劇場公開日 2025年4月25日

「生死の物語」今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は ライオンさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0生死の物語

2025年5月16日
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鑑賞方法:映画館

小西がさっちゃんの告白に全く心が動かなかったのは、花への恋心が宇宙大になってたから仕方がないことである。
さっちゃんから見れば、小西は冷酷な男に見えるが、小西から見れば自然な態度である。
小西は冷酷か、自然体か、コインの裏表である。
私は、青春に小西を体験しているからそう言える。

全体のメッセージとして、生の尊さ、死の辛さ、悲しさをこれでもかと何度も投げかけられていた。生きるとは、なんぞや、死とはなんぞや、そのことを諦観できていれば、生死に振り回されることはないのである。喜怒哀楽に振り回されることはない。常に喜であり楽である人生でしかないとなる。

俳優さん達が、生死の物語として覚悟して取り組まれたら、この映画は違った印象になったのではと思います。

もう一度、観たいた思っています。
72歳。

ライオン
かつどんさんのコメント
2025年5月17日

その通りですが、設定は大学生、青春群像として、最高の演技と俳優さんでした。僕の中では、神話になりました。68歳です。愛と死を見つめて、ある愛の詩、ジェルソミーナ、シェルブールの雨傘、ティファニーで朝食を、ニューシネマパラダイスとか愛、生と死を謳った映画を思い浮かべながら、負けてない。もう8回観ました。今日、9回目の予感。

かつどん
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