「外を知らぬ日本人には物珍しい」キノ・ライカ 小さな町の映画館 びっくら猫さんの映画レビュー(感想・評価)
外を知らぬ日本人には物珍しい
枯れ葉という映画でこの作者の作品を知り、
追いかけるようになった、にわかの感想です。
やはり、北欧の地は私には未開であるので、
映画が始まってしまうと興味をそそられました。
しかしながら、自伝的な映画だったため場面ごとに
何かが起きるわけではなく、近所の人知り合いのインタビューや、ゆっくりと流れる時間を感じる手法に退屈さを感じました。
この監督などの物凄いオタクであれば、共感し、
興奮するのではないかと思いましたが、にわかの私には知らない人たちの会話をひたすら聞かされ、大人に連れ回されている子どものような気持ちでした。
ドキュメンタリー映画だとしても、映画ならもう少しハプニングを入れてもいいのではないかなと思いました。
個人的には、年齢的なこともあるでしょうが、
マウステテュトットの歌詞の方がより現実的で好きでした。
この監督の次作があれば、そちらに期待します。
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