「兄に感じていた違和感が最後分かった。ストーリーと演技が秀逸」Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり MMMHさんの映画レビュー(感想・評価)
兄に感じていた違和感が最後分かった。ストーリーと演技が秀逸
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兄はひたむきに生きていて、むしろ弟の方がトラブルばかり一見投げやりに生きているように見える。
人間、未来に希望があるからひたむきに生きられるはず。なのに、兄の目には光が感じられない。真っ黒で、周りをじっと見つめるような目だった。
最後兄が感情をぶちまけるところで、ああなるほどなと思った。兄には未来への希望など無かったが、それでもひたむきに生きてきたのだ。そうさせていたのは兄の人格なのだろう。
子供時代の兄の目にはまだ光があったように思う。彼が希望を失ったのはいつだったのだろう。映画では語られなかった、人生のストーリーがあるのかもしれない。
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