにためたものを一気に吐き出すというのは、あまりよくないとおもうのだよね。

でも、よくないことだから、コントとしても、シリアスな作品としても面白いのだけどね。

なんか、引っかかるのだよね。すっきりしないというか。大丈夫じゃないよねあの二人。

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うさぎさん

4.5今の時代と少々の未来を担う3人

2025年5月22日
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鑑賞方法:映画館

ドキドキ

物語自体は有り触れたものである。既視感たっぷりで辟易しそうな大学生の話だ。長いタイトルの創作物って大抵そうなんだよなという、ネガティブな印象は抱いていた。
が、「マドリ」以降、作品を重ねるごとに確実に自らの世界を広げてきた大九明子、ほんの数年前まで誰も知らなかったであろう存在なのに、当代では唯一無二の存在感を放つ河合優実。そして疑いなく「空白」「さがす」を経て本作で次代を担うトップランナーに躍り出た伊東蒼。この3人が集う映画である。物語自体が凡庸でも、映画としてはハズレであるわけがない。
見終わった途端、「う~~ん!」と唸らされた。期待値を超える見事な出来栄えだった。ストーリーとしてまたまた結局〇んでしまう伊東蒼と激昂し嘆く古田新太という、どこかで見たような(笑)構図もあったのだが、それはご愛嬌としよう。特に中盤の伊東蒼の一人語りのシーンは圧巻の極みであり、近代の日本映画史に残る名演技ではないだろうか。ちょっと褒める言葉が浮かばない。ごめんなさいをしたい。
現在のところ今年の日本映画トップクラスの感触を得ている。伊東蒼は今年の助演女優として高い評価を得る。それぐらいはわかる。彼女と、彼女を含めた3人はホンモノだ。

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ひぐまさん

4.0わかる人にはわかる世界

2025年5月22日
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キラキラ恋愛映画ではないし、情緒が複雑な感じですが、この世界観にハマる人はハマるだろうなと。私はどハマりでした。情緒の変化が繊細なつくり。
あとから勝手にふるえてろと同じ監督と知って妙に納得したり、この世界観の中で生きてる俳優女優さんたちの演技もまたすごい。

あまり深く考えずにスクリーンを見て欲しいです。
それと帰りはスピッツを聴いて雑音を消す。

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ゆう

5.0今日の空が1番好き、とまだ言えない僕は

2025年5月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

癒される

観るか観ないか迷って観ました!なんだか自分を見てるみたいで、大変映画の中に引き込まれました。涙が流れて終了後トイレで声出して泣きました。

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まりおん

4.0「博多弁、大阪弁入り混じって見所」

2025年5月19日
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知的

今年138本目。

主人公が久し振りに博多の友人と学校で会う。博多弁が気持ちいいし大阪の学校だから大阪弁もあった気が。徹の事を好きな女性が思いもかけない展開。そこからが作品の肝で一番見せたかった場面と感じました。最後15分が飛び抜けてよかったです。

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ヨッシー

2.5原作を読んでいないのに失礼と思いますが、多分原作の方がしっくり入っ...

2025年5月17日
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悲しい

難しい

原作を読んでいないのに失礼と思いますが、多分原作の方がしっくり入ってきたのかと思います。前半はしんどかった。同じ時代にさかのぼっても主人公3人に共感できることが少なかった(ごめんなさい)。

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はずれ馬券

4.5君は突然段ボールを知っているか

2025年5月17日
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鑑賞方法:映画館

今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」松岡茉優、のんと組んで傑作を残してきた大九明子監督が河合優実と組むとなったら見逃せないよねと無理して映画館に駆け込む。

”バカなヤングはとってもアクティブ それを横目で舌打ちひとつ by 電気グルーヴ「N.O.」”な生きづらい人たちの悪戦苦闘と独白という今までの大九作品のスタイルに加えて命と喪失というテーマが加わるヘビーで強烈な傑作でした。

そして、「さがす」で凄さを知っているつもりでしたが、ごめん、伊藤蒼を舐めてました。あの告白シーンはもちろん、銭湯での切ないシーンも素晴らしかったです。

あと、明らかにイスラエルの蛮行への抗議だと分かる「STOP GENOCIDE」のデモが登場します。そのデモに登場人物があるリアクションをするんだけど、そこに大九監督の立ち位置が示されていて嬉しかったな。

もうひとつだけ触れると、この映画は河合優実と突然段ボールの両方好きな方は必見です!

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ピンボール

5.0この映画に出会えてよかった

tさん
2025年5月17日
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この作品にでている俳優さん全員の演技が素晴らしかった。初めて観た時はさっちゃんの立場で観ていたけど、2回目は小西に惹かれた。自分に合う人との出会いに叫び出すほど喜んで、友達にも喋る浮かれた表情、バイト仲間の告白にはどうしていいかわからない残酷な表情、好きな人に会えなくなると、被害妄想で友達にまで八つ当たりして1人ぼっちになる時の表情、サクラが自分を覚えてくれていた事で喜びの涙を流す表情、山根に素直に謝る表情、最後の思いを伝える叫び、小西の喜怒哀楽を表情で魅せる萩原利久さんが凄い。誰もが持っている若い頃の多様な表情を見せてもらえた。何度も観たい作品です。

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t

3.0うーん

2025年5月17日
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鑑賞方法:映画館

映画関係者が揃って絶賛しているから観に行った。
個人的にはあまり刺さらなかった。全てのセリフが気持ち悪いし、最後のシーンも寒かった。
どうやら『花束みたいな恋をした』が苦手な人にはムリらしくて、まさにあの寒気だと納得。
無理な顔アップや、突然の不要な爆音も不自然で鑑賞を妨げられた。
伊東蒼さんは素晴らしかった。

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なこ

5.0生死の物語

2025年5月16日
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鑑賞方法:映画館

小西がさっちゃんの告白に全く心が動かなかったのは、花への恋心が宇宙大になってたから仕方がないことである。
さっちゃんから見れば、小西は冷酷な男に見えるが、小西から見れば自然な態度である。
小西は冷酷か、自然体か、コインの裏表である。
私は、青春に小西を体験しているからそう言える。

全体のメッセージとして、生の尊さ、死の辛さ、悲しさをこれでもかと何度も投げかけられていた。生きるとは、なんぞや、死とはなんぞや、そのことを諦観できていれば、生死に振り回されることはないのである。喜怒哀楽に振り回されることはない。常に喜であり楽である人生でしかないとなる。

俳優さん達が、生死の物語として覚悟して取り組まれたら、この映画は違った印象になったのではと思います。

もう一度、観たいた思っています。
72歳。

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ライオン

5.0河合優実さんがよかった!

2025年5月16日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

カワイイ

これまでは「愛なのに」の河合優実さんが一番好きでしたが、それに並ぶか上をいったかも。大阪人が聞いてもグッとくる大阪弁のセリフが何か所もありました。(彼女は東京の人ですよね)
大九明子監督の脚本や絵作りも、嫌に感じるところがなく、2時間余りすんなりと楽しめた邦画でした。でも、なんといっても河合優実さんの役の雰囲気を見事に表現する力量に感心しきりでした。役柄に合った人物像を勉強したり、演じ方の研究もされているのでしょうけど、やっぱり彼女の才能なんでしょうね。「友達がいなくてひとりで学食でそばを食べている関西大学の女子大生」を演じさせて彼女の右に出る者はいないと思いました。
なかなか時間が合わずに見逃してしまうかなと思っていた映画でしたが、ちょっと無理して映画館に観に行って、本当に良かったです。

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ならの月

3.5すんごく変 と思ったけど これがまさに、リアルだって 気がついたら...

yさん
2025年5月15日
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すんごく変

と思ったけど
これがまさに、リアルだって
気がついたら

気持ち悪さと
共感だった。

長いなあも変だなあも日常にあるからだ

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y
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