「とてつもない熱量だった」Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)
とてつもない熱量だった
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予告編からただならぬ映画だとは想像できていたけれど、かなりズッシリと胸にくる話だった。
東南アジアの国々は近年、めまぐるしい経済成長をする中で、未だ貧困層の人々は綱渡りの毎日。
とはいえ近頃の日本でも、自称難民や不法滞在の問題などを見かけるから、なんとも微妙な気分。
事件が起こってから、あの日じゃなかったら、あと5分アバンが早く帰っていればと、ずっとたらればがグルグル。
二人は共依存の関係なのかと思っていたけど、真実が分かった後で、アバンが声にならない声を振り絞りながら手話で想いをぶちまける場面にギュッとなった。
たった2個のゆで卵がこんなに切ないものになるとは思わなかった。
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