FPU 若き勇者たちのレビュー・感想・評価
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FPU 若き勇者たち PKOとFPUとどう違うのか?
FPU、あれは武力行使だなぁ
自衛隊には出来ない。
中国警察隊は、皆んな刈り上げ頭が綺麗だった。
PKOのいい勉強になりました。
(^_^)
FPU 若き勇者たち
国連平和維持警察隊(UNPOL)は、国連平和維持活動(PKO)において治安維持や文民保護に貢献する警察隊です。
国連警察は主に国連加盟国から提供された警察官で構成されており、現場のニーズに合わせて、3つの種別に分かれて様々な任務を実施しています。ここでは各種別とその役割、任務、特徴等について紹介します。
(1)組織警察隊 (Formed Police Unit: FPU)
昨今の国連平和活動では、多くの警察要員がFPUの一員として活動しています。
1部隊約140名の警察要員から構成され、公共秩序の維持、国連職員及び国連関連施設の保護、その他警察能力を必要とする事案への対応を行います。
FPUの警察要員は、これらの任務に必要とされる催涙ガス弾や自動小銃を携行しています。
国内の治安維持支援が主要任務ですので、原則軍事能力を必要とするオペレーションには参加しませんが、危険度の高い地域で文民保護任務を実施することもあります。
FPUは1999年に初めてコソボと東ティモールに派遣され、暫定的な法執行や公共秩序に対する脅威への対処を担いました。
FPU 若き勇者たち
我が国は、国際平和のために、より積極的な役割を果たしていくことが必要と考え、1992年6月、国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律(国際平和協力法、PKO法)を制定し、国連を中心とした国際平和のための努力に対して、本格的な人的・物的協力を行ってきた。
この法律は、我が国の国際平和協力として「国際連合平和維持活動」への協力、「国際連携平和安全活動」への協力、「人道的な国際救援活動」への協力及び「国際的な選挙監視活動」への協力の四つの柱を定めている。また、これらの活動への協力として、要員・部隊の派遣による人的協力のほか、物品の譲渡が行えるよう「物資協力」の制度も定めている。
(^ν^)
FPU 若き勇者たち
国連平和維持活動のために組織された中国の警察部隊「FPU(Formed Police Unit)」の死闘を描き、中国で大ヒットを記録したアクション映画。
中国の組織警察隊FPUは国連から要請を受け、政府軍と反政府組織の武力紛争が激化するアフリカへ派遣される。
チームワークを重視する分隊長ユーや正義感が強い狙撃手ヤンら精鋭メンバーたちは最も危険な地域に足を踏み入れ、逃げ場をなくした人々の安全確保に尽力する。
大量虐殺やテロ攻撃、暗殺、暴動、人質事件などさまざまな困難に立ち向かい、何度も命の危険にさらされながらも、現地の人々の平和を取り戻すため、そして隊員全員が無事に帰国するために戦い続ける。
そんな彼らの前に、思わぬ運命が待ち受けていた。
テレビドラマ「陳情令」でブレイクし、映画「無名」「熱烈」などで活躍する俳優ワン・イーボーが狙撃手ヤン、
「オペレーション:レッド・シー」のホアン・ジンユーが分隊長ユーをそれぞれ熱演。
「インファナル・アフェア」シリーズの監督アンドリュー・ラウが製作総指揮に名を連ね、武術監督出身のリー・タッチウが監督を務めた。
FPU 若き勇者たち
維和防暴隊 Formed Police Unit
2024/中国
命に貴賤なし!正義に国境なし!
予備情報なしで、今週公開の新作というだけの理由で鑑賞してきました。劇場内のポスターから韓国映画かと思っていたのですが、中国映画でした。そうと知っていたら観なかったかもしれませんが、予想外におもしろかったので結果オーライです。
ストーリーは、国連からの要請でアフリカに派遣された、中国の組織警察隊FPUが、平和維持のために命懸けで任務を全うするも、政府軍と反政府組織の武力紛争が激化する現地ではなかなか受け入れられずにいる中、拘束した反政府組織のリーダーの行なった虐殺を法廷で証言しようとする村長と女性の護送の命を受け、それを妨害しようとする反政府組織との激闘が繰り広げられるというもの。
主役は中国警察ですが、どこの国の組織であっても国連の平和維持活動として参加している部隊は、こんな危険な任務をこなしているのかと思うと本当に頭が下がります。厳しい訓練を乗り越えて鍛え抜かれた精鋭たちが、平和という大義のために、家族を国に残して、何の関わりもない国のために、顔も名前も知らない人々のために、己の命を賭して任務を遂行する姿が胸を打ちます。
それなのに、現地では歓迎されず、守るべき相手から拒絶され、敵意を向けられ、あまつさえ攻撃までされます。それでも武力で反撃することなく、与えられた任務を粛々とこなすことを求められ、それを忠実に実行していきます。そんな姿だけでも熱いのに、ここに父の無念を晴らすという信念のもと無鉄砲な行動に走る警察官・楊震の成長、さらには隊長との確執と和解を織り交ぜ、ドラマ性も高めている点は見逃せません。
アクションも激しく、市街地での銃撃戦やカーチェイスなどの見どころが多く、その中で厳しい規律を徹底していく過程やそれによって培われたチームワークを感じさせる演出も好感がもて、見応えがあります。ニュースでよく見かける装甲車も、単なる頑丈な車というだけでなく、ハイテク装備を満載していることが知れたのも興味深いです。
エンドロールは、スタッフ名が流れる横で、撮影風景や未使用シーンと思われる映像を取り入れており、ここでも楽しませてもらいました。しかし、それは途中でなくなり、あとはかなりゆっくりめなスタッフロールだけで、しかもかなり長かったのはちょっと残念です。
いやはや、鑑賞後は中国へのマイナスイメージが払拭されそうで、これはプロパガンダとしては本当によくできています。自分のような単純な人間は、すぐに感化されてしまいそうです。とはいえ、中国が周辺国への進出や軍事的圧力を強め、国際摩擦を引き起こしている現状を踏まえると、本作を素直に受け入れられなくなります。劇中、隊員が「命に貴賤なし。正義に国境なし。」と発するのですが、現実の中国も、本作で描かれるFPUのような存在であってほしいと切に願います。
キャストは、ホアン・ジンユー、ワン・イーボー、チョン・チューシー、オウ・ハオら。中国俳優に疎く、誰一人知らず、しかも顔の区別がつかなかったので、序盤は没入しづらかったです。
いやどの国がゆうてんねん
2025年劇場鑑賞7本目。
エンドロール後映像無し。中国とインド映画の配給や制作会社が多くてそのロゴを出すだけで本編が始まるまで5分くらいかかることもあるのですが、エンドロールにその会社の全員の名前を入れるもんだから、普通音楽まで来たらドルビーマークが出て監督の名前が出てすぐ終わるのに、音楽のあとのロゴプラススタッフロールがまぁ長いこと。エンドロール後の映像待ちでトイレを我慢してた身としては地獄のような時間でした。しかも半分意味ない空きスペースあるし。もっとつめい!
国連の要請で紛争地域に派遣される中国の警察の話で、テロリストに虐殺されている少数民族を助けるために命がけで戦います。子供も犠牲になって憤る彼らですが、中国自体がウイグル族の女性に強制不妊手術を受けさせてそもそも子供を産ませず絶滅させようとしている恐ろしい事をしたり、寺院を破壊したり非道な行いを行っており、他国よりまず自分の国をなんとかしろと冷めた目で観てました。
国威発揚の表れがかなり強い映画ではあるものの。
今年9本目(合計1,551本目/今月(2025年1月度)9本目)。
久しぶりにどっぷり中国映画を見た気がします。
映画といっても国によってだいたいお決まりがあって、例えばフランス映画なら例の謎の旋律とともに出てくるCANAL+があったりしますが、中国映画は何と言っても妙なまでに長い最初のオープニングロール(中国映画は最初に登場人物の役などがずらずらっと出ることが多い)があったり、中国という場所柄、例の検閲済みとかというのも当然出ます。
そして映画としてもPG12だったと思いますが、かなりあっちこっちCGで合成したのかなぁ…というところが多々あります。まぁそれそのものを見せられたらPG12じゃすまないと思いますが…。かつ、国威発揚のあらわれなのか、とにかく中国を美化するような描写が多々出てくるので、そこの好き嫌いがあるかなといったところです。
ストーリーとしてはわかりやすいので、混乱を招くような展開にはなっていない点はまぁ良かったかなといったところです。どうしてもこの手のアクションといえばアメリカ映画、ついでやはり本場というべきか韓国映画が大半となりますが、中国映画のそれも良いなといったところです。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.3/字幕のないところがある)
まぁ、大半は中国語の看板などなので、多少抜けている部分があっても漢字文化圏である日本ではある程度の類推は可能なので何とかなりますが、漏れがないようにはしてほしかったです(日本だと許容されるでしょうが、漢字文化圏でない国(つまり、日本、韓国、中国、台湾、香港ほかのいくつかの国以外全部、ということ)ではかなりここで減点がきそうな気がします(海外でどういう字幕が付くかは知りませんが)。
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軍では無く警察って所がミソな気がする
正義に国境はない
もしウー・ジンが出ていたら…
政府軍と反政府組織との武力紛争が激化するアフリカへ、平和維持活動のため結成された中国の組織警察隊「Formed Police Unit」が派遣され…
チーム内に生じる複雑な人間関係を盛り込むのはドラマ的にも外せないとはいえ、本作はその点でちょっと唐突感あり(薄っぺらい恋愛描写を入れなかったのは良かったが)。とにかくこの手の作品はアクションに尽きる。本作は対人によるコレオグラフィよりも装甲車を伴った砲煙弾雨シーンに重きを置き、『アメリカン・スナイパー』っぽい狙撃手対決はご愛嬌として、ガンファイトなどにも力が入っている。とにかくちゃんと製作費をかけている点で、日本より数倍マシ。
ただ韓国同様に、今の中国圏で活躍する若手俳優には全く疎いので、申し訳ないが出演者の顔が見分けがつかなった。もしウー・ジンが出ていたらもっと感情移入できたかな…
ストーリーからは、どうしても自国民を英雄視するプロパガンダ映画と思われがち。実際その面もなくはないだろうけど、FPUは存在する上に、中国からも実際に警官を派遣している点は無視できない。多分日本からも派遣していたら東宝あたりが似たような映画を作るだろう。まあ作っても観ないと思うけど。
アクション
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